幼児化したNPCをモグモグしよう!※モグモグするのはPLではありません
仲の深いKPのNPCとPL用のRP重視タイマンシナリオです。
余程下手を打たなければ生還できますが、PLにもNPCにもロストの可能性、NPCには後遺症が残る可能性があります。
また、多少のグロ表現があります。
テストプレイ(テキストセッション)では充分にRPして5時間程かかり、ベストエンドでした。
シナリオ作成初心者ですので、矛盾や不都合があるかと思います。
その場合コメなどでそっと教えて頂ければ幸いです。
使用・改変・動画化等々お好きにどうぞ。
報告頂けますと嬉しいです。
Twitter→10_momisuta
推奨技能:目星・聞き耳・図書館
準推奨技能:歴史・応急手当
事前に決めておいてほしいこと
・NPCのステータス
・KPのPC(以下NPC)が普段良く身につけているアクセサリーや持ち歩いている物など
チッス!!ニャルラトホテプ様チッス!!!強い絆や愛で結ばれた二人に強い興味を抱いたニャル様。
そこで、片方を殺さなければならない状況に追い込み二人を試してみよう、という感じ。
今日もいつもと変わらない朝。
朝ごはんを食べたりテレビを見たり、思い思いに過ごしていると、NPCから家に来てほしいという連絡があるでしょう。
NPCの家に行き机の上を見ると、表紙も裏表紙も灰色の一冊の本が置いてあります。
PLが現れるとほっとしたような顔をして、事情を話し始めます。
・今朝、起きたらこの本が机の上に置いてあったこと。
・自分はこんな本を持っていないし、どこかで見た記憶も無いこと
などと話してくれます。
・アイデアor図書館
→そんな装丁の本は自分も持っていないし、見たことがないことを思い出す。
自分も分からないという旨を伝えると残念そうな顔をする。
取り敢えず適当に処分しようかな、というような事を言って、そこからは他愛もない世間話になります。
数日後、PLはNPCの家を訪ねます。
時間通りに訪ね、インターホンを押しますが返答がありません。
いくらインターホンを押しても待っても、NPCが出てくる気配はありません。
ドアを開けてみると、鍵が開いています。
室内は、不気味なほどの静寂に包まれていました。
いつもと全く変わらない室内なのに、あの人だけがいない。
・室内に目星
→特に何も見つからない。いつもと全く変わらないNPCの部屋だ。ある家具や部屋などはKPにお任せします。…しかし、この前訪ねた時と変わらず、部屋のテーブルに置かれたままの灰色の本が、目につくでしょう。
・灰色の本に触れる
→唯一のイレギュラーであるそれに手を触れた途端、その本が急に赤く輝き出す。超常的な現象にSANC0/1
暫くすると激しい赤い光は収まり、しかし本は、尚、淡い赤の光を帯びている。
暫くすると、表紙に文字が浮かび上がってきます。
その本のタイトルは
「君の大切な人」
!強制アイデア!
→NPCのことではないか、と思う。
そのタイトルを見て、PLがあの大切な大切な人のことを思い出すと、勝手にページが開きます。
中程のページを開いて止まりまり、何の文字もないページに、文字が浮かび上がり出します。
「君の大切な人は、この中に閉じ込めちゃった!
助けたいのなら、潜っておいでよ。
ほら、その手を沈めて、一、二、三!」
再び起こる超常的現象、そして自分の大切な人が何らかの脅威に晒されていることを知ったPLはSANC1/1d3
文字が浮かび終わると、真ん中がまるで水面のように変化します。
・潜る
PLが意を決して腕を入れると、まるで水に腕を入れたかのようにずぶ、と沈み、そのまま、全身が飲み込まれていった。
!強制聞き耳!
→NPCの声が聞こえた気がする
・本を閉じようとするor部屋から出ようとする
→最初のように本が激しく赤く光り輝く。
!強制アイデア!
