2016年10月22日更新

魔法の森

  • 難易度:★★|
  • 人数:3人~4人|
  • プレイ時間:2~3時間(ボイスセッション)

信じるものが救われるのか、正直者が馬鹿を見るのか。
改善はなかなかできないけど、意見や感想ウェルカムです。
ここはどうなんだろう?ってところがあれば勝手に自由に付け足して楽しいプレイにしてください。

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ストック

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あらすじ

探索者は目覚めると森の中。森から見える光をたどると村の屋敷にたどり着く。屋敷へ入ると村長から森の奥にいる魔物退治を頼まれる。しかし魔物の正体はかつて昔村に住んでいた正直者の村人である。正直者の少年は村人達から厄介者扱いされ、追い出すために騙され、森の魔物となってしまったのである。
信じる者は救われるのか、正直者が馬鹿を見るのか、それは探索者の手にかかっている。

推奨技能:目星、図書館、説得。(心理学はお任せします)

はじまり

突然眠たくなる探索者
強制聞き耳成功→あの子を救って
目が覚めると暗い森の中。遠くに光が。目星又はアイディア成功で家のような光と分かる。正体は村の屋敷。
空に(辺りでも可)目星→空は夜であるようだがが、その色は自分達の世界の空よりも黒いようであり恐怖を感じる。SAN値1減
腕時計は止まっており、携帯は圏外。持ち物も無し。
探索者を光の方へ行くように仕向けましょう。
※探索者の時代や国が違っていても、魔法の力で言葉が通じる

屋敷

屋敷の外
ゲームのギルドのようなレンガの建物
窓には明かりが灯っており、人影のようなものがたくさん見えます。
窓から
聞き耳成功→人の声かな?
目星成功→たくさんいることが分かります。

屋敷の中

村の人
家の中には人がたくさん。ゲームに出てくるようなギルドのような場所。机がたくさん並べられ、お酒を飲み、静かに会話をしている。あまり雰囲気はよくなさそうです。(お互い嘘つきだから)
屋敷の奥には緑の巨大な宝石がある。
一見人のように見えるが、耳がエルフのように尖っている
全員嘘つき大好き
心理学で嘘が見破れるかどうかはお任せします。

村長登場
次のようなことを言う
・森の魔物退治をしてくれ
「ここで会ったも何かの縁だろう。きっと勇者に違いない。
森の奥の嘘つき魔物退治。昔、嘘をついて村の大事な宝石を盗んだんだ。あの宝石はデカイが、一部に過ぎない。宝石が奪われ何も出来なくなっているんだ。魔物は宝石の力を使ってこの国を滅ぼそうとしているのかもしれない。我々は弱すぎるからよく勇者を雇うのだが、それももはや金がなくてできない。みんな困っている、君たちならやれるだろう。宝石を取り戻してくれ。この剣でヤツの止めを刺してくれ。噂では嘘つき魔物は弱ってるようだ。さぁさぁ今がチャンスだ行ってらっしゃい。」
君たちが来る予知夢を見た、宝石の予言は間違いないなど、探索者が必然に集められた感じを出しましょう。
ここで言う村長の言葉は全て嘘であり、外から来た厄介な探索者を追い出すこと、ついでに魔物退治もしてもらおうと企んでいる。
※村人に話を詳しく聴くと又は聞き耳→魔物は人やものを盗んでいく悪いやつ

さらに村長は次の言葉を言う。
言う事を聞いてくれたらこの魔法の宝石で願いを何でも叶えてやる。帰り方だって教えてやるよ!
探索者が納得したところで屋敷の倉庫へ
※ここで必要なアイテムをなんでも借りられる
強制的に村人から地図と魔法のペンダントを貰う。ペンダントには5つ宝石が取り外せるように付いている。

村人達の正体は嘘つき。
正直者の少年(通称:魔物)を騙して首なしにした張本人達。
騙し合いが大好きな者達は正直ものの少年が鬱陶しくて仕方がなかった。ある日、村長を含む村人何人かで追い出し作戦を決行。
不治の病と偽り、一番最初はお前の眼をくれという。義手を作るための腕がいる脚がいるなど。視力を失ったことをいいことに、お礼の手紙だと言っては酷い悪口を書いた手紙などをかいて渡したりした。心優しい少年は快くそれを受け取った。友人から嘘だと忠告を受けても、それでも村人の命が、心が救えるならと。
ついに少年は首なしになり、森の奥へ捨てられました。

