2018年11月06日更新

熊嵐

  • 難易度:★★|
  • 人数:1人~3人|
  • プレイ時間:1~2時間(ボイスセッション)

<シナリオ全容>
 畑を荒らす鹿退治のため、山奥に入った探索者たち。彼らは探索の最中、川でおぼれる女性を助ける。ホーディという名の美女は、夫婦喧嘩をしたということだった。

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ストック

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コメント

<推奨探索者>
追跡技能、戦闘技能を持った、銃を扱える者。
ロスト率は調整できるが、可能性高め。

<シナリオ全容>
 畑を荒らす鹿退治のため、山奥に入った探索者たち。彼らは探索の最中、川でおぼれる女性を助ける。ホーディという名の美女は、夫婦喧嘩をしたということだった。
(ホーディの正体はイホウンデー、そして夫はニャルラトホテプである。ニャルラトホテプと夫婦喧嘩したイホウンデーは鹿がたくさんいる地上に降り立つも、日本の鹿たちに恐れられ一人ぼっちになる。仕方なく川で泳ぐも、久しぶりの水泳に上手くいかず、人間へと変化し、なんとか犬かきをしているところを探索者たちが発見)
 一行は休息をとるために山小屋へ。山小屋で過ごしていると、「〇〇山に熊が出現し、3人噛み殺された」というニュースが飛び込む。と同時に、鹿退治の依頼者から「人の味を知った熊が現れた。迎えに行く」と電話が。
 急いで山小屋を後にしようとすると、ドアを何かが壊そうとしている。熊であった。探索者たちは逃げ、吊り橋を超えて、依頼者のいる駐車場へ行く。するとそこには既に車の中で噛み殺された依頼者と、大きな熊が数頭いたのだった。
 熊との戦いの中、ホーディが祈る。その祈りが通じた瞬間、名状しがたき巨大な化物が現れた。化物は瞬く間に熊を殺す。そしてホーディを抱きしめ、「人の子よ、妻を案内してくれたことを感謝する」と囁き、闇に消えていく。
 探索者たちは気付くと、病院にいた。人食い熊事件の解決の陰に、神の存在がいたことを知るのは、探索者たちだけである。

<導入>
 山奥にある畑を荒らされた依頼者が、知人であり狩猟免許を持つ探索者たちに鹿退治を依頼する。探索者たちは山奥を進んで畑に来る。
<畑>
 広大な畑。何かに荒らされた様子。
 【目星】成功:鹿の足跡らしきものを見つける。大量の足跡の中に、明らかに鹿とは異なるが鹿に酷似した足跡を見つける。
 【生物学か植物学】成功:荒らされた植物は山菜で、ギョウシャニンニクなどの希少な食材であることが分かる。
 【追跡かアイディア】成功:鹿の足跡を追う。全員失敗:さんざん迷った挙句、小川へ行く。全員、耐久を1減らす。
<小川>
 足跡を追跡すると奇麗な小川がある。誰かが必死に犬かきをしているが、どんどん流されていく。
 【水泳またはDEX×5で救出】
  成功⇒無事に助けることが出来る。
  失敗⇒実は小川には足がつくとNPCが気付き、自分で川岸に上がってくる。
<NPC:ホーディ>
 金髪、碧眼の絶世の美女。白いワンピースを着ている。体中に泳いだ時についたのか、擦り傷がある。とても丁寧な、まるでお姫様の様な話方をする。
 【名前を尋ねる】名前を尋ねるとよく聞き取れない。おそらく他国の言語と分かり、「ホーディ」と聞こえる(イホウンデーがうまく聞き取れずホーディと聞こえる)。
 【何故ここにいるか】夫とケンカして、山に気晴らしに来たと答える。夫の名前は「内藤ステップ」と聞こえる(ニャルラトホテプのこと)。
 【アイディア】成功:なぜこんな時期(狩猟解禁は秋〜冬)にワンピースなのか、山なのに軽装すぎると感じる。
 【応急処置】成功:ホーディに応急処置すると、成功で感謝の口づけを得る。1d3のSAN回復。
<山道>
 ホーディを助けるとあたりは夜になろうとしている。この時間からの下山は危険だと判断する。また、ホーディは寒そうにしている。
 【アイディア】成功:近くに依頼者が「もし夜を越すなら使って良い」と言われた山小屋があると気づく。失敗:どこかに山小屋があることを思い出す。迷ってしまい、全員の耐久を1減らす。
  ⇒山小屋へ移動。

