2021年08月08日更新

【新クトゥルフ神話TRPG】夢見るカフェ

  • 難易度:★★★|
  • 人数:3人~4人|
  • プレイ時間:2~3時間(ボイスセッション)

「夢占いが出来るカフェ」としてSNSで話題のカフェに行ってみる探索者たち。裏切る夢、裏切られる夢。気づけば探索者たちは客もスタッフもいなくなったカフェに閉じ込められる。脱出方法を探しながら思うかもしれないー裏切り者はだれだ?
概要:カフェに閉じ込められるクローズド、PVP要素有り(ないこともある)。クトゥルフっぽくはないと思う。
3~4人推奨、ボイセ2~3時間程度。改変可。
推奨技能:目星、心理学

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ストック

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コメント

概要

友人である探索者たちは夢占いが出来ると評判のカフェに行く。そこで待ち受ける邪悪な陰謀とは。
3~4人推奨、ボイセ2~3時間程度(もっとはやいかもしれない)。PVPの可能性あり。
 
ありがちなクローズドをとりあえず作る、というのがコンセプトです。
7版のシナリオです。適宜改変して6版で遊んでいただいても構いません。

KP向け情報

ニャルラトテップが人間の疑心暗鬼を見るために探索者たちを閉じ込めた。このことに気付いた旧神イシスは店員のふりをして助けようとするが、ニャルラトテップのホームグラウンドでできることはせいぜいメモを残すことと助言をすることくらいだった。
探索者たちは脱出するために裏切り者を探す…が裏切り者など最初から存在しない。
 
PC間の心理学とかさせてあげると面白いかもしれないですね。パラノイアみたいになるけど。
 
3人で遊ぶならHO4の夢を削ればよいでしょう。

NPC

「桜」
倒れていた女性。黒髪ロングの清楚なイメージのある女性。善良だがおとなしすぎるきらいがある。基本的には探索者たちの探索についていく。
湯田のメモを見ても人を疑おうとはしない。
自分が疑われたら必死で否定する。彼女にやましい点はない。
彼女は最近おかしな夢を見るので夢占いに来たらしい。夢の内容はどうしても教えてくれない。
 
「湯田」
カフェ店員。好青年で、顔がいい。気づけば倒れていたとのこと。夢占いもしていたし、ドリンクを作ったりもしていた。基本的に探索者に協力する。
しかし正体はニャルラトテップであり、探索者たちが疑心暗鬼になるさまを見たがっている。そのため彼は「疑心暗鬼にしようとしてくる」。具体的には「『疑え』と書かれたメモを見つける(自分で用意したもの)」「呪文でお互いを怪しく見えるような気にさせる」など。
自分が疑われるのも一興。とにかく惑う探索者が見たい。
<心理学>を使えば、「何を考えているか分からない」といった感じになる。
本名を問われると「湯田 秀明」と名乗る。「小早川秀秋」、「イスカリオテのユダ」から。

本文

導入

あなたたちはSNSで話題の夢占いをしてくれるカフェ「ドリームランド」にやってきた。夢占いもだが、ドリンクやフードの質も高いらしい。
駐車場は若干離れた場所にある。
 
カフェはそれなりに賑わっている。店員に窓際の席に案内されメニューを渡される。夢占いは飲み物を頼むことでしてもらえるらしい。飲み物を頼んで話をしていれば何やら怪しげなローブ姿の人物がやってくる。夢占いをしてくれる店員らしい(KP情報:イシスです)
夢の内容はそれぞれにRPしてもらおう。
どの内容でも「人間関係のトラブル」「超えるべき試練」などを盛り込むとよい。
最後に、「占いは占い、夢はしょせん夢。何を信じるかはあなたたち次第。惑わされすぎぬよう…」と言って占い師は去っていく。<幸運>を振ってもらう。成功した探索者を覚えておく。
 
