2019年01月03日更新

あなたはもう死んだから

  • 難易度:★★|
  • 人数:1人~上限なし|
  • プレイ時間:2~3時間(ボイスセッション)

あなたにとある依頼人がやって来ます。その依頼人の話だと2週間前に死んだはずの男の目撃情報があるというのです。
 
【推奨技能】
目星、忍び歩き、心理学、戦闘系技能
 
【キーパーへのアドバイス】
本シナリオでは、"しました。"や"出ていきました。"などプレイヤーの行動が書いています。しかしそれをそのまま言うのではなく、プレイヤーに任せると、より面白いシナリオになります。(時間をはかるテストプレイに気付きました。修正できずすいません。)

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ストック

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コメント

依頼人

プレイヤーの家にとある依頼人がやって来ました。その人物の名は阿宮勇人(あみやゆうと)と言う人でした。まったくの初対面の人物です。阿宮はプレイヤーの家の玄関で話を始めます。「私、阿宮と申します。すいません突然、あなたの友人の同僚でしてね。(プレイヤーの名前)さんで間違いありませんか?」
「そうですか、影山来季って分かります?あなたの高校時代の友人のはずなんですけど、、、」
プレイヤーは影山来季の記憶はしっかりあります。建設業界に行くんだ!と夢をよく語っていました。とても仲がよかった友人の一人です。
「影山君が先週、新築の工事で鉄骨から落下しましてね。その事だけではどうってことなかったんですけど、そのあと鉄骨が倒れてしまい、影山君がその下敷きになってしまいました。そして病院で死亡が確認されました。」
プレイヤーはなんとも言えない悲しみと恐怖に襲われます。
──SAN値チェック→1D3
「しかし昨日、影山君の目撃情報が出てきました。最初は嘘だと思っていたのですが次々と目撃情報が出てきて11人の人間が目撃しているのです。そこで影山君の友人のあなたにお願いがあります。その影山君を見つけていただきたいのです。まだ本当に影山君と決まった訳ではありませんが、友人のあなたなら本物か分かると思いまして、、、」
その日はもう23時でした。明日から探そうとその日は寝てしまいました。

友人探し

【できること】
・目撃者を訪ねに行く
 
❬目撃者を訪ねに行く❭
目撃者を訪ねることにしたあなたは阿宮からもらった目撃者のリストをみていると、その中に影山春日と言う女性がいました。来季の家族でしょうか?
 
──アイデアロール
❲成功❳
確か来季は妹がいたはずです。年齢は影山春日と妹は一致します。確か名前が春日だったような気もします。
❲失敗❳
影山が妹の話のしていたことはありました。しかし本当に妹かどうかは分かりません。
 
〈影山春日を訪ねる〉
影山春日の住所と影山来季の住所は違いました。インターホンを押すとおばさんが元気よく出てきました。
「あら、(プレイヤーの名前)君じゃない。久しぶりね。私、来季の母よ。昔、前の家に遊びに来たでしょ」
やはり影山春日は影山の家族でしょう。明るく振る舞ってくれるように見えて、きっと来季のことが悲しくてたまらないのでしょう。
「ごめんね、お葬式呼べなくて。でなんのよう?」
家の中に入れてもらい、プレイヤーは全てを話しました。
「春日が目撃者?そんな話聞いてないけど、ちょっと春日!」
一軒家の二階から17歳位の女の子が降りて来ました。やはり来季の妹だったようです。一回こちらをまじまじと見てきます。何かに驚いているようです。そのままプレイヤーの目を見つめてこういいました。
──心理学ロール
❲成功❳
春日が何かを隠していることが分かります。それがなんだか分かりません。
❲失敗❳
何も分かりません。
「こんにちは、あの、どういったご用件でしょうか?」
春日にも全てを説明しました。
「あれは確かにお兄ちゃんでした。妹の私が言うのだから間違いありません。確かライムっていうカフェから出て来てフードを被っていました。最初は分からなかったんですけどしばらく進んだ先の図書館に入る時に横顔が見えて、それがお兄ちゃんでした。一緒に歩いていた友達もそれを見ています。追いかけて図書館に入ったけど見失ってしまいました。」
 
