2021年05月16日更新

風がなく空

  • 難易度:★★★|
  • 人数:1人~3人|
  • プレイ時間:1~2時間(ボイスセッション)

身内卓での自分のキャラを活かしたシナリオが作りたかった
シナリオ製作、クトゥルフTRPG、クトゥルフ神話に関しては全て初心者と言って差し支えない
あと、初投稿の試験を兼ねる

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ストック

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コメント

私のキャラの1つの有り得る未来を描く
背景的なもの
「君と一緒にいるだけで楽しい。君が無口でも、そこにいるだけで僕は嬉しい。僕と君は住む世界が違った。けれどここで出会えたそれは、運命であり奇跡だと思いたい。僕の世界で、一緒にいて欲しい。一緒に行こう」そう言い一人の男性が手を伸ばす。その手を一人の女性がそっと握り、頷くそうして人と神との立場違いの夫婦ができた。
帰ってから初めに、女性の名前を考えた。女性は言った私の心は今まで荒れていた人間など見下していた。しかし貴方と話して、初めて心が落ちついた、とそれを聞き男性はボソリと一言を零す。「凪…」そして、意を決したように言う「美凪…君は今日から美凪だ。うん美凪がいい」すると女性も「美凪…美凪、とても気に入ったわ」そうして彼女は人間の名前を得たのだった。カナダの雪山で空を見ながら妻は言う、私の本当の姿はこれでは無いとそれでもいいのかと。夫は答える、それでいい、人智を超えた神だろうと君は君だと。そして、妻は全てをさらけ出す。
(実際に振りました)
SANチェック
金田康祐
SAN58
42成功
事前に多少教えてもらったため軽減してもらい1d6
SAN-5
アイディア65
25成功
完全に理解しながらも一言、言葉を紡ぐ
『愛してる』
と、そこで康祐は理性を手放す
狂気症状1d10
8 反響言語(探索者は周りの者の動作あるいは発言を反復する)
期間
1d10+4
3+4=7 (7ターン発狂)
1分半程
狂気のため、直前に言った自分の言葉を呟く傍から見れば異常な状態だか、彼女にとってはどんな言動より嬉しかった。すぐに人の形を取り彼を抱きしめる。すると彼女の動作を反復し、彼も抱きしめる。彼が狂気から解放され呟くのを辞めて雪が降り出しても、抱き合っていた。やがて抱擁をやめた二人は見つめ合い、自然と笑う。
男は、家を建てた。1階は彼女との出会いの場でもあり、共通の趣味の読書を活かすため図書館、2階は男の仕事場、3階は居住空間。図書館に名前を付けた、何日も吹き続ける風の名前を、自分たちの仲も末永く、永遠に続くようにと伊吹図書館と命名する。そんな生活感にくらい影が落ちる。
推奨技能
目星、図書館、精神分析
導入
探索者は何らかのの用事があり、街の図書館を訪ねようとする。その道なりの途中で、別の図書館を見つける。三階建てのビルのような一軒家だ、ただし一階の玄関の吊り看板には伊吹図書館と書かれている。初めて見る図書館だが、興味を惹かれ中に入る。中に入ると、扉に付けられたベルがカランコロンと鳴り、探索者の入場を教える。中には図書館と言うだけあって大量の本棚に本が詰められている。目当ての本を探そうと本棚の間へと入ると同時に外の風が強くなる、次第に建物全体が揺れ始め、立って居られなくなる。本棚が倒れ探索者達は下敷きになると思い目を瞑る。そのまま意識を手放すだろう。
再び目を覚ますと図書館の本棚の間に倒れていた。頭上の電気が消えているな、などと考えているうちに気を失う直前の事を思い出し、体を確認するも、外傷はない。そして、室内だと言うのに薄ら寒い。
ここから自由に行動

伊吹図書館
出口
入ってきたドアを開けると、強烈な冷気と共に風が吹き込んでくる。外は一面白い霧の様なものに覆われている。下を覗けば、舗装されたアスファルトはなく、外と変わらず白一色だ。
SANチェック0/1
見た探索者のみアイディア
成功
ここは雲の上なのではと思う
失敗
特に無し
探索者は状況を理解は出来ないが、ここから脱出することは現時点では不可能だろうと考えます。その思考と共に扉を閉じ、灯りの消えた図書館へと振り返る

