2018年10月21日更新

Sleeping Flower

  • 難易度:|
  • 人数:1人~3人|
  • プレイ時間:

探索者達はそれぞれの理由から、あるお屋敷へと招かれる。家に一歩踏み入れた途端意識を失った探索者たちは、屋敷の一室にて目を覚ます。探索者達は無事に屋敷からの脱出を果たせるのだろうか?どちらかと言えば耽美、もしくはゴシック、若干のグロといった要素が多めのシナリオです。
時代は現代。2000年以降が望ましいです。というか1999年以前だとシナリオ背景の都合上シナリオ破綻します。
推奨技能は<目星><聞き耳><博物学>
準推奨技能は<医学>
エンドの種類、もしくはその際の選択肢によってはロストもあり得るシナリオです。
ざっくりしてるので改変自由ですはい
(2016/11/04:追記あり)

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ストック

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コメント

1.背景

それは、1998年11月のこと。館の主である卯堂重蔵は嘆いていた。
彼の一人娘である夢海が、18歳という若さで、病でこの世を去ったからである。
その思いを抱えて生きていかねばならないのかと思っていた。
しかし、1999年7月某日、彼は偶然にも地球に降り立ったアンゴルモアの王、ヴルトゥームに出会う。重蔵は見目麗しいヴルトゥームを娘の生まれ変わりなのだと信じ込み、彼の持つ青い宝玉を騙し奪い…そして、自ら命を断った。
植物と一体化したその姿の関係から自由に動くことのできないヴルトゥームは、その宝玉を取り返すため、通りかかった人間たちに催眠をかけてその屋敷へと誘いこむ。
愛娘と共に在りたいという父の願いが、彼を動く屍にしているのだと、知らぬままに。
追記:アンゴルモアの王=ヴルトゥームという今回の設定については、以前ネットを巡っている際に見つけた文章からの構想であることご了承いただけましたらと思います
 

3.導入

探索者達は様々な依頼や友人との肝試し(その場合は任意でNPCを追加しても構わない)によって、とある白い屋敷に誘われる。そして、今まさに入ろうとした瞬間、不意に甘い匂いが訪れ、意識を失う事になる。
なお、依頼者を用意したい場合、依頼者はNPC「卯堂重蔵」に依頼を受けるというのがいいだろう。その際は、娘に「夢海」という少女がいることをほのめかすといい。
ともかく、そういった形で探索者達はその屋敷へといざなわれる。
 

4.それぞれの部屋について

※なお、それぞれの部屋に窓はあるが、空間に固定されたように動かないことを探索者たちには伝えること。また無理に破壊しようとした場合、<恐怖の注入>(基本ルルブP256)の呪文がその探索者に発動することになる。

◯いとすぎの部屋

探索者たちが最初に目を覚ます部屋。
楽園の夢を見た後ふわりと甘い香りがして目が覚める。
全員床に転がされている。<聞き耳>では何も聞こえない。
<目星>で何の変哲もない普通の部屋であることがわかる。ベッド、タンスっぽいチェスト、机などはある。
机に<目星>で何かの花粉らしきものが付着しているのがわかる。
また机には誰かのメモがあり、「青いお守りを探して アレがないと眠れない」と書かれている。
ベッドの上下にはなにもないが、チェストの中には白いワンピースが入っている。<目星>で、それにもまた何かの花粉が付いていることがわかる。
花粉については、ぱっと見た感じではなんの植物かについてかは不明。<博物学>÷4で「この星の植物のものではない」事がわかっていいかもしれない(そもそも花粉でその植物について知ることはほぼ不可能に近いと思われるので、そのへんはキーパーの裁量で)

◯2F廊下の風景

'画像'
廊下を開けると、間取図のような風景が広がっている。探索者たちは「いとすぎ」の部屋から出てくる。
全体的に薄暗く、静まり返っている。
(1Fとの共通事項:1F、2Fのうち2~3部屋を調べたところで、<アイデア>をふって、「ひょっとして誰もいなんじゃ…」的なことを思い立たせる。0/1のSANチェック。

