2018年01月12日更新

ようこそ遊園地へ!

  • 難易度:★|
  • 人数:3人~4人|
  • プレイ時間:4~5時間(テキストセッション)

シナリオ名:ようこそ遊園地へ!
システム:CoC
推奨技能:なし
人数:4~5人
特記事項:RP中心SAN回復シナリオ(忠告を無視するとむしろSANが減り不定に陥ることもある)
女子高生などで来ると楽しいかも

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■概要

シナリオ名:ようこそ遊園地へ!
システム:CoC
推奨技能:なし
人数:何人でも
特記事項:RP中心SAN回復シナリオ(忠告を無視するとむしろSANが減り不定に陥ることもある)
女子高生などで来ると楽しいかも

■シナリオ背景

ニャルラトホテプが気まぐれに探索者を招待した遊園地。
ゲートをくぐる前、探索者達に飲み物を渡す。
飲み物を飲んでゲートをくぐるときれいな遊園地だ。
しかしそれは飲み物に含まれていた幻覚剤の効果であるため、飲み物の効果が消えると遊園地の本当の姿を見てしまい、恐怖を感じることとなる。

■導入

探索者達は友達同士であればともに街を歩いている。
そうでなければ各々の場所を歩いている。

 
今日はどこへいこうかと迷っていると、意識が遠のいていく。
 

目が覚めると、見知らぬ場所に立っており、目の前に大きなゲートがある。
ゲートの先は光があふれ、先を見ることはできない。
突然見知らぬ場所に来たことにより、多少の不安を覚える。
SANC(0/1)
 

ゲートの前に人物(ニャルラトホテプ)が立っている。
その人物は探索者に気が付くと近づき、探索者達を歓迎する。
 

(質問例)
ここはどこ?→私が作った遊園地です
あなたは?→名もなき経営者ですよ
なぜ自分たちを?→まあ、気まぐれですよ
 

しばらく話をすると、遊園地で遊んでいかないかと申し出てくる。
遊園地に入ることになると、飲み物を渡してくる。探索者の好物であれば何でもいい。
「まずはこちらをどうぞ。のども乾いていることでしょう。サービスになります」
「飲み終えましたら、どうぞ楽しんでいってください。アトラクションのお代はいただいておりません」
「…ですが、遊べる時間は3時間となります。3時間以内にお帰りくださいね」

 
飲み物には幻覚剤が含まれており、その幻覚剤の効果で探索者には綺麗で楽しい遊園地に見えている。
その効果は3時間であり、効果が切れると遊園地の真の姿を見てしまう。
この際、なぜ3時間以内に帰らないといけないかと聞かれても、幻覚作用のことは言わないこと。 
3時間たっても出ようとしない場合、KPはやんわりと警告すること。それでも出ないのであれば真の姿を見せる。
その際はEND2へ。
 
 


■遊園地へ

ゲートをくぐると、探索者はあたたかな光に包まれる。
視界がはっきりしてくると、カラフルなアトラクションや、レンガの道、道の側に植えられた木々や草花が目に入る。
探索者以外に人はおらず、どうやら貸し切りのようだ。
 
以下のアトラクションで遊ぶことができる。
好きに増やしたりなどしてください。
 
アトラクションの個数の回数だけ遊ぶと3時間たつ設定となっている。
(提示しているアトラクションは7個なので、7回遊ぶと3時間たつ)
同じアトラクションに何度もいけるが、それでも回数カウントは増える。
(ほんの少しだけEND2へ行く可能性を増やしてみた調整です。全部回ろうとする方も多そうなので)
 
■メリーゴーランド
白馬や馬車を想像するかもしれないが、ここではデフォルメされたイノシシのようなものである。
1つ1つの間がやけに大きい。
乗るとゆっくりと回り始める。
<聞き耳>で唸るような獣の声が聞こえる。しかし周囲には何もいない。
 