できることに
・ライム(カフェ)に行く
・図書館に行く
・旧、影山家に行く
が追加されました。
 
❬ライム(カフェ)に行く❭
ここは高校時代に来季とよく来た場所です。店内に入るとサングラスをかけたおじさんが「いらっしゃい」といってきます。
 
──目星ロール
❲成功❳
店内の中にはアンティークな物がたくさん飾ってあります。その中に怪しい鏡を見つけました。鏡のことを聞くと
「おとといとある女が渡してきた物だ。いらないって言ったんだけどとりあえず飾っとけって言われた。」
❲失敗❳
何も見つけられません。
 
昔から特に変わったところは見当たりません。来季のことを聞くと
「フードを被った怪しいやつが雷鳴山の方向から来たな。入ってから何も頼まず行っちまった。」
といってきます。雷鳴山とは天狗伝説が語り継がれてきた山です。昔の影山家が山の近くにありました。それ以上の情報はくれませんでした。
 
できることに
・雷鳴山に行く
が追加されました。
 
❬雷鳴山に行く❭
雷鳴山に行きましたが入山規制がかかっていました。警備員が何人もいます。おそらく入るのは無理でしょう。
 
──忍び歩きロール
❲成功❳
山の中に入ることができました。
❲失敗❳
警備員に見つかって山登りを止められます。
 
山に入ってしばらく歩くと死体が転がっていました。死体のおぞましい姿に恐怖を感じます。
──SANチェック→1D6
その死体は男の物で、顔を見ると見覚えのある顔がありました。それは自分の顔だったのです。あなたは誰かを呼ぼうとしても辺りには誰もいません。すると頭の中に声が響きます。
「前の家で待ってるよ。」
女性の声でした。
(これ以降、影山春日、ライムのマスター、図書館の受付以外から完全に認識されなくなります。)
 
❬図書館に行く❭
図書館には受付があります。そこで話を聞くと
「来ましたよ。フードを被った男の人。いつ入ったのか分かりませんけど出ていくところは見ました。占い師のところへ行きましたよ。大体来る人は覚えているんですけど、あの人だけは図書館に入った記憶がないんです。あとそのちょっと前に女の子が入って来て鏡を落として行きました。妙に急いでるようでしたよ。」
と言われます。
「あとこれ、あの人が見ていた本です。机に出しっぱなしだったんですけどもともとどこにしまってあったか分からなかったんです。」
と言い二冊の本を渡してきました。本の内容は「死後の世界」と「雷鳴山の歴史」とゆう二冊でした。
〈死後の世界〉
死後、普通の人間は輪廻の輪に入り、新たな肉体をてにする。しかしとある鏡があれば別だ。その鏡には死者の魂が反射される。その鏡の近くにいる人は皆死者の魂が見えるようになるという。かつては雷鳴山の麓で暮らしていた一族が鏡を作っていたらしいが現在は消息不明だ。
〈雷鳴山の歴史〉
雷鳴山はかつて天狗が住んでいた山だと言われています。しかし一人の天狗が人間と結婚してしまいました。その天狗は天狗の世界から追い出されて、人間も村から永久追放されてしまいました。天狗と人間の家族は山と村の間に家を作りそこで暮らしたとされています。正確な場所はわかっていませんが、山の麓だと言うことはわかっています。
 
できることに
・雷鳴山に行く
・占い師のところへ行く
が追加されました。
 
❬占い師のところへ行く❭
テントのような建物の中に入ると薄暗く、机と椅子があります。そしてしわくちゃになった婆さんがこっちを見ています。婆さんは「一つ占いをしてやろう。」と言ってきて目を瞑ります。
「覚醒者は大切な人を失い力に目覚めた。その大切な人の魂を現世にとどめておいた。しかし覚醒者はその事に気づかず大切な人の友人を殺してしまった。さらに殺された友人は殺された事に気づかず大切な人を見つけようとしている。」意味不明なことを次々言い出すので、あなたはテントを出てしまいました。
 
❬旧、影山家に行く❭
(雷鳴山、ライム、図書館の本、占い師の占いを全て見ていたら"犯人"へ移動します。)
前にきた時と変わっていません。中には特になにもありませんでした。
 

