2022年03月01日更新

NoTimeNoEnd

  • 難易度:★|
  • 人数:1人~1人|
  • プレイ時間:1~2時間(ボイスセッション)

初投稿失礼します。
現在作成中のタイマン探索型シナリオです。
処理の都合上1人としていますが、世界観的に2人までなら可能だと考えています。
その場合には人魚を増やす必要が出てきそうですが。

とにかく「目星」をたくさん使うシナリオです。
どこから探しても最終的なキーは単純なので難易度は★とさせていただきました。
まだまだぬけの多いシナリオですが、テストプレイしてくださる方大募集中です。

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ストック

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息抜きでシナリオ

NoTimeNoEnd

1 ~ 2人用

推奨技能

・目星

・もしかすると戦闘技能

概要

あなたたちはそれぞれの場所で平平凡凡に生きてきた。
今日も学校や会社、それぞれが所属する集団と関わり、別れ、そうやって生きていくのだろう。ある日、あなたたちが外出しようと玄関のドアを開くと途端に眩しい光に包まれる。  

導入

目が覚めるとそこは知らない天井だった。
真っ白な床。真っ白な壁。全体的に清潔感のある印象を受ける

部屋の中央に一つの看板が立っている。

「 NoTimeNoEnd 時間は待ってくれない。躊躇していると終わらない 」

そして頭上から脳内に直接メッセージが届く。
『 おはよう、突然で悪いが君の身柄を此処に拘束させてもらった。 』
『 残念ながら君には死んでもらうことになる。そこのパネルを見てほしい 』

看板の下には小さなキャラクターが四角いボードを持っている石像がある。そのボードには 01:30:00 と表記されている。

『 君の命は残り90分だ。 』
『 ここで天命を待つのも君の選択だし、出口を探してもいい。 』
『 あぁ安心して? 出口はちゃんとあるから。 』
『 じゃぁがんばってねー 』

【聞き耳】    
    ビリビリッ...バリィバリィ カシュ..グビッグビッグビッグビッ...フウ...バリィバリィ
    何かの袋を開ける音が聞こえる、そしてポテトチップスをかじる音、アルミ缶の開封音、一息。
    そしてポテトチップスをかじる音が聞こえる...


※KPはここで1時間30分のアラームを開始する
パネルから「ピッ」と音がして末尾の2桁が59,,,58と1秒毎にカウントダウンしていることに気づくだろう。

白い部屋

【目星】 この部屋には以下の要素があることがわかる。
・裏側:ドアがある
・正面:絵画が飾ってある
・右:250mプールと水着がおいてある。
・左:学校にある学習机の上に花瓶がおいてある。
・床:白い床だ、部屋中央に横たわる人影が見える
・天井:知らない天井だ

【聞き耳】 部屋中央部からかすかに音が聞こえる
床あたりからなにか音がする気がする

天井

シミ一つない白い天井

知らない天井だ。



白い床だ。

中央に横倒れている人影を見かけるだろう。

 ー 【目星】
人影を観察すると上半身は人間の女性のようだが、下半身には大きなヒレが生えていることが分かる。

部屋の中央に小さなネジ(M3の平ねじ)が4つ締め付けてあることが見える

 ー 【知識・医療】
まるで病室の床であるような印象を受けるだろう

 ー 【聞き耳】
床の中央部から風を切るような音がかすかに聞こえる

>> 人魚

オホーツク海に生息していたらしい人魚

高身長で誰もが虜になりそうな美貌だ。(APP19)

