探索者は暗黒の空間で立ち尽くしていた。
辺りを見渡し、ゆっくりと歩き出す。
どのくらい歩いただろうか、突然目の前に白銀の扉が現れる。
見たことのない装飾、記号、そして不気味な生物たちで形作られるその扉は、探索者を歓迎するかのようにゆっくりと開きだす。
扉の先から風を感じた。
ふと、違和感を覚え指先を見ると塵のように先端から消えて行く。
SANC1d3/1d10
そこで意識が途切れる。
目を覚ますと見知らぬ部屋にいた。
豪華なベッドの上に寝かされていたようだ。
白石 導入※
「おはようございます。ご主人様。私は、お二人の小瀬はを任されております白石と申します。よろしくお願いいたします。
この状況に驚いていると思われますが、まずはこの施設についてお話しいたします。
ここは、時の神を崇拝しております天倫教の施設になります。
天倫教は、肉体の死と魂の死は別であるという考え方をしており、肉体が死を迎えた後の魂は善行を積むと次の肉体へと振り分けられると信じられております。
その為信者はこの施設で、教えを理解し心を清め命の尊さを学ぶことで清き魂に近づくために日々精進しております。
次に、ご主人様をこの施設にお呼びした理由についてお話しします。
それは、先代の審神者(さにわ)が天に帰られた際のお告げに、ご主人様のお名前があったからです。
ですので、ご主人様には今代の審神者をお願いしたいのです。
私からの説明を以上となります。
私のお答えできる範囲であれば質問にお答えします。何か質問はございますか?」
質問 自分が見た扉は?※
「審神者に選ばれたものだけが見ると聞いております。私たちは天倫の扉と呼んでおります。」
質問 個々の施設の部屋は?※
◇教祖様の部屋
◇審神者様の部屋
◇信者の部屋
◇儀式の部屋
◇食堂
◇集会場
◇畑
◇第一図書室
◇第二図書室
◇お墓
◇宝物庫
白石 導入2※
「朝食をご用意しますので少々お待ちください。」
白石が一礼し部屋の扉を開けると、使用人がコンテナを持って入ってくる。
あっという間に朝食が用意された。
「こちら、カリッと焼いたトーストに特製オムレツと、旬のオレンジを使用したジュースになります。ごゆっくりお召し上がりくださいませ。」
SAN+1回復
白石 導入3※
「朝食をとり流れではございますが、本日のご予定をお伝えします。
朝は神降ろしの儀を行います。儀式用のお召し物に着替えていただく必要はございますので、私が着付けをさせていただきます。
昼は信者が修行を行いますので、施設の案内と自由時間とさせていただきます。
夜は神への祈りをささげるために集会場にて祈りの儀を行います。
その後夕食となりますが、ご夕食は信者との交流の為に食堂で食べていただきます。
以上が終わりましたら就寝となります。
本日はすべた私がご案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。」
質問 神降ろしの儀※
「精神を安定させるものになります。」
質問 祈りの儀※
「神に祈りを捧げる儀式になります。」
白石 導入4※
「では、食べ終わりましたお皿をおさげします。お召し物の着付けを致します。」
着せられた服は円模様を基調としたカラフルな配色のものだ。
「お待たせいたしました。儀式の部屋へと案内いたします。」
案内された部屋には既に信者が集まっており、探索者に向かって深々と首(こうべ)を垂れていた。
そしてその部屋の中心には血で書かれた魔方陣と何かの祭壇があった。
白石 儀式※
「ご主人様、こちらで神降ろしの儀を行っていただきます。この儀式は門を閉じ、探索者の体と魂をこの地にとどめておくものでございます。体に影響の出るものではございませんので肩の力を抜てご参加ください。」
儀式※
探索者が陣の中へ入ると、信者が何かをつぶやきだす。少しすると祭壇にある蝋燭の火が消えた。