話し続けたり立ち上がって出ていこうとしたならだんだんと目の前がぼんやりとモヤがかったようになっていく。
気づけば、あなたたちは夢を見ている。


HO1:「あなたは夢の中で血に濡れた包丁を手にしている。そして目の前には血を流し倒れている友人の姿がある。自分は悪くない。先に裏切ったのはあいつだ。そう考えたところで目が覚める。」
HO2:「あなたは夢の中で倒れている。ずきずきと背中が痛い。体は起こせないが、包丁を手にし笑っている人物が見える。ああ、どうして。どうして友達のはずのあなたに刺されなくてはならなかったのだ?そう考えたところで目が覚める。」
HO3:「あなたは夢の中で立ちすくんでいる。目の前には包丁を持った人間と包丁で刺されて倒れている人間がいる。このままだと自分が殺される?嫌だ。殺されてなるものか!そう考えたところで目が覚める。」
HO4:「あなたは夢の中で映像を見ている。包丁で刺した人間、刺された人間、それを見ておびえる人間、それらの映像が流れている。自分は安全だ。気分がいい。疑心暗鬼になって疑い合うのを見るのは、気分がいい。そう考えたところで目が覚める。」

(便宜上HOという言葉で表していますがPC作成にかかわるものではありません。KPは個別に夢の内容を伝えてください。)


目を覚ます。眠ってしまっていたらしい。さっきと変わらずあなたたちはカフェにいた。違う点があるとするならば…店内は異様に静かで、店員の姿は見当たらず、外の光景は絵の具で塗られたかのように灰色になっているということだろうか。恐るべき夢と異常な環境で目が覚めた探索者は正気度ロール(1/1d3)
 
全員の荷物はなくなっている。ポケットに入れているものなどがあってもそれもない。

店内

丸テーブルの席が四つ、ソファと四角いテーブルの席が一つ。インテリアらしい本棚にレジ、トイレ、外へのドア、そしてキッチンがある。キッチン内の様子はここからではうまく見えない。

周りを見る

見たところ、外が見えない以外はカフェに変わった様子はない。しかし客はいなくなっている。いや、よく見れば奥のソファ席に女性が一人横たわっているのが分かる。

話しかける

「う…」と女性は目を覚ます。あなたたちを、そして周りの様子を見て驚いたような表情をするだろう。
「名前は?」→「あ、あの…桜って言います…みなさんは?」
基本的にどうしてここにいるのかといった経緯も一緒だ。
「夢を見たか?」→「見ました…人間が争い合ってて…私はそれを見てるんです…」
<心理学>で夢の内容をすべてはいっていないことが分かる。
「指摘する」→「私、それを見て…気分が良かったんです…!そんな人間じゃないはずなのに…」とおびえた様子を見せる。

丸テーブル、ソファ席

テーブルの上にはそれぞれ番号札がある。先ほどまではなかったはずの札だ。
探索者たちの席は「30」、女性のいたソファ席は「13」、もう一つの窓際の席は「7」、残る丸テーブル二つは「15」と「317」。
 
「317」のテーブルを調べる宣言があったならテーブルの裏に付箋が貼ってある。「信じる者は救われる」とだけある。
 
最初で<幸運>に成功していた探索者は<アイデア>を振ることが出来る。成功したなら「317のテーブルに先ほどの占い師がなにかしていた」ことを思い出せる。
 
「15」のテーブルを調べるなら<目星>を振ってもらう。成功なら窓の外に目が行く。そこにはあなたを見つめる大きな目玉があることだろう。正気度ロール(1/1d3)。驚いて思わず目をつぶり、もう一度目を開くと目玉は見えなくなっている。気のせいだったのだろうか。

本棚

アンティークな洋書などが置かれており、インテリアとしての側面が大きいようだが、いくつか日本語の本もあるらしい。<図書館>を振ることが出来る。成功なら「夢占いについて」という本が見つかる。