効果が切れると、メリーゴーランドの乗り物がすべてニャルラトホテプの化身、暗黒の魔物(マレウス・モンストロルム p.201)に見える。
 
(例)
デフォルメされたイノシシは、もはや原形をとどめていない。
それは全身が黒い毛に覆われた、イノシシのような怪物。
鋭いかぎ爪と牙を持ち、低く唸っている。
(乗っていた場合)自分の背後にいるそれは、今にも探索者を襲おうとしている。
SANC(1/1d10)
 
メリーゴーランドに繋がれている為、襲おうとするも襲えない。
 
 
■ジェットコースター
身長制限などはない。誰でも乗ることができる。
トロッコがゆっくりと上がっていき、そして高速でレールを下っていく。
POW5に失敗すると叫びたくなってしまう。
 
効果が切れると、ジェットコースターが下るとき、闇の中を下るような錯覚に陥る。
 
(例)
景色が濁り、ジェットコースターの先は暗い闇に染まっている。
そしてジェットコースターが下っていく。その先にある闇に吸い込まれていれ、意識も闇に染まっていく。
 
気が付くとジェットコースターの乗り場に立っている。
先ほどのことはなんだったのだろうか。しかし、遊園地の景色は濁ったまま。先ほどのことも、現実だと思い知るだろう。
言いようのない恐怖が体を駆け巡る。
SANC(1/1d3)
 
 
■観覧車
ごく普通の観覧車。空はよく晴れており、鳥は1匹も飛んでいない。
頂上まで行くと、遊園地の外は海が広がっており、町などは見えなくなっている。
海に<目星>をすると、半魚人のような生物が獲物を狙うかのようにじっとこちらを見つめているのが見えてしまう。
SANC(1/1d3)(観覧車に乗っていて小さく見えるため軽め)
 
観覧車に乗ってる際に効果が切れると、外にニャルラトホテプの化身、闇をさまようもの(マレウス・モンストロルム p.224)が飛んでいるのに気づいてしまう。
 
(例)
外に何かが飛んでいる。先ほどまでは何もいなかったはずだ。
よく見てみると、それは蝙蝠…のようなものだった。
まるで人と蝙蝠が合わさったような姿をしている。
そしてその生き物はこちらを向く。その顔には赤い目が3つ。
そして煙のような触肢を探索者達の方へと向けてくる。
観覧車の窓で遮られても、何度も何度もあなたたちを捕まえようとそれを伸ばしてくる。
SANC(1d6/1d20)
 
あくまで探索者を怯えさせるだけであり、危害は加えない。
観覧車がある程度降下すると空へと消えていく。
 
 
■回転ブランコ
デフォルメされたとても大きな鳥がブランコの鎖の部分をくちばしで咥えている構造になっている。
<聞き耳>で何かが唸るような声が聞こえる。
 
効果が切れると、この鳥がすべてシャンタク鳥に見える。
 
(例)
先ほどまで確かに普通の回転ブランコであった。
しかし今は回転ブランコを咥えている可愛らしくデフォルメされた鳥は、もはやその面影を残してはいない。
鳥であれば羽毛が生える場所にはつるつるとしたウロコのようなものが生えており、そして頭は明らかに鳥の頭ではなく、馬のような頭部が生えていた。
そしてそれは確かに生きて動いている。その目を君たちに向けている。
きっと先ほど遊んだ時もこのような目で見つめていたのだろう。明らかに、獲物を狙う目で。
SANC(1/1d6)
 
回転ブランコの屋根から鎖でつながれている為、シャンタク鳥は探索者を狙おうとしても狙えない。
 
■ティーカップ
おなじみの回るアトラクション。
ハンドルが付いており、回すと回転が速くなる。
過度に回す場合はCON
5を振り失敗すると気持ち悪くなる。
<アイデア>で誰かの気配を感じる。しかし周囲には探索者以外誰もいない。
 
