2021年04月06日更新

インセイン『君に咲く花』

  • 難易度:★★|
  • 人数:1人~1人|
  • プレイ時間:2~3時間(テキストセッション)

とても身近な人、もしくは掛け替えのない友人。
それとも一言も言葉を交わしたことのない相手か。
関係は様々であるだろうが君には片恋の相手がいる。その想いはいまのところお相手に届く様子はない。

ある日のこと、君は不思議な鉢植えを手に入れた。
その鉢植えには、
不可思議でおかしくみょうちくりんで、しかしほのかな罪悪感とともにしあわせを感じられる
『おまけ』の存在がついていた。

はてさて
この恋の物語は、いったいどのような結末を迎えるのだろうか──

□レギュレーション□
1PL / リミット:1 / タイマン /
▼注意事項
・博打要素強
・茶番だがしぬときはしぬ
・ラブコメインセイン

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ストック

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コメント

 

□トレーラー

 
このお話の主人公、つまり『君』には片恋の相手がいる
とある日、君は不思議な鉢植えを手に入れた
 
これは『君』と
君の『想い人』との物語である
 
 
マルチジャンル・ホラーRPG インセイン 君に咲く花
 
『僕』+『?』≒『僕』+『君』
 
 
 

□レギュレーション

 
・PL:1人
 (NPCとのタイマン型)
・リミット:1サイクル
・狂気カード:4枚
・ワールドセッティング:本当は怖い現代日本 など
 
<注意事項>
・茶番だがしぬときは皆しぬ
・博打要素強
・ラブコメインセイン
   
ラノベラブコメ的な学パロができるシナリオです。どのような世界で生きてきたPCでも学パロやラブコメができます。
このため新規PCとNPCよりも、継続PCでのカップルや二人組のIFとして遊んでいただいた方が楽しめるかと思います。
 
 

□PC1ハンドアウト

 
君には片恋の相手がいる。
君の【使命】は『この恋をどうにか進展させる』ことである。
 
このHOの持ち主に秘密はない。
 
 

 

 

※これよりGM情報※
PL希望の方はお読みにならないでください。

  
  
 
 

※まず、始めに※

  
 
 
本シナリオの内容はフィクションです。
登場する人物・団体・事件・地名・名称等は実在するものとは一切関係がありません。
このシナリオは       
『マルチジャンル・ホラーRPG インセイン』
『マルチジャンル・ホラーRPG インセイン2』
『インセインシナリオ集 ブラックデイズ』
に対応するシナリオ集となっております。
  
■シナリオ利用規約
燕屋敷百々が作成、公開しているシナリオの利用規約です。
シナリオを使用する前に必ず目を通してください。 
 
▼禁止項目
・二次配布、転載行為
 本シナリオの文章・画像の( セッションに必要な最小限をのぞく) 無断転載・複製及びインターネット上へのアップロードを禁止しております。
 配布していない画像の使用は禁止といたします。
・自作発言 
 シナリオの根幹に関わらない部分の改変は自由ですが再配布、自作発言は禁止しております。
 改変した場合は必ずその旨をセッション後PL へ伝えてください。
・ネタバレ
不特定多数が閲覧可能な状況での、ログ公開、シナリオの根幹に関わる文言(セッション開始時に全PL が共通して知っている事柄以外) 等の発言を禁止しております。  
 
▼利用にあたってのお願い
・セッション開始前に全PLが知っていること(トレーラーやPCHO、レギュレーション)以外の事柄をSNSなど
 第三者の目に入る場に公開する行為はネタバレになります。
 それらを含む発言はふせったーやプライベッターなどを利用していただき、必ずワンクッション入れるようにしてください。
・NPCが登場するシナリオの場合、NPCに対するPCの感情をシナリオタイトルと共に出すことは完全なるネタバレです。
   
GMはこれらの点を留意し、PLにも共有するようにしてください。
フリーで公開しているシナリオは予告なしに削除することもあります。ご注意ください。
 
 
 
 ■使用略称一覧
 
 ・GM・ゲームマスター
 ・PL・プレイヤー
 ・PC・プレイヤーキャラクター
 ・NPC・ノンプレイヤーキャラクター
 ・CS・キャラクターシート
 ・OP・オープニングフェイズ
 ・HO・ハンドアウト
 ・メイン・メインフェイズ
 ・MS・マスターシーン
 ・CX・クライマックスフェイズ
 ・ED・エンディングフェイズ
 
