2021年03月25日更新

メタリックガーディアンRPG「太古の脈動」

  • 難易度:★★|
  • 人数:3人~5人|
  • プレイ時間:5~6時間(ボイスセッション)

初心者向けメタリックガーディアンRPGのシナリオです。
南の島に鎮座する太古の巨神と共に、ディスティニーの野望を阻止しましょう!
良かれ悪かれ読んだりプレイした感想を #太古の脈動 でツイートして下さるとモチベが上がって凄い嬉しいです。

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メタリックガーディアンRPGオリジナルシナリオ

「太古の脈動」

シナリオデータ

PL人数:3~5
PCレベル:3
プレイ時間:ボイスセッションで5~6時間

セッショントレーラ―

南国の孤島にテロ組織「ディスティニー」の魔の手が迫る!
狡猾な彼らは島の守護獣「ラマラマ」を洗脳し、悪の手先に仕立て上げようとしていた...
島に訪れる破滅と騒乱を止めるべく、巫女に導かれし若者が古の戦士を蘇らせる!!
リンケージ達はディスティニーの野望を阻止し、島に平穏を取り戻せるのか!?

メタリックガーディアンRPG
『太古の脈動』
太古の戦士よ、再び目覚めよ!!

プリプレイ

■シナリオ背景
南国にある孤島「ハオス」では古代より人間と奈落獣との共存関係が築かれていた。
人間は奈落獣に対して「信仰心」という精神エネルギーつまり食料を提供、奈落獣は島の外からやってくる脅威を撃退して住人を守る。そうして第一次大戦後から脈々と、独自の文化を作り上げながら平和な日々を過ごしていた。そうした貴重な文化や奈落獣は第二次大戦後に学術的な価値が見いだされ、徐々に外界からの接触が増えてきたが、それでも話し合いを繰り返し、妥協点を探りながら日々を過ごしている、そんな時であった。
「人間と協力関係を結んでいる奈落獣」に戦略的価値を見出したラーフ帝国が、その奪取を狙って特務機関「ディスティニー」へと島への侵攻を命じたのだ。
不運なことに島への侵攻が進められるころ、鳳市の学生たちは修学旅行でこの島を訪れていた。
PC達は各々の事情からディスティニーの侵攻作戦に巻き込まれ、島・住人・奈落獣を守るため戦うこととなる。

■キャラクター作成
推奨クラスは以下を参考のこと。人数が少ない場合は、番号が若いものから優先とする。

■シナリオハンドアウト
各PCには以下の設定がつくので、PC作成の際にはよくPLと相談する事。
PC1:巫女に導かれし高校生
PC2:戦う生物学者
PC3:島の防衛軍リンケージ
PC4:PC1の学校の先生
PC5:島で生活する元傭兵
PC1用ハンドアウト
コネクション:カナフ 関係:興味 コンストラクション:スーパー カバー:高校二年生 
キミは修学旅行でこの島に訪れた学生だ。
キミは学友たちと共に島を見学していたが、美しい自然につられ、いつの間にかはぐれてしまう。
はぐれた先で見たのは、白い繭の前で舞う美しい一人の少女だった。
戦火の混乱が起こり、少女にいざなわれた先には古の鉄機兵が鎮座しているのであった…
PC2用ハンドアウト
コネクション:ラマラマ 関係:興味 コンストラクション:ディザスター カバー:生物学者
キミは「ラマラマ」の研究の為、島に滞在している生物学者だ。
研究の為には原住民との相互理解が重要であると考えるキミは、原住民からの信頼も厚く、ラマラマの研究の第一人者として知られている。そんな中、テロ組織によって島が襲撃される事件が発生する。
ラマラマと原住民たちを守るため、キミは野蛮な武器に手をかけ、立ち上がることを決めたのだ。
PC3用ハンドアウト
コネクション:防衛軍司令 関係:同志 コンストラクション:ベテラン カバー:軍人
キミは「ラマラマ」保護監察の為、島に滞在する軍人の一人だ。
キミは軍の論理では分類上奈落獣であるラマラマは危険分子となりうるため始末することが望ましいが、個人的感情では原住民の想いを尊重しこのままの状態を維持したいというジレンマに悩んでいた。
しかし、テロ組織による襲撃が発生し、状況は一変する。ラマラマを刺激されて島を危険にさらすわけにはいかない。キミは万が一の際はラマラマを始末してでも原住民たちを守るしかないと考えている。
PC4用ハンドアウト
コネクション:PC1 関係:家族 コンストラクション:カバリエ カバー:教師
キミは修学旅行の引率としてこの島を訪れた教師だ。
この島には独特の文化と自然が存在しており、生徒に良い刺激を与えることができるとキミは考えている。
スケジュール通りに進んでいた修学旅行であったが、テロ組織による襲撃が発生してしまう。
犯罪者どもに大切な生徒たちの命を奪わせるわけにはいかない、キミは緊急時の為備えていたガーディアンを操縦し、生徒たちを守るため戦火に身を投じることとなる。
PC5用ハンドアウト
コネクション:メリッサ・サウラー 関係:ライバル コンストラクション:ライトニング カバー:島の住民
キミは数年前からこの島に滞在している傭兵だ。
戦い続きに疲れた人生だったが、この島の平和と自然、人のやさしさに触れた結果、生きることに意味を見出し、この島に骨を埋めることも悪くない…そう思っていた矢先であった。
テロ組織による襲撃が発生したのだ。見慣れた炎、悲鳴、蠢く鉄の塊…そんなもの、この島には似合わない。
キミは優しく自分を受け入れてくれた島の為、かつての戦場(居場所)に帰ってきた。