彼女に名前はなく、探索者に名付けてほしいとせがむ。

彼女の人魚姿は変装した姿であり、通常は魚として生活している。

そのため、90分程度であれば人間化して水がなくても生きていけるだろう。
人魚の挙動からおそらく眠っているのではないかと気づく

<<人魚>>

《うっ、、うーーん。 あれ?ここは?》

《えーっと、君が起こしてくれたの~?》

《ありがとぉ~》

両手を探索者の腰に回し股間部分に顔を当ててスリスリし始める(男女関係なく)

```
人魚の名前
探索者で名付けに時間が掛かりそうな場合、以下のロール表から選択してもいい。

  1. ジュリア
  2. マール
  3. リリー
  4. ケイティ
  5. エセル
  6. アニー
  7. テレス
  8. ベル
  9. メトカーフ
  10. ソリメノ ```


白い壁がある。

 ー 【目星】 白い壁だ。時折白い凹凸がある。【登攀】で登れそうだ

 ー 【登攀】 壁の高さは30m 1回登攀に成功するごとに5m登ることができる。
登攀に失敗すると床まで自由落下する。【幸運】 マイナス補正で成功したら5mずり下がったとしてもいい。

・登攀に成功した場合

  30m付近に手をかけるとその先が床であることがわかる

  よじ登ると目の前に宝箱がある。

・トランポリンを使って登った場合

  何回か飛んでいると壁の上に床があることがわかる。

  その床の上に宝箱が見える。

宝箱 貴方は浜辺に立っていた。
開くと中に青色の+ドライバーが入ってる。

ドア

白いドアだ。

【目星】 ドアにはドアノブが付いていることがわかる。

ドアの先に進む

青い部屋につながっている。

ドアノブ

一般的な右にひねるドアノブだ。

どうやら鍵はかかっていないらしい。

絵画

壁にかけてある。

【目星】 ごちゃごちゃしている。女の人に見えなくもない。
木枠のフレームの中に絵が入っていることがわかる。フレームは外れそうだ

【芸術】 ピカソのキュビズムを彷彿とさせる絵だ。

・フレームを外す

フレームを外すと画用紙に油絵で書かれていた絵であることがわかる。

・裏を見る

裏には「9638724」という数字が黒いクレヨンで書かれている。

・絵画の裏を見る

裏にはコルクボードがあることがわかる。

きっと絵の緩衝材として使われているのだろう

・絵画を燃やす

絵を燃やそうと火元を近づけるとうっすら数字が浮かぶのがわかる。

「45」誰かが指で書いたような跡だ。

 学習机

小学校などで使われる5号の机だ。

机の情報は【目星】ですべて公開する。

【目星】 机にはLook Up This!! と花瓶に指差す落書きが書かれている

机の中には何もない 机の足にも何もない。

【目星クリティカル】机の裏にZippoライターが貼り付けられていることがわかる。

花瓶

つるべ式の白色の花瓶だ
一輪の名前の知らない紫色の花が生けてある。

【目星】 それは造花であることがわかる

造花を摘む

「偽りのシクラメン」を入手する

花瓶を持ち出す

花瓶は机から取れない。

花瓶を破壊する(破壊しようと試みる)

貴方は花瓶の破壊を試みようと手持ちの武器を使ったが、
花瓶と武器が接触した瞬間武器に強烈なしびれが伝わってきた。
探索者が振り回したエネルギーすべてが花瓶と逆方向に加えられ、思わず武器を手放してしまうだろう。

花瓶に与えようとしたダメージ/2 のHp減少

花瓶:自身に向けられたあらゆるエネルギーを逆方向に反射する特殊性質を持っている。

花瓶の中を覗き込む

花瓶の中を覗き込むと暗黒がそこ一帯に広がっていた。白い部屋とは対照的に明かりと呼べる一抹の光もなく、ただ目の前の灯を飲み込むだけの漆黒に探索者の灯火を誰かが息で吹き消してくるかのような錯覚に陥る。
背筋に悪寒が走り、思わず足がすくんでしまった。

SAN値チェック 0 / 1d3