MP10上昇
白石 儀式2※
「お疲れ様でした。こちらで儀式は終了になります。そのまま施設の案内に移ります。こちらだ施設のMAPと時間割になります。私もついて回りますので、何かありましたらお声がけください。」
【時間割】
朝 9:00~12:00
昼1 12:00~15:00
昼2 15:00~18:00
夜 18:00~21:00(集会)
夜2 21:00~24:00
【探索箇所】
◇教祖様の部屋
◇審神者様の部屋
◇信者の部屋
◇儀式の部屋
◇食堂
◇集会場
◇畑
◇第一図書室
◇第二図書室
◇お墓
◇宝物庫
「お時間となりましたので集会場へと案内します。ご主人様は壇上へおあがりください。そして、私が指示をださいますのでその通りに動きください。」
◇集会場
信者が段に向かい首(こうべ)を垂れている。
白石 集会※
「さあ、祈りを捧げましょう。」
・・・・・・・
「以上で集会は終了となります。では食堂へ向かいましょう。」
◇食堂
白く清潔な場所だ。
探索者の前には夕食が用意される。
白石 食堂※
「本日のメニューは、ごはん、大根とあぶらあげのお味噌汁、味付け海苔、煮物、ほうれん草のお浸しになります。ごゆっくりお召し上がりくださいませ。」
探索者がご飯を食べようと手を付けるとメモが出てくる。
「今夜102号室で待つ。」
白石 食堂2※
「お疲れ様です。こちらで本日の業務は終了となります。消灯時間は22時になります。明日は朝8:00に朝食をお部屋にお運びします。私は夜は別の部屋で待機しておりますので、お部屋にある鈴を鳴らし下さい。それでは、失礼いたします。」
白石は頭を下げると食堂を後にする。
こじんまりとした部屋だ。2段ベッドの上には荷物が置いかれており、この部屋は一人部屋なのがわかる。
近藤 102号室※
「来てもらって悪いね。君と話がしたかったのさ。
私の名前は近藤悟、探偵だ。
君を探してくるようにと依頼があってこの施設にもぐりこんだんだ。
私と一緒にこの施設から逃げよう。」
近藤 102号室2※
「では、脱出方法についてだ。
今すぐにでも脱出は可能だ。
しかし、扉を見てしまっているんだろう?
その扉が厄介だ。
扉の記憶を消さなければあっちんぽ世界に取り込まれてしまう。
記憶を消す方法は、第二図書館のばあやに記憶を消す呪文を聞いて会得するんだ。
会得した後はこの部屋に来れば、私が外へと連れていく。」
近藤 102号室3※
「聞きたいことはたくさんあるだろうが、私はこの宗教にはあまり詳しくないからな。施設について聞きたいことがあれば答えよう。」
質問 婆や※
「婆やはある一定以上の人間としか会話をしてくれない。第二図書館の書物は情人には読むことができない為、婆やの協力が必要だ。」
白石は外に出て行く。
少し歩くとお墓が見えてきた。
白石は1つずつ花を供えて手を合わせる。
白石 お墓※
「こちらは先代の審神者様のお墓になります。審神者は短命でこの施設ができてから多くの方とお別れすることとなりました。」
質問 何年くらい生きてた?※
「最長で3年。短いと1週間ほどになります。」
白石 お墓2※
「ご主人様、ここは寒いでしょう。ホットミルクをお入れします。」
白石 お墓3※
部屋に戻ってくると、白石がホットミルクを入れて戻ってくる。
「ホットミルクでございます。ご主人様がお休みになられるまで近くで控えておりますので、何かありましたらお呼びください。」
そういうと、部屋の隅にある椅子に腰かける。
白石 お墓 話しかけない※
一通り終わると自室へと帰っていく
就寝時【アイデア】
探索者は再び白銀の扉の前に立っていた。扉が音を立てて開き始める
開くのと同時に足先からどんどん塵となっていく。
腰あたりまで消えた所で目が覚めた。
SANC1d3/1d10
就寝 アイデア※
どの部屋にも鏡が無かったことに気が付く。
質問 鏡は?※
