導入

PC達はKPCから「一山当てたから寿司食いに行かね？」とKPCから連絡があった。(PCのRPをそれぞれdex順で行う)
KPCから指示された場所に向かうとKPCが立っており、全員が集まった所で全員自己紹介

ほんへ

お参りをし終わり、KPCに連れられるとそこにはいかにも高そうな暖簾の掛かった店がポツンと立っていた。店の名前は「流ヶ家」というらしい。

(聞き耳をすると、ぱっと見はがらんとしているが、中からは既に賑わう音が聞こえる)
(目星をすると、まぁそれなりにしっかりとした造りの店だと分かる。)

店に入るとKPCが「あ、予約してた〇〇です〜」と言い、個室のテーブルに案内される。
店の中は色んなところにサイン色紙があり、壁には今日のオススメと書かれた紙が貼られていた。
KPCが店主に対し「大将!今日はでかいの当てたんで大将の気まぐれフルコース(4又は5人前)頼みます！」と言うと、大将は「あいよ」と言い作り始める。
(この間何かしらRPしても良いし、店の中を目星、又は聞き耳しても良い。聞き耳でクリティカル。又はスペシャルの場合追加で情報「寿司屋という訳でやはり若干魚臭さが残るが、その魚臭さとは別の何か別の香りを感じた。」)

30分位して、大将が「お待ち、気まぐれフルコースよ」と言うと、そこには様々な魚の乗った寿司、軍艦が16貫横長に並べられ、ガリも付いてきた。(寿司は12貫、軍艦は4巻)
PLはDEX順に食べることができ、食べる前に目星又は聞き耳、成功時にある程度の説明が入る、スペシャル及びクリティカルでさらに説明（個人）
説明を聞いたPCはRPで言いくるめ、説得等で押し付ける事が可能、言いくるめ、説得失敗時に幸運を振り、成功すれば組みつき、または近接戦闘技能で無理やり食べさせることも可能（食わされそうになっている相手は回避又は受け流しで回避可能。受け流しの場合、成功時食わせようとしてきた相手がそのままパクっと行く。）

また、KPCに食べさせることも可能。

寿司は
・赤身(よく食べるマグロであり、新鮮なのもあってかとてもおいしく食べられる。成功時「定番であるマグロだが、その身はとても輝いており、1貫500円はするであろう」)
2貫

・ビントロ（回転すしでよく見る奴だなぁ）(成功時「このビントロはかなり上質な物で1貫300円はするであろう」)
2貫

・大トロ（油がテカテカしており、如何にも上等なものだとわかる。成功時「しかし貴方は気付くだろう。これはマグロではなく何か別の生き物の身であることが。」）(食べると口の中でほどける様にとろける、しかし食べたあなたは気付くだろう、これは大トロではない別の生物の身であり、認識してしまった瞬間あなたの頭には先ほど大トロと思って食べた生き物の幻覚が見えるであろう。SAN値チェック(成功で1減少、失敗で1d5　最大値でアイデアロール失敗で一時的不定1d10+1d5)
寿司ネタはイスの大いなる種族
1貫

・サーモン（俗にいうアトランティックサーモンであり、とてもおいしそうに見える。S時「このサーモン、よく見ると他の寿司より厚切りということがわかる。」）（油もしつこくなく、サーモンの甘さと油が噛み合ってめちゃくちゃに美味しい）
2貫

・エンガワ（ヒラメのエンガワであろう）（あなたは気付くであろう、このエンガワはどこか異質であると、エンガワにしては色が若干黒く、ヒレというよりはまるで何かの翼膜のようだ）（あなたが口にすると一瞬で分かってしまった。これはエンガワではない別の何かだ、しかし、口にしたものは既に胃に入っており、謎の頭痛を覚える。この先の交渉技能にマイナス15）
寿司ネタは忌まわしき狩り人
2貫

・アジ（上等なアジだろうなぁ）成功時（このアジはでちょっと時間がたっても青臭さが立たないくらい新鮮な物だなぁ）
（脂の乗りもよく、薬味を付けて食べると程よい甘みと薬味が混ざりあい口の中で最高のカーニバルが起きるだろう）
2貫