25mプール

長さ25m深さ25mの温水プールだ。
底は全く見えない
はしごがある。

【潜水】5m進むごとにCON対抗(失敗するとHP1減少)

・プールの底 (水深250m)

赤いバルブが底にあるのがわかる。ひねると水が何処かに排水されるのだと理解する。

・バルブをひねる

プールを満たしていた温水がものすごい勢いでバルブの向こうに吸い込まれていくのがわかる。ものの30秒でプール内の水は空になった。

水を抜いたことで部屋の照明がプールの底を照らし見えるようになる。

・プールの底

大きな文字が刻印されている。

また、底の真ん中に鎖で繋がれた人魚が見える

【目星】 トランポリンのマーク
(プールの上から見ている人は技能を使わなくても上記の情報を得られる)

ボード下のキャラクター

本シナリオ初登場のキャラクター「NeToidちゃん」

【目星】NeToidちゃんの背中に2桁のダイアルロックが付いていることがわかる。ロックを解錠後、人形の腰あたりを回すことで中からものを取り出すことができそうだ。

・「45」に合わせて人形を開く

中から星型の髪飾りと1枚の紙が出てきた。

星型の髪飾り

紙の内容を要約するとこうだ

対象オブジェクトを取り付けた人を「甲」とする

髪飾りを付けもらう人を「乙」とする

甲乙は双方向に意志の共有が可能となる

甲は自身のMPとSANと人形を消費して人魚の思念体を実体化させることができる

- 人魚の召喚  
    人間を模した人形を準備し、この呪文を使用すると
    人形が破壊されるまで人魚の思念体が憑依し実体化する。  
    成功率60% (消費MP:1  消費SAN:1d3  )  
    成功率80% (消費MP:2  消費SAN:1d3+1d2  )  
    成功率100% (消費MP:3  消費SAN:1d3+1d3  )  

>人形の条件    
材質は問わない。しかし、材質によって強度が変わる。  
土:HP 3  
木:HP 10  
プラスチック:HP 12  
コンクリート:HP 15  
綿:HP 6  
鉄:HP 35  装甲 2
タングステン鋼:HP 40  装甲 3

床の下

探索者が+ドライバーを使って床のパネルを取り外すと
底先が見えない穴がある。とても大きな風音がする

・穴になにかモノを落としてみる
「ヒュー...」と落下し10秒後に音と共に消えてしまうことがわかる

・落下する
探索者たちは穴に落ちていった。
しばらく落下していると途中で逆風に持ち上げられる感覚が下部から伝わってくるだろう。やがて逆風は止み、特に何も損傷を受けずに何処かの床に着地した。→黒い部屋に着地

青い部屋

部屋全体が青い景観をしている。
【目星】 この部屋には以下の要素があることがわかる。
・正面 :7桁に区切られたパネルがはめ込まれたドアがある
・中央 :看板がある
・左隅 :じゃんけんマシーンがある 

ドア

青いドアだ。まわりにドアノブはなく、中央上部に7桁で区切られたパネルがはめ込まれている。
ドアの中央下部にテンキー式のロックがかけられていることがわかる。

0 ~ 9まで入力できそうだ。

しかしパネルとテンキーには電源が入っていない。

【目星】 ドアの前に不自然に置かれたマットがある。

・マット

青いマットだ。マットを剥がすと下には透明シートが敷かれていることがわかる。シートの先端には電線が伸びており床下の小さな穴に通っていることがわかる。

【電気工学・機械修理・電気修理・コンピューター】

このシートは感圧センサーであることがわかる。
特定の重量を検知すると電流を流し床下の装置に信号が送信されるのだろう。

・ドア前の感圧センサー

感圧センサーはドアと接続しており、
探索者と同じ重量を検知すると信号が送信される。
ドアが信号を受信するとドアのロックに電源が入る。

・ドアの解錠