「夢占いについて」
夢占いの初歩的な話らしい。
「友人」:友人が幸福になっている夢は、あなたにも同様の幸せが舞い込むサイン。反対に友人が病気になったり不幸になったりしている場合は要注意。行動は慎重に。
「裏切り」:あなたが誰かを裏切る夢は、もしかしたら誰かに裏切られそうという不安からくる夢。
「疑い」:嘘の夢は、あなたが何か隠したり、誤魔化したいことがあるという暗示。その嘘や誤魔化しには、あなたの本音が隠されている可能性も。
「殺害」:自分の思い通りにならない現状を変えたい、都合の悪いものをなくしてしまいたいというときに見る夢。
「追われる」:追いかけられる夢は、なかなか思うようにいかなくて、焦っている状態かも。


レジ

レジだ。操作はできない。開けたければ<鍵開け>で開けられる。壊すこともできる。耐久値は15とか。
開けても中にお金はなく、「イスカリオテのユダは30シェケルのためにイエスを裏切った。」というメモと血まみれの黄色い布が出てくる。正気度ロール(0/1)
<知識>で「イスカリオテのユダは有名な裏切り者であり金でイエスを裏切った」ことを知っている。リアルアイデアでわかるかもしれないが。

トイレ

トイレだ。それなりにきれいである。鍵もちゃんと閉まるだろう。狭いので入れるのは一人がいいところだろう。

外へのドア

何をどうやっても開かない。鍵は特に閉まっていない。

キッチン

店内からは冷蔵庫やコンロなどがあるのが分かる。
中に入ると一人の男性が倒れているのに気づく。カフェの店員の格好をしている。
起こすとうめきつつも探索者に驚いた表情を見せる。ネームプレートに「湯田」とある。
「このカフェで働いてる湯田です。皆様は…お客様ですか…?」
「大変申し訳ございません…ドリンクを作っていたら意識が遠くなってきて…」
「皆様にお怪我がなくてよかったです」
 
「夢見た?」→「そういえば…このカフェの夢を見ました。店内なんですが、血まみれで、誰かが争ってて…恐ろしい夢でした…」
「は、はい、実は…少しだけ、楽しかったんです」
 
「店のドアが開かない…困りましたね、スタッフルームの窓から出ますか」
といった会話をする。
湯田はこのカフェのカギを持っており、レジやスタッフルームなどを開けられる。

キッチン内探索

冷蔵庫、電子レンジ、コンロ、テーブルなどがある。また、キッチンと逆側に「STAFF」とプレートのかかった扉がある。鍵が閉まっているが、湯田は開けられる。

冷蔵庫

開く。水やミルクなどがある。その他軽食の材料もある。<目星>に成功すれば奥のほうからレシートが出てくる。「信玄」という名前のスーパーでの買い物のようだ。


信玄 西山三丁目店
じゃがいも 398円
ルッコラ 198円
ナイロン手袋 Sサイズ 298円

消費税 89円
合計 983円

(KP情報:縦読みで「信じるな」になっている)


湯田に聞けば「あ、僕が入れっぱなしにしてたやつです…アハハ、恥ずかしい…」と反応する。

電子レンジ

レンジは高いところにあり、「SIZ16」以下の探索者は中に何があるかわからない。手を突っ込んで取り出せばそれは黒焦げになった人の手だ。正気度ロール(0/1d3)。
 
こぶしは固く握られており、無理やり引っ張れば開けそうだとわかる。引っ張ればボロボロと崩れてしまうが中からメモが出てくる。
「奴に惑わされるな。信じたいものを信じろ。」と書いてある。

コンロ、調理台

フライパンや鍋、包丁などの調理器具があるし持っていける。
持っていくことに対して湯田は何も言わない。そのことを聞かれたら「たしかに、危ないもの持ち歩いてどうするんですか」と怪訝な顔をされる(湯田は本当は面白くなりそうなので武器を持っててほしい)
フライパン:1D4+DB
包丁:1D4+DB 貫通武器
<近接戦闘(格闘)>で判定。