犯人

影山家があった場所に行くと、家は跡形もなく、階段だけがありました。階段の下からとてつもない悪寒を感じます。階段を下るとそこは一面コンクリートの部屋でした。その部屋の中心に一人の女性が立っていました。さらに部屋にはとても大きな鏡がかかっていました。
「あ~あ、ばれちゃった、、、私だよ、全部ね、、、」
女性がゆっくりと振り替えりこっちを見て来ました。その女性は影山春日でした。しかし彼女の髪が全て真っ赤になっていました。
「全部お兄ちゃんのためだった、、、お兄ちゃんの一番仲がいい友達を一緒に天国に送ってあげて、、、でもお兄ちゃんの魂はまだ天国へ逝ってなかった、、、」
なぜか鏡が光始めます。
「ここからは、ネタばらし。あなたも薄々気づいてるんでしょ。影山家は天狗の一族、かつて人間と天狗が結婚したため、できた一族。この場所は人間と天狗の一族の家があった場所。図書館に行ったなら分かるでしょ。そして天狗の力、魂を操る力を鏡に与えた。これが鏡を作る一族。しかし時がながれると共に天狗の血は薄れて行く。鏡を作れる者はいなくなってしまった。だけど覚醒者が現れた。婆さんの占い。覚醒者は大切な人を失い力に目覚めた。その大切な人の魂を現世にとどめておいた。しかし覚醒者はその事に気づかず大切な人の友人を殺してしまった。さらに殺された友人は殺された事に気づかず大切な人を見つけようとしている。分かるでしょ、、、あなたが友人、お兄ちゃんが大切な人、そして私が覚醒者。幽霊のあなたを普通の人が見ることができたのは、私が近くに居たときか鏡を持っている時。ライムのマスターにも鏡を渡してお兄ちゃんを探してもらうはずだったけどあなたへのヒントになっちゃうし、鏡を一つなくしてしまった。お兄ちゃんもあなたも、もう死んだから、、、二人仲良く天国に逝ってよ。」
春日の目には涙が浮かんでいた。しかし春日が目の前でどんどん大きくなって行きます。最後は黒い天狗になってしまいます。
──SANチェック→1D4
 
〈戦闘〉
敵→黒煙天狗
耐久力→30
攻撃→黒煙(40%) 1D6
   殴る(70%) 1D4
   竜巻(80%) 3ターンの間1D3
   迷い(100%) 3ターンに一度必ず使用
         黒煙天狗に1ダメージ
回避→20%
 
 
勝利→END1へ
敗北→END2へ
 

END1 全て忘れて、、、

黒煙天狗を倒すとそこには春日が横たわっていました。
「ごめんなさい。こんなの違った、、、あなたの体に魂を入れるから、、、ありがとう。」涙を流す春日の姿がだんだん眩んでいく。
 
あなたは気がつくと病院のベッドに居た。どうやら山で発見されたらしい。何か大変な事が起きた気がするが覚えていなかった。なぜかあなたは涙が止まらなかった。
 

END2 あなたはもう死んだから

黒煙天狗が最後のトドメを刺そうとした時聞き慣れた声が聞こえてきます。
「それは違うな、、、」
そこには来季が立って居ました。来季が指を鳴らすと黒煙天狗が動かなくなりました。
「覚醒者は俺だ。(プレイヤーの名前)、お前が大切な人で友人が阿宮さんだ。俺は死ぬ直前に覚醒した。そして魂を入れ換えた。俺の肉体は阿宮さんが入って阿宮さんの肉体に俺が入った。阿宮さんの魂を捕まえて自分は阿宮さんの肉体へ。そのままお前を訪ねて俺を探させる。そして春日を止めるつもりだったけどダメだった。俺がお前のところへ行く前にお前はすでに死んでいた。だから覚醒した春日の力と俺の力を使ってお前を生き返らせようとした。けど春日は今これだし、、、」
そう言って黒煙天狗を指しました。
「だから、もう肉体が火葬された俺の魂をお前の肉体に変える。だから俺はサヨナラだ。だって俺は、、、」
視界が薄れていきます。気がつくとあなたは自分の家にいました。来季はどこにもいません。どこにいっても、どれほど泣いても、とにかく叫んでも、もう来季は帰って来ません。
 
だってあなたはもう死んだから、、、

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0121yakisoba 2018年12月30日

初投稿です。プレイしていただけるだけでとても嬉しいので、クリアできたらコメントください。

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