ドアの感圧センサーに乗った状態で「9638724」を入力すると解錠する 。 ドアの先には「トランポリン」が置いてあった。

【鍵開け】 1時間ほどで解錠できるだろう

・ドアの天啓

ドアの謎に悩んでいる場合、アイデア成功時に「 蒼く染まった扉の先にきっと光はあるだろう。鮮烈多彩な美人の眼はそっとこちらを覗いてる。だが忘れることなかれ。鮮烈さとは腹黒さを兼ね備えてこそ成立するものだ。 」を探索者に伝える
もしくは絵画当たりを再度探索することを勧めてもいいだろう

トランポリン

目の前にトランポリンが置いてあり、その上にA4の紙が置かれている。
トランポリンはたためば持ち運べるサイズの大きさだ。

A4の紙

「勢い任せて踏み絞る そこから飛べたら白天井」
「押してだめなら引いてみよ。 下を視るなら上も視よ。」

看板

「恐れず進めシーカーよ。周りを探せハンターよ。謎はすぐそばで明かされる日を待っている。」

看板の裏

[ Let's go home again ]

天井、床、壁

とくにない。何もない。青色の塗装も剥がれない。

じゃんけんマシーン

ゲームセンサーのメダルゲームコーナーにありそうな筐体
コイン枚数欄は「∞」と表示されている。

探索者が筐体の前に立つと目の前のパネルが動き出し

「(1)グー,(2)チョキ,(3)パー」のどれかを押すことで対戦できそうだ。
GMは筐体のじゃんけんを1d3で振る。
探索者が勝利した場合、じゃんけんマシーンの下口から 「潜水士セット」をドロップする。(1人分)

潜水士セット

着用している間の水中CON対抗自動成功
折りたたみ式のチューブによってプール底まで潜っても呼吸にはなんの問題もないだろう。

黒い部屋 (黒い部屋-0)

狭い天井、床、壁すべてが黒い塗装がされている黒い部屋だ。

【目星】 この部屋には以下の要素があることがわかる。
正面:金色の装飾がされた荘厳な扉がある
正面左寄り:小さなキャラクターが四角いボードを持っている石像が鎮座している。

荘厳な扉

押し扉だ。中央には1枚のプレートが貼ってある。

【目星】 2枚の両開き押し扉だ。鍵はかかってなさそう。

・中に入る

黒い部屋-1に向かう

【聞き耳】 黒い部屋-0内に「ピピッ」とタイマーセットの音が聞こえる。

※KPはここでタイマーを停止させてください。

そしてシークレットダイスを 3d7 お願いします。

黒い部屋の質問

これから探索者たちにはいくつかの質問を問われることになる
KPによって振られたシークレットダイスによって問題は確定し
質問内容が黒い門のプレートに記載される。
知識-20/アイデア-20で成功すれば正解しても良い

『 おめでとう! ここまでよくたどり着いたね。 』
『 ここにこれたということは資格があるということでいいのかな? 』
『 それじゃあ、君たちの実力を試させてもらうよ。 』

以下が質問の内容である。
1. 「□色の花瓶は○色のシクラメンを抱えて佇んでいた」  
2. 「白色の部屋天井には□色のプラスドライバーが隠れてた」
3. 「□色の部屋奥にあるトランポリンは□色だった」
4. 「あの25mプールの奥には□色のバルブがあるんだ」
5. 「□色の髪をなびかせた○色の服尾びれが生えた人魚に出会ったかい?」
6. 「□色のパネルを持った石膏像は意外だよね」
7. 「さっきくぐった門の色なんだっけ? □色?」

質問に使用できる技能など
【幸運】 [現在の値 / 10]判定値に成功したら成功判定としてもいい
【人魚に聞く】人魚は質問 4, 5の回答を知っている

回答ボタンの仕様  
○、□共に同じ仕様となっている。
○のボタンを押下するとボタンが沈み、明るく光る。
同じ列のボタンを複数押下しても最初に押下したボタンのみ点灯する。
最初に押下したボタンをもう一度押下するとボタンは消灯する。
FinalAnswerボタンを押下すると回答が確定され、内容に応じたイベントが発生する。