 
 

□シナリオ背景

 
PCの想い人であるNPCは表向きは一般人(学生or社会人)であるが、
とある退魔師一族の息子or娘である。
ひとり息子or娘であり一族に大層可愛がられているNPCは能力も非常に優れていた。
そこへ「次期当主が育ち切る前に潰しちまおうぜ!」と敵対勢力が目を付ける。
 
と、いうトンデモ設定です。そんなアホな……と思ったらバックオーライ読んだらいかん。
 
そんなわけで。
NPCの周囲をさかさかうろつき調べに調べ「簡単にぶち倒す方法はないのかあぁ~?」とストーキングしていた敵対勢力は、
NPCへ想いを寄せるPCの存在に気付いてしまった。
「そうだ、こいつを使おう。これなら失敗しても誰も痛くないし!」彼らはPCを使った作戦を実行した。
 
OPにて物売りに扮したNPCである敵が、PCに鉢植えを押し付ける。
この鉢植えには呪術をかけられた種が植えられている。
これは持ち主-PC-の想い人-NPC-が芽を出すとともに具現化する呪いの種である。
持ち主の想いが強ければ強いほど、呪われた対象の生命力を吸い取り具現化した事象は存在感を増していく。
生命力を吸われた対象は当然、最終的には命の焔が尽きてしまうのだ。
 
君は誰と話し誰を見、"ナニ"に想いを傾けるのか。
果たして、この恋の行方は──
 
とかなんとか言っても、『リミット:1』という運ゲーが作ってみたくてやってみてしまったシナリオです。
全力でふざけていますがしぬときは皆しにます。
 
PCとNPCの関係性は
友人、幼馴染、ライバル、上司と部下、などなどGMとPLで相談してお好きに決めるといいでしょう。
しかし描写例はすべて通勤or通学で一緒になるだけの名も知らぬ関係であり、PCとNPCは学生となっています。
その他の関係の場合は改変推奨。
PC、NPCともに高校生にするとラブコメ度とラノベ感が増します。
 

■注意事項■

・本シナリオのPCには秘密、真の使命はない。
このため回想を使用する場合、その時点で獲得しているHO秘密などを用いて演出すること。
・1人用シナリオの為、【お守り】も自分に対して使用できるとする。
 
GMは上記2点をシナリオ特殊ルールとして、CS作成前にPLへ必ず伝えること。
 
 
 

■狂気カード

 :GMのすきなもの4枚
 
 

■シーン表:なし

1サイクルに対しHOがふたつある。
この為どちらのHOを選択してもいいよう描写は用意してある。
シーン表の代わりにこれらを用いてもよい。
 
 

■NPCサンプル

 
桐ケ谷 巽 (きりがや たつみ) 17才 高校生
 
生命力:OP終了時:5 メイン:4、CX:3
正気度:4 好奇心:怪異
特技:《破壊》《恋》《第六感》《民俗学》《霊魂》《魔術》
恐怖心:混沌
アビリティ
【基本攻撃】攻撃《破壊》
【 武術 】 攻撃 《破壊》
【 除霊 】 攻撃 可変
アイテム
武器×1、鎮痛剤×1
 
 
 

■エネミー

 
名もなき種
属性:怪異/植物 脅威度:3
生命力:OP終了時:4、メイン:5、CX:6
 
好奇心:情動
特技:《破壊》《愛》《痛み》《夢》
 
アビリティ
【基本攻撃】 攻 撃 《破壊》
【 誘惑 】サポート 《愛》 
【 連撃 】サポート 《破壊》 
 
 
※注意点※
NPCの本来の生命力は6点、エネミーの本来の生命力は3点である。
セッション中、時間が進むごとにエネミーはNPCの生命力を吸い取り、己の生命力に加算し力を増していく。
GMはNPC、エネミー、双方の具体的なステイタスはPLに伏せた状態で進行すること。
しかし共に行動をしている相手や調査する相手の普段との違いを、描写などでそれとなく出すと軽いヒントになるだろう。。
 
