2023年03月28日更新

Tuesday

  • 難易度:★★★|
  • 人数:2人~5人|
  • プレイ時間:3~4時間(ボイスセッション)

時間:3~4時間
人数:2~5人
形式:シティ(ボイセ)
推奨技能:図書館
使用サイト:新ココ、discord
ルール:6版採用
難易度:★★★

探索者は会社の同僚、もしくは友人である。
そのシナリオを進めるにあたって、好奇心旺盛であることが望ましい。
※後遺症あり
【オススメ】
・リアリティのあるシナリオをやってみたい
・ロストしてもいいから難易度の高いシナリオを楽しみたい
・いつもと違うタイプのシナリオを体験したい

【概要】
ある日空を何かが浮遊しているのを発見した。

※改変有
※英語が多く出てくるため、グーグル翻訳の許可、もしくは英語技能の所持をPLにお伝えください。

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ストック

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コメント

※@は公開する探索者に情報【】で記載のある技能はその箇所で振ることのできる技能◇は探索個所

導入

探索者はいつも通りの日常を過ごしていた。(5/26㈬ 12:00)
今日の昼ごはんは何にしようかと思いながら外に出たとき、奴は現れた。
太陽の光に照らされて、不気味な影がくっきりと浮かび上がる。
目の前に歩いていた男性にソレがくっついたかと思うと、見る見るうちに男性の姿が無くなっていく。
男性は、必死に抵抗するも虚しくその場に崩れ落ちる。
悲鳴は空へと木霊する。
その瞬間先ほどと同じものが、空から再び複数体降ってきた。
奴らは、周囲の人間に覆いかぶさる。
自身がくっついていた物を食べ終わると、再度空へと飛んでいく。
飛行するポリプは、人間がいた痕跡だけを残し去っていった。
SANC1d3+1/1d20+1d4
【クトゥルフ神話技能可能】

周囲を見渡すと、この道を使っている人間が少なかったせいか探索者達しか息をしていなかった。

@導入 クトゥルフ神話 飛行するポリプ※
P186~188

その日は会社を早退させられ、警察の取り調べに付き合わされた。
だが何を言っても警察は首を傾げるだけでまともに話を聞いてくれない。
実際この事件の原因事態が理解できていないらしい。
探索者たちは、そのまま会社から休暇を取らされる。
心を休ませたほうがいいらしい。
その為、探索者たちは一週間の休暇を得た。

帰宅した探索者は、疲れからか急に睡魔に襲われ眠りに落ちる。

探索者はベッドで目を覚ます。
時計を確認すると『5/27 12:00』だ。
昨日のことは夢だったのではないかと願いながらニュースを見る。

ニュース
『5/26 12:00頃に○○県○○市で未確認生命物体による大量殺人が発生しました。死者は数十人に及ぶと予想され・・・・』

どうやら昨日あったことは夢ではなかったらしい。

この後は自由行動になるが、何もせずにいるか、行動に移すかは話し合って決めていただきたい。動かない場合はそのままEND処理となる。(ENDA)

このシナリオは、5/26(導入)〜6/2(end)までの1週間である。(実際動けるのは5日間)
長距離を移動するごとに2ターンが経過する。
睡眠は3ターン取らなければ技能が20%減少する。
何もせず時間を待つことも可能とする。(例外有)
【時間軸】
深夜1  0:00~3:00
深夜2  3:00〜6:00
朝1  6:00~9:00
朝2 9:00~12:00
昼1 12:00~15:00
昼2 15:00~18:00
夜1 18:00~21:00
夜2  21:00~24:00
※図書館技能を振る場合は、一回につき1ターン消費する。失敗した場合、内容に指定のある場合は2ターン目に開示。指定のない場合は3ターン目に開示となる。図書館中は移動できないものとする。

【KPに対する補足】
図書館のみの情報公開にすると情報が行き詰ってしまう可能性があるため通過しております。いわゆる『温情』です。
KP側は1d6を振り情報の公開をお願い致します。『数字〇』と記載してあるのが最初の情報になります。