・うなぎ（タレのかかった旨そうなうなぎだ）成功時（天然物のうなぎということが分かるであろう）
（口の中でほろりと解けるウナギとウナギの油が染みた米がとても合い、もう1貫、もう2貫と頼みたくなる味だろう。目星を振ると壁には1貫1200円と書かれている）
1貫
軍艦

うに（新鮮なうにであろう）成功時（これは天然物のムラサキウニであり、100gで2万円はくだらないであろう物である。）
（口の中に入れた途端ウニの磯の香りとワサビ醤油がマッチし、おいしく頂けた）
2貫

数の子（しっかりと色の染まったおいしそうな数の子）成功時（あなたは気付いてしまうであろう、その数の子はわずかではあるが蠢いていることに。その数の子の粒の一つがぎょろりと動き貴方と目が合ってしまう。SANチェック成功で2減少、失敗で1d5+1失敗時同上）
（あなたは食べた瞬間に気付くであろう、これは人が食べてはいけない何かだと、口に入れた瞬間に感じた悪寒と吐き気に貴方はSANチェック、成功で1d3失敗で1d8+2、SANチェック後幸運を振り、成功したら自動で吐き出す。又は他の人の戦闘技能で2ダメージ以上で吐き出すことが可能）
寿司ネタは飛行するポリプ
1貫

蟹みそ（さっきとったばっかであろう蟹みそと蟹の身がまざっている）（その新鮮さと色の濃さからキロ数十万はするであろう蟹みそだとわかる。蟹の身はしっかりした繊維質で数千円はするであろうとわかる。）
（口に入れた途端に広がる蟹のうまみと磯の香り、そして蟹の身の甘さが混ざりあい幸福を感じる）
1貫
全ての異物をKPCに食わせた場合

突然KPCが「トイレ行ってくるわ」と良い退席する。
しばらくするとKPCが帰ってくるがその姿は変質しており、顔はまるで魚のようになっており、鋭い爪、そして尻尾が生えている。KPCは「寿司...寿司…」と言い続けている。

KPCはあなた達を見ると「寿司ｲｲｲｲｲ！」と叫び襲い掛かってくる。

帰ってきたKPCのあまりにも異質と化した姿にSANチェック、成功で減少無し、失敗で1d6減少

戦闘
ラウンド制
KPC[寿司深きもの]
HP18（装甲2）
DEX15
STR19
SIZ16
攻撃は1d4の後、全体技以外の場合個人を狙う。
・かぎ爪　1d6 65%
・突進　2d6 50% 回避しない場合直撃すると、1ターン動けなくなる。
・組みつき　1d8 70% 戦闘技能マイナス20
・ハイドロポンプ　3d6 60% 全体

エンディング

討伐後
大将が出てきて「あぁ～こりゃダメだな。お客さん達ごめんね、こいつはどうにかしとくから。お代はこいつから貰うから帰んな」
と言われPC達はお店を出る。
すると店はそこには何も無かったかのように消え失せ、ただの空き地が広がるだけの景色となった。
まるで狐に化かされたような気持になるPC達だったが、確かに美味しいものを食べた感覚は残っている。
そしてPC達は思うだろう。彼は大丈夫なのだろうか、さっきのあの店の大将が大丈夫だと言ったのだから多分大丈夫であろうと心配しながらもPC達は帰ることにした。
討伐無し
全ての寿司を食べ終わるころには、気分を悪くしているものやはたまたおいしいものを食べて満足げな者もいた。
そしてKPCは大将に「大将！おあいそよろしく！」と言うと伝票が渡される。
そこに書かれていたのは気が遠くなるような金額にPC達は驚くがKPCは気にせず支払い「んじゃ、帰ろうぜ～」とPC達に言う。

店を出るとKPCが「今日は急に呼んで悪かったな....なぁ次また呼んだら来てくれるか？」と問われる。（否定でも肯定でも）
PC達が言うと「そうか、じゃあ次誘うときは別の店にするわ。それじゃあ今日はありがとな。解散！」といい全員は家へと帰ることになる。