 
 

□オープニングフェイズ

 
[描写例]
  
君には片恋の相手がいる。
毎朝の通勤時、電車で見かける素敵な人だ。
日々見つめ続け、彼について知ることは少しずつ増えてはきたが。
その想いはいまのところお相手に届く様子はない。
理由は簡単。
切っ掛けを見つけられず、作ることも出来ず、君達はまだ会話もしたことがないのだ。
君はまだ彼の名前すら知らない。
けれど見つめるごとに想いは募るばかり。
そんな、ある日のこと。
 
明日もあの人に逢えるだろうか。
ぼんやりと物思いに耽る君がひとり帰路を歩いていると、
道端に座った物売りに声をかけられた。
 
 
「もし、そこの御方。えぇ、そう、あなたですよ。あなたにぴったりのイイモノがございますよ。さぁ、ご覧になってくださいな」
 
声からして老婆と思われるが、地べたに座り込んだ相手は大きな頭巾のようなものを被っていて表情がわからない。
決して清潔とは見えぬ布に広げられた品物はすべてが海外の民芸品のように見えた。欲しいものがあるとも思えない。
適当にことわって去ろう。そう、君が口を開きかけた時だった。
唯一覗く口許のみが、にたり、と笑って言った。
 
「あなた、恋をしているでしょう?そしてその恋はいまのところ成就する見込みはない。
せつないせつない片恋を、あなたはその胸に抱えている。違いますか?」

 
まさに今思い浮かべていた恋の相手について言及され、君はつい足を止めてしまった。
 
「わかります、えぇ、何も仰らずとも結構。片恋とは辛いものですねぇ」

皆まで言うなとばかりに老婆は片手で君を制し、己の脇に置いてあったものを「ずい」と差し出してきた。
それは小さな鉢植えだった。土が入っているだけで何も生えてはいない。
その鉢植えを無理やり君に持たせ、老婆は言う。

「これはそんなあなたにぴったりのモノです。どうぞお持ちになってくださいな。
明日の朝には芽が出るでしょう。
朝晩たっぷり水をやり、愛の言葉を囁いてあげてください。
きっとあなたは、ソレを気にいる……」
 
寒空の下、アスファルトへ直に置かれた陶器の鉢植えは冷えている筈なのに
手にすると何故だか、ふんわりあたたかった。不思議な鉢植えだ。
 
たった数瞬の間。
君がソレに気を取られているうちに、老婆は店仕舞いなのか並べた品を片付けその場を去っていく。
背筋の曲がったその後ろ姿は既に小さい。
  
「……お伽噺はね、最期には恋が実ると決まっているのですよ」
 
 
捨てるのもどうにも忍びなく、君はその鉢植えを持ち帰った。
言われた通りに水をやり、眠りにつく。
そして、翌朝。
 
眩しい朝の光に目をこする君が身を起こすと、ベッドの脇に『あの人』がいた。
君の想い人だ。
 
「おはよう、やっと目を覚ましてくれた。ひとりで随分寂しかったよ」
 
眩しい笑顔のその人はうっすらと透けた体を傾けて、君の顔を覗き込んでくる。
 
「なぁ、いとしい人よ。名前を教えてくれないか?
俺に君の名を呼ぶ権利をおくれ」
 
とろけるような甘い笑顔で甘い甘い言葉を吐く彼が、そっと君の頬を指先で撫でた。
透けているがその感触はまぎれもない人の肌だ。
 
 《恋》で恐怖判定
 
昨日の鉢植えのせいなのだろうか?
疑問に思い目を向ければ、鉢植えからは小さな双葉の芽が出ていた。
その淡い緑の新芽から細長く好けた糸のようなものが伸び、彼の体へと繋がっている。
 
  ※軽くRP挟む※

    ※GM情報※
 
   ▼『名もなき種』(エネミー)について
   ・新芽と繋がっている糸はさわっても感触がなく、切ることが出来ない。
    NPCの全生命力を吸い取り完全体になると、鉢植えとエネミーを繋ぐ糸は消える。
   ・朝晩の水とPCの愛をとにかく求める。
   ・『名もなき種』は聞かれたことには素直になんでも答えるが、
    NPCの名前、NPCの個人情報(退魔師であることは明かさない)などしか知らない。
   ・妄執的にPCを愛する
    鉢植えをPCが所持した瞬間から、名もなき種はPCに対する[愛情]の感情を持つ。
   ・どういう存在なのかと問われたら
   「俺は君の恋人になる為に産まれてきたんだ。愛しい人、どうか俺をずっとそばに」
    上記のように、NPCのキャラが崩壊しない程度にくさい台詞を吐きまくりとにかく愛を叫ぶ。
 