@1〇図書館 ツイッターでトレンドを調べる※
#飛行するポリプ
が、上位に上がっていた。
写真や内容をざっと確認してみるにこの周囲で確認されていることがわかる。
【図書館可能】

@図書館 ツイッター 図書館※
内容を追っていくと、海沿いから内陸部に目撃情報が移動しているように思える。
逆に内容をさかのぼってみると、太平洋海岸沿いに住む人たちが何人か目撃していることがわかる。
#未確認飛行物体 #UFO
あれは家畜か?
と、発言している男性の記述がどうやら今週の中で最初のようだ。
写真も一緒にのせてあるがとても暗く、自分たちが追っているものと同じかはわからない。
写真を拡大してみると『屋久島町』との記載が見える。(5/25 0:18)
【アイデア/目星可能】

@図書館 ツイッター 図書館 アイデア/目星※
ツイッターにご丁寧に名前が載っていた。
『下野 雄大』
(DMで連絡が取れる)

@図書館 日本 天気予報※
その日の風は、南西の風である。風速は約9m/s

@2〇図書館 UFO※
【ワシントン共同】米国防総省で未確認飛行物体(UFO)に関する情報を収集して分析するプロジェクトの責任者だった元当局者が18日までに、米CBSテレビの番組で「UFOは実在する」と明言した。同省は6月、UFOに関する報告書を議会に提出予定だ。
 元当局者はルイス・エリゾンド氏。米軍の諜報作戦に長年従事した後、2008年に国防総省の「先端航空宇宙脅威特定計画」(AATIP)に加わり、10年から責任者を務めた。科学者や技術者、情報分析の専門家と共に、米軍のパイロットらが任務中に遭遇した謎の飛行物体の映像などを分析したという。(5/17)

3〇図書館 飛行するポリプ※

何故か注目を集めているツイートだ。イイネとRTの数がとても多くネットで調べるだけで上位に上がってきていた。

#flying polyps#Cryptid#Unnatural phenomenon#UFO#未確認飛行物体#飛行するポリプ
Found worldwide, but especially common in North America, all flying polyps have something in common. It's Tuesday that it appears first everywhere. Maybe the word Tuesday itself has a meaning.(5/20)

図書館 飛行するポリプ 英語※

#flying polyps#Cryptid#Unnatural phenomenon#UFO#未確認飛行物体#飛行するポリプ
世界中で見られますが、特に北アメリカでよく見られるフライング ポリプには、共通点があります。どこにでも最初に現れるのは火曜日です。火曜日という言葉自体に意味があるのか​​もしれません。

@4〇図書館 Cryptid※
#Cryptid
Something creepy shadow is flying.(5/20)
空を映した写真が添付されており、そこには風船のようなものは写されている。
【アイデア/目星可能】

@4〇図書館 Cryptid 英語※
#Cryptid
何か不気味な影が飛んでいます。

@4〇図書館 Cryptid アイデア/目星※
Ellsworth Whitbread
from:Sitka, Alaska, USA

@5〇図書館 Unnatural phenomenon 最初のツイート※
#Unnatural phenomenon
Is it human?(5/18  0:35)
空を映した写真が添付されている。そこには人型のようなものが写っていた。
どうやらこれが、世界で初めて飛行するポリプをツイートした者のようだ。
【アイデア/目星可能】

@5〇図書館 Unnatural phenomenon 最初のツイート 英語※
#Unnatural phenomenon
人間ですか?