◯ほおずき

いわゆる書斎。本棚がいくつか並んでいて、その横にはロッキングチェアと、そこに座っている少女の姿がある。
●少女
目星なし情報…目を開いたままロッキングチェアに揺られている。臙脂色のロリータ服。膝のところには本ではなく鬼灯が2つ。
・<目星>…少女の体には、蔦が巻き付いている。また、<博物学>に成功すれば、それがほおずきの蔦であることがわかる。
(先に「アイビー」の部屋を見ていた場合)
・<医学>…少女がすでに死んでいる状態にあることがわかる。死因は絞殺っぽい。
・ほおずきが気になっているようなら<知識>÷2(持っているなら<薬学>)…鬼灯の実や根には堕胎作用があり古くは堕胎剤として用いられていた。
●本棚
・<目星>
「ノストラダムスの大予言」「マヤ文明」「ヨハネの黙示録」と言ったいわゆる「終末論」にちなんだ書籍が並んでいることがわかる。
・<図書館>or<目星>÷2
日記を発見する。表紙の片隅を見ると、”卯堂重蔵”と書かれている。
1998年9月12日
夢海の調子がどうも思わしくない。医者が言うには気管支関係の発作らしいのだが…どうにか治らないものだろうか。
1999年11月26日
夢海が死んだ。
なぜ神は私を連れて行ってはくれなかったのだろう。夢見そっくりの人形を部屋に飾っても、満たされやしないのに。
…いっそ全て滅びてしまえば、楽になれるだろうか。
1999年7月X日(日付がかすれており判別不能)
夢海は花の女王になったのか。アンゴルモアになったのか。どちらでもいい。もう夢海は眠らなくてもいいしずっと一緒だ。
白い花が美しいのに青い宝玉などいらないだろうずっとずっとここで暮らそう
ああそうか私が死ねば霊になってずっと夢海といれるのか
1999ねん7がつX(日付がかすれており判別不能)
ゆめみ ずっといっしょにいよう
また、日記の所々に腐った匂いのする個体とも液体とも言えないどろどろが付着している。
<アイデア>もしくは<医学>成功でもともと血肉だったものではないかと察する。0/1のSANチェック。
また、部屋を出るとプレイヤーが宣言した段階で<聞き耳>を振ってもらう。成功者にはパタパタと何かが走る音が聞こえる。(ゾンビ始動フラグ)

◯つばき

寒い部屋と雪の、日本家屋のセット。<目星>で、割と頑丈に作られている様子が見える。
その縁側のところに少女が座っている。少女は木箱を持っている。
●少女について
・遠くで<目星>
少女の体が不自然なくらいまっすぐに伸びていることがわかる。じっとまっすぐこちらを見つめている。
<幸運>失敗で探索者と目があってしまい(0/1)のSANチェック。
・近くで<目星>
↑に加え首のあたりに不自然な継ぎ目がある。
●木箱
小さな鍵が必要。(しらゆりの部屋にある小さな鍵)鍵を開けると、
左端の破れた「97」と書かれた紙と白い花(ヴルトゥームの花)。花を見た瞬間POW13との抵抗ロールが発生、(シークレットでちょっと煽ってもいいかも)少女の笑い声が聞こえて、まるでこの世の楽園のような幻覚を見る。
なお木箱を手にとって調べようとした場合、体が揺れて少女の首がゴロンと転がる。と、同時に咲いていた椿が一斉に地面に落ちる。
この場合のSANチェックは以下のパターン。
 ・<近くで目星>成功の場合
   木箱を取ろうとした→(1/1D3)
木箱を取ろうとしていたのを見ていた→(0/1)
 ・<近くで目星>失敗もしくは<遠くで目星>成否にかかわらず、またしていない場合
   木箱を取ろうとした→(1/1D4)
   木箱を取ろうとしていたのを見ていた→(1/1D3)