オープニングフェイズ

オープニングフェイズはシーンプレイヤー以外の登場は不可とする。

シーン1:楽園へようこそ!

シーンプレイヤー:PC1・PC4
 ◆解説
学校の生徒たちが島の上空をヘリから見下ろすシーン。
情景描写と、ヘリガイドさんの簡単な島解説を行うシーンでもある。
 ▼描写1
透き通る海に囲まれた半月状の島を上から見下ろす。島の大半は熱帯雨林に囲まれ、中央には大きな活火山が鎮座している。島に住む原住民らしき子供達がこちらを見上げると、物珍し気に手を振ってくる。
程よいヘリの振動に包まれながらも、キミ達の耳には鈴のような音色のヘリガイドの解説が流れてくる。
 ▼セリフ:ヘリガイドのお姉さん
「ご覧ください!眼下に広がる美しい海を。ここ、ハオス島はあなた方の暮らす鳳市から約4000キロ離れた南海の孤島です。透き通る海に囲まれた半円状の島は『オーシャン・ムーン』とも評され、景勝地として有名です。」
「しかし、それ以上にこの島は我々の生活とはかけ離れた独特の文化を旧世紀、つまり第一次大戦前から維持していることで知られています。今回は皆さまに、特別にこのハオス島の文化の一端に触れて頂きます!」
 ▼描写2
ヘリは徐々に高度を下げ、砂浜に併設された離着陸場に着陸する。
むせるような、されど嫌悪感のないさわやかな日差しが差し込み、まるでキミ達を歓迎しているかのようであった。
 ◆結末
全ての描写を終えたらシーン終了。

シーン2:価値ある日常。

シーンプレイヤー:PC5
 ◆解説
PC5の島での生活を描写するシーン。PC5は島の住人と非常に良好な関係を築いている。
一通り描写したのち、ディスティニーの侵攻が起こる。
 ▼描写1
波のさざめきと、子供たちの笑い声でキミは目覚める。寝床を出ると、いつもと変わらぬ日差しがキミを抱くことだろう。キミの姿を見ると朝漁に出た隣人が『魚食べるか!?』と獲物を大きく掲げたり、近所の少女が『今日は良い卵が取れたの!』と今朝生みたての卵をお裾分けしてくれたりする。キミはここで、最早触れられないとすら思えた平和と、人のやさしさを享受していた。
 ▼セリフ:島の住人達
「おはようPC5.今日もいい天気だなぁ。」
「今日はシュウガクリョコウ?って人達がくるらしいよ、どんな人かなぁ…」
「そういえば、もうすぐ『ラマラマ』再誕するらしい。巫女のカナフさまがそうおっしゃっていたよ。」
 ▼描写2
突然、暖かな日差しが遮られる。空には破壊をもたらす鋼鉄の死神たちが、我が物顔で列を組んでいる。
奴らの行き先はキミにはすぐに分かる。この島の聖地、ラマラマの祭壇だ。彼らは存在するだけでこの島に恐怖と混乱をもたらすことがキミには容易に想像できるだろう。キミは万が一に備え、かつての相棒と再び鉄火場へと飛び込む覚悟を決めるのであった。
 ◆結末
全ての描写の描写を終え、PC5が祭壇へ向かった所でシーン終了。
PC5にミッション「島の平和を守る。」を渡すこと。

