2018年11月06日更新

Cat's~ヒミツと愛するあなたと~

  • 難易度:★|
  • 人数:1人~上限なし|
  • プレイ時間:1時間(ボイスセッション)

猫と戯れることを目的としたシナリオです。
数年前に拾った猫と暮らす探索者は、ある夜に猫の様子がおかしいことに気付きます。
その翌日、猫がいなくなってしまい……。
ボイセで30分ほどの短いシナリオです。猫好きの方にどうぞ。

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タイトル「 Cat's ~ヒミツと愛するあなたと~」

【レギュレーション】

基本ルルブ準拠、現代
タイマン
参加者はKPに事前に探索者の好きな猫の種類を話すこと。猫に名前を付けること。

【推奨技能】

聞き耳、目星

【概要】

あることを切っ掛けに捨て猫を拾い、数年前から飼っている探索者。ある日、猫が妙にソワソワしていた。いっぱい愛情を注いだ次の日、猫はいなくなる。
猫を捜して、裏山へと向かう。そこでは化け猫を中心に猫会議が開かれていた。
危うく化け猫に殺されかけるも、さっと飼い猫が助けてくれる。そして、災害を止める為に立ち去ったことを告げる。
気付くと部屋に戻っていた。災害は無事に止められていた。沢山の猫たちを犠牲にして。

~シナリオ~

最初にKPは探索者の好きな猫の画像を用意しておきます。猫の名前も相談して決めます。

【導入:猫との思い出】

探索者はとある雨の日、猫の鳴き声を耳にする。見やると、ビニール袋に子猫が三匹入っており、二匹は既に死んでおり、残りの一匹も虫の息だ。急いで動物病院へ駆け込む探索者。
それから、探索者と猫の生活が始まる。

【それから数年】

ある日の夜、ねこがソワソワしていた。
1:ねこじゃらしを使う⇒【DEX×5】⇒成功すると猫はとても元気に飛び跳ね、病気ではないと分かる。
2:猫について調べる⇒【アイディア】⇒成功すると「猫は寂しいとき仮病を使うことがある」と分かる。
しばらく探索者に甘えた猫は、キッチンへと立ち去る。そして、缶詰を転がしてくる。とっても高い、特別な日の為の缶詰(人間用、1000円くらい)だ!
一緒に食べると、満足そうに猫は布団に入って、甘えた声で鳴く。探索者は猫の小さなぬくもりを感じながら眠りにつく。

【いない!】

目覚めると猫がおらず、うっすら窓が開いている。
家の周りを探索すると、おばちゃんたちが井戸端会議をしている。【聞き耳】に成功する、或いは声をかけると、以下のことが分かる。
*おばちゃんたちは猫を飼っている。
*猫は大体、外に出ても、夕方には帰って来る。
*裏山で猫たちはたびたび集まって、猫会議をする。
⇒裏山に行く:シナリオ続行
⇒裏山に行かず、待つ:永遠に猫は帰ってこない。シナリオ終了。

【裏山】

裏山にはけもの道がある。探索者がこの街出身であれば、小学生の頃、この裏山で秘密基地を作ったり、エッチな本を発見するなどの思い出がある。⇒猫社を思い出す。
⇒【アイディア】⇒成功すると、裏山のてっぺんに小さな社と猫の地蔵があることを思い出す。猫社と呼ばれている。
※失敗しても街に戻れば猫社の噂を聞くことができる。

【猫社】

裏山のてっぺんに行くと、小さな原っぱがあり、中央に猫社がある。
しかしそこには、大きな大きな、3mはありそうな黒猫の化物と、化け猫を中心に何十匹、百何匹もの猫がいる。
猫たちはいっせいに探索者を見る。
(SANCを入れても、入れなくても構わない。入れるなら<1/1d3>くらいで。)

【猫神様の襲撃】

化け猫はみるみるうちに美しい猫の女神になる(バステトさんです)。そして一瞬のうちに探索者の前へと移動し、探索者を片手で持ち上げ、呪文を唱え始める(即死攻撃っぽい呪文で)。
すると、サッと何かがそれを止める。探索者の猫である。
「この方は私の命の恩人です!」と、なんと猫は話す。すると口々に周りの猫が「あれがテレパシーで良く聞く、(猫の名前)の飼い主さんか。素晴らしい飼い主さんだ」と話し始める。
猫の女神は探索者をぶん投げる。猫がさっと、探索者の頬を舐める。
※この空間では、バステトの力のおかげで猫はおしゃべりできる。

【猫の秘密】

猫の女神が「あい分かった。お前がすべて話すのじゃ。最期の別れをするがええ」と話す。
そうすると猫は、以下のことを話す。
*猫は猫会議をして、バステト様と幾つもの災害を止めてきた。
*もうすぐ大きな邪神が寝返りを打ち、それによって災害が起こる。災害を小さくするために、猫会議をしていた。今回は猫達全員で邪神を深く眠らせる。
*今まで以上に大きな作戦で、恐らく多くの猫が死ぬ。もちろん、自分も。
*あなたを愛している。心から、恋人や夫婦のように想っている。だから、あなたが住むこの街を守るために、死んでも構わない。
*今までありがとう。
そして猫は探索者に一度だけ寄り添って、そっと離れていく。

【忘却の魔法】

探索者が話を聞き終わると、バステトが魔法をかける。
【POW×5】ロール。世界が真っ白になる。
⇒成功したら「エンディング:ずっと一緒」
失敗したら「エンディング:見知らぬ猫」

【エンディング:ずっと一緒】

地震アラートが鳴り響いて目覚めると、部屋にいる。時間は夜。スマホを見ると、震度6と表示がある。
ニュースを見ると、実際の震度は2で、地震探知機の異常による誤報であると報じられている。
探索者は猫のことを覚えている。窓を開けて裏山を見やると、裏山が薄く輝いている。
光をまといながら、沢山の猫たちと、バステトが天へと昇って行き、消える。
ここで【目星】をし成功すると「探索者の猫はいない」と気付く。
玄関をすぐに出ると、血まみれの猫がいる。すぐに病院へ向かうと、助けることが出来る。
探索者はずっと、大切な猫と一緒に暮らすこととなるだろう。

【エンディング:見知らぬ猫】

地震アラートが鳴り響いて目覚めると、部屋にいる。時間は夜。スマホを見ると、震度6と表示がある。
ニュースを見ると、実際の震度は2で、地震探知機の異常による誤報であると報じられている。
とても大切なものを忘れてしまったような気がする。しかしその正体は分からない。
探索者はそのまま再び眠りにつく。
翌朝、目覚めると、猫のグッズがあることに気付く。猫を飼っていたようだが、不思議なことに覚えが無い。
玄関を開けると、猫の遺体がある。
誰の猫だろう。探索者はなぜか、涙が止まらない。探索者は猫を抱えて泣く。
抱えられた猫は、冷たくなりながら、しかし満足そうに永遠の眠りについていた。

【クリア報酬】

KP判断でお願いします。SAN回復シナリオにしても構いません。

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クトゥルフ神話TRPGを主に「オンセンsns」さんでやっております。 基本的には物語の中身はシリアスだけど、救いのあるものが好きです。 宜しくお願い致します。

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