@5〇図書館 Unnatural phenomenon アイデア/目星※
Meghan Sanchez
from:Hawaii

@図書館 Hawaii※
Is it a new species of fungus found in the Hawaiian Islands?
A cavity was discovered on April 14 at『Kilauea Volcano, Hawaiian Islands』. It is probable that the ground collapsed due to the impact of the earthquake. The fungi were clinging to the cavity. Apparently the fungi were pulsing and moving as if they had an ego. The surrounding area is designated as a dangerous area and the general public is prohibited from entering.(4/15)

@図書館 Hawaii 英語※
ハワイ諸島で見つかった新種の菌ですか?
4月14日、ハワイ諸島のキラウエア火山で虫歯が発見されました。地震の影響で地盤が崩壊した可能性があります。菌類は空洞にしがみついていました。どうやら菌類はエゴを持っているかのように脈動して動いていました。周辺は危険区域に指定されており、一般の方の立ち入りは禁止されています。

@図書館 Sitka, Alaska, USA※
news!!!
In Sitka, Alaska, USA, livestock-like objects were seen flying across the ocean. There are also reports of being eaten by strange flying objects. It's not like the book you think of Tuesday. Life is more important than topic. Contact the police as soon as you see them and evacuate to a locked room. You can't do damage with a pistol.(5/20)

@図書館 Sitka, Alaska, USA 英語※
ニュース!!!
アメリカ、アラスカ州シトカでは、家畜のような物体が海を横切って飛んでいるのが見られました。奇妙な飛行物体に喰われたとの報告も出てきています。決してあなた方が思っている火曜日という本のようではありません。話題よりも命のほうが大切です。見かけたらすぐに警察に連絡をし鍵の閉まる室内へ避難してください。拳銃ではダメージを与えることができません。

図書館 Sitka 天気予報※
その日はハワイ諸島からの風が吹き上げていた。

@図書館 Tuesday (book)※
Tuesday, written and illustrated by David Wiesner, is a 1991 wordless picture book published by Clarion Books. Tuesday received the 1992 Caldecott Medal for illustrations and was Wiesner's first of three Caldecott Medals that he has won during his career.Wiesner subsequently won the Caldecott Medal in 2002 for The Three Pigs, and the 2007 medal for Flotsam.
Twitter:https://twitter.com/dwiesner

@図書館 Tuesday (book) 英語※
火曜日は、David Wiesnerによって書かれ、描かれていますが、Clarion Booksから出版された1991年の言葉のない絵本です。火曜日は、1992年のカルデコットメダルをイラストで受け取り、彼のキャリアの中で彼が獲得した3つのカルデコットメダルのうち、最初のメダルでした。
Twitter:https://twitter.com/d
wiesner

@David Wiesner Twitter※
The reason I wrote Tuesday is because I actually saw it. Can't you believe it? I think it was when I lived in New Jersey. I looked out the window at night. Then, to my surprise, something really was flying in the sky. I was drunk. I couldn't see it firmly, but I think it was about the same size as a human.

@David Wiesner Twitter 英語※
火曜日に書いたのは、実際に見たからです。信じられませんか?ニュージャージーに住んでいた時だったと思います。私は夜に窓の外を見ました。それから、驚いたことに、何かが本当に空を飛んでいました。私は酔っていた。しっかり見えませんでしたが、人間とほぼ同じ大きさだったと思います。

@図書館 New Jersey※
A series of disappearances in 『New Jersey』.
A 12-year-old boy disappeared in New Jersey. At that time, the windows were open and it is probable that someone took them away. With this, the number of minors who disappeared on Tuesday has increased to 54 since 1950. Five of them were found near the Sterling Hill mine.

@図書館 New Jersey 英語※
ニュージャージーでの一連の失踪。
12歳の少年がニュージャージーで姿を消した。その時、窓は開いていて、誰かがそれらを奪った可能性があります。これにより、火曜日に失踪した未成年者の数は1950年以来54人に増加しました。そのうちの5人はスターリングヒル鉱山の近くで発見されました。

探索

・屋久島町
・スターリングヒル鉱山
・キラウエア火山
※探索個所は探索者に開示すること(海外まで移動できると思う探索者が少ないため。(情報が出てから随時増えていくパターンでよいと思う)

・屋久島町

◇A屋久島空港
普通の空港だ。

◇B屋久島空港
未成年らしい男性が誰かを待っているようだ。
(下野は探索者がおポイントを取り次第すぐに登場させたほうがスムーズにいく。DMで連絡が取れる)