シーン3:引率とトラブル

シーンプレイヤー:PC4
 ◆解説
PC4が修学旅行を引率するシーン。
途中で生徒の一人(PC1)とはぐれ、謎の侵攻に巻き込まれる。
 ▼描写1
修学旅行を引率するシーン。 途中で生徒の一人(HO1)とはぐれた上に、謎の侵攻に巻き込まれる。
ヘリガイドの女性が、この島の独特な文化__つまり、奈落獣と共存する生活の説明をしてくれるおかげで、キミはひと時の安らぎを得ていた。ここまでの引率は神経を張り詰めさせ続けたので、子供たちの引率をヘリガイドが請け負ってくれているのは大助かりであろう。一行は熱帯雨林の中にある林道に差し掛かり、原住民たちの聖地らしい「ラマラマ」と呼ばれる奈落獣を祭る祭壇へと向かっていた。
そんな中、委員長と呼ばれる真面目な女生徒がおずおずと手を挙げ、キミにこう告げる。
 ▼セリフ:委員長
「あの…PC1君がさっきから見当たりません…。」
「何か珍しい物でも見たみたいで、列を少し外れたと思ったほんのちょっと後にはいなくなってしまって…。」
「委員長たる私がしっかりPC1君を見てなければいけないのに…ごめんなさい!」
 ▼描写2
急いで捜索しなければ、そう思った矢先に爆音と強風が襲い掛かる、上空には本来こんな間近に見る事などあり得ない、されどニュースで頻繁に報道されるテロ組織御用達の機体『ヴィクラマ』が飛行していた。
生徒たちを非難させつつ、キミは大事な生徒の一人であるPC1を捜索・保護するため、本来ならば「保険」であってほしかったガーディアンの起動に掛かる。
 ◆結末
全ての描写を終え、PC4が祭壇に向かった所でシーン終了。
PC4にミッション「生徒たちを守る。」を渡すこと。

シーン4:戦う生物調査

シーンプレイヤー:PC2
 ◆解説
ラマラマの研究をPC4が行うシーン。族長立ち合いの下で行われている。
そんな中ディスティニーの侵攻が発生し、貴重な奈落獣であるラマラマを守るため戦うこととなる。
 ▼描写1
この島の神殿から程離れた場所に、異色な雰囲気を持つコンテナやテント群がある。
ここは島の独特な文化や生態系、そして奈落獣を研究するために各国から集まった研究者たちが日々更なる叡智を求め励む簡易研究所である。当初島の住人たちは外の人々が大量に居座ることを嫌がったが、研究者たちの熱意と誠意、そして相互理解により研究を許可されるようになったのだ。現在も、族長の一族がしばしばこの場所を訪れ、交流を深めている。そんな中、キミの助手が嬉しい報せを持ってくる。
 ▼セリフ:同僚研究員
「先生!繭になっていたラマラマの容態ですが、内部のエネルギーが安定、もうすぐ羽化するものかと!」
「いよいよ我々も世紀の瞬間に立ち会えるんですね…!」
「私、族長に撮影許可をお願いしてきます!ってきゃあ!!」(震動が起こり描写2へ)
 ▼描写2
突然、轟音と振動が響き渡る。外に出ると空にはかの悪名高きテロ組織『ディスティニー』の機体が編隊を組み、『ラマラマ』の繭が安置されている祭壇方面に向かっているではないか!
キミは貴重な学術対象と、島の安寧を守るため、本来嫌いな武器であるガーディアンに乗り込み始めた。
 ◆結末
全ての描写を終え、PC2が祭壇に向かった所でシーン終了。
PC4にミッション「ラマラマを守る」を渡す事。

シーン5:毒牙の行方

シーンプレイヤー:マスター
 ◆解説
ディスティニーの指揮官「メリッサ・アウラ―」が作戦目標の確認を行うシーン。
PLに敵が何をしたい奴らなのかハッキリさせるシーンでもある。
 ▼描写1
移送用のヘリキャリア内にて軍服姿の男女が集まっている。此処は作戦司令室。これから行われる作戦の内容を確認しているところだ。
 ▼セリフ:???
「目標はハオスにて蛹となっている奈落獣だ。今ならば敵の脅威度も低く、我々の手中に収めることもたやすい。」
「密林地帯での作戦行動が予想される。落下しないよう気をつけろ。」
「全ては祖国ラーフ復興のため。残念だがハオスの人々にはその礎となって貰う。」
 ▼描写2
その後、ハッチが開くと次々と機体が投下されていく。全ては島の守護獣をその手に収めるために。
 ◆結末
全ての描写を終えたらシーン終了。

