2024年10月06日更新

ようこそ!ニャパリパークへ!

  • 難易度:★|
  • 人数:1人~2人|
  • プレイ時間:1時間(ボイスセッション)

●あらすじ
GW中、探索者がどこに行っても混雑している世間に嫌気がさして自宅でゆっくりしていたところ、いつの間にか動物園の中に立っていた。
人語を喋る動物たちに驚きながらも、探索者は日々の喧騒を忘れて動物園を巡ることにするのだった。

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ストック

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コメント

●推奨技能
生物学、目星、アイデア

●持ち物
あり(検索機能があるものは持ち込めません。)

●クリア報酬等
シナリオクリア 1d6
クイズ全問正解

バッドエンド
ヘビ恐怖症
(ヘビに対して拒絶反応を示す。
ヘビ系の神話生物と出会った場合
SAN現象増、回避率増)

●背景
ニャル様が某アニメを見て「GWだし動物園に行こう!」と思ったが、どこも混んでいたので、「動物園を作ってみんなに来てもらおう!」と考え、探索者を招き寄せたというお話。

●クイズについて
目星やアイデア、生物学でヒントが分かります。
知識などで答えを絞ってもいいと思います。

また、クイズの問題や正解はインターネットで調べたものです。
何度も確認はしていますが、答えが間違っているものなどがあれば臨機応変に対応していただけるとありがたいです…。

●NPC
忌まわしき狩人
HP25
STR26 CON10 SIZ40 INT16
POW23 DEX14
噛みつき 65 1d6
尾 90 組みつき

ルリム・シャイコース
STR25 CON65 SIZ25 INT18
POW20 DEX12(db2d6)
丸呑み 75 即死
装甲10(突き刺すあるいは切り裂く攻撃による傷は毎ラウンド1d10の火傷によるダメージを与える血を相手にもたらす。血は水で洗い流せる。)

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●導入
待ちに待った超大型連休。あなたはせっかくなのでどこかに出かけようと思います。
しかし、いざ外に出てみるとどこに行っても人でごった返しており、あなたは仕方なく家に帰ることにしました。

一日中人混みの中にいた疲れからか、あなたは家につくなりウトウトとしてしまい、ベッドに横になるなりすぐに意識を失ってしまいます。

目を覚ますと、あなたは知らない場所に立っています。
上を見上げるとそこには天井はなく、真っ青な空が広がっています。
目の前には動物園の入場口と受付があり、入場口の上に設置された看板には「ようこそ!ニャパリパークへ!」と書かれています。
また、後ろには並木道があることが分かります。
突然の出来事に驚いた探索者はSANチェック0/1

●受付
受付には人はいない。
受付には張り紙がされている。
また、カウンターにはチケットが(探索者の数)枚置かれている。
◉張り紙
「ようこそ!ここには楽しい仲間がい〜っぱいいるよ!チケットは用意しておいたから楽しんでいってね!」
と書かれている。
◉チケット
表「ニャパリパーク入場券」
裏 特になし

●看板
カラフルな文字で書かれている。
(某フレンズ達のアニメタイトルロゴみたいな感じ。)

●入場口
駅の改札口のようなゲートがある。
ゲートは固く閉ざされており中には入れなさそうだ。
○目星
切符を入れるような装置があることが分かる。
○チケットを入れる
ゲートが開き奥に進めるようになる。

●並木道
両脇の木には桃色の花が咲いている。
道の先は白い光に包まれていてよく見えない。
◼️動物園に入らずに後ろの道へと進む
バッドエンド1

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●案内所
ゲートを通り中に進むと、広場のような場所に出る。
正面には大きな看板が設置してあり、左右には道が続いている。
◉看板
園内の地図が描かれている。
また、その脇には地図が描かれているものとは別に小さな看板が置いてある。
◉小さな看板
看板には張り紙がされている。
◉張り紙
表「動物園は順路通り進んでね!引き返したらダメ!」
裏 特になし
○目星
看板の裏に張り紙が貼られていることが分かる。
表「順路と逆に進んだり、引き返したりするとこわーい蛇が飛んでくるよ!」
裏 特になし
…KP情報…
反対の道に進んだり、引き返したりすると忌まわしき狩人との戦闘になります。
探索者が逃げる場合は対抗ロール無しで逃げることが出来ます。

