初心者向けのシナリオ。
侵略者ハイパーボレアの奸計によって航行不能の輸送船「ティル・ナ・ノーグ」を救え！
というストーリーです。
セリフなしですのでGMの皆さんにお任せ！
推奨レベル：レベル3
推奨人数：3~5人
プレイ時間:5時間
必要ルールブック：基本(MGR)、上級(MGA)&ラディアントブレイブ(RDB)
機甲暦63年6月5日。
地球連邦軍はイフシード大陸を分断してタラーブルス海とティラネウス海をつなぐアル・クブラ運河の西の拠点を占拠するハイパーボレアに対して反撃する作戦を発動する。
作戦は成功だがハイパーボレアは甘くない。
拠点から一時撤退した彼たちはアビスによる嵐を起こして運河に通過する船団に襲撃する――
その中にある最も大きな船「ティル・ナ・ノーグ」が座礁して動けなくなって運河を塞いでしまう。
座礁によって動けなくなってしまう船団を救う。そしてハイパーボレアの反撃を防ぐ。
リンケージたちはすべてを乗り越えて運河を救えるのか？
メタリックガーディアンRPG
「黄色の船団を救え！」
鉄の腕(がいな)で、闇を砕け！
al-Kubra Canal
イフシード大陸の北東にある大陸を分断し、タラーブルス海とティラネウス海をつなぐ運河。
この運河は旧時代から重要な運河として使われて、たとえ機甲暦時代では大きな空中輸送艦が流行っても地形によって一番易く通るので輸送会社がよく使える。
けれどハイパーボレアの侵攻によって運河の西岸が占拠されて、ハイパーボレアはここに通う船に通行料を強要されて、危険な場所になってしまう……けれど地利によって多くの船は不本意ながら通ってる。
そんなふざけんな現状を破るために地球連邦軍を反撃作戦を進んでいるが、また運河を戦争に巻き込んでしまう。
Moses Columbus
地球連邦軍イフシード方面第六戦隊の隊長、本作戦の責任者。49歳。
ハイパーボレア戦線に対してよく勝利を取れるので今度の作戦の前に別戦線から異動された。
本人は連邦軍の計画局の予測に対して「楽観過ぎ」と思うけど計画通り作戦を発動する。
イヅモからの大型輸送船「ティル・ナ・ノーグ」の船長。32歳。
彼女が今回から初めて船長として務めるから未熟のところがあるけど仕事に熱心の人。
公式NPC(RDB P95に参照)。
ハイパーボレアの恐竜将軍の一人に名を連ねる人類の裏切り者。
地球連邦軍の反撃を予測されて、数週間前に他の戦線より招かれた。
連邦軍の作戦を見破ってそのまま乗って作戦を指揮する。
キミは「ガーディアン乗り」として売れるフリージャーナリスト。
前からキミは「ヴォルフ共和国より脱走してハイパーボレアの恐竜将軍に成り果てた人類の裏切り者」と言われたユステルにちょっと興味を抱いて、まさか今回の旅でキミはついに彼女と出会った。
軍人さんと一緒に船団を守りながら、キミはスクープをできたのか？
とにかくやってやろうぜ！
キミは地球連邦軍の軍人、前からコロンブス大佐の戦隊に配属されたから、今回も彼とともに作戦に参加する。
けれど、作戦はなかなか進捗しない。さらに民間人の船もハイパーボレアの攻撃によって険しい状況になってしまう。
船団を救うか。それともハイパーボレアを退くのか。
いや、どっちもやるからキミが戦場に征く。地球を守る連邦軍の軍人として。
キミは民間人でありリンケージであり傭兵である。今回は葛飾船長の要請によってティル・ナ・ノーグを護衛するが、船は座礁してしまう。
不条理な戦場にハイパーボレアの攻撃から船を守る。みんなを守りたいためか、それとも単にビジネスのためか、すべてはキミ次第。
キミは地球連邦軍の軍人。ハイパーボレアの反撃によって急に支援要請を応えるために戦場に征く。軍人とし務めることをやり遂げるしかないから。
キミはある戦場にユステルと出会ってしまったリンケージ。けれど、その戦場でキミたちは勝負がはっきり決まらなかったままに撤退するしかなかった。ある時、キミはユステルがアル・クブラ運河戦線に現すと聞いて、その決闘を決着するためにキミはアル・クブラ運河に征く。
シーンプレイヤー：PC2
解説1：暁の時に、PC2はコロンブス大佐の戦前講演を聞きながらコックピットの中に出撃を準備に向かっている。
解説2：地球連邦軍とハイパーボレアとの戦闘。戦闘がかなり激しいけどPC2のチームはやがてハイパーボレアを撃退できる。
