2021年10月18日更新

▷どの 扉を 選びますか ?

  • 難易度:★★|
  • 人数:1人~3人|
  • プレイ時間:1時間(ボイスセッション)

7版の新クトゥルフのルールでできる短時間シナリオです。初心者向け。

推奨人数:1~3人
所要時間:20分〜(オンセ)
ロスト率:中
推奨:目星/聞き耳

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ストック

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コメント

【シナリオ概要】

探索者達は偶然の不運にも、クトゥルフの生贄として選ばれてしまった──というところから、この物語は始まる。
冒涜的な生物達の生贄とされるのに、理由を求めてはいけない。ただ、深きものとダゴンに偶然目をつけられてしまった探索者は、転移の呪文を通して、探索者のいた″部屋ごと″ルルイエへと繋がる深い海に沈められてしまった。

それを見ていたのが、偶然通りかかったニャルラトホテプである。特に助けたいという気は起きなかったが、中々に重なった″偶然″の機会に気が向いて、探索者にひとつ生存の道をつくってやることにした。

さあ、ニャルラトホテプの気まぐれで生まれた希望の光を、探索者達は掴み取る事ができるのか。


【導入】

とある午後の日。探索者は、自室で思い思いの時間を過ごしている。
(KP情報:複数探索者の場合、1人の探索者の家に全員が集まっている設定にしてください)

ふと、遠くで「夕方のメロディチャイム」が鳴った。
(KP情報:毎日午後5時くらいに「夕焼け小焼け」などが流れてくるアナウンスです)

★『アイデア』 →今はまだ、メロディチャイムが流れる時間ではない。

直後。
突然、強烈な眠気が探索者たちを襲う。考える暇も与えず、意識が遠のいていく。


★『聞き耳or目星』どちらか一方を選択

『聞き耳』
深い水に沈んでいくような感覚が全身を襲う
『目星』
窓に、歪な人影のようなものが映った気がする

そして、意識は深い深い闇へと沈んでいく。



──────────────────


探索者達は部屋の中で目が覚める。
どのくらい眠っていたのか、いつの間にか外が真っ暗だ。

・時計を見る→
時計の針がぐるぐると回り続けている。

・外を見る→
夜だと思っていた外の景色だが、それは違った。そこには、そもそも景色がない──真っ黒な水の中だった。
窓から見えたのは、見たことも無い不気味な魚。この部屋は紛れもなく、探索者の自室のはずだが、部屋の外に広がる光景は一体、どこなのか。
☆SANチェック→1/2
★『目星』 →ふと、暗闇の奥に何かが見えた。それは、魚のような、歪な人型のような影。ぎょろりと不気味に光る目玉と目が合って、ゾッと寒気に襲われる。
☆SANチェック→0/1

【探索】

〔調べられそうな場所〕

・本棚
・ドア
・マネキン(ドア横にある)


・本棚

★『目星』レギュラー成功
《見覚えのない冊子》がある。
開くと、
──────
3つの扉を抜けた先に、希望の光は待っている!疑い深くなることがコツだよ
──────
と書かれている。

★『目星』ハード成功
棚の隙間に《見慣れないメモ》が挟まっているのを加えて発見する。
──────
国際的標準
2:トイレ
3:家族
4:礼儀
──────
と書かれている。


・ドア

★『目星』
上部に「第1の扉」と書かれている。こんなものはなかった気がする。
どうやら開きそうだ。
★『聞き耳』
何も聞こえないことが分かる。危険は無さそうだ。


・マネキン

ドアの横に置いてある首から上だけのマネキン。こんなものは自室になかったはずだ。
・調べる→
特に何の変哲もない。
・持っていく→
可能だが、手を使う技能に-20。
(KP情報:探索者が所持している場合、今後ロスト場面に出くわした時1度だけ身代わりになる)

▷ドアにノック
特に変化はない

▷ドアを開く
探索者達がドアを開くと、突然、頭だけのマネキンが、信じられないことに喋り始めた。

「ノックは4回!ノックは4回!ノックは4回!」

そう繰り返して、マネキンは再び黙り込んだ。信じられない光景に、
☆SANチェック0/1

(KP情報:CVはお好きなものでどうぞ)
──────────────

【第2の扉】

殺風景な通路の先に、少し開けた空間がある。
奥の壁に、3~4m程の離れた間隔を開けて設置されたドアがある。左が赤で、右が青。
左のドアに看板がある。
(KP情報:ヒントになるため、ドアの間隔についての描写はしっかりしてください)

左のドア(赤)

・ドアには看板が固定されている。
看板:右向きの矢印と「ともに正解の扉だよ」という文字が書かれている。
(矢印の方向は青いドアに向いているように見える)
・鍵はかかっていない。
★『聞き耳』ハード成功
窓から聞こえたものと同じ泡音がする。

右のドア(青)

鍵はかかっていない。
★『聞き耳』ハード成功
窓から聞こえたものと同じ泡音がする。

▷ドアとドアの間を見る/ドアに『目星』

★『目星』レギュラー成功
壁の上部に小さく「第2の扉」と書かれている。

★『目星』ハード成功
★壁を調べる宣言をしてボーナスダイス+3
ドアの間の壁に、手のひら大の四角形の形をした、一部色が違う箇所がある。
・壁を叩いたり触ったりすると押せそうであることが分かる。


色が違う場所をぐっと押す(ノックは不可)と、まるでからくり仕掛けのように壁が動いて、 【緑の扉】 が現れる。

《不正解の扉》
赤/青のドア
《正解の扉》



──────────

【ドアの選択】

不正解のドアを開く

(※この時点で全てのドアは固定され、誰か1人が足を踏み入れなければ他の扉は開かなくなる)
ドアの向こうは真っ暗闇だ。スペース的に、1人ずつしか進めないようだ。
(KP:進む順番を決めさせる)
最初に進もうとした探索者の足が、突然、暗闇から出てきた巨大な腕に掴まれる。ぬめついたおぞましい腕に足を引っ張られた探索者は、あっという間に暗闇の向こうに飲み込まれていく。