テーブル

コーヒー豆や紅茶の茶葉などがある。ドリンクを作るのに必要なものが多く置いてあり、カップもここだ。酒はない。
<目星>でテーブルの下に小さなメモを見つける。「裏切りを警戒するものは裏切りを考えているものだ」と書いてある。

スタッフルーム

湯田が鍵で開けてくれる。中には机といす、本棚、窓がある。窓の外は変わらず灰色だ。扉があり、湯田が「あっちは倉庫です」と教えてくれる。

本棚

雑多に本がある。<図書館>に成功すれば「裏切り者の末路」「本当は怖い花言葉」「カフェの帳簿」が見つかるだろう。
失敗してもどれかは見つかる。


「裏切り者の末路」
古くから裏切り者にはひどい結末が与えられている。
イスカリオテのユダは「神曲」においてはコキュートスに堕とされ、明智光秀は三日天下で落ち武者狩りに遭い、呂布奉先は自らが裏切られ晒し首となる。
裏切り者にひどい結末が与えられるのはどの世界でも「そうあるべきこと」なのかもしれない。


「本当は怖い花言葉」
花言葉には恐ろしいものがあるのを読者の皆様はご存じでしょうか?
たとえばクローバーには「復讐」という花言葉があるし、月桂樹なら「裏切り」の花言葉があります。
しだれ桜には「ごまかし」なんて言葉もあります。
色によっても花言葉は異なります。例えばユリは白なら「純潔」ですが黄色なら「偽り」となります。「綺麗な薔薇には棘がある」というように、花言葉や花の意味にもとげがあるのです。


「カフェの帳簿」
<経理>に成功すればあまり儲かっていない割に設備投資などはしっかりしているんだなということが分かる。
湯田に聞けば「オーナーの趣味でやってる店らしいですからね」と言われる。(もちろん嘘)


机の上

花瓶がある。黄色の花がささっている。<知識ハード><植物学><自然>のいずれかの成功で「ユリ」だとわかる。
 
菓子盆があり、個包装のクッキーが数枚載っている。
<目星>に成功でクッキーの袋の中に入っているメモを見つける。「君は隣人を本当に理解しているか?」と書いている。もう一度<目星>を振ってもらい、成功なら「自分以外の誰か」がメモをポケットに隠したのに気付く(ニャルによる妨害魔術。本当はそんなことをしていなくてもそう思い込む)
指摘すればその人物のポケットにはメモが入っている。「君だろう?」とだけ書いている。
(桜あたりにフォローを入れさせてあげることで疑われた人間をフォローしてあげるのも必要かもしれない)
メモに<オカルト>などを振らせる。成功ならそのメモからなにか邪悪な意思を感じるかもしれない。
 
一通り探し終わると桜が「なんか落ちてました…」とメモを持ってくる。湯田も「僕もこんなものを見つけました」とメモを持ってくる。
桜のメモ「予知夢に気をつけろ」
湯田のメモ「裏切り者はこの中にいる」

倉庫

鍵は湯田が開けてくれる。倉庫は明かりがついていて、雑多に荷物が置かれた棚や段ボールなどがある。
しかし、入ってしばらく探索する(奥のほうに入る)と電気が突然暗くなってしまう。「この状態ではおそらくお互いが何をしているかはわからないでしょう。行動はKPにのみ伝えてもらいそれを処理していきます」と宣言し、KPは処理していく。
 
ライトのボタンはドアの近くにある。
「ライトをつける」宣言→ボタンを技能かまたは壁伝いに触って探してもらう。
「壁伝い」→突然あなたの手が濡れたものを触る。水にしては粘り気がある。においをかいだなら錆びた鉄のような香りだ。これは…血じゃないだろうか?そう思い至りおもわずぞっとしてしまう。正気度ロール(0/1)
この正気度ロールに失敗したなら思わず叫び声を上げる。周りも気付くだろう。
 