シーン6:スクランブル

シーンプレイヤー:PC3
 ◆解説
PC3が島にやってきたディスティニーの応対を行うシーン。
この島は至って平和ではあるが、一応奈落獣がいるという事で小規模ながら精鋭が集まっている。
 ▼描写1
島の沿岸部に位置する基地。ここはラマラマを狙ってやってくる勢力から守るため配備された軍事施設である。
万が一ラマラマが危険分子に渡るようなことがあれば、基地の爆破をもってラマラマの処分も可能性に入れた戦略的な重要拠点でもある。そんな物騒な目的で建てられたこの施設だが、島の平和と人々のおおらかさからか、今は穏やかな時間が流れていた。
 ▼セリフ:島防衛軍司令
「いやぁ、我々軍人がムダ金喰ってるのは最高だねぇ…」
「もうすぐ奈落獣も羽化して安定期に入るそうだし、一安心だ…。」
「このまま、何も起こらず国の税金で南の島を満喫しておきたい所だねぇ…。」
 ▼描写2
突然、非常ベルが鳴り響く。これはレーダー圏内に許可のない機体が侵入した合図だ。
静止警告も効かず、肉眼で確認したところ間違いない、ディスティニー御用達の機体「ヴィクラマ」だ。
スクランブルが発令され、祭壇南西部にある川を絶対防衛ラインとした防衛線が敷かれることとなる。
そしてキミは、防衛最終ラインを任せられる事となったのであった。
 ◆結末
全ての描写を終え、PC3が最終防衛ラインに配備された所でシーン終了。
PC3にミッション「島の安全を守る」を渡す事。

シーン7:出会い

シーンプレイヤー:PC1
 ◆解説
PC1が「ラマラマ」の巫女である少女「カナフ」と出会うシーン。
カナフとの出会いは突然のディスティニー侵攻により炎と混乱で彩られる。
 ▼描写1
キミは学友たちと共に島の美しい自然を堪能し、文化に触れている、そんな時だった。
キミの耳には聞きなれぬ、されど心地よい歌が聞こえてくるだろう。一体どこから。そんな思いで歌の聞こえるほうへと向かうと、そこには石造りの祭壇に鎮座する巨大な繭と、その前で歌い、舞を踊る一人の少女がいた。
 ▼セリフ:カナフ
「アナタは、ダレ?」舞と歌を止めると、にっこり笑いかけてくる。
「ワタシはカナフ。シマをマモルというシメイをニナッタ、ミコだよ。」
「PC1…スゴク、イイナマエだね。ラマラマもトッテモキにイッタみたい。」
 ▼描写2
しかし、安らかな時間は轟音と爆風によって破壊される。空中に飛行するガーディアン「ヴィクラマ」の編隊、キミにはそれがテロ組織「ディスティニー」によるものと容易に想像できるだろう。唇を噛みしめ、巫女は呟く。
「ラマラマが、コワがってる。アイツらはラマラマをサガしてるんだ…。ここはアブない、コッチ!」
カナフに手を引かれ、祭壇の地下へと降りていく。冷たい空気と暗い室内、時折水滴が顔に掛かり、少しの恐怖を覚えるかもしれない。行き止まりにたどり着く。カナフが手をかざすと緑色の魔方陣のようなものが扉に展開され、開く。そこには巨大な、それでいて強大なガーディアンのようなものを見つけるだろう。
少女が手をかざすとその機体のコックピットは開き、颯爽と乗り込む。そしてキミを見ると「コノナカならアンゼン。だからノって。」と叫ぶ。キミが乗り込むや否や、彼女はガーディアンを操縦し、壁を撃ち砕き、戦場へと走る。
「シマを…ラマラマを…ミンナを、マモりたいんだ!!」
 ◆結末
全ての描写を終えた所でシーン終了。