    [会話例]
   ・なぜ透けているのか?
   「君の愛がまだ足りないのさ。
   君がたくさん愛を注いでくれれば注いだ分だけ、俺は『ひと』に近づける」

   ・NPCを知っているのか?
   「知らない。ソイツはそんなに俺に似ているのか?」
 
 
   『NPCの生命力をすべて吸い尽くしたらエネミーはNPCになり替わる存在となる』
    名もなき種はこのことを理解しているが、PCには決して話さない。
 
 
 ※ある程度RPをしたら以下へ進む※
 
そうして。
よくはわからないが、兎に角も幸せな時間を過ごした君はいつものように学校へと向かう。
すると昨日と同様、NPCは君と同じ電車に乗っていた。
 
眠そうに欠伸をかみ殺す横顔を見て、やはり夢だったのだろうかと疑問を覚える。
が、しかし。
その手に、耳に、自宅へ置いてきた彼の感触が残っている。
 
【想い人】
【名もなき種】
 以上の初期ハンドアウトを公開。
 
  

□ハンドアウト 

 

■NPCHO

 
桐ケ谷 巽 (きりがや たつみ) 21才 大学生
君は平凡な日常を過ごす学生である。
 
君の【使命】は「今後もこの平和な日常を送る」ことである。
 
 
【秘密】
ショック:PC1
君はとある退魔師の一族の後継者である。
敵対勢力の者から呪いを受け、生命力が弱りつつある。
クライマックスフェイズ終了時までにこの呪いを解かなければ、
君は全生命力を失い死ぬこととなる。
 
 

■名もなき種HO
 
君はPCの為、この世に生まれてきた。
君はPCを何よりも愛している。他にはなにもいらない。
 
君の【使命】は「PCと恋人になる」ことである。
 
 
【秘密】
ショック:なし
君はPCを心から愛している。
ふたりの恋路を邪魔する者がいるならば、相手が誰であろうと容赦なく潰す。
 
君の【真の使命】は
「PCと真の恋人となり幸せな暮らしを送る」ことである。
 
 
 

□メインフェイズ

  
 
[ 描写、会話例:名もなき種を調査する場合 ](もしくは感情判定する場合)
 
帰宅すると、『彼』はずっと君のことを待っていたのか
窓辺に貼り付いて外を見ていた。
君が視界に入った途端、彼は満面に笑みを浮かべ大きく手を振ってくる。
君が自室に入ると、待ちきれないと言わんばかりの表情で彼が駆け寄ってきた。
 
「おかえり。今日も学校は楽しかったかい?」
 
うっすらと透けていた体は朝に比べて幾分かはっきりしてきたように見えた。
彼から細く伸びていた糸のようなものは彼とは逆に、うすれてきたような気がする。
鉢植えの芽は朝家を出たときよりもかなり大きくなっていた。信じられない速さで成長している。
 

[描写、会話例:NPCを調査する場合](もしくは感情判定する場合)
 
勇気を振り絞った君が初めて声をかけると、彼は足を止めて振り向いてくれた。

「ええと、誰、だったかな? 知り合いだったら悪い、名前が思い出せないんだが……
俺に何か用かい?」_
 
申し訳なさそうに苦笑する彼の肌は、いつも見ていたソレよりも血色が悪いように見えた。
 
 
   ※GM情報※
   なんとなく会話の雰囲気で秘密を話してしまった感じで処理しています。
   以下、調査成功後の描写例
 
「まいったな、内緒にしてくれるかい? このこと誰かに話すとまずいんだよ。
ふたりだけの秘密で頼むよ、な?」
 
困ったように笑んだ彼が軽く頭を下げる。

※しんじゃうの?的なツッコミを受けたら
「あー…大丈夫だいじょうぶ、俺強いし。なんとかするから、さ」
「そんなことよりも、そろそろ日が暮れるぜ?危ないから送っていくよ、家どこ?」
 
