【あらすじ】
ある日の夜、電車に揺られていた五人の男女
急に眠気が襲い、五人は眠らされてしまう
目が覚めると、知らない館のロビーにいた
五人は探索して、脱出を目指すことに
だが、この館には殺人鬼がいる
注意して進んでほしい
一歩間違うと死ぬ可能性があるのだから
【ゲーム概要】
5人で力を合わせて脱出を目指してください
主要人物▶5人(ゲームマスター入れて6人)
制限時間▶一時間
15分に一回ほど(計四回)で殺人鬼が来るので、どこかにハイド(隠れる)してください
ハイドする際はハイドしたい場所(ロビー、書斎、子供部屋、調理室、食堂)を言ってください
殺人鬼はランダムでその場所のうちのどこかに行きます
見つかった人は問答無用で死にますが、裕二が選んだ場所にほかキャラがいる場合、または実織が裕二と一緒にいる場合は実織は確実に生存するものの、裕二が怪我を負うことになります
各キャラには『メイン目標』と『サブ目標』があります
どちらか、または両方クリア出来た場合、点数が得られます
10点に近かった人物の勝利です
【キャラ概要】
1、若槻 実織(わかつき みおり)
高校生の少女、17歳
結構ホラー系が好きで、館の中では動じず、動き回ることが多い
そのため、幾度か危機にさらされることが多い
一度だけ殺人鬼のターンを1ターンなくすことができる(つまり殺人鬼が一回だけ来なくなる)
【情報】
この館の噂を知っている
「夜の電車で眠くなって寝てしまうと、変な館に飛ばされて、殺人鬼に追いかけ回され、一生その館から出ることはできなくなってしまう」
メイン目標▶脱出すること 6点
サブ目標▶裕二と一度行動すること 3点
2、上条 悠聖(かみじょう ゆうせい)
医療系の専門学生(3年)、21歳
ホラーが嫌いで、いつも怯えてる
時には誰かの後ろにいることも
逃げることが多く、逃げ足も速い
医療系の専門生なので怪我をしたときは彼に頼むといいかもしれない
ひ弱なので力仕事はできない
【情報】
実は二重人格で、気絶してしまうと入れ替わる
本来の性格とは一変し、殺人鬼のような好戦的な性格に変わる
だが、それは言葉だけで、治療役なのは変わりない
人格が変わったときは力がものすごく強くなる
本人は二重人格ということを自覚しておらず、好戦的な性格の方は二重人格ということを自覚している
メイン目標▶脱出すること 6点
サブ目標▶二重人格とバレないこと 4点
3、榎戸 裕二(えのきど ゆうじ)
元警察官、32歳
今は探偵をしている
どこでも好奇心で行ってしまう実織を亡き嫁と重ねており、彼女だけは守りたいと思っている
勘が鋭く、殺人鬼が来る場所がわかる
実織がいる場合で殺人鬼が来た場合、実織を庇うか、実織を担いで逃げるかを選択できる(怪我をしてた場合は庇う1択)
【隠しておきたいこと】
実は昔、七海を誤射で殺 してしまったことがある
だが、なぜここに七海がいるのかが理解できておらず、幽霊か祟りなのではと思い、彼女とは深く関わろうとしない
そのことがあるせいか、死ぬことにあまり恐怖というものを抱いておらず、実織を守って死にたいと思っていたりもする
メイン目標▶脱出すること 6点
サブ目標▶七海に過去を勘づかれないこと 4点
4、七海 緋菜子(ななみ ひなこ)
主婦、35歳
旦那が5年前に亡くなり、娘と二人で暮らしている
旦那は裕二と同じ警官で、仲良くしていた
難しい書物などの解読などができるため、脱出のヒントなどを唯一受け取れる人物
【隠しておきたいこと】
七海 緋菜子は本名ではない
本名は深沢 純麗(ふかざわ すみれ)
夫が裕二に殺されたのだと思い込み、夫から聞いた話を使ってなりすましている
裕二が自分を警戒していることをわかっており、裕二を自分の手で殺 したいと思っている
メイン目標▶脱出すること 6点
サブ目標▶裕二を殺人鬼が殺 したと見せかけ殺 すこと 4点
5、南里 瑠亜(なんざと るあ)
最年少14歳、中学2年の少女
可愛い顔をして頭がキレる
推理小説が大好きで、七海と裕二が距離をおいているのを怪しく思っている
謎解きが得意
【情報】
実は親に虐待などを受けており、死に恐怖が微塵もない
そのため、無感情で他人事のように接することが多く、殺人鬼に出くわしても逃げないことが多い
結構死にたがりであるため、生かすには説得させることが必要になってくる
メイン目標▶脱出すること 6点
サブ目標▶自 殺 すること 8点
【ゲームマスター用】
ゲームマスターはゲームを進行してください
まず、裕二に一度、殺人鬼が来る場所を教えておいてください
一回目▶調理室
二回目▶子供部屋
三回目▶ロビー
四回目▶食堂
その場所にいた場合は間違いなく死亡します(裕二がそばにいる実織は例外)
例えば、一回目は調理室
調理室じゃない他の場所を選べば生き残れますが、選んでしまった場合は死亡することになります
【アイテム】
各場所にはアイテムがあります
それを試行錯誤して使って脱出してください
調理室▶ナイフ、皿(殺人鬼に当てると1ターン殺人鬼が動かなくなる)
子供部屋▶動くおもちゃ(おもちゃで誘導して殺人鬼を2ターン来なくさせる)
ロビー▶1階すべてが開けられる鍵
食堂▶電池(動くおもちゃに必要)
書斎▶2階すべてが開けられる鍵
アイテムはランダムで得ることと得られないときがあります
注意しましょう
また、ハイドした際にはアイテムは得られず、探索時のみ、アイテムは得ることができます
【七海が書物を読んだ場合】
自己宣告で七海が「書物を読みたい」と宣言すると、脱出のヒントが得られます(ただし書斎にいるときのみ)
ただし回数制限があり、その回数は3回です
ヒントはこちら↓
ヒント1 鍵穴は2つ
ヒント2、1つは頭脳の集まる場所に
ヒント3、1つは始まりの場に
【死んでしまった場合】
死んだ場合、そのキャラはゲームオーバーになりますので、観戦しててください
ただし、アドバイスなどは禁止です
黙ってみてましょう
【ゲームオーバー条件】
死者の数が二人以上だった場合はゲームオーバー
また、制限時間をオーバーしてもゲームオーバーです
【エンディング】
『全員生存』
裕二と実織は仲良くなり、後に結婚
裕二は七海との誤解も解け、七海も再婚し、彼女は小説家となり、娘と新たな夫と幸せに暮らしている
瑠亜はこれを期に死ぬことをやめ、探偵となった
悠聖も薬剤師となり、日々研究を続けている
(死者が二人や一人ほど出てしまったら死者に関する文面を抜いたほぼ同じようなエンディングになる)
『七海が裕二を殺してしまった』
七海はそのまま殺人鬼となり、館を徘徊する殺人鬼と一緒になって残った全員を殺 していった
特に実織はひどい殺 し方だったという
そしてその後、七海は糸が切れたように倒れこみ、気絶
館を徘徊する殺人鬼に殺されてしまった
こうしてこの館にはもう、殺人鬼以外誰もいなくなってしまった
『ゲームオーバー』
この館からはやはり全員が逃れられることができなかった
5人は永遠と彷徨い続け、最終的に全員殺されてしまうのだった……
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