○忌まわしき狩人と遭遇
急に、探索者の頭上で風が吹き、直後に羽音のようが聞こえてくる。
探索者が音のした方を向くと、そこには巨大な蛇がいた。
黒い弾力性のある翼は蝙蝠のそれによく似ており、妙に歪んだ頭部には捕らえた獲物を絶対に逃がすことのないであろう鉤爪のような牙が生えている。
その凶悪な容貌をした化け物は探索者をジッと見つめており、その眼光は獲物を前にした捕食者そのものであった。
忌まわしき狩人を目撃した探索者はSANチェック0/1d10

化け物は探索者を見据え、勢いよく襲いかかってくる。戦闘開始です。

●右の道
奥へと続く道があり、手前には看板が置かれている。
看板には「順路」と書かれており、道の先を示す矢印が描かれている。
(サバンナエリアへ進む)

●左の道
奥へと続く道がある。
(寒い地方エリアへ進む)

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●サバンナエリア
道を進むと草原のような場所に出る。ところどころにある低木の下にはライオン、端にある水辺にはカバ、草原にはゾウが歩いており、このエリアがサバンナを模していることが分かる。
入り口の脇には看板が置かれており、エリアの奥には道がある。

◉看板
張り紙が貼られている。
表「第1問!このエリアの動物達で、一番怖い動物はだーれだ?」
裏「ヒント!君たちも油断していると襲われるかもしれないよ〜?」
○アイデア
問題の意味は、一番人を襲っているという意味ではないかと思う。
…KP情報…
正解はカバです。一年間で人を殺害した動物は、2014年時点でカバが約500人、ライオンとゾウが100人となっています。

○動物に近づく
人語で話しかけてくる。
その光景に驚いた探索者はSANチェック0/1
…KP情報…
一度SANチェックした場合は以降描写はしなくていいです。

◉ライオンに話しかける
「私は百獣の王である。
この尊大なタテガミはオス同士の戦いの時に役に立つのだ。
人を襲うことはあるが、彼らは私を恐れて無闇に近寄ろうとはしないな。」
○生物学
ネコ科では1位のトラに次ぐ大きさの生物。
アフリカではライオンに襲われ、毎年100人程度が亡くなっている。

◉ゾウに話しかける
「僕は争い事はあんまり好きじゃないな。
でも力はとっても強くて、陸上では最強なんて言われているよ。
もし僕が怒ったら周りの動物達は手がつけられないだろうね。」
○生物学
陸上最大の哺乳類。
本来の性格は温厚だが、発情期等は気性が荒くなることがあり、ゾウに襲われて年間100人程度が亡くなっている。

◉カバに話しかける
「おいらは人間達が住んでいるところの近くにもよく住んでいるんだ。
君たちはよくおいらのことをおっとりしてそうとか言うけど、実は気分屋で、機嫌が悪くて君たちを襲うことも多いんだぜ。」
○生物学
日中は水中、夜間は陸上で生活する巨大な哺乳類。
草食動物というイメージがあるが野生のカバは獰猛な性格をしており、縄張りに侵入した外敵には容赦なく襲いかかる。
生息地であるアフリカでは年間約500人がカバに襲われ死亡している。

●奥の道
道の手前に記帳台が置かれている。
◉記帳台
上には紙とペンが置かれている。
◉紙
「クイズの答えは分かったかな?
正解をここに書いてね!」

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●ジャングルエリア
鬱蒼と茂った森。地面にはヘビ、水辺にはカモノハシ、木の上にはインコがおり、ここがジャングルだと分かる。
入り口には看板があり、奥には道がある。

◉看板
張り紙が貼られている。
表「第2問!この中で一番子供思いなのはだーれだ?」
裏「ヒント!君たちが赤ちゃんだったときは何を食べていたかな?」
○アイデア
問題は母乳で育つ動物はどれか、という意味だと思う。
…KP情報…
カモノハシが正解。カモノハシは卵を産むが、子供を母乳で育てる。

◉ヘビに話しかける
「あたしは生まれた卵をとぐろの中に入れて守るよ。
もし敵が襲ってきても自慢の毒で撃退して子供達を守るのさ。」
○生物学
爬虫類の一種。獲物を捕食する際は毒を使用したり、巻きついて絞め殺したりといった方法をとる。
卵生、卵胎生、胎生といった出産方法をとる。

◉インコに話しかける
「わたくしは木の上の巣で子供達を育てますわ。
卵から生まれた子供達に餌をあげるのは大変だけど、ご飯をねだる子供達を見るのはとても楽しいわね。」
○生物学
鳥類の一種。アフリカやオーストラリアなど様々な場所に分布する。
卵生であり、孵化した子供に対して自身が摂取した食事を吐き戻して与える。

