2023年05月05日更新

サクッとできるくせに難しいクトゥルフシリーズ「洞窟」

  • 難易度:★★★★|
  • 人数:3人~6人|
  • プレイ時間:1~2時間(ボイスセッション)

目を覚ましたら、貴方は洞窟にいました。辺りを見ると、同じように目を覚ました探索者がいます。彼ら、もしくは彼女らと協力しこの洞窟から脱出しましょう。

推奨技能 攻撃系技能、目星、地学
準推奨技能 水泳
SAN値多めがおすすめ

推奨設定15~18歳

316

2

ストック

1

コメント

固定セリフ
KP:ポチャン、ポチャン…そう、水の音が聞こえてくる。あなた達は、その音で意識がはっきりとしてきます。そして、目を覚ますと…
あなた達は岩に囲まれた空間にいました。
更に、その空間は光る岩が点在しており、あなた達のいる空間を明るく照らしています。

(ここで自己紹介シーン)

あなた達は近くに何か荷物が置いてあることに気が付き、そこに歩いて行きます。
※ここで、STR6以下の人は転んで0d1のダメージを受けます。
そして、そこまで歩くと、洞窟を探検するためのセットがおいてあります。
(KPの裁量である程度は自由な物を出しても良
ただし、ランプは人数分出さないように
そして、ランプは時間経過で消えるようにしておいてください。
後、ランプがどこかで消えるようにすると難易度が上がります。)


目星タイム
目星 成功↓
光っている石のような物は手で簡単に取れる事が分かります。
(光源として持ち運び可能)

スペシャル↓
その光っている石のようなものは、何かの生物の化石だと気が付きます。
更に、地学でそれがなんの化石かが分かります。
それは、形が変わっていて分かりにくかったですが、人間の頭蓋骨であることが分かります。
その事実を知った探索者は1d2SAN値を減少させます。

地学
成功↓
ここの石は、現実世界に無い石だと気が付きます。

スペシャル↓
この洞窟は、自然的に出来たものではないと気が付きます。

(探索シーン)
この洞窟は、探索者から見て前、後ろ、水の流れる先(左)の3方向に穴が空いています。
探索者たちに行きたい方向を選ばせましょう。
ただ、光源となるアイテムを持っていかない場合は、聴覚に感覚が集中し、何か行動するたびに2d3のSAN値を減らすことになります。
(いった先に光源があれば減らさなくて良)
(光源があるのは、前の洞窟と元の場所の2箇所。)


「前の洞窟」

そこに進むと、最初にいた場所よりかは小さいものの、そこそこ広い場所に出ました。
そこでは…
生物の骨が段々と謎の生物に食われ、光源になっていっています。
これを見た探索者は自分の未来を想像し、1/1d4のSANチェックです。
更に、その探索者が最初の洞窟で得た光る石のようなものを持っていた場合、アイデアか目星を振り、成功した場合、追加で1/1d4のSANチェック、そしてその石のようなものを持っている場合は投げ捨てることになります。
(この先、光る石のようなものを光源として使うことができなくなります。)
(※2つのSANチェックは合算されるので、合計5以上のSAN値が減少すると、アイデアロールを振らなければなりません。更に、特殊ルールとして発狂した場合、更にアイデアロールを振り、成功したら気絶します。ちなみに、気絶すると、謎の生物が襲ってきて、ENDとなります。)
(さらに、他の冒険者が謎の生物に襲われている所を見た場合は、2/2d4のSANチェックです。)

目星

成功↓
謎の生物たちは、生きている生物には一切関与しない事に気が付きます。

スペシャル↓
石板がある事に気が付き、語学÷2でダイスを振り、成功したら、ここにいるすべての生物は生きている生物に無関心であることが分かり、更に語学の成功、失敗に関係なく手作りのナイフを手に入れます。
(ダメボ1d2)


後ろの洞窟

そこに進むと、2つの分かれ道があります。

ここで、目星、地学のどちらかを使うことができます。

成功、スペシャルのいずれか↓
何かが起こったらここの道は崩れそうということが分かります。

(左の道)

