2018年05月04日更新

白い箱ひとつ。

  • 難易度:★★|
  • 人数:1人~上限なし|
  • プレイ時間:1時間(テキストセッション)

10分程度で回せるオーソドックスなクローズドミニシナリオです。
目覚めたら、白い部屋にいたのです。

995

9

ストック

0

コメント

白い箱ひとつ
'画像'
【レギュレーション】
現代ルルブ準拠
クローズド
10分制限の超短編

【あらすじ】
目覚めると白い部屋にいました。

【概要】
目覚めると手に蝋燭を持って白い部屋にいる。脱出方法は、蝋燭の火が消えてしまう前に部屋を血で染め、現実を知り、脱出を図ることのみ。

【白い部屋】
気付くと、あなたは縦横2mほどの、正方形の白く狭い部屋の中に立っている。
手には一本の蝋燭を持っていた。とても小さい、10分程度で無くなってしまうのではないかと思うほど、小さな蝋燭だ。

周囲に目をやると、光源がないのにも関わらず白い部屋にいると、何故か認識は出来た。何も無い。あるのは、自分だけ。服は着ている。荷物もある。

周囲の壁を叩いてみても、音はしない。まるで壁自体が音を吸収するかのようだ。人間の皮膚のような感触がある。
床を叩いてみても、音はしない。まるで床全体が音を吸収するかのようだ。
(聞き耳に成功すると、心音が聞こえる。浅く、早い。非常に危険な状態なのではと思うような心音)

●自分の服を調べる
⇒服はよく見ると裏表逆で、調べると外側の部分が血で汚れている。血は乾いておらず、ぐちゃりと、あなたの手のひらを赤く染める。
●荷物を調べる
⇒荷物はそのすべてが壊れ、血で汚れている。

服を調べる、荷物を調べるなどすると、血が滴り、白い床が汚れる。
床をよく見た場合、その滴りが赤くないことに、あなたは気付くだろう。
本来ならば赤く染まるべき場所には、違う色合いがある。
更にそれをよく見ると、簡易ベッドに横たわるあなたが見える。あなたは血まみれで片方の足があらぬ方向に曲がっている。周りでは、医療従事者が慌ただしくあなたを治療している。
滴りに指などを入れてみると、通り抜けられそうだと分かる。

【脱出条件】
床を血で大きく汚すと、人が通れるくらいの穴が出来る。そこから身を乗り出すと、脱出となる。
※10分を過ぎた場合、蝋燭の火がついに消える。どんどん部屋は暗くなっていく。
ここで幸運ロールを振る。失敗で1d10、成功で3+1d10ターンの行動が可能。1ターンにつき、12秒の行動が出来る。KPも適度にヒントを出すと良いだろう。ターンを消費すると、「②制限時間内に脱出できない。」エンドです。

【エンディング】
①時間内に脱出した場合
瞬間、全身を激痛が走る。
「先生、意識が戻りました」
そんな声を耳にして、ようやくあなたは、自身が病院のベッドの上にいると気付く。
医師があなたに声をかける。
「目が覚めましたか。良かった。あなたはトラックに轢かれたのです。今ちょうど、手術が終わったところですよ。非常に危険な状態でした。よく頑張りましたね」
ぼんやりとした頭で、あなたは「あの部屋はなんだったのだろう」と思う。あれは、臨死体験のようなものだったのだろうか。
何はともあれ、きっと自分は助かるだろう。そうあなたは、安堵するのだった。
(生還)

②制限時間内に脱出できない。
全てが暗闇に包まれたその時、あなたは背後からこのような声を耳にする。
「迎えに来たよ。さぁ、行こうね……」
とても優しい、柔らかで、ゾッとするような声。その声の主の分からぬまま、あなたは永久に意識を失った。
(ロスト)

3db5718f 90bb 4f60 9f4b e835fe27c284

クトゥルフ神話TRPGを主に「オンセンsns」さんでやっております。 基本的には物語の中身はシリアスだけど、救いのあるものが好きです。 宜しくお願い致します。

Post Comment

ログインするとコメントできます。