→警告しているように感じる。
それでも無視し、本を閉じたor部屋を出て扉を閉じた場合
→END5
気が付くと、白い部屋の中にいました。
見知らぬ場所にいるという状況にSANC0/1
部屋を見渡すと、中央にメモが一枚落ちているのと、その奥に扉があることに気がつくでしょう。
・メモ
「ようこそ!次の部屋に、君の大切な人はいるよ。」
裏側を見るorメモに目星
→「見た目より、お役に立てるかもね。」
・扉
何の変哲もない、ドアノブの付いた木の押戸。
聞き耳や目星をしても何も発見できないが、クリティカルしたら慣れた気配を感じてもいいかもしれない。
鍵などはかかっておらず、ドアノブを捻れば扉はすんなりと開きます。
中に入ると、部屋は先程のような白くて四角い部屋です。
そして、部屋の中央には、幼い子供が倒れていることをすぐに発見できるでしょう。
肩を揺さぶるなり、起こすような行動を取れば子供はすぐに目を覚まします。
3歳程度の子供です。
非力なPCでなければ抱き上げたり背負ったりするのは容易でしょう。
【KP情報】このNPCは、幼児の精神と肉体を持っていますが、無理矢理今の成長したNPCの魂を入れられています。
NPC本体はニャル様が亜空間で保存してます。
その負荷のせいでぐったりとしています。
記憶や知能は、3歳頃のものしかありません。
しかしステータスは成長したNPCと同じです。
知能ロールなども、成長したNPCと同じ値でロールをして構いません。
ただし、筋力、体力の必要な技能は1/2して下さい。
NPCが知能ロールなどに成功した場合にはアイデアを振らせ、「3歳の子供には到底わからない事だと思う。」などとヒントを与えても良いでしょう。
基本的にはPLに懐いており、余程の無理難題でない限り言うことを聞きます。
・子供に目星orアイデア
→幼いながらも残る面影に、この子はNPCの幼い頃の姿だと思う。
幼い頃からの付き合いのある二人だった場合は、ダイスロールなしで気付いても良いと思います。
然しグッタリとしており、目を覚ましても床や起こしてくれた人物に凭れかかって、起き上がるのは難しそうです。
会話を試みても、ぐったりとしていてあまり話せそうにありません。
子供=幼いNPCだと気づいていた場合不安感からSANC0/1
これ以降、このままのNPCと共に行動する際は、背負うか抱き上げるかしなければできません。
NPCを抱き上げたり背負ったりしたまま技能ロールをする時には、-20されます。
そして失敗する度に、NPCが降りようと弱々しく抵抗してきます。
・応急手当(成功すれば、回復値のロールはいらないです。)
→まだふらつきますが、何とか立ち上がれたようです。
少し辛そうですが歩く事もできます。
応急手当が成功すれば、は抱き上げたりしてやらなくても共に行動することができます。
・回復したNPCに目星
→ぐったりしているだけでなく、なんとなくいつもと違う気がする。
部屋の中を見渡すと、中央に机、右端に箪笥があることがわかります。
また、奥には先程のような木の扉があります。
箪笥
至って普通の衣装箪笥。
・中を開ける
→真っ白なワンピースのような服が沢山出てくる。
・服に目星
→サイズ的に、今のNPCにぴったりだと思う
机
机の上にメモが一枚と、白い羽が立てて置いてある。
「彼は美食家。気に入らないものを出されたら、起こってしまう。」
・メモに目星or裏を見る
→「汚い者や、気分じゃない者は食べない。」
・白い羽に目星
→ペン立てのようなものに立ててある。
NPCが近づくと、羽がまるで意思を持ったように浮かび、NPCの頭に髪飾りのように立ててささります。
・NPCに羽がささってから知識
→白羽の矢が立つ、という諺を思い出す。
・前の知識ロールに成功した場合さらに歴史-10でロール
→白羽の矢が立つ、とはその昔日本で、その矢が家屋に刺さった家では、所定年齢の家族を人柱に差し出さなければならなかったということが由来であることを思い出す。
ふと嫌な予感に襲われ、SANC0/1
扉
先程のような何の変哲もない木の押戸。
聞き耳や目星を振っても何も起こらない。
ドアノブを捻れば、鍵などはかかっておらず、簡単に開きます。