前述の効果が切れると、他のティーカップ全てにニャルラトホテプの化身、骨格の恐怖(マレウス・モンストロルム p.208)が乗っているのが分かる。
 
(例)
この遊園地には探索者達以外の人物はいなかったはずだ。
しかし今はティーカップにボロボロのローブを羽織った誰かが乗っている。
それはおよそ人の形を成していたが、明らかに人ではなかった。
恐ろしく歪んだ頭部と、蟹のようなかぎ爪を持っている。
それはあなたたちを見てニヤニヤと笑っている。
先ほどもきっとこのように見られていたのだろう。その不気味な笑顔で。
SANC(1d3/1d20)
 
ニヤニヤ笑うだけで特に何もしてこないが、危害を加えるのであれば普通に襲ってくるため、その場合KPは警告すること。
 
<骨格の恐怖、見つめるには恐ろしきもの>(マレウス・モンストロルム p.208)
STR:29 CON:71 POW:100 DEX:18 SIZ:27 INT:86 移動:10 HP:49 DB:+2d6
 
かぎ爪:85% 3d6+DB
特記でのひっかき:85% 2d6
エネルギーの衝撃派:100% <回避/2>で回避可能。失敗で消費MPと同じだけのダメージ。
 
 
■ゲームセンター
UFOキャッチャーやプリクラ機、メダルゲームの機械などがある。
ゲームセンター内に入ると、チケット売り場にいた人物がいきなり現れ、メダルゲーム用のメダルを1枚ずつ渡してくる。
 
・UFOキャッチャー
デフォルメされたキャラクターのぬいぐるみが沢山入っている。
緑色のタコのような頭のぬいぐるみや、黄色いローブを着て仮面をつけた人物のぬいるぐみに、魚人のようなぬいぐるみなどがある。
PLやKPの推し神話生物のデフォルメぬいぐるみも好きなように追加してください。
大幅に丸っこくデフォルメされているため、SANCなどはなし。むしろかわいいと思ってしまうかもしれない。
 
DEX5に成功すれば取ることができる。スぺ以上でダブルゲット、クリ以上でトリプルゲットでもいいかもしれない。
失敗しても、幸運に成功すれば狙ったものとは違っても何かが取れたことにしてもいい。
 
・プリクラ機
よくあるプリクラ機。
背景を選ぶと歪な星の背景やハテナマークを3つ組みあわせたような印が散りばめられた背景などがある。
落書きもできるし、スタンプも搭載されている。
落書きが終わればプリントアウトされ、さらにスマホに画像を送ることもできる。
 
・メダルゲーム
所謂プッシャーゲームである。
押し板のタイミングを測ってメダルを投入すると、メダルが押し板で押され、当たり口へと落ちていく。
 
DEX
5に成功すれば1d10+10、スペで1d10+15、クリで1d10+20枚出てくる。失敗しても1d10+5枚出てくる。
 
 
メダル10枚に付きUFOキャッチャー内のぬいぐるみと1つ交換できる。
 
 
効果が切れてもここは特に何も変わりはない。
しかし帰るために外に出るため、遊園地の惨状は目にすることになるだろう。
 
 
■お化け屋敷
暗い屋敷の中を探検して出口を探す。
照明はところどころ小さな明りがあるだけである。
骸骨や鎌を持ったローブの人間などがいる。襲いはしないが、近づいたり通り過ぎようとすると叫んだり動いたりする。
POW*5に失敗したら叫びたくなってしまう。
 
効果が切れてもここは特に何も変わりはない。
しかし帰るために外に出るため、遊園地の惨状は目にすることになるだろう。
 
 