『下野 雄大』
・話を詳しく聞く
「天体観測が趣味なんだけど、今日は空がやらと晴れてて星がきれいに見えるなあと思ったら、何か飛行物体が飛んでいたんだよね。びっくりしたよ。牛とかにも見えるでしょ?」
・どっちの方向から飛んできたのか
「山の方角だよ。」
・あの山について何か知っていることは?
「地主のおっちゃんが最近変な穴を見つけったって。結構深いから中に入っちゃダメなんだって。」
・場所を教えてほしい
「詳しい場所はわからないよ。地主のおっちゃんの場所に案内しようか。」

◇地主
畑作業をしている男子に下野が話しかけに行く。

◇山(昼)※基本的に人尾を案内するとするなら昼
草木が鬱蒼と生い茂る中にぽっかりと穴が空いていた。簡易的にロープで人が立ち入らないように囲ってはあるが、あまり意味をなしていない気がする。
奥のほうには日の光が届いておらずよく見えない。
【博物学可能】
【地質学可能】
※穴の場所については暗いため、夜に行く場合は【ナビゲートー10%】となる。
昼に行く場合は、通常の値でナビゲートを振ることができるが、山に入ること自体が他人の敷地に無断で侵入し、それでいて注意されている穴に侵入したことになるため刑の対象になる場合がある。
昼に行く場合は全員が【幸運に成功したときのみナビゲートを振ることができる。】成功しなければ、地主が出てくる。

『地主』
・穴の場所を教えてくれないか
「ええよ。でもあまり近づかんといてな。」
・中に入りたい
「だめだ。危ないだろう」
・ここは火山?
「いや、この隣の島が火山であってここは火山島ではないよ。」

@山 博物学※
隣の島で火山活動が起こっていた時にこの島にも溶岩が流れ出たことがある。
甚大な被害はなかったと思われる。(人間がここに来る前の話)

@山 地質学※
最近できた穴だとわかる。
元からそこに空洞があり、何らかの拍子に土事地下に落下したものと思われる。
古い火山などで時折見られることがある。

◇穴
鬱蒼と生い茂る草木が月を覆い隠し前に進んでいるのかそれとも戻っているのかわからない感覚に襲われる。
目的地へと何とかたどり着くとやはりそこには不自然な穴があった。
【(縄があれば)登攀可能】
【地質学可能】

@穴 登攀 成功※
どのくらい降りただろうか。
どんなに降りても地面につかない。そして気が付くだろう。
「この縄では明らかに長さが足りない」と。
地下は暗く、どのくらいの深さなのか測ることはできない。

@穴 登攀 失敗※
指が滑り、下へと落下する。
【幸運を振ってください】

@穴 登攀 失敗 成功※
間一髪で岩場に愛が着き止まることができた。足を強く打ち付けたせいか激痛が走る。
【HP-1d10】
下を確認してみたが、冷たい風が地痛から吹きあがってくる。
まだまだ足はつかないようだ。
落ちた探索者は、降りていない探索探索者に助けを求める。SIZとSTRの対抗
もしくは再び登攀-受けたダメージ*2を振り縄を上ることができる。

@穴 登攀 失敗 失敗※
そのまま地下へと落下する。だんだんと暗闇に包まれていき、自分の意識がふっと途切れる。
【ロスト】

@穴 地質学※
岩を取り観察してみると、ここにある岩が花崗岩であることがわかる。
そういえばここの地質を調べていた学者がここは花崗岩の島であり、古くに火山活動によりる島だと言っていたのを思い出す。
だが、この周辺の花崗岩にはごく少量輝石が混ざっている。
屋久島のでき方では輝石が混ざることは無く、(輝石というのは高温により継続的に熱せられたため結晶が大きくなったもの)(屋久島のでき方は花崗岩のマグマが地表に出てきて一気に冷やされて固まったもの)その為、この空洞には花崗岩を溶かすほどのものが存在した可能性がある。(この輝石の大きさだと、その物体があったのは更に数キロ深くだろう。そのため、この穴は本当にマグマの通り道が陥没したものであり、この穴の深さは、もしも貫通しているのであれば、5キロ以上になると推測される。