ミドルフェイス

シーン8:接敵

シーンプレイヤー:PC3
 ◆解説
全員登場。メリッサ・アウラ―率いるディスティニーとの戦闘となる。戦闘配置図を参照のこと。敵は全滅するまで戦闘を継続する。
ディスティニーは既に防衛網を突破し、最終防衛ラインに配置されたPC3に相対する。そこに、それぞれの思惑を持ったPC達が合流する。
尚、PC1とカナフのガーディアンはこの場に到達した衝撃でカナフが負傷、気絶したことで操縦権がPC1に渡ることとなる。
 ▼描写1
敵発見から即座に防衛網を敷いた防衛隊であったが、敵の圧倒的物量から1連隊の突破を許してしまう。最終防衛ラインに構えるPC3にはハッキリとこちらに接近してくる敵の一団が見えるだろう。そんな中、エースと思しき隙の無いカスタムされた敵ヴィクラマから通信が入る。
 ▼セリフ:メリッサ・アウラ―
「まだ兵が居たか…だが、彼我の戦力差は明白だ。貴官らは十分軍人としての責を果たした。無駄死にする事は無い、降伏しろ。」
「そうか…残念だ。お前達、一機と侮るな!此処に配置されたという事は敵のエースだ!全力で仕留めろ!!
 ▼描写2
問答を終えると、何処からか次々に、ディスティニーの勢力ではない機体が集まってくる。そして最後に、滝から巨大な敵機兵が現れる。
水飛沫と岩盤の破片を飛び散らし、川に立つその姿はまるで大木のようであり、無機質なガーディアンのはずにも関わらず、どこか雄大な自然の生命力を感じさせる。しかしそれは、大木にはあり得ない機敏な動きで一機のヴィクラマに近づくと、拳によって易々となぎ倒した!
それを合図に、なし崩し的に戦端が開かれる!
 ▼セリフ:◎カナフ ●メリッサ・アウラ―
◎「この『キョシン』で、シマを、ラマラマを、ミンナをマモるんだぁ!!」(殴打の衝撃で頭を強打、血を流しながら気絶する)
●「…敵が増えたと言ってうろたえるな!粛々と任務を続行せよ、行くぞ!」(戦闘開始)
●「…おのれ、だがここらが潮時か。撤退する!!」(戦闘終了時)
 ◆結末
敵が全滅すると、島の防衛軍司令官から、残存兵力及び民間ガーディアンは基地に集まるように命令が下される。
シーン終了となる。

戦闘配置図

太古の脈動マップ1
PC1初期配置スクウェア…横6縦1
その他PC初期配置スクウェア…横1~3縦1~3の範囲(障害物のスクウェアは除く)
ヴィクラマ(基本ルールブックp230)…横9縦2×2 横5縦6×2
ヴィクラマ高機動型(基本ルールブックp230)…横9縦3×1 横7縦6×1
メリッサ専用ヴィクラマカスタム(後述エネミーデータ参照)…横9縦6
(マップ中央に川があり、深水スクウェアが滝のイメージである)

シーン9:残された希望

シーンプレイヤー:PC5(いなければPC1)
 ◆解説
島防衛軍司令に呼び出され、PC達が顔合わせをするシーン。
島防衛軍は先ほどの戦闘で壊滅的な被害を受けており、防衛力の補充の為民間人のガーディアン乗りに協力を要請する。
また、カナフは「ラマラマ」を一刻も早く目覚めさせるための儀式を行う必要があり、ガーディアンに搭乗する事が出来ないため、曲りなりにも先ほどの戦闘で実力を見せたPC1がそのままガーディアンに乗り込むこととなる。
 ▼描写
ハオス島の防衛軍基地は砲台からヘリ発着場までありとあらゆる戦闘能力を奪われており、瓦礫だらけで炎があちらこちらに燃え盛っている中辛うじて司令部の建物だけが残っている状態であった。壁や柱のあちこちにヒビが入った建物を進み、司令室に入ると島の防衛軍司令が頭に包帯を巻いた少女と何やら話し合っていた。キミ達が入ってきたことに二人が気づくと、こちらに向き直って話しかけてくる。
 ▼島防衛軍司令
「よく来て下さいました。私はこの島の防衛責任者です。そしてこちらは島の代表者、『ラマラマ』の巫女カナフさんです。」
「残念ながら我々は今、危機的状況に置かれています。先のディスティニーとの戦闘で最早まともな戦力はPC3のみとなりました。」
「更に運の悪いことに、ハリケーンが接近中でして…外部からの救援も絶望的でしょう。」
「そこで、こんな事を民間人のあなた方に頼むのは心苦しいのですが…我々に協力して島を守って頂けないでしょうか?」
「…ありがとうございます。今晩にでもカナフさんが『ラマラマ』の孵化を早める『再誕の儀式』を執り行ってくれます、今日さえしのげばあの程度の戦力はどうとでもなるでしょう。どうか皆さん、それまでよろしくお願い致します。」深々と頭を下げる。
 ◆結末
PC達が協力関係を築き、全ての描写を終えた所でシーン終了。