「懐中電灯などを探す」→壁際、ヘルメットなどの防災用具とともに置いてある。どこを探すか告げてもらい、<目星:ハード>で見つけてもらおう。
 
見つけられずともしばらくすれば湯田が懐中電灯を見つけ明かりを灯し、電気をつけてくれるだろう。

のこぎりやハンマーなどの工具などが置いてあるスペース、そして密閉された茶葉などが置いてあるスペースに分かれている。
しかし整頓はされていないのでありそうなものならあるかもしれない。
 
<目星>、または宣言があれば「救急箱」を見つける。
しかしさほど物は入っていない。解熱剤や胃腸薬は入っているが、ばんそうこうや包帯は空のケースのみだ。また「睡眠薬」とラベルの貼られたビンもある。錠剤で、ほぼ空だが二錠だけ入っている。
 
湯田は「救急箱、あるのも知らなかったですよ」と言う。
睡眠薬を飲み物に混ぜたんじゃないか、と問い詰めても「そんなことお客さんにしませんよ!だいたい、僕も倒れてたんですよ?」と言われてしまう。

段ボール

つぶされてもいない空の段ボールが大量にある。大きさはまちまちで小さなものから人が一人はいれるんじゃないかと言ったサイズのものまである。部屋の一角を占めている。もっとも大きいサイズのものは二箱。
 
<目星>でビデオカメラが見つかる。起動すれば何やらすでに映像が撮られていることがわかる。
それはこのカフェの映像だ。音はなぜか入っておらず、画質も粗いが、数名の人間が言い争っている。やがて一人の人間が周りから指をさされる。するとおもむろに指をさされた人間が懐からナイフを取り出し襲い掛かる。襲われた人間は血を流し倒れ、あるものは逃げ、あるものは抵抗し、カフェは血まみれの地獄と化した。そこで映像は途切れる。
このカフェで起こったであろう惨劇を目にした探索者は正気度ロール(1/1d4)。
 
この映像を見た後なら気付くが、各部屋の隅には黒っぽい汚れのようなものがある。血がこびりついたものだと気づくだろう。

暗闇で血らしきものに触れていても手は汚れていないし壁に血痕はない。
壁には懐中電灯とヘルメットがかかっている。
ヘルメットは1の装甲として働く。

<目星>に成功すれば小さく「裏切られた。死にたくない」と書いてあるのを見つける。ビデオの映像を見たりしているなら正気度ロール(0/1)

探索を終える

倉庫の探索まで終わり、カフェに戻ってくるなら<アイデア>か<目星>を振ってもらう。成功者はレジカウンターになにやらスマートフォンがあるのを発見する。
起動するとパスワードを打ち込むような画面になる。が、そこには「裏切り者の名を告げよ」とある。入力はローマ字でのみできるらしく、エンターをタップすれば入力完了だろうとわかる。
全員失敗したなら湯田が見つけてくれる。

裏切り者

ここに何を入力するかでEDが変わる。話し合いになるだろう。
桜は「裏切り者なんていないと思います」
湯田は「誰かは裏切ってるに違いない、そいつはきっと生き残るために嘘をついてるんだ」と言うだろう。

空白、いない、など「裏切り者はいない」と示す場合

矢印をタップすると突如スマホからまばゆい光があふれ目をつぶってしまう。「なんだ、思ったより冷静だね」という湯田の声が聞こえた。
 
気が付くとそこはカフェの外。そして探索者たちと桜屋はみな荷物を手にして立っていた。店員が「またのお越しをお待ちしておりま~す」とみんなに手を振っている。
 
「自分たちはどうしたのか」→「え?お会計されて帰られるところじゃないんですか?」
「記憶がない、閉じ込められていた」→「そんな、何言ってらっしゃるんですか。みなさん占いをされた後おしゃべりされてましたよ?」
「湯田は?」→「湯田…ですか?」「そんな名前の店員はうちにはいないですよ」
 
店員に見送られて帰る際、あなたたちを占ってくれた女性とすれ違う。あなたたちを見て、
「邪悪に負けず信じあうことを選択されたのですね…素晴らしい。夢にも、彼にも、惑わされることのないよう、祝福あらんことを」
という。
そのままどこかへ行ってしまう。
 