登場PCに【ミッション：ハイパーボレアを撃退】を渡す。
シーンプレイヤー：PC1
解説1：ある日、PC1がカフェで自分の報道の締め切りに追われるときに、インスタントメッセンジャーのジャーナリストのグループで誰かさんがハイパーボレアの恐竜将軍ユステルのことを言及したからちょっと興味にもっていく。
解説2：数が月後。PC1がフェニキアへの船を乗って、途中にアビスビーストと出会ってしまい、そのまま機体を乗ってやっつけるが正体がバレてしまう。
登場PCに【ミッション：ユステルのスクープを出来上がり】を渡す。
シーンプレイヤー：PC3
解説：ティル・ナ・ノーグがアル・クブラ運河を通る途中にPC3が格納庫で自らの機体を整備している。葛飾船長がPC3を労うために格納庫に行くが、話し合う途中に急に激しく揺れるを受けて、ティル・ナ・ノーグがそのまま横になって運河をふさいでしまう。甲板に突っ込んだらPC3がティル・ナ・ノーグだけではなく付近のすべての船が止まってしまい上には砂が覆ってしまう。遠いところにはハイパーボレアの軍隊が見えるが連邦軍の緊急出撃を受けてそのままさっぱりに撤退した。
登場PCに【ミッション：ティル・ナ・ノーグを守る】を渡す。
シーンプレイヤー：PC4 (いなければ省略)
解説：増援要請を受けたからPC4が支援を向けて走り出す。
登場PCに【ミッション：連邦軍を支援】を渡す。
シーンプレイヤー：PC5(いなければ省略)
解説1：とある戦線で、PC5はハイパーボレアと交戦する。この戦いの中にPC5はついにリーダーとしてのユステルと刃を交わっていく。ただし、勝負がはっきり分からないままに両方とも撤退する。
解説2：フォーチュンがPC5に情報をくれた。この情報でユステルがすでにアル・クブラ運河にいると知ってるからPC5がそこへ出発。
登場PCに【ミッション：ユステルとの勝負に決着をつけよう】を渡す。
シーンプレイヤー：PC1
解説：現在に至る。PC1が乗る船もティル・ナ・ノーグによって運河に止まってしまった。連邦軍が全力で状況を排除しようともまだ時間がかかる必要があるから。そんな日々の中のある夜にPC1が付近の丘に人の影があると気付いて、気になるからそこに行って相手はハイパーボレア方の指揮官ユステル当人だ。PC1の方は全く民間人だからユステルがPC1を殺す気がないけどPC1の取材を受けつもりがないので、会話はあまり進まない。けれど、ユステルの手下が明日に船団を襲撃する情報が漏れてしまう。
シーンプレイヤー：PC4(いなければPC2)
解説：翌日。ハイパーボレアは本当に船団を襲撃していく。けれど同じ時にPC4やPC5も戦場に辿り着くから大混戦が始まる。戦いの最後にハイパーボレアの方の損害が大きいから撤退と決める。(この戦いでユステルが登場しないのでBOSSは彼女の側近)
バトルフィールド解説
黄色スクエア：崖、進入不可。
紫色スクエア：船団所在エリア、入れば即戦闘失敗。
青色スクエア：PC初期位置
緑色スクエア：機械恐竜ファングス(RDB P113、特技に《地形適応5：砂漠》を追加)
赤色スクエア：機械恐竜アーロス(RDB P113、特技に《地形適応5：砂漠》を追加)
明りの緑色のスクエア：機械恐竜ブラキオン指揮官型
機械恐竜ブラキオン指揮官型
種別：ミーレス(機械恐竜)
レベル：4 サイズ：L
体力：12/+4 反射：6/+2 知覚：12/+4
理知：9/+3 意志：6/+2 幸運：6/+2
命中：6 回避：10 砲撃：8 防壁：8
移動：2 行動：2 FP：55 EN：25
武装1：クローアーム
攻撃：〈殴〉+11/白兵(5) C値：12
対象：単体 射程：0
武装2：ベルリム8連装ミサイル
攻撃：〈炎〉+14/砲撃(8) C値：12
対象：単体 射程：3~4
防御：斬12/殴12/炎12/光8/闇8
特技：《ライバル属性》、《機関砲10》、《指揮能力2》、《射程外砲撃3》、《攻撃補助2》、《地形適応5：砂漠》
シーンプレイヤー：PC2
解説：戦闘終了後、全員が臨時整備基地に集結し、コロンブス大佐も前線へ光臨し、全員が協力の合図を確認して（このシーンで情報収集を行ってもOK、どの情報を収集するのかとGMで決めてほしい）数日内にティルナローグを救出しハイパーボレアを撃退を決める。