目星
成功
図書館の奥に2階へと階段を見つける
階段は2階と3階へと移動可能
失敗
特になし

図書館
成功
くたびれた本が多く、時には名前が書いてあるものあり、かなりの数の古本で構成されている事が分かる。
失敗
特になし

2階
外付けの階段がドアの外にあり、ガラス戸で外の様子がみえる。部屋の中央へといくとガラスの自動ドアがあり、その上の金属部分に金田金融相談・調査所と書かれている。自動ドアはピッタリと閉じられており、電力供給の途絶えた今開くことは無いだろう。

ここでガラスを割った場合はバットエンド2へ

3階
3階も同じく外付けの階段と一つの部屋で合流する形になっており、階段を上がってすぐの所にドアがあり、表札がかかっており、金田と書かれている。
玄関
探索者が玄関を開けると、綺麗に整えられた玄関がみえる。そこには、3足の靴があり、1足は革靴、1足は白の女性物スニーカ一、1足は制服のローファーが外向きに整えられ置かれている。リビングへと続く扉もある。
リビング
まず目に入って来るのは大きな水槽のような虫かごである。中には土や木が置かれているが虫の姿は無い。そして大きな机があり、その上には美味しそうな料理が置かれている。湯気が立っておりとても暖かそうである。それと同時に、一つの手書きの手紙を見つける。

手紙の内容
巻き込んでしまってごめんなさい
鍵を掛けたつもりだったし、知り合いはみんな葬儀会場に居ると思ってたものだから、誰が来るなんて予想外だったの
今すぐにあなたを戻す事もできるけど今は人の事など考えられない
かわりといってはなんだけれど、暖かい料理を用意したわ、どうぞ召し上がってください

裏側を見たなら
裏側
誰でもいいから名前を呼んで欲しい、あの人が私の為に考えてくれた、あの名前を

料理を食べれは体がぽかぽかしてきて、今まで感じていた寒さは無くなり、今ならどんな寒さでも耐えられる気がしてくる。

目星
成功
写真立ての写真が目にはいる
おそらく夫婦であろう二人の写真女性の方はかなりの美人(APP17)であるが、男性はぱっとしない印象(APP9)を受けるが、写真では笑顔が眩しくみえる
写真を取り出そうしたりした場合は、その探索者への悪寒(料理を食べていても)と室内なのに冷たい風が吹き抜ける
SANチェック1/1d3
失敗
特に無し

ドアは玄関以外に3つあり、ひとつは水場脱衣場やトイレ、風呂場へ続くドアである。

寝室
ドアノブも回り鍵もかかっていないが、何故か開かない、内側から何かに吸われているような抵抗を受ける。
破壊したりした場合バッドエンド2へ

もう一つの部屋
部活動のバッグや教科書が置かれた机や、制服の掛けられたハンガーラックがあり、いかにも男子高校生という、感じであるがきちんと整理されており、かなり清潔感を感じる。しかし一般的な男子高校生の持つ本より多くの本を所有している。また、バルコニーへと続く扉がある。
目星
成功
金田疾風(カネダハヤテ)という部屋の持ち主の名前を知る
失敗
時間を掛ければ金田疾風という名前を知れる(携帯電話の充電が減り入力できる回数が-1される)

バルコニー
料理を食べていなければ刺すような寒さでCON×3ロール失敗すれば、ダメージ1d3+1と技能値-10
白く霧のようなものがかかっている。物干し竿や、小さな円状のテーブルとセットの椅子が見える。
目星
成功
隣の部屋もガラス戸である事が分かる
覗き込むと結露していて見ずらいが二つの人影が見える。一つのベッドに横になっている人と、その隣で寄り添うように座っている人である。そうしていると、座っている方の人影が探索者に気がついたようでこっちをみる。その人の目が一瞬紅く煌めく、その煌めきは探索者の背筋を凍りつかせ、明確な怒りをぶつけてくる。
SANチェック1/1d6
失敗
ここは寒いなぁ