かくして探索者たちは元の世界に戻ることとなる。
 
シナリオ報酬
生還した:1d6
信じあうことが出来た:1d4

「湯田」を裏切り者だと示す場合

湯田はスマートフォンを奪ったりしようとするだろうが、抑えることはできる。
矢印を押したならば、突如湯田が笑いだす。
「あはははは!気づいてたのかな?それともただ疑っただけかな?どっちだっていいけどね、君たちが惑わされて疑って、必死に裏切り者を探すさまは実に楽しかったから!」
そう言うと突如としてスマートフォンから黒い光が放たれ、探索者たちを包む。やがて周りもすべて黒い光に飲まれ、探索者たちは闇の中に閉じ込められる。何も周りは見えないが、あなたたちは確かに視線を感じる。やがて、あなたたちの目の前に巨大な目が現れる。一つではない、無数の巨大な目が、まるで見世物を見るかのようにあなたたちを見つめている。目をそらすことはできず、あなたたちは邪悪な企みに踊らされていたことを悟るだろう。正気度ロール(1d4/1d10)
 
意識が遠くなっていく。
 
気づけば、そこはカフェの外。すでに時刻は夜で、カフェは閉まっている。
荷物などはある。だが、あなたたちは一刻も早くそのカフェから離れたいと思うことだろう。
あなたたちがこの話を誰にしようと本気にはしてもらえないだろうし、カフェは変わらず営業している。元の世界に戻れたあなたたちには関係のないことだ。
 
シナリオ報酬
生還した 1d6

他の誰かを裏切り者だと示す場合

矢印を押せば、名前を書かれた人物は突如として体が動かなくなる。
と同時に、その人物の前に包丁が落ちてくる。スマートフォンには「殺せ」の文字のみがある。
 
殺すのに特別な技能はいらない。殺害を目撃した探索者は正気度ロール(1d3/1d6)
殺害した探索者は正気度ロール(1d6/1d10)
殺すことに成功したならば大量の血が流れることだろう。そして天井から赤い血がしたたり落ち、やがて雨のように降ってくる。
なすすべなく、探索者たちは血の海に溺れることとなる。正気度ロール(1d3/1d6)
やがて意識が遠くなる中で湯田の高らかな笑い声が聞こえた。
 
殺害されたもの以外は目を覚ます。そこはカフェの外、荷物を持って倒れている。だが、そのカフェはすでにボロボロの廃屋となっている。鍵なども開かない。それ以前にあなたたちはそんな場所からさっさと帰りたいと思うことだろう。
後日。あの時殺したあの人はまだ見つからない。というよりも、まるで最初からいなかったかのように扱われているのだ。あの時の判断は間違ったのか?いや、そんなはずはない。間違いだと認めてしまったら…きっと耐えられなくなる。これでいいのだ、ヒトを信じてはいけない。そう思いつつ今日もあなたは生きていくだろう。
 
シナリオ報酬
生還した:1d3
<後遺症:人間不信>を得る
<後遺症:人間不信>→誰もがあなたを騙そうとしている、そう感じる。
この探索者は交渉技能などが使えなくなるが交渉技能が通用しなくなる。また、他の探索者やほかのNPCに好意的、協力的な行動をとらなくなる。(ただし打算的、計算の上で表面上協力することはあるだろう。しかし決して積極的ではない)
 
殺害された探索者はロストする。

あとがき

ここまで読んでくださった方ありがとうございます。初投稿なので見づらさは許してほしいです。
身内向けに作ったものを供養として投稿しました。自作発言さえないなら改変でもなんでもお好きにしてください。
私はこういうシナリオ苦手ですがどうなんでしょうか。でも遊んでもらえたらうれしいですね。

Default dc97b68ac5e45fe6e796100df0104bd212cb6cb56de14e1772ab29062c337ef0

供養って感じです

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