シーン10:情報収集

シーンプレイヤー:PC2
 ◆解説
PC全員登場。情報収集を行う。情報項目は以下の7つ。情報項目ごとに判定値と難易度が指定されている。
登場PCはひとり2回ずつ情報収集判定を行う事が可能。PC全員が判定を終えても全ての情報が開示されていなかった場合、登場している全てのPCは疲れによりHPを1D6点失い、もう一回ずつ判定を行う。この処理は全ての情報が開示されるまで繰り返される。
なお「デヒトシュペネ」は「メリッサ・アウラ―大佐」の判定に成功すれば調査可能となる。
 ▼奈落獣ラマラマ(【理知】、難易度8)
第一次大戦前から存在するとされる生物。分類上は奈落獣だが、島の人間と友好的な関係を構築している。
ラマラマはどうやら人の想い「信仰心」を主食とするらしく、信仰を捧げる人間と外敵を排除する奈落獣とで共存関係が成り立っているのだ。伝承では黄金に輝く太陽のような巨大な羽を持ち、人々を守る守護獣とされている。単体で完結した生物であり、寿命が来ると自身の子供(複製)を作り復活する。現在は幼虫から成虫になるため、蛹の状態となっており身動きが取れない。
 ▼テロ組織「ディスティニー」の目的(【体力】、難易度8)
ディスティニーの目的は「ラマラマ」の捕獲であると考えられる。
元々ディスティニー、ひいてはその先にいるラーフ帝国では奈落獣を使った作戦行動が行われていたが、あくまで完全に制御に成功したわけではなく、不確実性の高いモノであった。
ラマラマのサンプルを回収し、そのノウハウを他の奈落獣に活かすことができれば強大な戦力を手に入れ、ラーフ帝国の国力は他の追随を許さぬ地位まで達するだろう。
 ▼メリッサ・サウラー大佐(【意思】、難易度8)
ディスティニーのエースパイロットの一人であり「戦場のアラネア」の異名を持つ。
専用機として「デヘトシュペネ」があるが、どうやら前回は搭乗してこなかったようだ。
蜘蛛の巣を張るように策略を練ることで有名であり、戦場に出た者へ容赦なく襲い掛かる。
一方で非戦闘員には寛容であり、テロ組織の人物にも関わらず民間人への被害は最小限にとどめる。
また「奇跡」という言葉を嫌っており、下手に使おうものなら彼の怒りを買うだろう。
 ▼ハオス島の成り立ち(【幸運】、難易度8)
元々ハオス島は円状の島であったが、ある時宇宙から飛来した隕石により島の形が急変、現在の半月状の形となる。その際に島の住人の多くが死に、環境の急変に苦しんでいたが、そこでやってきたラマラマと盟約を結んだことでお互いの繁栄へとつながったとされている。
一説では、ラマラマは宇宙の隕石に卵があり、落下した土地に居た人間を親として認識したのではないかという説も存在する。
 ▼再誕の儀式(【意思】、難易度10)
ラマラマの孵化を促進・補助するために執り行われる儀式。
適正の高い巫女の歌と舞を中心として紋様を設置し、祈りを朝まで捧げ続けることでラマラマへ信仰心、つまり食事を与えることが目的である。しかしこの儀式には長い時間を要する上に、祭壇の上から動くことができない為に現状では非常な危険を伴う作業であるといえる。
 ▼キョシン(【幸運】、難易度12)
ラマラマが蛹の際に守るために作り出されたとされる太古のガーディアン。現代技術では解析できない異端技術の塊であり、詳細は不明。
唯一分かっているのは島に伝わる言い伝え「巫女と選ばれし戦士のみがキョシンを動かし、外敵を撃ち滅す。」ということだけである。
 ▼デヒトシュペネ(【反射】、難易度12)
機体そのものの攻撃力は平均的なエース機だが、特徴的なのは八本のアームから成されるサイバーウイルスによる電子戦である。
この攻撃を受けた機体は様々な異常をきたし、まともに戦闘ができなくなったところでコックピットを貫かれるのだ。
しかし、一方でウイルスの扱いには繊細なバランスが必要なために、機体装甲が薄めになっている所が弱点でもある。
 ◆結末
全ての情報を集めたら、シーン終了。