2度目の図書館
来た時と変わらない様子の図書館
名前を探すと普通の図書館で探す事が出来る
名前を探す図書館
成功
二冊の本を見つける
本には名前が書いてあるが1つは英語である
一冊の本は片仮名でアリス・ロドニー
もう1冊は英語技能値かEDUそのままで名前が分かる
成功
roretta・tatibana・rodney
(ローレッタ・立花・ロドニー)
失敗
立花のみ読める
失敗
特に無し
図書館
成功
ウェンディゴについての記述を見つける
ウェンディゴについて
ウェンディゴ(Windigo)とは、カナダのネイティブアメリカンに伝わる冬の魔物、あるいは精霊の事である。
また、別の神話においてはイタカもしくはイタクァと同一視ないし、従兄弟とされる。ハスターの眷属であり、大気を象徴する神である。運悪くイタカに遭遇した人間はイタカによって空に巻き上げられ、生贄として死ぬ事なく数ヶ月に渡って地球外の遠方の地を引き回される(その後にイタカの主人たるハスターの前に引き据えられるとする文献もある)。犠牲者はやがて地上へ戻されるが、途中で死ぬか、戻される時に地表に叩きつけられて死ぬ場合がある。また、たとえ命を落とさなかったとしても、犠牲者は高空の冷気に馴染んでしまっており、暖かい地上では長くは生きられなくなっている。
正に探索者達はその、イタクァに出会っているのではないかと感じだろう
SANチェック1/1d3+2
クトゥルフ神話技能+3
失敗
特に無し

2度目の2階
1度目の時とは違い自動ドアは少し空いており、少し力を入れれば人力で開けられそうである。
STR10との対抗ロール
成功率=50+((探索者のSTR-10)×5)
失敗しても開けられるが時間がかかり携帯電話の充電が減り入力できる回数が1回減る

金田金融相談・調査所
応接用のソファーとテーブル、簡単な給仕室、そして、仕事机がある。部屋の奥には鍵のかかった部屋がある。机の上も綺麗に整理されているからこそ、生活感がなく空気も重い感じかする。
仕事机
仕事机の上には、携帯電話と指輪ケースが置かれている。カレンダーは2月になっており、14日に赤丸があり、万年筆で出会いの日と書かれている。
目星
成功
電話帳から名前を発見
板倉風花
(イタクラフウカ)
近田一花
(コンダイチカ)
弥生時雨
(ヤヨイシグレ)
弥生白露
(ヤヨイハクロ)
失敗
特に無し

携帯電話
充電が少なくパスワードを5回も試せば、落ちてしまうだろう。8ケタのパスワードがかかっている。
モバイルバッテリーなどは低温ため機能しないものとする
解除に失敗すればノーマルエンドへ

指輪ケース
中には緑色の宝石のはめ込まれたシルバーの指輪がしまわれている。手に取って観察すれば、内側に2.14と反対側の内側には3.21と掘られている。

指輪を見た探索者は知識で判定
成功
緑色の宝石がペリドットであることが分かる
ペリドットが8月の誕生石であること
夫婦の幸福などの意味を持つことも知っているだろう
失敗
緑色の宝石がペリドットであることが分かる

探索者が行き詰まった場合はアイディアでリビングの写真の中に両者ウェディング姿の物があり、写真の日付は3月21日となっていた事を思い出す。
携帯電話か指輪を持ち出そうとすれば、部屋から出ようとすれば風が吹き、部屋へ戻される。
2ダメージとSANチェック1/1d3

応接用テーブル
名刺が置いてある、名刺をよく見れば名前と電話番号が書いてある

金田金融相談・調査所所長

金田 康祐

電話番号※※※-※※※※-1026
FAX番号※※※-※※※※-1026
携帯電話※※※-※※※※-0805

この名刺を見た探索者はアイディア
成功
どっちかは持ち主の誕生日だろうと直感する。
失敗
特に無し

携帯電話はパスワード02140805で解除可能
順番逆(08050214)でも可
解除することで、携帯電話の電話帳から
名前
金田美凪
(カネダミナギ)
を見つける事ができる。