 
 
 

□クライマックスフェイズ

 

▼リミットが1の為、どちらのHOの調査を選択するかによってクライマックスの状況が変わる。

 ・【NPC】のHO調査を選択した場合
  呪いを解くためにPCのもとへ面識のあるNPCが戦闘を仕掛けに現れる。
 ・【名もなき種】のHO調査を選択した場合
  呪いを解くためにPCのもとへ面識のないNPCが戦闘を仕掛けに現れる。

  ※NPC=想い人 エネミー=名もなき種※
 
 

▼戦闘について

   
 〇NPCの行動
  ・面識のあるなしにかかわらずPCに加勢を求めることはない。
   危険なのでさがるよう、もしくは邪魔者は去れという態度。一般人を出来るだけ巻き込まないようにする。
  ・PCから攻撃を受けた場合、攻撃対象がエネミーのみではなくPCも加える。
 
 〇エネミーの行動
  ・PCの加勢を求める。
   攻撃を受ける、拒絶される、などすると傷付き涙を流す。
  ・PCの攻撃を受けても決して反撃はしない。攻撃対象はNPCのみ。
   PCに対しては回避に徹する。
 
 
[描写例、会話例:NPCのHO調査もしくは感情判定をしていた場合]
 
草木も眠る丑三つ時、ベッドへ入っていた君は小さな物音で目を覚ます。
自室内に誰かがいる。
まさか、泥棒か?
思わず身を強張らせると、音も立てずに近寄ってきていた『彼』が肩を抱いてくれた。
 
「何があっても大丈夫だよ、俺が君を守るから」
 
ひそやかな声に目を向けたとき、室内灯がつけられた。
眩しさに目を顰めると、そこには君の『想い人』がいた。
 
NPC:「君……、まさか君が?いや、そんな筈はないな。
ソイツから離れてくれ。俺はいまからソレを壊さなければならない」
 
エネミー:「危ないから、俺の後ろにいてくれ。大丈夫、こんなやつは俺が追っ払ってあげるよ」
 
そっくり同じ人物が君を気遣いながらも強く睨みあう。
意味も理由もわからないが、唯一これだけはわかる。
妙なことに巻き込まれた。そしてふたりの『彼』が醸し出す殺気は本物だ。
ふたりとも、相手を殺す気なのだろう。
 
《死》で恐怖判定
 
※恐怖判定後戦闘処理となる※
NPCとエネミーの速度は1d6で決める。
 
〇PCから攻撃を受けた際のNPC台詞例
 
「お、まえ……油断したぜ、まさか君がそっちの人間だったとはな!
そっちがその気ならこっちも遠慮しないぜ」
怒りに唇を震わせた彼が突き刺さるような視線を向けてくる。
 
 
〇PCから攻撃を受けた際のエネミー台詞例
 
「……どうして、なぜこんなことをするんだ?」
「こんなに…、こんなに好きなのに……。なぁ、あいしているんだ」
ずぶ濡れの捨て犬さながらの、悲しみに暮れた視線を『彼』が向けてくる。
潤んだ瞳はいまにも涙をこぼしてしまいそうだ。
 
 

[描写、会話例:エネミーのHO調査もしくは感情判定をしていた場合]
 
草木も眠る丑三つ時、ベッドへ入っていた君は小さな物音で目を覚ます。
自室内に誰かがいる。
まさか、泥棒か?
思わず身を強張らせると、音も立てずに近寄ってきていた『彼』が肩を抱いてくれた。
「何があっても大丈夫だよ、俺が君を守るから」
ひそやかな声に目を向けたとき、室内灯がつけられた。
眩しさに目を顰めると、そこには君の『想い人』がいた。
 
NPC:「やぁっと見つけたぜ偽物。そっちのお前はなんだ?
危ないから関係ないならどいてくれ。退かないなら仲間と見做すぜ」
片頬を歪めて嗤う彼を気にせず、『彼』はそっとやさしく微笑み
君を背後に庇うように立ち上がった。
エネミー:「危ないから、俺の後ろにいてくれ。大丈夫、こんなやつは俺が追っ払ってやるからな」
 