◯アイビー

極普通の部屋。部屋の見た目としては「いとすぎ」の部屋と同じ。
机の上にはキーアイテムである青い水晶球が置いてある。
また、ベッドの上及びチェストの中にはなにもない。
青い水晶球:ヴルトゥームを封じるために必要なもの。水晶の中に旧き印入り。
青い水晶球の横には両端がちぎられた「99」と書かれた紙と「私に返して」と書かれたメモが出てくる。

◯談話室「りんどう」

談話室というだけあって大きな机と椅子がいくつかあるだけの小さな部屋。
目星なし:机の上に香水の瓶を発見。(ゾンビ始動フラグ1)匂いを家具と宣言した場合、柑橘類系ではない甘くてさわやかな香りがする旨伝える(匂いを嗅ぐとノーマルエンドになるため、一応確認はすること)。メ
モが置いてあり、「これがないと眠れない」。(ヘナの花の香水メイドインパキスタン。)
女性陣に<知識>-30(男性の場合-50)で、ヘナという植物の花が使われた香水「ウル」だとわかる。(マイナーな香水なのでマイナス補正)
注釈:このシナリオ上でのヴルトゥームが好きな匂い。(ノストラダムスの大予言のもととなった「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」の発売された日は9月6日とされていて、その日の誕生花は「禊萩」。そのミソハギ科の植物で香料にも使われているのがヘナ。)
目星:(全体にしろ机の上にしろ共通)埃がかぶっていて、もう長い間使われていないことがわかる。

◯2階物置

箱が2つ置いてあり、大きな箱と工具箱がある。
●大きな箱
きれいな木箱が置いてあり、その中にはバラバラになった白骨死体がある。
完全に骨になっていて、年齢などを探ることはできない。1/1D3のSANチェック。
・<目星>
箱→きれいな箱であり、普通に死体を入れるにしては飾った感じのデザイン。<アイデア>→誰か大切な人の死体を入れている?
骨→白い指の端っこに小さな鍵が引っかかっている。(工具箱の鍵である)
●工具箱
工具が入っている。ただし老朽化が進んでいるため使用後<幸運>失敗で壊れる仕様であることを伝える。
パイプレンチ…<杖>で判定、1d6+db
ハンマー…<杖>で判定、1d4+1+db
釘…<投擲>で判定、1D2+db
バーナー…[DEX]×5で判定、1D6+<貫通>成功で毎ターン最後に1D4(燃焼ダメージ)
なお、この他にも普通の家の物置にも置いていそうな範囲で探索者が望んだ場合は、KPの裁量で物が置いてあることにしても構わない。これは1階物置でも共通である。

◯1F

'画像'
見た目は全体的に薄暗い。<目星>にマイナス補正はつかないが、部屋から出るごとに<幸運>ロールが入る(全員の幸運の平均値)。失敗すると屋敷の男と鉢合わせすることになり戦闘となる。ちなみに成功でなにかが引きずるような音がしている事がわかってもいいだろう。1Fの床を調べると、何かが引きずったような跡があることがわかる。(部屋にはない)<医学>で、これが血肉の腐った跡であることがわかる。1/1D3のSANチェック。
なお<追跡>(場合によっては補正つけてもいいかもしれない)でその後を追うこともできるが無造作にいろんな部屋を行ったり来たりしているだけな上、<幸運>に失敗するとやはり鉢合わせて戦闘になる。
なお玄関の扉は空間に打ち付けられたようになっており、無理に出ようとすると<恐怖の注入>(基本P256)が発動する。

◯屋敷の男のステータスについて。

ベースはゾンビである。
ゾンビなので多少強めに設定。
STR 12/CON 13 SIZ 16
INT 17/POW 1/DEX 7
耐久力 13
ダメージボーナス +1D4
武器
かみつき:30% 1D3。
バールのようなもの:25%(大きな棍棒換算)1D8+1+db
装甲
なし。ただし貫通武器は1ポイントの固定。(ただし炎攻撃はダメージが普通に通る)
正気度喪失
1/1D8 (もし、「ほおずき」の部屋で日記を読んでおり、かつ<アイデア>に成功した場合、この人物が屋敷のかつての主、卯堂重蔵であるとわかってしまい、失敗時のSAN減少に+1しても構わない)
備考:ロザリオ持ちで成功率に-5%
また、もし戦闘技能が乏しい探索者が多い場合、DEX対抗で逃げられるようにしても構わない。