■もうすぐ3時間

アトラクションを7つ回ると、ゲートの人物の声がする。
「そろそろお時間です。お早めにお帰り下さい」
 
もしここで素直に帰るのであればEND1へ。
帰らないのであればEND2へ
 

■END1 素直に帰る場合

たくさん遊び、楽しい気持ちでいっぱいだ。
そろそろ時間だから、帰ろう。
ゲートをくぐると、温かい光に包まれ、意識は遠のいていく。
 
目が覚めると、遊園地に来る前に歩いていた街であった。
先ほどのことは夢だったのだろうか?
そう思ったが、手元に遊園地で手に入れたものが残っている。
そうか、夢ではなかったのだ。
一体何がどうなっているのかはわからないが、まあこれもいいだろうと思うだろう。
 
…遊園地の正体を知ることがなければだが。
 
END1【知らなくていいこともある】
 
SAN報酬
・生還+1d10
・("取ったぬいるぐみの個数"d5)+(取ったメダルの枚数/2)+遊んだアトラクションの種類
(例:ぬいぐるみが2個、メダルが20枚、遊んだアトラクションが7種類であれば2d5+10+7)
 
 

■END2 3時間たっても帰ろうとしない場合

何かアトラクションで遊んでる際にイベントを発生させる。
 
一瞬、探索者の視界が暗転する。
目を開けると、楽しげな遊園地が変わり果てた姿になっている。
カラフルだった遊園地は赤と黒だけで構成されている。地面も、木々も、アトラクションも赤と黒で染まっている。
見渡す限りの赤、黒、赤。血しぶきのようなものもたくさん地面に飛び散っている。
空はぐちゃりとした濁った色で覆われ、先ほどまでいなかった鳥が飛んでいいる。
獣の声があちこちから聞こえ、周囲から無数の視線を感じる。
遊園地が突如変わり果て、言い知れぬ恐怖を抱く。
SANC(1d3/1d10)
 
そして耳に声が聞こえてくる。ゲートの人物の声だ。
「あーあ。だから言ったじゃないですか。3時間以内に出てくださいって。そうすれば気づくことはなかったのに」
「ま、このまま楽しむも帰るもご自由です」
「帰りたいのであれば最初のゲートからどうぞ」
 
もし残るのであればシークレットダイスなどを振ってビビらせたりロストを示唆させたりなどして帰らせましょう。
帰るのであればゲートをくぐれば帰ることができます。
ただしゲートから離れた位置にいる際は、ゲートに戻るまでにいくつかのアトラクションの近くを通らなければならない。
1d2+1で通るアトラクションの数を決め、どのアトラクションの近くを通るかはchoiceで。(ゲームセンターとお化け屋敷、ジェットコースター、観覧車は除く)
鬼畜なKPはすべて通るようにしてもらっても大丈夫です。お好みで。
あるいはお好きに地図などを作成してもらってもかまいません。
アトラクションの近くを通る際の描写は上記のアトラクションの箇所を参考にどうぞ。
 
こんな遊園地早く出たい。そう思いゲートをくぐると、意識は遠のいていく。
目が覚めると、遊園地に来る前に歩いていた街であった。
先ほどのことは夢だったのだろうか?
そう思ったが、手元に遊園地で手に入れたものが残っている。
そうか、夢ではなかったのだ。
目にした怪物も、光景も、すべて現実だったのだ。
これからも、このような出来事に対する恐怖で生きていくのだろう。
 
END2【知らなければよかったものを】
・生還+1d10
・多数の神話生物を見た…神話技能1d5
 
 


■あとがき

自作シナリオ2作です。
今度はSAN回復系にしました。女子高生探索者を使っているのを見たくて遊園地にしました。
忠告を守れば普通のSAN回復になりますが、守らなければ神話技能が増えるうえ、むしろSANが減るという設計です。
SANが極端に低い探索者はSANロストの可能性もあります。
言いつけを守らない悪い子はSANを減らそうね。
特記事項の「忠告を無視するとむしろSANが減り不定に陥ることもある」は事前に伝えるかはお好みで。

Default dc97b68ac5e45fe6e796100df0104bd212cb6cb56de14e1772ab29062c337ef0

気まぐれで作ったシナリオを投稿していきます。よろしくお願いします。

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