森に出てくる商人はいずれもただの嘘つき。遠くから来たよそ者を騙して商売をする。
森の入口で聞き耳→風が吸い込まれているような音
目星→先は長く奥が深そうだ。気配は感じない
※明かりを持っていた場合でも足元くらいしか見えない(持っていくだけ無駄)

森の道中すぐ
強制聞き耳→成功で人ではないようなうめき声が…!san減1
飴玉少女へ
お菓子売りの少女(かわいい)道を聞けば教えてくれる。飴玉を勧めてくる。首なしについては森の奥にいる、頭だけの状態であるという噂を聞いたなど。以下一緒
(※探索者には魔法は売り買いされるもの、通貨の代わりにもなるということを理解させましょう)
森の中は暗いでしょう?この飴玉をどうぞ!→リアルで失明。食べると強制目星成功
そのペンダントの宝石と交換しましょう?or値切り成功orロールで森は初心者?特別にタダであげちゃう!
少女に目星→見た目は中学生?カゴを持っており、中にはお菓子がたくさん。

三本の分かれ道→いずれもネズミ

凶暴なネズミが襲ってくるイベント
木や地面にびっしりネズミ。
san値チェック
探索者が飴玉を食べた場合気配に気づく
食べていなかった場合は幸運に失敗で腕を噛まれるHP1減る
ネズミに抵抗すると、1ターンごとに噛まれ、HPが1減る

逃げた先に(又は寄ってきた)
アクセサリー売りの少年(イケメン)
魔除のアクセサリー又はイヤリング
魔除のアクセサリー→効果なし。次のターンで強制的にオオカミに襲われる。

このイヤリングをつけると遠くの音までよく聞こえ耳になるよ。この森は危険だから耳をよく済ませないと!→リアルで音が聞こえなくなる。強制聞き耳成功
お金は持ってるかい?宝石と交換でもいいよ

刺の茨道→無理矢理突破でHP3減

薬草売りのフードを被ったおばあちゃん
目星成功→皮膚か骨か分からないような身体→SAN値チェック失敗で1減る
どんな傷でも治る薬を売っている。宝石3つで交換可能。
1d3でHP回復
ただし塗るとリアルで火傷を追う。

洞窟

目星→奥が深そうだ。
飴玉を食べている場合→微かに光が光っているような
聞き耳→風が吸い込まれるような音がする。イヤリングをつけていても同様
アイデア→目的地だと確信

奥へ進むと
一本のろうそくが中を照らす。
机の上には目玉のない首なし(魔物)がいる(あ…う…と喋る)→全員san値チェック
中は乱雑に衣類や布団、汚れたナイフや食べ物のカスが。(目星等の技能で日数は立っているものとそうでないものがあるということが分かる。)
洞窟の奥には砕けた宝石が見える。アイデア成功→村から奪ったものではないか?
床には本が山積み→図書館or目星成功→魔法について
失敗→キノコの料理方法
机に目星or机の下を見る→一枚の青空の写真がある。

魔法の本

魔法の効果について
魔法とは、宝石の前で願いを唱えることで願いを叶えることができる。ただし、邪念が少しでもあってはならない。強い信念を持った限られた者だけが奇跡を掴むのである。
また、魔法に馴染みのない者や幼子がむやみに魔法を使うと強すぎる魔力の反動で身体に悪影響を及ぼす恐れがある。
(何ページか飛んで)
魔法の宝石は、たとえ願いを口に出さなくとも、多くの者が同じ感情をもったり、強すぎる願いを持っていたりすると、それが形となる。ただし負の感情であると災害を招く恐れがあるので扱いには十分に注意が必要である。
※青空の写真は元々の村の空の姿。大勢の人を騙すという負の感情が宝石へ悪影響を及ぼし、漆黒の空へと変わってしまっている。