▹怪物との〈STR対抗〉となる

*怪物の腕:STR100

《単独探索者の場合》
①怪物を怯ませる攻撃技能
怪物を怯ませる『攻撃技能』を行える。
※プッシュ不可能
レギュラー:ボーナスダイス +1
ハード:ボーナスダイス +2
イクストリーム:ボーナスダイス +3
→上記のボーナスダイスを、探索者のSTR対抗ロールに使用可能。

② 怪物との対抗ロール
・怪物:シークレットダイスで振る(KP)
同率成功の場合:もう一度対抗を行い、同率以上の成功だった場合は「成功」とする。
(2回目に対抗負けした場合は「失敗」)
※プッシュ不可能

《複数探索者の場合》
①足を掴まれている探索者+α
怪物を怯ませる『攻撃技能』を行える。
※プッシュ不可能
(探索者が3人の場合:足を掴まれていない他の1名が追加で攻撃を行えるが、その探索者は②に参加不可能となる)

レギュラー:ボーナスダイス+1
ハード:ボーナスダイス+2
イクストリーム:ボーナスダイス+3
→上記のボーナスダイスを、探索者のSTR対抗ロールに使用可能。
(※複数人で攻撃した場合でも、ボーナスダイスの上限は+3とする)

② ①で行動した探索者以外が怪物との対抗ロール
・怪物:シークレットダイスで振る(KP)
・探索者:対抗ロール対象が2人の場合はSTRを合算して判定
同率成功の場合:もう一度対抗を行い、同率以上の成功だった場合は「成功」とする。
(2回目に対抗負けした場合は「失敗」)
※プッシュ可能

↓↓↓

▷成功

何とか化け物の腕から飲み込まれそうな探索者を取り戻すことが出来た。しかし、もし飲み込まれていたら、どうなっていたのだろうか。恐ろしい想像が頭を過ぎる。
SAN値チェック 1/1D3

▷失敗

やがて、向こうからは「バキ、バキ……ゴリ、」という、固いものをすり潰すような音と、ぐちゃぐちゃと何かを引きちぎるような音が聞こえはじめた。

あの巨大な腕は、人間のものでは無い。そして今響くこの音の正体を、探索者は嫌でも直感してしまう。
☆SANチェック1D3/1D5
(引きずり込まれた探索者はロスト)

正解のドアを開く

向こうにあったのは、先程通ってきたものと同じ殺風景な通路。奥に続いているようだ。
・振り返って「緑のドア」を見ると、正解と書かれている。




──────────────

【第3の扉】

同じような開けた空間。奥の壁に3つのドアが並んでいる。
床にメモ用紙が落ちている。

★『目星』 →「第3の扉」と書いてある。

メモ用紙

「マナーは大切に」とだけ書かれている。
裏をめくると「ノックの回数は人類共通の常識らしいね」と書かれている。

左のドア

飾り気のない灰色のドア。鍵がかかっている。
★『聞き耳』
レギュラー:ジャーっと水を流す音が聞こえる。
ハード:トイレのようだ。
★『アイデア』
トイレのドアってこんな感じだよなあと気が付く。

真ん中のドア

あたたかみをかんじる茶色のドアだ。鍵がかかっている。
★『聞き耳』
談笑する声が聞こえる。子どもの声も混ざっている。
ハード:家族の会話だろうか。
★『アイデア』
自宅のリビングに続く扉がこんな感じだった気がする。

右のドア

上品な雰囲気が漂う白いドア。鍵がかかっている。
★『聞き耳』
特に何も聞こえない
★『アイデア』
他とは違って緊張感がある気がする。



▷ドアをノックする
ドアの鍵が外れた音がする。
(※ノックの回数に関わらずドアの鍵が外れる)

《不正解の扉》
灰色/茶色のドア
白いドアを4回ノックしなかった
《正解の扉》
白いドアを4回ノック


──────────
↓↓↓

不正解のドアを開く

(※この時点で、誰か1人が足を踏み入れなければ他の扉は開かなくなる)
ドアの向こうは真っ暗闇だ。スペース的に、1人ずつしか進めないようだ。

──以下、前述の描写・対抗と同じため省略──

正解のドアを開く

眩いばかりの白い光に溢れており、先はよく見えない。光に嫌な感じはしない。
進む→エンディング

【エンディング】

①全員生還

足を踏み入れ、光に飲み込まれるように身を進める。
眩さに目がくらんで、ふと気がつくと、そこは自室の中だった。扉を開くといつもの廊下が続いている。窓の外は夕暮れの景色で、遠くに夕方のメロディチャイムが響いていた。
さて、先程まで見ていたものは夢だったのか、現実だったのか。それを確かめるすべはもうないが、紛れもなく、探索者がいつも通りの日常に帰ってきたことは事実なのだった。
報酬SAN値回復1D10

②ロストあり生還

足を踏み入れ、光に飲み込まれるように身を進める。
眩さに目がくらんで、ふと気がつくと、そこは自室の中だった。扉を開くといつもの廊下が続いている。窓の外は夕暮れの景色で、遠くに夕方のメロディチャイムが響いていた。
ただそこには、一緒にいたはずの彼/彼女の姿はない。
さっきの光景は全て夢で、ここにいない○○は出かけているだけなのか。それとも、あれは現実で、もう永久に戻っては来ないのか。それが分かるのはもう少し後のことになるだろう。
報酬SAN値回復1D5

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