扉を開けてみるとそこは、まるで物語の中の図書館のような雰囲気の、少し薄暗くてとにかく本がぎっしり詰まった本棚が四面に並べられた部屋でした。
・目星
→隅の本棚にメモを見つける。
「目印ささった?」
・メモに目星or裏を見る
→「大事なもの 好きなもの それでも決断って大事」
・本棚に図書館
三冊の本を見つけます。
タイトルはそれぞれ『清めること』『この夢について』
です。
・『清めること』
日本では古来より、厄を清める事は様々な方法で行われてきた。
身近なお清めには神社で見かけられる手水舎がある。
その清め方は以下のようになっている。
一、右手で柄杓を取って、水を汲み、それをかけて左手を清める。
二、次に、左手に柄杓を持ちかえて、右手を清める。
三、再びひしゃくを右手に持ちかえて、左の手のひらに水を受け、その水を口にいれてすすぐ。
四、すすぎ終わったら、水をもう一度左手にかけて清める。
また、神の前に出る場合には、白装束を着るのが一般的である。
巫女服に始まり、生贄にもまた、白装束を着せることがほとんどだ。
白には清らかな色、という意味合いが含まれているからである。
『この夢について』
この夢は、気まぐれ。
気まぐれの、世界。
短い詩の後に、説明が書いてあります。
・【最初の部屋】「始まりの部屋。使えるものはない。」
・【二番目の部屋】「とっても大切なあの子が待っている。いつもと違って、あの子で、『あの子』だから、すこし苦しそう。食事の材料も、ある。」
・【三番目の部屋】「この部屋。沢山本がある。」
・【四番目の部屋】「綺麗にする部屋。食べるものは、きちんと洗わなければ、彼は怒ってしまう。」
・【最後の部屋】「お皿がある。彼は君達をここから出すことが出来るけど、彼のご機嫌を取らなきゃ、願いは聞いてもらえない。彼は、綺麗なものが好き。」
・目星
→小さな文字で「間違ったら、みんなおわる。」と書いてあるのを見つける。
一番目の部屋と二番目の部屋と同じような、白くて四角い部屋。
中央にはこの場に少し不似合いな美しい泉のような水場がある。
奥には扉がある。
・泉に目星
→物凄く綺麗で澄み渡っているように見える。傍に柄杓が転がっているのを見つける。
・NPCのことを本の流れに沿って清める
→泉は白く輝き、その眩しさに二人が目を瞑ると、次の瞬間には跡形もなく消えていた。不可思議な現象にSANC0/1
泉が消えると、跡には壊れた部品が残る。
NPCはそれをじっと見ている。
清める際にNPC自身にやらせたがる場合があると思います。
その場合、NPCに正しい指示をしてくれればきちんと清めることが出来るという事にしていいです。
直す場合は制作技能や幸運で。
直すと、普段NPCが付けているアクセサリーになります。そういったものがない場合はKPに任せます。面白くしてあげてください。
直して渡してあげると、NPCは嬉しそうにします。
・NPCを順番を間違えて洗う/NPC以外を洗う。
→突然湧いてくる水が真っ赤に染まる。
!強制アイデア!
→それが紛れもない、本物の人間の血液であることに気づいてしまう。錆びた鉄のような嫌な臭いが鼻につき、吐き気がこみ上げます。
!成功した場合続けて目星!
→氾濫するように溢れる血液の中、見覚えのある(NPCが普段身につけているアクセサリーなど)を目にしてしまう。
アイデアのみ成功した場合1/1d3
後者も成功した場合1d3/1d6のSANC
暫くすると真っ赤な光が溢れ、眩しさに目を瞑ります。
目を開くと、さっきの惨状は嘘のような綺麗な泉に戻っていました。
【KP情報】これ以降、再び間違った人/手順で洗った場合、同じことが起こる。
SANCはKPの裁量で減らしても良い。
NPCの普段身につけている物が見えるのはニャル様の意地悪。この時点ではNPC(本体)は無事。
・扉
先程までと同じ、木の扉。
目星や聞き耳をしても何も無い。
ドアノブを捻って押せば、鍵などはかかっておらず、簡単にに開くことができます。
部屋に入ると、その中央に白くて少し小さめの棺桶があるのをすぐに発見できるだろう。
・部屋全体に目星
→近くにメモが落ちている。
「食事の支度は終わったかい?蓋を閉めたら、完成の合図だよ」
・棺桶に目星
