2022年03月31日更新

【CoCシナリオ】廊下のような

  • 難易度:★|
  • 人数:1人~上限なし|
  • プレイ時間:

ふと目が覚めた探索者たちは、長い廊下のような小部屋に立っていて...?

CoC初心者向けに作ったチュートリアルシナリオです。廊下のような小部屋を、基本的に使う技能で進んでいくだけです。改変等、GM様のやりやすいようにどうぞ。
♦推奨技能:基本探索技能(目星,聞き耳,図書館)、戦闘技能or回避
♦プレイ時間:10分∼30分程度
(他サイトから持ってきたものになります)

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ストック

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コメント

♦導入

 ふと気がつくと、探索者達はどこかのお屋敷の様な廊下に立っていました。
 窓はなく、扉も奥の突き当りにしか存在しません。細長い部屋のようにも感じましたが、何故かここは廊下だと思いました。普段持ち歩くような手荷物は無く、あたりにも見当たりません。
 なぜここにたっていたのか、こうなる前の記憶は全然なく、思い出せません。
気味の悪いこの感覚にSANチェックです。SANチェック 0/1

♦一つ目の廊下

白い綺麗な石でできた、お城のような廊下です。少し先の突き当りに木製のドアがあります。石でできた石柱と、両方の壁に引き出しのついたチェストと丸いテーブルの上に乗った豪華な花瓶があります。また、赤い絨毯が敷かれています。

  ♢花瓶
  バラの花が活けられています。花瓶の中の水は毎日入れ替えられているかのように綺麗です。

  ♢チェスト
   引き出しの中には紙切れが入っています。「まっすぐ進んで」と書かれています。
   <目星> 裏に小さく「チェストのした」と書かれているのを見つけます。
   チェストの下を覗くと鍵が見つかります。

  ♢絨毯
  高級そうなふわふわの赤い絨毯です。
  <目星> 小さなメモが下にありました。「私は猫が好き」と書かれています。

  ♢木製の扉
   張り紙がしてあります。「鍵を探して。私の好きなものは何?」
    →鍵はチェストの下。私の好きなものは猫。

扉に鍵をさし回すとカチリと音がしますが、「猫が好き」等の宣誓がないと空くことはありません。

♦2つ目の廊下

 木製の扉をくぐると、チェストと花瓶が無いだけの先ほどと変わりのない様子の廊下が続いていました。しかし、扉が完全に閉まると、明るかった廊下が真っ暗になりました。(目星-20)
 この部屋には、調べるところはありません。
  声がどこからか聞こえます。ですが、それはなんと言っているか聞き取りづらい喋り方です。
また、自分達しかいなかったはずの声がどこからか聞こえることにより、探索者達は恐怖を覚えます。SANチェック 0/1
 <聞き耳> ぼそぼそ喋る声は「扉はまっすぐ正面にある。そのまま進んで」と聞こえました。
  壁に手をついて移動する、あるいは、手であたりを探りながら移動する等の宣言がない場合、扉または壁に体を打ち付けることでしょう。

扉はノブを回せば開きます。
扉が開いた途端、部屋は先程の暗さが嘘のように明るくなります。

♦三つ目の廊下

扉を抜けると、壁一面に本がぎっしり詰まった本棚がありました。そして、突き当りに木製の扉があります。

  ♢本棚
   ジャンル問わず、いろんな本が置いてあるようです。それらは、本棚では収まりきらず床にまで積み上げられています。
   <図書館>で『猫』という本はすぐに見つかることでしょう。
   (魔術書を探し始める知識のある探索者には、『言葉に言い表せないような凄惨な本』が見つかるでしょう)

  ♢絨毯
   <目星> 一つ目の廊下と同じように、同じところに紙切れが隠されていました。「私は猫が好き」

  ♢木製の扉
   張り紙がしてあります。「私の好きな本を見つけて」。また、長方形の窪みが扉の横にあります。
   <目星> 紙の隅に小さく、「ヒントは絨毯の下」と書かれています。

窪みに本をはめこめば、カチリと解錠音がしました。

♦最後の廊下

 変わらずお城のような窓もなにもない廊下です。
しかし、突き当りの扉の横に槍を持った鎧が立っています。

  ♢扉
  ノックすると、中に空間があるのがわかるでしょう。
  扉を開こうとすると、探索者達に向かって槍を振り下げて来ます。
  鎧が勝手に動いたことに得体の知れない恐怖を感じ、SANチェック。SANチェック 0/1

【謎の鎧】
STR 15 CON 12 POW 10 DEX 13
SIZ 14 INT 8 EDU 14 HP 13
回避 26
槍 50 キック 40
(※ 鎧が本体なので、ダメージは直通です)

また、扉から引き剥がしてその隙に扉を開けて逃げることも可能です。
その場合、引き剥がすのにロールプレイ(KPの裁量)か、扉に向かうのに謎の鎧とののダイスロールになります。
(引き剥がす際に、探索者が引き付けて他の探索者が扉に向かうなどのロールがある場合は上記の判定を必要としなくてもいいです。対抗ロールをするのは引き付けた探索者のみ)

♦エンディング

 扉を抜けると、眩しいほどの光で前が見えなくなります。そして、急激な眠気が襲ってきます。探索者達は、その眠気に抗えず意識が途絶えました。
 次に目が覚めるとそこは自室で、自分の布団の上で眠っていました。もちろん昨日の夜はいつもの通りに過ごし、いつもの通りに寝ていたことを覚えています。
 あれは本当に夢だったのか、それは探索者の知ることではないでしょう。

 (ここで死亡した場合、夢の中で負傷した部分がヒリヒリと痛みます。
報酬が半分に減少)

♦報酬

SAN値1D10回復。
謎の鎧を倒した1D6回復。

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趣味もろだしのCoCシナリオ書いてます。胸糞シナリオとかすきです。

https://twitter.com/rYuGu_Lv1

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