登場PCに【ミッション：ティル・ナ・ノーグを始め船団を救う】を渡す。
シーンプレイヤー：[マスターシーン]
解説：ユステルとハイパーボレア軍団との戦略会議。先日の戦闘に予想外の戦力の介入によって大きな損害を受けてしまったからユステルがもはや戦線が維持できないと思うけど、彼女はあくまで人類だからその方針を覆す方法がないし、どうしようもないからこれからの決戦を指揮に向かう。
シーンプレイヤー：PC3
解説：PC全員がティル・ナ・ノーグ救出作戦を行う。全員が力が合わせたからようやくティル・ナ・ノーグを救出する。けれど、すべての船が再起動途中、ハイパーボレアの襲撃が来る――
（もし【ガイア】を仕掛けとして使わせたいならここで行ける）
シーンプレイヤー：PC1
解説：ユステルがハイパーボレアの最後の攻撃を指揮する。(この戦いにGMはなるべくPC1とPC5とユステルに交戦という行動を行う推奨)
戦いの結果としてハイパーボレア軍が潰されてユステルが撤退する余儀がなくされる。だが、彼女はPC1とPC5の名前を覚えたとはっきり示した。
バトルフィールド解説
黄色スクエア：崖、進入不可。
紫色スクエア：船団所在エリア、入れば即戦闘失敗。
青色スクエア：PC初期位置
緑色スクエア：機械恐竜ファングス(RDB P113、特技に《地形適応5：砂漠》を追加)
赤色スクエア：機械恐竜アーロス(RDB P113、特技に《地形適応5：砂漠》を追加)
明りの緑色のスクエア：機械恐竜ブラキオン指揮官型
明りの赤色のスクエア：デザート・アハゲリス 連邦軍コードネーム「ゼアフォーアー 3.0+1.01」
デザート・アハゲリス 連邦軍コードネーム「ゼアフォーアー 3.0+1.01」
種別：アビスガーディアン
レベル：12 サイズ：M
体力：6/+2 反射：21/+7 知覚：18/+6
理知：18/+6 意志：8/+2 幸運：6/+2
命中：14 回避：8 砲撃：12 防壁：15
移動：3 行動：12 FP：250 EN：150
武装1：ビームサーベル
攻撃：〈光〉+22/白兵(14) C値：12
対象：単体 射程：0
武装2：ビームスナイパーライフル
攻撃：〈光〉+26/砲撃(12) C値：12
対象：単体 射程：3~8
防御：斬12/殴12/炎12/光8/闇8
特技：《ライバル属性》、《瞬発行動I》、《攻撃力上昇2》、《攻撃拡大1》、《範囲攻撃半減》、《地形適応5：砂漠》、《有利地形10：砂漠》、《状態撃破2：飛行》
加護：【ニョルド】【ヘイムダル】【ヘイムダル】【オーディン】【トール】【トール】【ネルガル】【エーギル】
(4人なら加護から一つの【ヘイムダル】を削除、FP-50。3人ならさらに【ニョルド】と一つ【トール】を削除し、FPをさらに-30。)
シーンプレイヤー：PC2
解説：ハイパーボレアの撤退と共に連邦軍は再び運河の西岸に臨時拠点を建ちなおして、PC2とPC4はここで少し日を過ごしたからまた新たな任務を受けて出発の時が来る。(どういう展開でGM、PC2とPC4と共に決定推奨)
シーンプレイヤー：PC3
解説：ティル・ナ・ノーグがついに目的地に到着。船員が作業している時に葛飾船長がようやくPC3と報酬について話し合い始まる。(どう展開するのはGMとPC3と一緒に決定推奨)
シーンプレイヤー：PC5
解説：PC5の個人エンディング。今回はまだユステルとの勝負が決まらないままに終わってしまった。たぶん、次回なら決めるのか。けどその時、PC5があるユステルに関するニュースが見える……なんと、それを書いたのはPC1だ。
シーンプレイヤー：PC1
解説：PC1も同じニュースを見える。PC1はこの時が次の締め切りを間に合うために頑張ってる……けれどこの時ディスティニーがなんとこの街を襲撃する？！PC1の選択は――(GMとPC1と共にエンディングを決める推奨)
ミッション達成による経験点は以下の通り：
グランドミッション：1点
個人ミッション：1点
オープニングで得たシナリオミッション：5点
【ミッション：ティル・ナ・ノーグを始め船団を救う】を完成：3点
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