→中には花が敷き詰められており、近くに蓋が転がっているのに気がつく。
小さな人一人分ぐらいの大きさであることにも気がつくだろう。
NPCを棺桶に入れようとしたり、入ってほしい旨を伝えると怯えます。が、抵抗することはありません。
また、探索者が入ろうとした場合は、NPCは嫌がり止めてきます。
泉で出てきた部品を直し、白装束を着せ、ちゃんとした順番で清めたNPCを棺桶に入れ、蓋を閉める
→END1
泉で出てきた部品を直さず、白装束を着せ、ちゃんとした順番で清めたNPCを棺桶に入れ、蓋を閉める
→END2
きちんと清められていないNPCを棺桶に入れ、蓋を閉めた場合
→END3
NPC以外が棺桶に入った/何も入れないで蓋を閉めた場合
→END4
棺桶にNPCを入れると、棺桶の中から、まるで物を咀嚼するような音が鳴ります。
一瞬断末魔の様なものが聞こえた気がしますが、それもすぐに消えてしまいました。
ばき、ごしゃり、ぐちゃ。
そして、棺桶の蓋の隙間から赤いものが広がり、床に真っ赤な水溜りを作っていく。
PLは理解してしまうでしょう。
NPCは、紛れもなく今、この中で食べられているのだと。
SANC1d2/1d4+1
音が鳴り止むと、辺りを静寂が包む。
間違いだったのか、そう思ったその瞬間。
『へぇ、君、意外とやるじゃないか!それが正しい道だと信じて、決断するその力、気に入ったよ。二人共、おうちにおかえり!』
まるで脳に直接響くような声が聞こえたかと思うと、棺桶が白く輝きます。
あまりの眩しさに目を瞑り、次に目を開けたその時には、先程と全く変わらぬ様子のNPCが立っていました。
ただ、彼(彼女)は先程と違いしゃんと立って、辛くも苦しくも無さそうです。
「ありがとう、〇〇(PLの名前)。」
そう、滑らかに言って、ふふ、と笑い声を零しました。
それに応える間もなく、PLの意識は白く染まっていきます。
気がつくと、そこは病室でした。
目が覚めた途端、PLは起き上がって状況を確認したり、混乱したりすることでしょう。
そこに、誰かが入ってきた音がします。
PLがすぐさまカーテンを潜ると、吃驚したような顔をした看護婦がいました。(PLとNPC共通の知り合いにしても良い。)
「もう、動けるのですか?」
話によれば、NPCと自分は3日程行方不明になっていたらしい。
そうして探し回っていたところ、この灰色の本の中から急に出てきたそうだ。
NPCの居場所を聞くと
「お隣にいらっしゃいます。」
と言います。
カーテンの仕切りを開けると、すやすやと安らかに眠っているその人の姿があります。
PLが起こそうとする動作をするとすぐに目を開きます。
暫く、呆然と目をぱちぱちさせていますが、事の次第を聞くと
「……そっか、」
「ありがとう、〇〇(PLの名前)。」
そう、あの小さな子とそっくりな笑い方と声で、PLに言ってくれることでしょう。
棺桶にNPCを入れると、棺桶の中から、まるで物を咀嚼するような音が鳴ります。
一瞬断末魔の様なものが聞こえた気がしますが、それもすぐに消えてしまいました。
ばき、ごしゃり、ぐちゃ。
そして、棺桶の蓋の隙間から赤いものが広がり、床に真っ赤な水溜りを作っていく。
PLは理解してしまうでしょう。
NPCは、紛れもなく今、この中で食べられているのだと。
SANC1d2/1d4+1
音が鳴り止むと、辺りを静寂が包む。
間違いだったのか、そう思ったその瞬間。
『へぇ、君、意外とやるじゃないか!それが正しい道だと信じて、決断するその力、気に入ったよ。二人共、おうちにおかえり!』
まるで脳に直接響くような声が聞こえたかと思うと、棺桶が白く輝きます。
あまりの眩しさに目を瞑り、次に目を開けたその時には、先程と全く変わらぬ様子のNPCが立っていました。
ただ、彼(彼女)は先程と違いしゃんと立って、辛くも苦しくも無さそうです。
「ありがとう、〇〇(PLの名前)。」
そう、滑らかに言って、ふふ、と笑い声を零しました。
それに応える間もなく、PLの意識は白く染まっていきます。
気がつくと、そこは病室でした。
目が覚めた途端、PLは起き上がって状況を確認したり、混乱したりすることでしょう。
そこに、誰かが入ってきた音がします。