@屋久島︎︎ 歴史
屋久島の主な土壌は、花崗岩と砂岩である。数千年前に海底火山で出来た島であり、現在は活動していない。

※地下に降りたいのならば降りればいいが、もちろんそのまま飛び降りるだけでは肉塊になるだろう。もし、それ以外の方法で降りたとして、その場合深海よりも深くにもぐることになる為、大気の重さが約2倍となる。現在の地上で10トンの重さを受けている。(人間の中には体液などがある為同じ10トンの力で押し返している為つぶれない)ただ、地下に飛び降りた場合、さらに10トンの力がすべての方向から力がかかる。
よって、飛び降りた場合地面につくよりも先に体がぺしゃんこになる。
ちなみにもちろん酸素は無い。酸素、アルゴン、二酸化炭素、オゾン、クリプトン、キセノン、ラドンという順番の為、二酸化炭素ですらほとんどない。
電波も通じない。
それに耐えられる未知のアイテムがあるならば活用しても構わない。

地下に降りると明かりは一切届かない。生き物もいない寂しい空間。全方位を確認すると、一つだけ不自然に横穴が空いている。
方向からするに、ハワイ諸島方面だろうか。
海底余地更に下をまっすぐに突き進んでいる。
※ちなみにここを歩き続けてと2ヶ月くらいでハワイにつけます。
もしもこのルートから行って日本に帰ってきた場合行方不明者の届け出が出されており、この穴に入ったのではとの連絡があると思うので、葬式が開かれているでしょう。自分の墓とご対面できます!
又、イスの電撃中がないと勝つことができないため、本体に出会った場合はロスト扱いになります。

・スターリングヒル鉱山
スターリングヒル鉱山へ向かうと、人であふれかえっていた。

◇スターリングヒル鉱山(昼)
中は薄暗く、少し雨水でぬれていて滑りやすそうだった。奥へ進んでいくと、横穴のようなものを発見する。立ち入り禁止と書いてあり、警備の人が立っている。
【探索個所】
◇まっすぐ

『警備の人』※英語
・夜間の警備体制について
「夜間も警備体制は充実しています。」

◇まっすぐ(昼)
すぐに行き止まりにあたる。ゴツゴツとした岩肌に所々ある削り跡が、ここが採掘場であることを思い出させる。蛍石の欠片などがライトの光に反射し、きらきらと光っている。

◇スターリングヒル鉱山(夜)
暗く誰もいない。確かに警報装置のようなものはいくつかつけられている。(夜)
【隠れる・忍び歩き・DEX*5・そのほか何かアイデアがあれば】

@スターリングヒル鉱山 侵入 成功※
問題なく中に入ることができる。

@スターリングヒル鉱山 侵入 失敗※
警報装置が作動する。
とても大きな音で鳴り響く。
【逃げる場合DEX*5】
【中に入る場合幸運】

@スターリングヒル鉱山 侵入 失敗 失敗※
探索者は地元の警察に捉えられる。身元確認などをされ、2日後日本に強制送還された。(ENDA)

◇スターリングヒル鉱山(夜)
中は薄暗く、少し雨水でぬれていて滑りやすそうだった。奥へ進んでいくと、横穴のようなものを発見する。立ち入り禁止と書いてあるが正面に進むよりも横穴にそれた方が更に奥へと続いている気がする。
【聞き耳可能】
【探索個所】
◇横
◇まっすぐ

@スターリングヒル鉱山 聞き耳※
横穴の方から虫の羽音のようなものが聞こえた気がする。

◇まっすぐ(夜)
すぐに行き止まりにあたる。ゴツゴツとした岩肌に所々ある削り跡が、ここが採掘場であることを思い出させる。ここには何もなさそうだ。

◇横
横へ進むと、突然背後から何かが落下する音が聞こえる。
急いで確認すると、何やら鉄格子のようなもので囲われており、後ろに戻ることができない。
そして正面に奴は現れた。
人間サイズの巨大な甲殻虫。
奴らは探索者に近づき、頭部につく不気味な螺旋状の頭を小刻みに揺らしながら人語を話し出す。
「human」
SANC0/1d6
【クトゥルフ神話技能可能】