◉カモノハシに話しかける
「私はこんな見た目だけど哺乳類なんだべ。
でも鳥みたいに卵を産むから他のみんなには結構驚かれるんだべよ。」
○生物学
カモノハシ科という哺乳類で、同科はこの一種類だけという珍しい生物。
その出産方法もユニークであり、卵生ながらも子に授乳するという子育ての方法をとる。

●奥の道
手前には記帳台がある。
記帳台の上には紙とペンが置かれている。
◉記帳台
「難しかったかな?正解をここに書いてね!」

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●砂漠
一面砂のエリア。一目で砂漠だと分かる。
トビネズミ、ハイエナ、ラクダがいる。
入り口には看板があり、奥には道がある。

◉看板
張り紙が貼られている。
表「第3問!この中で一番いい子はだーれだ?」
裏「ヒント!夜更かしは体にも悪いよ!」
○アイデア
問題は夜に眠る動物はどれか、という意味だと思う。
…KP情報…
ラクダが正解。他は夜行性。

◉トビネズミに話しかける
「ぼ、僕はとっても臆病だから、悪いことなんて出来ないよ。
ご飯を食べる時も夜にこっそりと出て木の実とかを食べるんだ。」
○生物学
トビネズミ科に属するげっ歯類。その名の通りカンガルーのように飛びながら移動し、一飛びで3m程度跳躍することも可能。
夜行性であり、気温の高い昼間は巣穴で休み、涼しくなった夜に外に出て食物を摂る。

◉ハイエナに話しかける
「俺様はライオンほど強くないから、群れで行動するんだ。
夜にみんなでライオンが残した肉を食べたりするけど、それが悪いこととは思わないな。」
○生物学
ハイエナ科に属する哺乳類。イヌに似ているが実はジャコウネコの近縁種である。
死肉を漁るイメージが強いが、そのうちのブチハイエナは自分達で狩りをすることも多い。
夜行性であり、リーダーのメスを筆頭にして群れで生活をする。

◉ラクダに話しかける
「私は暑さにとっても強いんですのよ。なので昼間に動いて夜はゆっくり休みますわ。
ご飯はサボテンを食べたりしますが、誰かの命を奪ってるわけでは無いから悪いことでは無いでしょう?」
○生物学
偶蹄目ラクダ科ラクダ族の総称。ヒトコブラクダとフタコブラクダの2種類がいる。
昼行性の草食動物であり、古くから人々の家畜として飼育され、砂漠地帯での生活に一躍を担っている。

●奥の道
記帳台がある。紙とペンが置かれている。
◉張り紙
「ちょっと簡単すぎたかな?正解はここに書いてね!」

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●里山エリア
田んぼや森があるエリア。日本の里山を模したものだと分かる。
木にはカッコウが止まっており、森にはキツネ、田んぼにはタヌキがいる。
入り口には看板があり、奥には道がある。

◉看板
張り紙が貼られている。
表「第4問!この中で一番ずるい子はだーれだ?」
裏「ヒント!嘘ついたらダメだよ!!」
○アイデア
問題は他の動物を騙すのはだれか、という質問ではないかと思う。
…KP情報…
正解はカッコウです。伝承ではキツネやタヌキは人をばかすイメージがありますが、カッコウは托卵によって他の鳥に子育てを押し付けます。

◉カッコウに話しかける
「僕達は自分の子供を他の鳥に育ててもらうのさ、頭がいいだろう?
でも、キツネやタヌキみたいに人を化かしたりはしないよ。」
○生物学
カッコウ科に分類される鳥類。渡り鳥であり日本には5月頃飛来する。
托卵を行うことが有名な種であり、自身の卵を別種の巣に紛れ込ませ、子育てを他の鳥に行わせる。

◉キツネに話しかける
「アチキは人を化かすなんて言われてるけど、それは大きな間違いでありんすよ。
でも頭がいいから人間たちにはずる賢いなんて言われてるでありんす。」
○生物学
イヌ科イヌ亜目の一部の種類。
知能が高く、生後一年未満で捕獲訓練をマスターし獲物を捕らえるようになる。
また、夜行性で非常に警戒心が高い反面、賢い動物で好奇心旺盛な一面がある。

◉タヌキに話しかける
「オイラは化けるなんて言われてるけどあれは勝手な作り話さ。
狸寝入りなんて悪いイメージがあるけど、あれは人間が勝手に誤解しただけなんだ。」
○生物学
イヌ科タヌキ属に分類される哺乳類。
実は元々極東部にのみ生息する世界的には珍しい動物である。
非常に臆病な性格で、俗に言う「狸寝入り」とは猟銃の音を聞き気絶したタヌキが息を吹き返して逃げ去ってしまうところから来ている。