シーン11:災禍

シーンプレイヤー:PC5
 ◆解説
PC5が襲われた島の状況を知るシーン。
 ▼描写
島の集落は恐ろしい程の静けさに包まれており、誰も彼もが怯えた表情をしていた。
話を聞くと、島民達に直接的な被害は出ていなかったようではあるが、ラマラマが襲われた事実に対する心理的な衝撃は大きく、不安が収まりきらないようだ。
不安に駆られた島民達の中にはラマラマの居る祭壇の方角へと祈りを捧げ、島の危機を救って貰えるよう懸命に努力している者もいる。
 ▼セリフ:島の住人達
「あぁ…ラマラマ様…どうか島をお守り下さい…!」必死に祈りをささげる
「PC5!はぁ~あんたも無事だったか!良かった良かった!」
「私達、この後どうなっちゃうのかしら…?またあのガーディアンに襲われちゃうのかしら…」
 ◆結末
PC5が改めて島の住人達を守り、平和を守る決意をした所でシーン終了。

シーン12:ひと時の再開

シーンプレイヤー:PC4
 ◆解説
PC4が生徒たちと再会するシーン。
 ▼描写
生徒たちはヘリガイドさんの誘導によって全員無事に避難しきっており、けが人は一人も出なかった。
現在は島の集落に設営された避難テントに全員が収容され、それぞれが休息を取っている。
しかし、ディスティニーの襲撃にあったという事実は生徒達に相当のショックを与えていたようで、皆一様に不安な顔をしている。
そんな生徒の雰囲気を察してか、委員長はキミを見るなり駆け寄りクラスメイトの気持ちを代弁する。
 ▼セリフ:委員長
「先生!無事でよかった…!!PC1君は見つかりましたか!?無事でしたか!?(返答を聞く)…よかったぁ。」
「この後、私達は無事に帰れるんでしょうか…?鳳市に早く帰りたいです…。」
「私たちは此処で、せめて先生たちの邪魔にならないよう安全に待機しています。だから先生も無事に帰って来て下さい…!」
「無事に鳳市に帰るまでが、修学旅行ですから!」
 ◆結末
PC4が改めて生徒達を守る決意を固めた所でシーン終了。

シーン13:覚悟

シーンプレイヤー:PC3
 ◆解説
PC3が島防衛軍司令と対話するシーン。
司令は万が一の時、島に住む多くの住人を守るべくラマラマ諸共ディスティニーを殲滅するため基地を自爆させようとしている。
そのタイミングを現場の戦闘を見られるPC3に託すため、爆破スイッチをPC3に授ける。(PC1のガイアがある為使わせない事)
 ▼描写
司令部は現在、残された後方支援兵たちが様々な情報を収集・統合し、少しでも民間人を含んだ残存部隊が優位に戦えるよう、準備を必死に整えていた。爆撃により設備のあちこちにトラブルが生じとても快適な状況とは言えないが、一人でも多くの民間人の命を救う為、防衛軍に残された兵士たちは死力を尽くしていた。そんな中キミは、司令に呼び出され司令部の地下深く、資源倉庫に呼び出される。
司令は濃縮ALTIMA粒子タンクが貯蔵された倉庫に座り込んでおり、キミを見るなり立ち上がると、話しかけてくる。
 ▼セリフ:島防衛軍司令
「よく来てくれたね、PC3。これは一定の電波信号を受け取ると大爆発を起こすALTIMAタンクだ。」
「我々は最善を尽くしている…が、民間人との混成部隊に間違っても戦死者を出すわけにはいかない。」
「そこで、最悪の場合は部隊に戦闘から離脱してもらい、ラマラマをおとりに基地を自爆させ、敵を撃滅する計画を立てている。」
「…そのタイミングについて、キミに一任したい。全ての責任は私が負う。どうか人命の為、この重責を引き受けてもらえないか?」
 ◆結末
PC3が起爆スイッチを司令からもらい受けた所でシーン終了。