そっくり同じ人物が強く睨みあう。
意味も理由もわからないが、唯一これだけはわかる。
妙なことに巻き込まれた。そしてふたりの『彼』が醸し出す殺気は本物だ。
ふたりとも、相手を殺す気なのだろう。

《死》で恐怖判定
  
 
〇PCから攻撃を受けた際のNPC台詞例
「はいはい、了解、わかったオッケー。君もただの人間じゃないってことだな」
「ならば、こちらもそのつもりで行かせてもらおう」
不敵に微笑みつつも、怒りに唇を震わせた彼が突き刺さるような視線を向けてくる。

〇PCから攻撃を受けた際のNPC
「……どうして、なぜこんなことをするんだ?」
「こんなに…、こんなに好きなのに……。なぁ、あいしているんだ」
ずぶ濡れの捨て犬さながらの、悲しみに暮れた視線を『彼』が向けてくる。
潤んだ瞳はいまにも涙をこぼしてしまいそうだ。
 
 
 
 

□エンディングフェイズ

 
  ※GM情報※
 ・エネミーの生命力が0になると呪いは解ける。
 ・NPCの生命力が0になると呪いが完成し、エネミーは完全体となりPCをひたすらに愛すだけのものとなる。
  しかしエネミーは呪術でここに在る存在である。
  人間のように生き続けることはできない。鉢植えの花が散るとともにこの世から消えてしまう。
 
 

■ed_1:物語のはじまり

 
※条件:エネミーを倒しNPCと生還。
  
気付けば、カーテンの隙間から差し込む朝日に君達は照らされていた。
頽れた『彼』はまるでその光に溶けるかのように消えてしまった。
鉢植えへ目を向けてみれば、あれほど元気よく育ち始めていた植物も枯れていた。
 
「あー…、つっかれた。妙なことに巻き込んで悪かったな、すぐ帰るから……
申し訳ないけど、少しだけ休ませてくれるかい?」
どすん、と腰を下ろす気配に振り向くと、彼が明るく笑っていた。
優れなかった顔色は戻り、血色がよさそうに見える。

「ええと、そうだな……取り敢えず。
ご趣味は?から、始めようか。友達になろう、もういやかもしれないけど」
に、と笑った彼が右手を差し出す。
 
この恋はまだ、始まったばかりだ―――
 
 
 

■ed_2:恋の話

 
※条件:NPC死亡、エネミーと生還
 
気付けば、カーテンの隙間から差し込む朝日に君達は照らされていた。
頽れた彼はまるでその光に溶けるかのように消えてしまった。
鉢植えへ目を向けてみれば、いつの間にかついていた蕾が色鮮やかな花を咲かせていた。
鉢植えから伸びていた糸は消えてしまっている。
その代わりのように、どこも不思議なところもない、『彼』がそこに在った。
 
「怪我はない? どこか痛いところは? ちりょう、治療しないとっ」
君に怪我がないか隅から隅まで確認すると、『彼』はやっと肩の力を抜く。
「よかった、アイツも消えたしもう安心だな」
「なぁ、これからも何があっても君を守るから、だから……お願いだから」
「……俺の恋人になってくれよ」
 
絞り出したような声で『彼』があなたに乞う。
 
 
ぱらり、一枚花びらが散る。
この恋の行方は、君次第だ―――
 
 
 

■ed_3:人を呪わば穴二つ

 
※条件:PC死亡。PCの生命力が0になるとエネミーは絶望し自ら死亡する。
 
気付けば、カーテンの隙間から差し込む朝日に君達は照らされていた。
眩い光の中、君は倒れ伏す。
悲痛な声で名を呼ばれた気がしたが顔を上げることも出来ない。
 
「…い…じょ…ぶ、…とりでは逝かせない。お……いっしょ…」
 
何か、あたたかいものに手を包まれた気がした。
やさしい声が何かを言っているけれど、もう、何も聞けなかった。
 
 
「……くだらない。茶番に付き合わされてしまったな…」
 
深いため息を吐いて男が部屋を出ていく。
その後には、誰も言葉を発する者はいなかった―――
 
 

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インセインやCoCのシナリオを作るなどします。

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