◯さくら

春を模した部屋。石で作られた花壇に桜の木が植わっている。桜の木は満開。季節がいつであれ、桜は満開である。
目星なしの情報で、桃×紫袴の少女がもたれかかっている事がわかる。おかっぱ頭で、APPは13~15ぐらいが怪しまれなくて済むだろう。逆にニャル様ミスリードを狙いたいのであれば、APPを18にしても構わない。
少女については目星なしで、首に何かで締められたような跡があることがわかる。
<目星>…その割に少女の体は綺麗な状態であるということがわかる。
<医学>…少女の呼吸は止まっていることがわかる。また死因としては絞殺が正しいところだろうが、チアノーゼやうっ血がないことがわかる。
手を触れようとする、起こそうとするなどのリアクションを取った瞬間、彼女の体が桜の枝に掴まれる。かなり力強い感じなので引き剥がすのは不可。ヴルトゥームの触手が元なのでSTR30と対抗させても。
やがて少女の体はベキベキと音を立てて砕かれていく。1/1d4のSANチェック。
ばらばらになった少女の手には「1」と書かれたメモがある。が、途中で破られているためそれ以降の文字は判別不可。

◯しらゆり

壁一面に草原の絵が書かれ、また床も同様に草原の絵が書かれた部屋。その中央には人が一人入れるサイズのガラスケースがあり、茨で囲まれている。その中には腕に鍵をかけた少女の体が横たわっている。
少女の周りにはユリの花が添えられている。
少女への<目星>…彼女の体には特に外傷がないことがわかる。
同上<医学>…彼女は呼吸をしていないということがわかる。
ガラスケース全体、もしくは茨への<目星>…茨のトゲがかなり鋭い事がわかる。
<知識>…ユリの花を密閉空間に敷き詰めその中で眠れば苦しまずに死ねるという迷信がある。
<知識>÷2で成功、もしくは<生物学>…実際にそれらのことで死ぬことは殆ど無いことがわかる。
また、少女の手に腕輪みたいに鍵束が下げられていて、そこに2つ鍵があることがわかる。(大きい方は渡り廊下の鍵、小さい方は椿の部屋の小箱。)
取ろうとした場合、<幸運>ロールを行い、失敗すると茨が刺さってダメージ1。

◯応接室「フキノトウ」

極普通の応接室。大きめの背の低い机と、椅子が何脚か置いてある。周りには何かを立てかけていたと思わしき壁の跡がある…が、今はそれも外されていて何もない。
<目星>で机の上に写真立てが一つ。
写真立てには可愛らしいドレスを着た女の子の写真がある。<アイデア>で、彼女の顔が「ほおずき」の部屋の人形と酷似していることがわかる(先に「ほおずき」の部屋を見ていた場合)
また、写真の裏側には、「卯堂夢海 18歳の誕生日」と表記されている。

◯食堂「キンレンカ」

食堂という名にふさわしくそこそこに大きく長い机と、それに対応する立派な椅子がおいてある。
<目星>なしで、だいぶ埃っぽく、長い間使われていないことがわかる。
部屋全体、もしくは床を<目星>すると、プラチナで出来た小さなロザリオが落ちている。先述のデータにもあった屋敷の男の各種技能の成功率に-5%の補正が入る。
ロザリオを<目星>…古いアンティーク調のものであるが、いまだ光沢は失われていない事がわかる。(がめつい探索者がいた場合、売れたとしても二束三文ということを追加してもいいだろう)
机の上を<目星>…特に何もない。

◯厨房、食料庫

厨房:いわゆる武器ゲット場所。<目星>などで包丁や鍋やフライパンなど任意の武器があったことにして構わない。
食料庫:外れ部屋。部屋を開けた途端に食物の腐った臭が充満してくる。開けただけなら嫌な匂いに0/1のSANチェックで構わないが、開けて中に入った場合は嫌な匂いに加えハエやゴキブリなどの害虫が腐った食材の上を這い回っていることに気づき、1/1D3のSANチェック。(なお、ここの描写は虫が苦手な人も多いので、回す相手によってはマイルドな描写にとどめること)