PLがすぐさまカーテンを潜ると、吃驚したような顔をした看護婦がいました。(PLとNPC共通の知り合いにしても良い。)
「もう、動けるのですか?」
話によれば、NPCと自分は3日程行方不明になっていたらしい。
そうして探し回っていたところ、この灰色の本の中から急に出てきたそうだ。
NPCの居場所を聞くと
「お隣にいらっしゃいます。」
と言います。
カーテンの仕切りを開けると、すやすやと安らかに眠っているその人の姿があります。
PLが起こそうとする動作をするとすぐに目を開きます。
暫く、呆然と目をぱちぱちさせていますが、事の次第を聞くと
「……そっか、」
「ありがとう、〇〇(PLの名前)。」
そう、あの小さな子とそっくりな声で、PLに言ってくれることでしょう。
棺桶にNPCを入れると、棺桶の中から、まるで物を咀嚼するような音が鳴ります。
一瞬断末魔の様なものが聞こえた気がしますが、それもすぐに消えてしまいました。
ばき、ごしゃり、ぐちゃ。
そして、棺桶の蓋の隙間から赤いものが広がり、床に真っ赤な水溜りを作っていく。
PLは理解してしまうでしょう。
NPCは、紛れもなく今、この中で食べられているのだと。
SANC1d6/1d10
音が鳴り止むと、辺りを静寂が包む。
間違いだったのか、そう思ったその瞬間。
『あーあ、その勇気には拍手を送りたいけれど、ちょっと軽率すぎない?それが大切なんだったら、もっとしっかり考えなよ。それとも、そんなことは無かったのかい?まあいいや、そこそこ楽しませてもらったから、おうちには、帰してあげる。』
間もなく、PLの意識は白く染まっていきます。
気がつくと、そこは病室でした。
目が覚めた途端、PLは起き上がって状況を確認したり、混乱したりすることでしょう。
そこに、誰かが入ってきた音がします。
PLがすぐさまカーテンを潜ると、吃驚したような顔をした看護婦がいました。(PLとNPC共通の知り合いにしても良い。)
「もう、動けるのですか?」
話によれば、NPCと自分は3日程行方不明になっていたらしい。
そうして探し回っていたところ、この灰色の本の中から急に出てきたそうだ。
NPCの居場所を聞くと
「お隣にいらっしゃいます。」
と言います。
カーテンの仕切りを開けると、すやすやと安らかに眠っているその人の姿があります。
PLが起こそうとする動作をするとすぐに目を開きます。
暫く、呆然と目をぱちぱちさせていますが、ゆっくりとこう言います。
「…どなたですか?ここは、どこ?」
PLは気づいてしまうでしょう。
自分の軽率な行動が、この結果を招いたのだということを。
SANC1d4/1d16
NPC記憶喪失
棺桶にPLが入ると、脳内に直接響くような声が聞こえます。
『ああ呆れた、それっぽっちの勇気もないだなんて。本当は気がついていたんだろう?そのおチビさんが死ねばよかったんだって!見せてあげるよ、君達が間違った結果をね!』
ごしゃ、ばき、ぐしゃ。
まるで咀嚼するようなその音の遠くで、NPCの悲痛な叫び声が聞こえたような気がした。
PLロスト
部屋から出て扉を閉じた(本を閉じた瞬間、部屋の中から(本の中から)聞き慣れた声の、聞き慣れない、苦痛な断末魔が聞こえます。SANC1/1d4
慌てて部屋に戻ろうとしても(本を開こうとしても)、まるで最初から開くことなど無かったように開く気配はありません。
断末魔はその間も響き続けていましたが、本を(扉を)開けようと苦闘しているうちに段々弱々しくなっていきます。
そうして遂にその声が止んだ瞬間。(部屋から出た場合は、声が止んだ瞬間本のあった部屋に入ることができます。)
ぐしゃり、ばき、ごしゃ。
と、音が響き、灰色の本は、元は何であったかもわからない、血塗ろの切り刻まれた肉塊に変化しました。
然し、PLは気づいてしまうことでしょう。
この肉塊は、確かに自分の大切な大切なあの人の変わり果てた姿であるのだと。
そして、そのような姿にしてしまったのは、紛れもない自分のせいだということを。
SANC1d4/1d6
NPCロスト
無事に生還した 1d6
部品を直してあげた 1d3
生還した 1d3
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