●奥の道
記帳台があり、上に紙とペンが置かれている。
◉紙
「今回は簡単だったよね!答えはここに書いてね!」

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●流氷エリア
エリアに入ると寒さが襲う。真ん中には橋が架けられており、奥の陸地へと続いているが、記帳台が置かれている道と立て看板が置かれている道の2つある。
橋の下には水が広がり、水の上に浮いている流氷にはホッキョクグマやアザラシ、ペンギンがいる。
入り口には看板がある。

◉看板
表「最終問題!この中で一番寒さに強いのはだーれだ?」
裏「冬場はついつい食べすぎちゃうんだよね…」
○アイデア
問題は体脂肪率が高いのはどれか、という意味だと思う。
…KP情報…
正解は体脂肪率約50%以上のアザラシ。ホッキョクグマは夏場は35%を下回る。ペンギンは40〜50%くらい。

◉ホッキョクグマに話しかける
「僕は普段はアザラシとかペンギンを食べているよ。
でも夏場は餌が少ないからスリムになっちゃうんだ。」
○生物学
クマ科に分類される哺乳類。
最大の肉食獣と言われ、アザラシを主食としている。
寒さに耐えるため体脂肪率は35%と高い方だが、夏場は餌が減るため体脂肪率は35%を下回る。

◉アザラシに話しかける
「僕は普段魚を食べているよ。
海は寒いからいっぱい食べなきゃなんだ。」
○生物学
アザラシ科に分類される哺乳類。
ホッキョクグマの9割の食料を占めるが、実は近年ではクマに近い祖先を持つと言う研究結果が出ている。
一般的に魚やイカを主食とし、寒さから身を守るためその体脂肪率は50%を超えることもある。

◉ペンギンに話しかける。
「私達は魚を食べているわ。
お肉は多いけれど、実は脚が長くてスレンダーなのよ。」
○生物学
ペンギン科に分類される鳥類。
飛ぶことが出来ないことで有名だが、その代わり水中での移動速度は速く、魚などを主食とする。
体脂肪率は40〜50%で、一般的に短足というイメージがあるが、実は皮下脂肪の内側で足を屈折しており、体外から出ているのは足首から下の一部分だけである。

●記帳台が置かれている道
記帳台の上には紙とペンが置かれている。
◉紙
「これが最後の問題!答えはここに書いてね!」

●立て看板が置かれている道
立て看板には
「この先特設エリア準備中!まだ完成していないから入っちゃダメ!」
と書かれている。
…KP情報…
中に入るとルリム・シャイコースの間へ続きます。

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●ルリム・シャイコースの間
立て看板の先へ進むと、広い空間に出る。
先へと続く道はなく、中には氷で出来た城のようなものがある。

◉中に進む
探索者が中に進むと、城の中から何かが這いずり出てくる。探索者はその生き物を見て言葉を失う。
大きさは6mをゆうに超えるだろうか、真っ白い巨大な幼虫を思わせる姿は蛆虫に似ていた。
頭部と思われる部分は肉厚な白い円盤状であり、舌も歯も無いその口は三日月のように裂け、醜い曲線を描いている。
赤く小さな小球体が浮かんでは消え、その度に血の涙を流す眼孔には瞳は無く、深淵を切り取ったかのような闇が探索者達を見つめていた。
旧支配者、白蛆 ルリム・シャイコースを目撃した探索者はSANチェック1d4/2d8

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流氷エリアを出ると、そこは一番初めに来た広場だった。
中央には記帳台が置かれている。

●記帳台
記帳台には紙とペンが置かれている。
◉紙
「動物園は楽しかった?「はい」か「いいえ」で答えてね!」

◼️「はい」と書き、クイズ正解4問以上
ベストエンドへ

◼️「はい」と書き、クイズ正解3問以下
ノーマルエンド

◼️「いいえ」と書く、もしくはクイズを解かなかった
バッドエンド2

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●エンディング描写
◼️ベストエンド
記帳台に置かれている紙に「はい」と書くと、急に白い光に包まれる。
あなたは眩しさのあまり目を閉じてしまうだろう。
すると、どこからか声が聞こえた。
「楽しんでくれて良かった!またいつでも遊びに来てね!」

目を開けると、あなたは自室のベッドの上にいた。
記憶は曖昧でよく思い出すことは出来ないが、どうやらいつのまにか眠ってしまっていたようだ。
あなたが違和感を感じ手元を見てみると、何故かそこには一枚のチケットが握られていた。
チケットの裏面を見てみると、可愛らしい少女のような字で「ありがとう」と書かれていた。