◯渡り廊下、及び中庭

渡り廊下には鍵がかかっている。(しらゆりの部屋で手に入る鍵で鍵が開けられる)
中庭には、甘い香りの白い花がたくさん咲いており、<知識>÷2もしくは<博物学>で、この花が地球上のどこにもない植物であることがわかる。
渡り廊下から脱出しようとする探索者がいた場合、呪文<恐怖の注入>(基本P256)による妨害、及びPOW35との対抗判定を行い、失敗した場合、少女の笑い声が聞こえて、まるでこの世の楽園のような幻覚を見る。

◯1F物置

外れ部屋で、<目星>に成功しても特にめぼしい物はないが、もし探索者たちがパスワードなどで見落としがあった場合、ここにヒントの紙が落ちていたことにしても構わない。
また、2階物置と共通になるが、普通の家の物置にも置いていそうな範囲で探索者が望んだ場合は、KPの裁量で物が置いてあることにしても構わない。

◯???の部屋

鍵がかかっている。ダイヤル式になっており、その数値は4桁。鍵はすでに差し込まれており、探索者たちが数字を合わせれば開くような形になっている。
数字は「1999」。もしわからないようなら<アイデア>でノストラダムスの大予言、もしくは紙に書かれていた数字を思い出したことにしてもよい。
鍵を開けると、そこには階段がある。
'画像'

◯ふたつの「いっぱい」

屋敷の男によって殺され、白骨化した死体がゴロっと入っている。扉を開けた瞬間、ガラガラとたくさんの骨が崩れ落ちてくる。0/1D3のSANチェック。

◯アングレカム

「アングレカム」の間につくと、そこには美しい姿で佇んでいるヴルトゥームの姿がある。
描写:
最初に目に飛び込んできたのは、青白い球根であった。その根本には無数の根が部屋中を覆っており、探索者たちの足元にも横たわっている。球根の芽の先からは途方も無いほどに大きく、美しい朱色の花が咲いていた。
そしてその中央。
雄しべに当たる部分には、妖精と見まごうほどに、背筋が凍る程美しい…そう、いうなればこの世の美を全て集めて与えられたような、そんな姿の「人の形をした何か」が佇んでいた。
(口上を挙げる場合、彼が夢海の姿にちょっと面影が残る感じに女性っぽい感じで描写すること)
1/1D10のSANチェック。
彼は朗々とした中性的(若干女性より?)な声で「やっと来てくれたんだね」と微笑む。
なお彼もまた、答えられる限りの質問には答えてくれる。
一例としては、
・どうしてここにいるのか?→たまたまやってきた場所がここだった。
・君は誰なのか?→僕はヴルトゥーム。神の一柱だよ
・君の目的は?→僕はただもう一度眠りにつきたいだけだよ。あいつのおかげで眠れない。
・あいつとは?→屋敷の男の事。たしか「卯堂重蔵」と名乗っていたかな
・ココから出して欲しい→いいよ、でも約束のものは持ってきてくれた?
…など。描写としては、悪意はなく、にこやかな雰囲気をまとわせる事。それがヴルトゥームの見せる仮初でもある。

◯約束の品について(エンディング分岐あり)

探索者が青い宝石を持っている→「持ってきてくれたんだね」と微笑む
         持ってきていない(もしくは渡さない)→「そっか」と少し残念がる→ワーストエンド
彼女が何事か呪文を唱えると青い宝玉がふわりと持ち上がる。それからふと探索者を見渡し、
香水を持ってきていない→何も言わずバッドエンド処理
香水を持ってきている→「その香水も、くれないかな」と触手を伸ばす
            →拒む→「そっか」と少し残念がってバッドエンド処理
            →渡す→「ありがとう」と言ってノーマルorハッピーエンド処理