質問の回答
1. 「白色の花瓶は紫色のシクラメンを抱えて佇んでいた」  
2. 「白色の部屋天井には青色のプラスドライバーが隠れてた」
3. 「青色の部屋奥にあるトランポリンは赤色だった」
4. 「あの25mプールの奥には赤色のバルブがあるんだ」
5. 「紫色の髪をなびかせた緑色の瞳を持った人魚に出会ったかい?」
6. 「パネルを持った緑色の石膏像は意外だよね」
7. 「さっきくぐった門の色なんだっけ? 黒色?」

プレート

金属製のプレートに黒色の塗装が施してある。
そして金文字で「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ。」と彫られている。

石像

白い部屋で見たカウントダウンと同期しているのであろうパネルを掲げている。

黒い部屋-1

目の前は狭い廊下になっている。
技能を振らなくても目の前に扉があることがわかるだろう。
黒い部屋-0と同様に両開きの扉があり、金文字でなにか書かれている。

扉のプレート

「振り返りをしよう 準備はいいかい?」

「KPにより決定された質問文 (1 ~ 7)」

回答ボタン

白、黒、赤、青、黄、紫、緑の○ボタン

白、黒、赤、青、黄、紫、緑の□ボタン

そして中央下部に『FinalAnswer』と書かれた大きなボタンがある。

 扉の反応

正解の場合: 「ゴゴゴ」と地面が揺れ、扉がゆっくりと開く
不正解の場合: FinalAnswerボタンを押した瞬間脳天に雷が直撃したような感覚に襲われる。

SAN値チェック 1d5 / 1d15

黒い部屋-2

目の前は狭い廊下になっている。
技能を振らなくても目の前に扉があることがわかるだろう。
黒い部屋-0と同様に両開きの扉があり、金文字でなにか書かれている。

扉のプレート

「第2問」

「KPにより決定された質問文 (1 ~ 7)」

回答ボタン

白、黒、赤、青、黄、紫、緑の○ボタン

白、黒、赤、青、黄、紫、緑の□ボタン

そして中央下部に『FinalAnswer』と書かれた大きなボタンがある。

 扉の反応

正解の場合: 「ゴゴゴ」と地面が揺れ、扉がゆっくりと開く
不正解の場合: FinalAnswerボタンを押した瞬間脳天に雷が直撃したような感覚に襲われる。

SAN値チェック 1d5 / 1d15

黒い部屋-3

目の前は狭い廊下になっている。
技能を振らなくても目の前に扉があることがわかるだろう。
黒い部屋-0と同様に両開きの扉があり、金文字でなにか書かれている。

扉のプレート

「最後の問題だ。」

「KPにより決定された質問文 (1 ~ 7)」

回答ボタン

白、黒、赤、青、黄、紫、緑の○ボタン

白、黒、赤、青、黄、紫、緑の□ボタン

そして中央下部に『FinalAnswer』と書かれた大きなボタンがある。

 扉の反応

正解の場合: 「ゴゴゴ」と地面が揺れ、扉がゆっくりと開く
不正解の場合: FinalAnswerボタンを押した瞬間脳天に雷が直撃したような感覚に襲われる。

SAN値チェック 1d5 / 1d15

黒い部屋の先

永遠とも思える暗闇の空間を抜けると真っ白な世界だった。
しかしよく見てみるとところどころに塗りかけの絵の具が置いてあることがわかる。赤や黒、白、緑、そして紫、黄色いろんな色が白い背景を塗りたくろうとしてる。そして目の前には一つの扉があった。

『このドアノブに触れるべからず。』
『ドアノブに触れた者の記憶に新しい場所に、行き先が決定される。』
『一度触れると行き先が確定する。』
『行き先は触れた者が通れば元に戻る。』
『君たちの生まれた世界ではない場所には行けない』

《ついについちゃったね...》
《いやーすごいよ君は》
《でもね、私はここから先には行けないんだ。》
《私はオホーツク海の深い深い海の底でずっと過ごしてきた。》