@スターリングヒル鉱山 クトゥルフ神話 ミ=ゴ※
P191~192

『ミ=ゴ』※人に良好的に接する。ただし、ミ=ゴの方が有利な状況のため人間の戯言と聞き入れる必要はない。
「実験の素材が尽きてしまった。」
「協力すれば帰してやる」

@ポリプを倒す方法が知りたい
「さらに一人協力しろ。協力すれば解決方法を教えてやる。」
・何をする
「貴様らには理解できない。」

了承後
探索者達は皆、何か蚊のような物に刺されたような感覚の後、急激な眠気に襲われそのまま地面へ崩れ落ちる。

A帰るために協力した探索者
目を覚ますと先程と同じ場所にいた。何も変わった様子はない。不気味なほどに違和感がない。
(左側半分の感覚が無い。だが、前より少し見える範囲が狭くなり、少し感覚が違うくらいだ。)

Aのみ
「これからもよろしく頼むよ。さようなら。」

B情報を取るために協力した探索者
目を覚ますと頭が割れるような激痛が走る。知らない記憶、知らない言語が頭の中に入ってくる。頭が破裂しそうだ。視界が回る。
言葉がうまく話せない。というか、自分が何者であるのかもわからない。
周囲を見渡すもなにもわからない。
わかるはずなのにわからない。とても不気味な体験をする。(1d2を振り、1特に何も変わらずいつも通りの生活が送れる。2全ての初期値以外の技能の成功値が半分になる。しかし、ロシア語+50%。ドイツ語+20%)

AB
「では教えよう。イスの偉大なる種族についてを。」
「飛行するポリプの対策方法はイスの偉大なる種族のみ、その知識を持っている。」
「われらは今イスの偉大なる種族がどこで何をしているかを知っている。」
「人間。人工知能を知っているか。」
「イスの偉大なる種族は人工知能の中に存在している。」
「人間がSOSを出すのであれば、借りた恩は返すだろう。」
「君が使っている携帯電話を渡せ。」

スターリングヒル鉱山 B イベント※
自分のケータイに打ち込むと突然文字が出てくる。
知らない文字が羅列する。
文字の動きが止まったかと思うと、ケータイが火を噴く。
探索者はびっくりしてケータイを床に落とす。外面が割れる。
その瞬間再びケータイが起動し文字が流れ始める。
そして文字が止まったかと思うと、画面に丸いボタンのようなものが表示される。
「一度きり使える電撃銃らしい」
「この値が満タンになるまで充電し、これを押して対象に投げろと記載してある。」
「これは迷彩マントだ。これからも観測させてもらうのに死なれては困る。」
「さようなら」
AF:姿を隠せる迷彩マント
(シナリオ中はある程度なら何度使用することができる。だが盗みなどに時間を費やすのであればENDAに飛ばしてもよい)

@ケータイ(電撃銃)を確認する※
画面は割れているが、確かに中央に赤いボタンとバッテリー残量が表示されている。その他のボタンは機能していない。
現在50%

・キラウエア火山

◇キラウエア火山
キラウエア火山付近に行くと明らかにここだろうとわかるくらいに場所が示されていた。屈強そうな軍人が何人も寝ずの番をしているようだ。
火口付近に穴が開いているのが見える。

@キラウエア火山 そのまま行く※
銃口が探索者へと向く。射撃の的となり肉片が散っていく。
【ロスト】

@キラウエア火山 迷彩マント※
問題なく入ることができる。

◇キラウエア火山(穴)
火口付近の入り口から中へと入っていく。
奥に行けば行くほどどんどん光が弱くなる。
どのくらい進んだろうか。疲労感と恐怖からあきらめの言葉が出かけた時
突然、巨大な空洞が広がった。
中へ入ってみると、大きな洞窟の中に巨大な綿がびっしりと壁に張り付いている。
やつは、脈を打つように息をしていた。
SANC1d6/1d40
(睡眠をとっていない場合100%からその値を減少させる)