5.封印処理

ワーストエンド→エンディング・ワーストへ
ワーストエンド以外の共通口上
持ち上がった蒼球が、ふわりと光を放つ。まるですべてを包み込むようなブルーの光は、花に身をやつした神の姿をもそっとその姿を消していく。
彼はふと優しく微笑むと、「少し眠るよ…」
バッドエンド→「また会おうね」
ノーマルorハッピーエンド→「また1000年後に」
と言って、完全に姿を消す。

6.エンディング分岐

ワーストエンド「さみしがりやの王様」
「そっか、じゃあ一緒に待っていてくれる?」
というと同時に化石花が咲き乱れる。それらは強く甘い香りをしており、探索者たちを幸せな世界へと導いていく…
→探索者ロスト。探索者達はヴルトゥームが見せる夢のなかで、いつまでもいつまでも幸せな夢を見続けることだろう。たとえそれが、彼のおもちゃになることだとしても。
 
バッドエンド「エデンの守り人」
そんな不思議な事件から数日が立ったある日、探索者たちは夢を見る。それはあまりにも探索者たちにとって都合のいい夢。お金を望めば札束が舞い、食べ物を望めば美味しい料理が出てくるそんな夢。
ふと、探索者たちのそばに、そっと伸ばされた手があることに気づくだろう。
ここでKPは探索者たちに尋ねる。その手を取るか、取らないかと。
手を取った探索者はそのままヴルトゥームの見せる夢の世界へと落ちていく。探索者ロスト。
手を取らなかった探索者は、そのまま日常に戻っていく。やがて日ごとに強くなる夢の世界の美しさと、その手の誘惑に抗いながら。(殺意の強いKPであれば、POW×5に成功したら手を取らない、失敗したら手を取る、と言った選択肢でもいいかもしれない)
 
ノーマルエンド「Perfume」
探索者たちは無事に日常に戻ることができたが、使用した香水の香りが取れることはなかった。また、それからいろいろな資料などを探して持っても、あの家にまつわることはもうあの家は廃墟となり壊されたことぐらいしかわからなかった。
そんなある日、探索者たちのもとに手紙が送られてくる。
差出人は卯堂夢海。その中には…「私の香り きにいりましたか」の一文だけ。
 
ハッピーエンド「かみさまの感謝状」
探索者たちは無事に日常へ戻ることができた。それからいろいろな資料などを探して持っても、あの家にまつわることはもうあの家は廃墟となり壊されたことぐらいしかわからなかった。
そんなある日、探索者たちのもとにカスミソウの花束とメッセージカードが送られてくる。
差出人は卯堂夢海。そのメッセージ内容は「ありがとう」そしてカスミソウの花言葉は…。

7.エンディング条件及び内容補足

青い宝玉について
持ってきていないorヴルトゥームに渡さない→ワーストエンド→ヴルトゥームの下僕エンド
香水について
持ってきていないorヴルトゥームに渡さない→バッドエンド→日常に戻るも少しずつ楽園の風景が現実を支配してくるエンド
持ってきているかつ使用していない状態でヴルトゥームに香水を渡す→ハッピーエンド→探索者たちに霊となった少女からの感謝状が届くエンド
持ってきているが使っている状態でヴルトゥームに香水を渡す→ノーマルエンド→探索者のもとに不可思議な手紙が届くエンド
場合によってはこのエンドの組み合わせでもいいかもしれない。

8.SAN報酬

生存報酬→1D8
青い宝玉及び香水を手に入れた→1D3
ハッピーエンドorノーマルエンド→1D4

番外補足:部屋の名前の由来となった植物は、それぞれ不吉な逸話があったり、花言葉が不穏なもの。(仔細は省略するので調べてみるのも面白いかも)

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基本ゆるいシナリオばかり書いてます。クトゥルフとかサイコロフィクション多めになるかも? ※Pixivの方に記載のシナリオは、腐ったお姉さん的二次創作も同じユーザーで掲載されておりますので二次創作及び腐ったお姉さん向け作品が苦手な方は別の作品へ飛ぶ場合は細心の注意をお願い致します。 シナリオについては改変等は自由です。(万一回してくださった際は連絡いただけると喜びます)

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