ここを進んだ先には扉があります。
ここは、水の流れる先にある言葉を言う事で、開きます。
しかし、いつの間にかもと来た道が無くなっているため、その言葉を知らない場合は、そこで死亡することになります。

(右の道)

右の道を進んだ先には、伝説の神話生物であるシュド=メルとその配下がいた。
その風格に圧倒され、3/3d8のSAN値チェックを受けます。
なお、ここで気絶した場合、前の洞窟と同じルールが適応されます。
※精神干渉をしてくる神話生物ですが、長い月日で凶暴性がなくなったという設定で行きます。
気絶しなかった場合、背後が崩壊し、帰れなくなります。
しかし、ジュド=メルの配下が穴を掘りなおすので、探索者は最初の空間に戻ることができます。

最初の空間に戻ったとき、その配下にお礼を言うと、その配下は1回飛び跳ね、右の道の奥へ戻っていく。
すると、3分後に突然、
「優しき者よ…その優しさを世界に広めるのだ…」
という声がして、元の場所に飛ばされます。
要するにhappy endです。

ちなみに、ジュド=メルと戦うこともできます。
もし、万が一勝つと、配下がすべて消え、何もそこにはいなかったかのようになります。
しかし、来た道は落盤しているので、詰みます。


ジュド=メル
STR31 CON68 SIZ56 DEX21 
INT33 POW82

技能

精神操作(45%)(SAN値チェック2d4)
配下召喚(90%)
配下による攻撃(80%)(ステータスはシュド=メルに依存)(2d8)

装備
魔法の皮(魔法攻撃無効)
硬くなった皮(物理攻撃を6ポイントまで耐える)

HP72 MP82 回避15


※どちらにも行かずに戻る場合

洞窟が落盤し、巻き込まれた探索者は3/3d10のダメージを受けます。
ちなみに、落盤するとジュド=メルの配下が穴をいつの間にかあけてくれます。


水の流れる先(左)
この道はぬかるんでいて、何か専用の靴を付けていない限り、転ぶことになります。
STR×5で失敗したら、0/1d2のダメージを食らいます。

そして、その処理を2回し、湖がある場所に辿り着きます。

目星
成功↓
湖の底に何かあることに気が付きます。

スペシャル↓
湖の底に石板があることに気が付きます。

ここで、水泳を振り、成功すると石板を入手することができます。

さらに、スペシャルだと、防水加工された燃料を入手することができます。

そして、元の場所に戻るかこの場所で語学を振ります。
成功すると、「トノマエデトナエヨ プンーオ ジ アド」
という文字を解読できます。

そして、例の後ろの洞窟の、左の道へ進み、そこでこの言葉を言うと、
「勇敢なるものよ…元の世界に帰るがよい…」
という言葉が聞こえ、元の世界に戻ります。
これで、true endです。
お疲れさまでした。


happy endの後日談
happy endにたどり着いたあなたは、優しさの重要性を子供たちに伝えるべく、教師になりました。
あの声に託されたことを成し遂げるため、今日も生徒たちに優しさを教えていきます。


turu endの後日談
turu endにたどり着いたあなたは、元の場所に戻り、またこの世界で生きていきます。
しかし、この体験はあなたのこれからに影響を与えていくことでしょう・・・


bad endの後日談
bad endになってしまったあなたは、魂さえも謎の生物に喰われ、無の存在になってしまいます。
私は何なのか、なぜここにいるのか・・・そのことを考え続けることになります。
そして・・・あなたはいつの間にか謎の生物として生き返り、死体をむさぼり続けるでしょう。


制作者談
どうも、yu-tyanこと雪月です。
初めて書いたシナリオでしたが、いかがだったでしょうか。
正直、複線もくそもないシナリオですが、楽しんでいただけたら幸いです。
では、次があるかはわかりませんが、また、お会いしましょう。


変更履歴
ダメージ、SANチェックの値を変更しました。

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Comment

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mmmmpphft 2023年09月03日

身内で回させていただきました。とても面白かったです!!
次回作待ってます♡

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