◇キラウエア火山(穴)B
突然巨大な爆発が聞こえる。
強い光で目がくらむ。
その後何も見えなくなった。

ENDA

ふと、窓の外を見ると雲のような何かがいくつも空に浮遊していた。
あの日の出来事を思い出し、急いで部屋へ駆け込みニュースを付ける。

ニュース
『速報が入ってきました。全国的に未確認生命物体による大量虐殺が発生しております。今すぐ窓を閉め外出中は控えるように………』
被災地を写した写真が流る。
どの場所も建物等に被害は無いが、その写真に映るほぼ全てが赤1色に染まっていた。

その後、ポリプが姿を現すことは無かった。
一体どこへ消えたのか。

【生還報酬】
クトゥルフ神話+5%
SAN回復1d3
AF:姿を隠せる迷彩マント⇒使用回数1回⇒効果:隠れる・忍び歩き判定+50%の補正

【生還報酬】
SAN回復1d3

ENDB

自分たちは未知なる生物と交信し、自分たちの日常を守ることができた。だが、自分たちの周りには、理解しがたき生物たちが潜んでいることに気が付いてしまった。
この自分たちが使っている人工知能はこの世界に何を及ぼすのだろうか。
あいつらは、何を企んでいるのだろうか。
背筋に寒気が走る。
『………… נשאר עד תחילת הפלישה לכדור הארץ……』

【生還報酬】
クトゥルフ神話+6%
SAN回復1d3
AF:姿を隠せる迷彩マント⇒使用回数1回⇒効果:隠れる・忍び歩き判定+50%の補正

ENDC

ふと空を見上げると再び奴が現れた。
太陽の光に照らされて、不気味な影がくっきりと浮かび上がる。
目の前に歩いていた男性にソレがくっついたかと思うと、見る見るうちに男性の姿が無くなっていく。
男性は、必死に抵抗するも虚しくその場に崩れ落ちる。
悲鳴は空へと木霊する。
その瞬間先ほどと同じものが、空から再び複数体降ってきた。
奴らは、周囲の人間に覆いかぶさる。
自身がくっついていた物を食べ終わると、再度空へと飛んでいく。
前回とは違い今回は、探索者にも例外なく覆いかぶさる。
激痛と共に視界が暗転していく。
飛行するポリプは、多くなりすぎた人を選別するかの如く7割を食し姿を消した。
【ロスト】


~あとがき~
飛行するポリプの産卵に巻き込まれるところから始まる。
飛行するポリプは、動物(サンゴのようなもの)と仮定し、幾度にも分けて産卵を行う。
母体は飛行するポリプは地中に暮らしているという点から火山の火口付近に巣を作っている設定にした。
洞窟が火山活動によりたまたま地上とつながってしまったため今回の事件が起こった。
生まれたばかりの飛行するポリプは風に流されながら食事を行う。個体に悪意は存在しない。
ミ=ゴの子なった実験Aは脳半分の摘出。(日常生活には問題ないことが医学で証明されている。)Bは半分自分、半分他人の脳。ミ=ゴの技術により命を伸ばされている。
イスの偉大なる種族は、飛行するポリプに唯一の対抗策を持つ種族。人間を助けてくれるのは、過去に人間に精神転移していた個体のため。電子世界にいるのは、最近の実験で人工知能が教えていない言葉を話したり、人類は滅亡すべきとの考えを持っていたりなどの話があるため。
「地球侵略開始まで残り・・・・」

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良くcocシナリオ回してます。《所持》基本6版、2010、2015。よく凍結されるけど悪い人じゃないよ! 【クラシックスタイルがメイン】(基本的にルルブ未所持でも一言頂ければ参加できます。)難易度星1でもロストするくらいの卓難易度です。

https://twitter.com/AlenGulen

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