「鏡は心の汚れを写す神聖なものでございます。ですので私たち大切な儀式のときだけ宝物庫から出すようにしております。」
白石 朝食※
「おはようございます。ご主人様。朝食のご用意をしますので少々お待ちください。」
白石が一礼し部屋の扉を開けると、使用人がコンテナを1つ持って入ってくる。
あっという間に朝食が準備された。
「こちら、ジューシーなガーリックトーストに、ポタージュスープと、旬のブルーベリーを使用したジュースになります。ごゆっくりお召し上がりくださいませ。」
SAN1回復
白石 朝食2※
「朝食を取りながらではございますが、本日のご予定をお伝えします。
朝は教祖様がお呼びですので面会がございます。
昼は私は検品をしなければなりませんので、ご自由にお過ごしください。私は食堂におりますので何かありましたらお呼びください。夜は神への祈りを捧げる為に集会場にて祈りの義を行います。
その後ご夕食となりますが、ご夕食は信者との交流の為に食堂て食べていただきます。以上が終わりましたら、就寝22:00となります。よろしくお願い致します。」
「では、食べ終わりましたお皿をお下げします。」
「お待たせしました。教祖様のお部屋に御案内します。」
豪華な装飾のされた扉をノックしてはいる。中は思っていたよりもシンプルで何も無く、カーテンのかかったベッドがあった。
「待っていたぞ我が子よ。表裏一体となる時この世に平穏が訪れるだろう。」
【聞き耳】
声は単調でまるで録音のように聞こえる。
【時間割】
朝 9:00~12:00
昼1 12:00~15:00
昼2 15:00~18:00
夜 18:00~21:00(集会)
夜2 21:00~24:00
【探索箇所】
◇教祖様の部屋
◇審神者様の部屋
◇信者の部屋
◇儀式の部屋
◇食堂
◇集会場
◇畑
◇第一図書室
◇第二図書室
◇お墓
◇宝物庫
(1日目)鍵が掛かている。この形状は探索者の知るものではない為鍵開け不可。
(2日目)シンプルで何も無く、カーテンのかかったベッドがある。
カーテンを開くとそこには教祖であったものがあった。それは腐敗しきっており、首位には臭いけしの為お香がたかれている。
SANC1/1d3
胸元には鍵のようなものがかけられている。
鍵は門のような形をしたものだ。
ベッド以外何も置かれていない部屋。
シーツには染み一つない。
鍵が掛かている。この形状は探索者の知るものではない為鍵開け不可。
暗くて細部までよく見えない。
部屋の中心には血で書かれた魔方陣と何かの祭壇がある。
儀式中には気が付かなかったが、魔方陣を見ると中心部に何かをはめるようなくぼみがある。
調理中の音が聞こえてくる。
沢山の机といすが置かれている。
小学校の体育館のような雰囲気の場所。
沢山の座布団が綺麗に並べられている。
信者たちが、洗濯や畑作業をしている。
沢山の本が綺麗に並べれている。
【図書館可能】
@第一図書館 図書館※
やってみせ、
言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。
本の沢山ある薄暗い部屋。
正面に老婆が一人座っている。
本を手に取っても読むことはできない。
婆や 第二図書館※
「いらっしゃい。今回の審神者だね。知りたいリ式はあるかい?POWを1d6分消費したら好きな呪文を教えよう。ここの呪文はきっと君の力になるよ。」
http://yuggothsympa.web.fc2.com/trpg/datas/datajyumonnitirann1.html
お墓のたくさん並ぶ湿っぽい場所。
【目星可能】
@墓 目星※
汚れた紙の切れ端が見つかる。
「お前は誰だ?」
鍵が掛かている。この形状は探索者の知るものではない為鍵開け不可。
※白石に言えば開けてもらえる
貴重なものがしまわれている。
A『記憶を曇らせる』を使い『近藤』についていく