部屋に探索者全員が隠れるような場所はない。隠れる技能成功でせいぜい1人か2人が部屋の隅に隠れられる程度。

探索者が詰まったところor出ようとしたとき

イヤリングをつけた探索者はいち早く足音が聞こえる。そのことを共有するとそれぞれ1ターンずつ、部屋に隠れるなど、何かできます。
誰もつけてない場合は強制的に遭遇です。
襲ってくる青年。服装は破れ、髪も汚らしく伸びている。肌も土などで汚れている。
青年に目星→自分たちと同じであろう宝石を身につけていることが分かる。強制アイデア成功→村にかつて住んでいた者ではないかと気づく

ナイフの青年の正体は首なし少年の親友。
昔、まだそらが青かったころ。村人から嘘つき呼ばわりされた青年を唯一正直者の少年だけは信じてくれ、救われた。少年(首なし)を意地でも助けたい。
今は魔法の力で少年を救うため、村から奪った宝石でなんとか少年を生き永らえている。しかしそれももう限界である。村人を酷く恨む。高いレベルの魔法を使える。

青年との戦闘

容赦なく探索者を手持ちのナイフで襲う
少年の攻撃力は1d2のダメージ。体力は10
戦闘後は引き止めない限り、逃げようとする。

お前らもアイツを殺しに来たのか!殺す

襲ってくる少年と和解の方法
お前に協力する、村のものではないなどの内容で《説得、言いくるめ》成功で和解可能。※探索者が攻撃を加えるごとに-10で振って下さい。
和解→この首なしを助けてくれ、村にある宝石を使えば人に戻るんだ。
仲良くなれば飴玉、イヤリング、塗り薬の魔法を解いてくれる。

青年に写真を見せる→取って(希望などないと悟ったように)破り捨てる。理由を聴くとただただ探索者を睨む。

首なし少年を救う為には

①少年とその首なしを村にある巨大な宝石に近づける。
②少年が誰にも邪魔されず呪文を唱える(1分)環境を作る。
※(例)村人を全員屋敷から出す方法として、新たな魔物がきた、火事だ、など言って騙すか、戦闘など

村人と少年仲直りの方法

洞窟で見つけた青空の写真を村人に見せ、魔法と心が相互しあっていることなど説明し、説得で。
村人達は始めて、青空を見ていないことに気づく。嘘がここまで悪影響を及ぼしていたことを知り、今までの行いを後悔。
村長もうやめよう!村の自然が枯れちゃうよ!青空をもう一度見たいよ!少年を救おう!など、村人達が、村長のやり方に不満を持っていた感じのロールをしましょう。

村に戻ると
青年を信じず、首なしも殺さない場合
→村長は、そんなこともある、仕方ないよ、よくやってくれたよ等の慰めの言葉を言い、探索者を元の世界へ返すからという嘘をつき、村長によって、探索者の命を対価に宝石に変えられる。探索者は突然苦しくなり、意識を失う。(キャラロスト)

青年を信じず、首なしを殺した場合
→村長の魔法で元の世界へ帰れる。
村長からのお褒めの言葉をもらい、帰り際に笑顔を向けられるが、その笑顔はどこか怪しげである。探索者は空の色がますます暗くなっていくのを感じる。
魔法の道具を使った場合、身体に悪影響を及ぼしている。

村を裏切り、青年を手伝う
→ここまで手伝ってくれた探索者にお礼を告げ、探索者を元の世界へ戻します。空の色は黒のまま。
村人から無理矢理宝石を奪う場合は、村人と戦闘開始

村と青年達仲直り
→青年によって呪いが解けられていなくても、村人に助けられ、今までの薬の呪いが解ける。
首なしの少年が取り戻した綺麗な声でありがとうとお礼を言う。はじまりで聞き耳成功者は、あの時の声だと気づく。
帰り際にさっきまで暗かった空が明るい青色に変わる。

探索者が異世界に呼ばれた理由は、首なしが無意識に、自分を犠牲にして自分(首なし)を守ってくれる青年を村人の嘘、さらには自分を騙した村でさえも暗闇から村を救いたいという強い思いが魔法の宝石に反応したため

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