あなたはそのチケットを見ながら、自分が不思議な動物園に行ったことを思い出して微笑み、未だ慌ただしいGWの日常に戻ることだろう。

シナリオクリア ベストエンド

◼️ノーマルエンド
記帳台に置かれている紙に「はい」と書くと、急に白い光に包まれる。
あなたは眩しさのあまり目を閉じてしまうだろう。
すると、どこからか声が聞こえた。
「楽しんでくれて良かった!またいつでも遊びに来てね!」

目を開けると、あなたは自室のベッドの上にいた。どうやらいつのまにか眠ってしまっていたようだ。
あなたが違和感を感じ手元を見てみると、そこには一枚のチケットが握られていた。
チケットの裏面を見てみると、可愛らしい少女のような字で「もう少し勉強すること!」と書かれていた。

あなたはその文字が書かれたチケットを見て不思議な感覚を覚えるが、やがてあることを思うだろう。
ーたまには家でゆっくりと動物図鑑でも見てみようかー
あなたが何故そのようなことを考えたかは分からない。しかし、この先のGWは充実したものになりそうだ。

シナリオクリア ノーマルエンド

◼️バッドエンド1
あなたが動物園に背を向けて立ち去ろうとすると、急に辺りが闇に包まれ、声が聞こえる。
「なんだ、つまんないの。もういいや、食べられちゃえ」

声が途切れると同時に、背後から羽音が聞こえる。
音のする方向を見てみると、そこには巨大な蛇がいた。
黒い弾力性のある翼は蝙蝠のそれによく似ており、妙に歪んだ頭部には捕らえた獲物を絶対に逃がすことのないであろう鉤爪のような牙が生えている。
その凶悪な容貌をした化け物は探索者をジッと見つめた後、急に襲いかかってきた。
化け物はその牙であなたを捕らえる。あなたは逃げ出そうと必死に抵抗するだろう。
しかし、鋭い牙は腹に食い込み、肉を貫く嫌な感覚を覚える。
あなたは化け物が自身の臓物を貪る様を見ながら、やがて意識を手放す。

気がつくと、あなたは自室のベッドの上にいた。
自身が恐ろしい化け物に襲われる、そんな夢を見ていた気がする。
ふと、あなたは自身の腹部に手をやる。そこには黒い粘液が付着しており、自分が巨大な蛇の化け物に殺されたことを思い出す。
あなたはその恐怖を忘れることなく、これからの生涯を過ごしていくだろう。

バッドエンド ヘビ恐怖症を発症

◼️バッドエンド2
(トリガーに応じて変えてください)
記帳台に置かれている紙に「いいえ(はい)」と書くと、辺りは白に包まれる。
すると、どこからか声が聞こえてくるだろう。
「頑張って作ったのに…なんでそんな酷いこと言うの?
(頑張って考えたのに…なんで解いてくれないの?)
あなたなんて大嫌い、食べられちゃえばいいんだ!」

声が途切れると同時に世界は闇に包まれ、背後から羽音が聞こえる。
音のする方向を見てみると、そこには巨大な蛇がいた。
黒い弾力性のある翼は蝙蝠のそれによく似ており、妙に歪んだ頭部には捕らえた獲物を絶対に逃がすことのないであろう鉤爪のような牙が生えていた。
化け物は急に襲いかかってきて、その凶悪な牙であなたを捕らえる。あなたは逃げ出そうと必死に抵抗するだろう。
しかし、鋭い牙は腹に食い込み、肉を貫く嫌な感覚を覚える。
あなたは化け物が自身の臓物を貪る様を見ながら、やがて意識を手放す。

気がつくと、あなたは自室のベッドの上にいた。
自身が恐ろしい化け物に襲われる、そんな夢を見ていた気がする。
ふと、あなたは自身の腹部に手をやる。そこには黒い粘液が付着しており、自分が巨大な蛇の化け物に殺されたことを思い出す。
あなたはその恐怖を忘れることなく、これからの生涯を過ごしていくだろう。

バッドエンド ヘビ恐怖症を発症する

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主にpixivにCoCシナリオを投稿しています。 こちらには保管庫的な感じでpixivで投稿しなかったシナリオを投稿していきます ☆遊んでくださった皆様へ☆ コメントやフォローいただけるととても励みになります! シナリオを崩壊させない程度なら改変などもオッケーですのでどんどん使ってください!

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