<山小屋>
 山小屋には、オープンキッチンのあるリビング、風呂、トイレ、寝室がある。まるで別荘の様な奇麗な作り。また、オープンキッチンには大きな牛肉の塊が冷蔵庫に入っている。冷蔵庫に「鹿退治おつかれさん。よかったら肉でも食べて元気出せ」と書かれたメモがある。
⇒ホーディは「私、お肉が食べられません」と困ったように話す。
 山小屋で寛いでいると、テレビのニュースが飛び込む。
*緊急速報:〇〇山(探索者たちが現在いる山)で夕方ごろ、登山者3人が動物に襲われなくなりました。おそらく熊と思われます。付近の皆さんは注意してください」
 ニュースを聞き終わると、電話がかかってくる。鹿駆除の依頼者から「君たちのいる〇〇山で熊が出た。熊は人の味を知った。危険だからすぐに逃げろ。山小屋の裏手を登ると吊り橋がある。そこを超えると、先に駐車場がある。車で迎えに行く。1時間以内に行く。すぐに来てくれ」と話を受ける。
<熊の襲撃>
 電話が終わり探索者たちが準備をしていると、ドーンと玄関から音が鳴り響く。玄関から大型動物の荒い息遣いが聞こえる。熊だとわかり、正気度ロール「成功で0、失敗で1d3」。
 山小屋から吊り橋への脱出を試みる。わなを仕掛ける、肉を玄関に置いて逃げ出す、など「熊の追撃を邪魔する手段」を取った上で吊り橋へ向かうと、安全に吊り橋に辿り着く。
<熊との戦闘>
 熊と戦闘する場合、ルールブック【黒クマ】のデータを参照のこと。ただし熊は、無限のように沸いてくる。また、2回目以降の熊の強さはルールブックのデータのおよそ2倍で調整する。
<吊り橋>
 吊り橋ではDEX×5を振る。失敗すると熊に追いつかれ戦闘となる。熊をけん制しながら吊り橋を渡り、吊り橋の破壊を試みて成功すると、熊は追うのを諦める。

<駐車場>
 駐車場につくと、車がある。目星の成功なしで近づくと、車の中に「何者かに噛み殺されたような遺体(依頼者)」を発見、正気度ロール「成功で1d3、失敗で1d6」発生。そして車の背後から熊が出てくる。
【アイディア】成功:ニュースの被害状況から、熊は複数だと思い至る。
 ホーディが「あなた……助けて」と祈る(あなた、無力な人間を助けて、という意味)。PLの人数×1d3後にニャルラトホテプが召喚される。それまで熊との戦闘を耐えれば生還となる。
◎熊との戦闘に死亡:ホーディの前で探索者たちは熊に噛み殺され、内臓を食べられる。遠のく意識の中で、ホーディの涙を見る。と同時に、なぜ彼女だけ熊に噛まれないのかと疑問に思う(彼女が神格であるからだが、死する探索者にそれを知る術はない)。
 ⇒ED1:ホーディの涙
◎熊との戦闘に耐える:<召喚>へ。

<召喚>
 熊との戦闘に耐えると、空が割れ、巨大な名状しがたき化物(ニャルラトホテプ)が現れる。ホーディが「あなた!」と叫ぶ。
 化物をみた探索者たちは正気度ロール「成功で1d10、失敗で1d100」を振る。ただしこの時、瞬間的に目をつぶれば回避できる。
 化物は瞬く間に熊を殺戮し、ホーディを抱きしめて立ち去って行く。「人の子よ、妻を案内してくれたことを感謝する」と囁きながら。
 探索者たちはあまりの光景にやがて意識を失う。次に目覚めると、探索者たちは病院にいる。人食い熊事件は山狩りもあり解決した。しかし、その解決の裏に人間の太刀打ちできない神の存在があることは、探索者だけしか知らない。
 ⇒ED2:熊嵐(クリア)

<その他のエンディング>
 ED3:神の怒り⇒何らかの方法でホーディを怒らせるとホーディが鹿となり立ち去る。探索者たちは熊に殺される。

<クリア報酬>
SAN回復:1d10
クトゥルフ神話技能に+1d3%
ホーディの寵愛:彼女にとても気に入られる(積極的に助けようとするなど)と、探索者1人だけAPP+1

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クトゥルフ神話TRPGを主に「オンセンsns」さんでやっております。 基本的には物語の中身はシリアスだけど、救いのあるものが好きです。 宜しくお願い致します。

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