寝室の前で名前を呼ぶ事で、エンドが決まる

バッドエンド1
名前を間違える、もしくはウェンディゴ、イタカ、イタクァなどと呼ぶ

バタン!と大きな音を立てて、寝室のドアが開く。ドアの前には赤い目した女性が立っている。そして、怒りを込めて探索者に向かって言い放つ「違う、私の名前は違う!」それと同時に探索者の体の自由は奪われる。
(対抗する場合は女性のPOW35+STR50と探索者のSTRの対抗ロール)
そうして、探索者の体がフワッと浮き、玄関を出て、外付けの階段へと連れていく、探索者の下から、床が消えたと同時に体の浮遊感も消える。体が重力に引かれ落ちていく、落ち続けて何時間たっただろう、それすらも分からなくなったとき、地面が見えてくる。ああ、このまま死を覚悟した時、頭の中に声が響く「美凪!駄目だ!」その声と共に体は地面から数センチで止まる。その後ドサッという音と共に降ろされる。そして、探索者はその日、何とか生き残り、日常へと戻っていく。しかし、探索者の体は温かさを感じることは二度とないだろう。
超常的な死を身近に経験した探索者はSANチェック1d8/2d6+2

バットエンド2
扉、家財等を破壊する

探索者の体から熱が急に失われていく、それと同時に意識も遠のくがギリギリの所で踏み止まる。否、ギリギリの所で止められたのだ、体が浮き、外へと連れ出される。そして、体の浮遊感が無くなり、重力に引かれ落ちていく。と同時に頭の中に直接声が聞こえる女性の声で「あの人との思い出を壊さないで!」はっきりと怒りのこもった声で。まる2日意識が朦朧とする中落ち続ける、次第に探索者は地面に焦がれる。早く私を殺してくれと、そうして待ち焦がれた地面を目に捉え歓喜するだろう。ぶつかる寸前に男性の悲しげな声が聞こえる
「美凪…」と。
キャラロストです。

ノーマルエンド
リビングで手紙の裏側を見ずになにもせずに過ごした場合と携帯電話のロックが解けなかった場合

帰る手段を無くし、途方に暮れる探索者の元に、1人の女性が現れる。写真で見たその人である。女性は「帰る手筈が整いました、どうぞお帰りください。」と言い、バルコニーへと案内する。バルコニーで待って居ると、漆黒の体と翼をもち、蛇の様な体型の動物が探索者達の前に現れる。
SANチェック1/1d10
女性は「彼が送ってくれます。疾風頼みますよ。」と言い、部屋へと戻っていく。探索者達が彼女の名前を聞いても振り返ることはないだろう。そうして疾風の背中に掴まり、地上へと帰ることだろう。そして、疾風は言う「俺は、金田康祐と金田美凪の子!金田疾風!」何かに宣言するように言い直ぐに上空へと去って行く。探索者は日常へと戻って行くだろう。

トゥルーエンド
静かにドアが開く、中にはダブルベッドがありそこには1人の男性が眠っていた。その傍らには、1人の女性がいる。その女性はかなりの驚きの表情を浮かべている。女性は口元に手を当て、呟く「そう、私の名前は美凪、金田美凪」そうして、ポロポロと涙する。そうして、少しの時間が経ち泣き止むと「少しお話しましょうか、話すのは苦手だけど聞いてくれるかしら?」と、康祐との思い出を語り始める。初めて会ったのはバレンタインの日、彼がいきなり人外の住む街の図書館に来てオススメの本を聞かれて、適当な本を渡したが、凄く喜ばれて変な人だと思った。けれど、連絡先を交換してすぐに連絡してきて驚いたけど話してるうちにどんどん惹かれたこと。自分の本当の姿を見せても、狂気に犯されながらも、愛してると言ってきたこと。そして、そんな彼が亡くなってしまったこと。
そして、人間の姿でいる意味が無くなったけれど、想い出だけは取っておきたいと思い家ごと持ってきたことなどを話してくれる。そうして話し終えると「さぁ、目をつむって。そうすればすぐに帰してあげるから」言う通りに目をつむると、「「ありがとう」」と男女両方の声が聞こえる。すると体が一瞬浮いたような感覚があったものの、目を開ければ手には自分の探し求めた本があり、目の前には家一件分の空き地だけが残っていた。
(この場合の本は魔導書でもなんでも可)

SAN回復
生きて帰ってくる10+1d6
金田美凪の名前を呼ぶ1d6

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