B『記憶を曇らせる』を使い『教祖から鍵』を取り『儀式の部屋』に行き『精神転移』を使う
C『記憶を曇らせる』を使い『教祖から鍵』を取り『儀式の部屋』に行きそのまま扉から出る。
D『A、Bで記憶を曇らせるを使用しない』『3日目になる』
中に入ると近藤が居た。
「待っていたよ。呪文を唱えてくれ、すぐにで脱出しよう。」
目を覚ますと外を車で走っていた。周囲を見ると、田園風景が広がっている。
「目を覚ましたかい?気分は大丈夫かい?もうずぐ着くからね。」
SAN回復なし
呪文習得
END別の人生 別人のままドリームランドで生きていく。ロストではないが、現代シナリオでは使用不可。
探索者が魔方陣に鍵をはめると魔方陣が光り出す。
現代日本の風景が映る。
探索者がこないだまで生活していた場所だ。
その世界にはなぜか探索者の姿も見える。
呪文を唱えると探索者の意識は遠のいていく。
目を覚ますと、道路の真ん中に立っていた。
先ほどまで何をしていたのか記憶がない。
探索者は急ぎ足て今日の用事へと向かう。
SAN回復1D10
ENDB表世界 自分の生きている世界に帰ってきた。呪文習得。
呪文を唱えると探索者の意識が遠のいていく。
目を覚ますと、道路の真ん中に立っていた。
先ほどまで何をしていたのか記憶がない。
探索者は急ぎ足て今日の用事へと向かう。
何かが変わったようなそんな違和感を持ちながら。
SAN回復1D6
ENDB表世界 自分の生きている世界に帰ってきた。呪文習得。
STR、CON、SIZ、APPの振り直し
探索者は再び白銀の扉の前に立っていた。扉が音を立てて開き始める。
残りの全てがどんどんと失われる。
そしてゆっくりと扉が音をたてて閉まる。
「おはようございます。ご主人様。ようやく完成しましたか。お待ちしておりました。」
【ロスト】
※追記
審神者とは?
神とお話していただくお仕事になります。
帰りたいんだけど
申し訳ございません帰ることはできません。
理由についてはお話しすることはできませんが、貴方はきっと天倫教を気にいると思います。
気にいるのはなぜ?
他の審神者様もそうでしたから。
先代の審神者はどこに?
先日天に帰られました。
給料は出るの?
給料という形でお金をお渡しすることはありませんが、ご不便をおかけしないようにこちらでできる限りご準備させていただきます。
外に出ることはできるの
できません。
何故かはお答えすることはできません。
ですが、きっとこの施設はご主人様にとって居心地のいいものになると思います。
今は何年ですか?
聖珠25年(せいしゅ)西暦2059年(日本にない物を適当に答えればよい)
白石 設定
ある程度の現代社会の物や価値観については理解しているが、国の動きや現代社会の問題などについてはわからない。
できる限り探索者に忠実に動く。
近藤 設定
依頼された探偵。(1日目の夜jからその後ずっと部屋にいる。)
探索者のドリームランドでの姿を知っている。
依頼者は体の持ち主の父と母。探索者には近藤の知っていることは全て伝えてよい。
・探している人の名前(探索者の名前とかぶらなければ何でもよい)
・依頼者は父と母
・記憶を消さなければここから出ることはできない。
老婆 設定
どんな呪文でも教えてくれる。
探索者が困っていたら、『ものと世界に帰りたいのかい?それなら門を開ければいいじゃないか。』と伝えてもよい。
良くcocシナリオ回してます。《所持》基本6版、2010、2015。よく凍結されるけど悪い人じゃないよ! 【クラシックスタイルがメイン】(基本的にルルブ未所持でも一言頂ければ参加できます。)難易度星1でもロストするくらいの卓難易度です。
https://twitter.com/AlenGulen
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