「事故物件ミッドナイト」

推奨プレイ人数：1人
想定プレイ時間：30分くらい

注意：忙しい日でも何か遊びたいというときやセッションの後にセッションしたいわ、な気分のとき用にさっくり遊べるようかなりオリジナルルールマシマシです。オリジナルルールの導入が苦手な方はご注意ください。

【キャラ作成ハウスルール】
通常のキャラクター作成におけるステータスを振る必要は殆どない。POWのみ決定し初期SAN値のみ算出してください。
「回避」「隠れる」「ナビゲート」「オカルト」という4種の技能に200ポイントを好きなように割り振って欲しい。それが技能達成確立となる。(※初期値は技能達成値に合計しないこと)
ただし各種最低10ポイント必須、最高99ポイントまでとする。

「回避」/消費行動コスト２。1ゲームに1回のみ、エネミーに接触したときこの技能に成功した場合には攻撃を回避できる。
「隠れる」/消費行動コスト１。障害物に身を潜めるなどしてかく乱する。技能に成功した場合のみ、次のエネミーの手番で進行方向を上下左右ランダムにさせる。
「ナビゲート」/消費行動コスト１。暗闇の中でも出口への道筋を見つけ出す。技能に成功した場合のみ、２マス進める。
「オカルト」/消費行動コスト１。エネミーの弱点が突けるかもしれない？技能に成功した場合のみ、次のエネミーの手番を無効にする。

【導入】
あなたは、今日新居へ引っ越してきたばかりの単身者だ。
しかし管理会社によると、この部屋は事故物件なのだという…。
賃料の安さや怖いもの見たさに引っ越す前に内覧にも訪れたが…なんだ、何もないじゃないか！
拍子抜けした気持ちで引越しを決めて今日引っ越してきたそんな夜。
ダンボールは未だ片付ききっていないが…まあ明日作業の続きをしよう。そう思って布団に入ったそのときだった。
すぅ、と襖の戸が擦れる音が耳に届いた。冷や汗が滲む。誰かいるのか？
恐る恐る襖の方を窺うと不気味に輝く真っ赤な目が暗闇の中に浮かんで見えた。
赤い目の存在の全貌は把握しきれないが、全身を駆け巡る悪寒でそれを確認するべくもなく、ただならぬものだと判った。
この世のものではない恐ろしい存在と邂逅してしまったあなたはSANチェック0/1d6。

以下より簡易戦闘に移行する。

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【簡易戦闘】

生還条件：この部屋から脱出すること(マップ赤色のマスまで到着すること)
死亡条件：エネミーとマスが隣接したままターンが終了した場合。あるいは「回避」に失敗した場合。

【簡易戦闘ルール】プレイヤー
・プレイヤーはマップ右下の布団のマスからであれば左右どちらのマスからスタートしてもよい。
・プレイヤーは後攻に行動する
・プレイヤーは１ターンにつき２ポイント分の行動コストを使用できる。１マス進む場合はコスト１。
・段ボールの障害物があるマスはエネミー・プレイヤー共に通過できない。

【簡易戦闘ルール】エネミー
・エネミーは紫のマスからスタートする。
・エネミーは先攻で行動する。
・エネミーはプレイヤーに向かってまっすぐ２マス進む。
・段ボールの障害物があるマスはエネミー・プレイヤー共に通過できない。

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生還できた場合、生還報酬として1d6ポイントのSAN値を回復する。