《だから私の体は強い水圧に耐えられるように体の仕組みが違うみたい。今から貴方が向かう場所には行けないって、本能的にわかる。》
《私の体が膨張して、破裂するの。深海魚みたいに。》
《それでも貴方は私を連れて行こうとするの?》

《そしてもし貴方が私の故郷に行くのなら、貴方を深海に放り出すことになってしまう》
《深海の水圧に耐えれなくなって貴方はペシャンコにされてしまう》
《だから先に行って?》
《貴方は貴方の故郷に帰って、私は私の故郷に帰るの。》
《そうすればまた、逢えるかもしれないでしょ?》
《私はオホーツク海の底で暮らしてる。》
《いつまでも待ってるから。》

達成報酬

「おめでとう! 見事な脱出劇だった。」
「また会おう。また合う"機械"まで。」

【人魚を起こさず一人で脱出した】
貴方は玄関の先に居た。
まるでさっきまでの出来事がなかったかのように。
しかし、片手には出かける前に持った覚えのない一輪の花を携えていた。決して枯れないシクラメン。いわゆる造花だ。
いつか枯れてしまう儚さと永遠に変わることのない美しさ
貴方はどっちがお好きですか?

SAN回復 2d6
HP消耗した分全回復

AF 【偽りのシクラメン】今後判定するアイデアロール+30  1回使用可能 

【人魚と一緒に脱出した】

貴方は玄関の先にいた。
まるでまるでさっきまでの出来事がなかったかのように。
しかし、貴方は知っている。とてつもなく奇妙なゲームに参加させられていたこと。
そして人魚とまた逢う約束をしたこと。
彼女が残した「オホーツク海」と「人魚の鱗」を握って思いにふける。


【再開することを望んだ場合】
ザザーンと波打つ波音とツンと香る潮気が何処か懐かしい気持ちを彷彿とさせる。誰も居ない夜明け前。とりあえず海を眺めることにした。すると向こうからなにかがものすごい波音を立ててこちらに近寄ってくる。 やがて海岸まで近づいたソレは
「ぷはぁぁ!」
海面から顔を上げて犬のように頭を揺らし長い髪の水気を飛ばしている。
彼女だ。よくわからない部屋から一緒に脱出したときの人魚が目の前に居た。「またお会いしましたね♡」
それまで信じられなかった存在が目の前で私のことを見て話している。
水圧と気圧の関係は私が再開するまでの6カ月間で徐々に合わせてくれたらしい。
おかげでもう故郷には帰れなくなっていそうだが、彼女はまだ気づいていない。
まぁやるだけのことをやってみよう。

SAN消耗した分全回復
HP消耗した分全回復

AF 【人魚の鱗】今後判定する水泳判定+50 無制限


共通獲得AF 【奇妙なピンバッヂ】りのすけ著の中で使用可能なアイテム

エンド

時間切れ:
「ピーーーーーーーー...」
部屋中に何処かで聞いた電子音が響く。
「お楽しみのところ悪いが、そろそろ時間だ。」
「またの挑戦をまっているよ。」

HPが0:
「ドクン...ドクン...」やけに心音がうるさい。
私は死んでしまったのか...やけに現実味のない心臓音が耳を覆う。
「死んでしまうとはなさけない! が そろそろ時間だ。」
「またの挑戦をまっているよ。」

SANが0:
『知らぬが仏』ということわざがあるように、
私は知りすぎてしまったのかもしれない。
頭の中で私と私が対面し、目があった。
「お前はだれだ。お前こそだれだ、」
「お前は何者なんだ。お前はなんのために生きてきたんだ。」
「・・・俺は、、、なんで生きているんだ。。。」
「お取り込み中に悪いけど そろそろ時間だ。」
「またの挑戦をまっているよ。」

エンド報酬
・HP消耗した分全回復
・AF 【再挑戦チケット】(本シナリオ限定)  
  使用すると判定技能値がすべて90になる。
使用回数 無制限
( 2回以降もエンドの場合、チケットの数が増えます。 )
B67d2417 eb9d 4700 b346 561c1f621b83

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