シーン14:狂喜乱舞

シーンプレイヤー:PC2
 ◆解説
PC2が他の研究員たちの観測結果を聞くシーン。
もうすぐラマラマが羽化するとの事で、研究者たちは浮ついている。
 ▼描写
キミが研究所に戻ると、書類をばら撒きながら研究員たちがあちらこちらで駆け回っていた。
落ちている書類の内の一枚を拾い上げ、分析するにラマラマ内部のアビスエネルギーが高まりを見せており、羽化が劇的に進んでいるというデータが出ているようだ。研究員たちの口論に耳を傾けると、こんなような事を言い合っている。
 ▼セリフ:同僚研究員達
「このアビスエネルギーのねじれから察するにもう1~2日の内にラマラマが羽化する確率は非ッ常~に高い!!」(早口)
「だがしかし、繭内部の体液の循環速度では自重を支え切れず、羽化しても潰れてしまうのではないか…?」(早口)
「…そうか!身体構造は巫女の信仰心、すなわち生命エネルギーを捕食してそこから外骨格を構築して体を操作するのか!!素晴らしい!」
「この世紀の瞬間に立ち会う事が出来ないなんて…おのれディスティニー!!許せないわ!!」
 ◆結末
PC2が改めてラマラマを守る決意を固めた所でシーン終了。

シーン15:巫女と炎と密会と。

シーンプレイヤー:PC1
 ◆解説
PC1が再誕の儀式を控えるカナフと会話するシーン。
カナフはPC1を戦いに巻き込んだことを申し訳ないと感じており、儀式さえなければと自分の不甲斐なさを呪っている。
 ▼描写
ラマラマ再誕の儀式を前に、祭壇では様々な準備が行われていた。松明によって祭壇の周囲は照らされ、木材が次々運び込まれ足場を作っている。その周囲を踊り子たちが囲み、太鼓のような楽器の音色に合わせてしなやかに、激しく踊り始めている。
そんな中キミはカナフに呼び出され、そんな喧騒から少し離れた、天幕の中にいた。
カナフは白いヴェールを掛け、白銀のきらめきを放つ絹の民族衣装を纏っていた。キミが来た事に気づくと、カナフははにかみながら話しかけてくる。
 ▼セリフ:カナフ
「PC1!来てクレタんだ。ア…コレ、巫女の正装ナノ。チョット恥ずかしいカナ…。」
「PC1、ワタシ、貴方ニ謝りたくて此処ニ呼んだノ…戦いニ巻き込ンデしまって、本当にゴメンナサイ。」
「本当ナラ巫女のワタシがミンナを守らなきゃイケないのニ…その役目をPC1に押しツケて…本当、ワタシってダメダメだなァ…。」
「…アリガトウ、PC1。そしてお願い。ミンナを、ラマラマを…シマに住むミンナの命を、一緒に守って…!」
 ◆結末
全ての描写を終えた所でシーン終了。PC1にミッション「ハオスに住まう全ての命を守る。」を与える事。

クライマックスフェイス

シーン16:太古の脈動

シーンプレイヤー:PC1
 ◆解説
全員登場、決戦となる。勝利条件はデヒトシュペネの撃破。その他の敵ははデヒトシュペネが撃破されると撤退する。
二ラウンド目のクリンナッププロセスにメリッサ・アウラ―大佐は『ヘイムダル』を使用し、カナフごとラマラマに洗脳用の毒を盛ろうとしてくる。
PC1がラマラマと島に住まう全ての命を救いたいと考えた場合、2ラウンド目のクリンナッププロセスに『ガイア』を使えば救う事が出来る。その際、ラマラマが羽化し、PC達に加護を与える。ガイアを使用した場合3ラウンド目以降はPCの全ての判定に+2の修正が入り、全てのバットステータスが無効になる。
 ▼描写
再誕の儀式が始まり、カナフは演舞と共に歌、祝詞を口上し始める。炎の揺らめきと共に巫女は舞い、祈りをラマラマへと届け続ける…。
そして黎明の空から、悪意に満ちた毒蜘蛛が舞い降りる。メリッサ・アウラ―大佐の「デヒトシュペネ」だ。ラマラマの繭が炎のきらめきを反射し、美しく輝いているのに対して、漆黒の塗装を持つデヒトシュペネは全ての光を飲み込まんとしているかのようであった。
彼はガーディアンのスピーカーで、最後の降伏勧告を始める。
 ▼セリフ:メリッサ・アウラー
「実に素晴らしい。絶望的な状況下でも最後まで諦めないその精神に私は敬意を表しよう。だが、最早これまでだ。」
「キミ達のような精神性を持つ人材は希少だ…今からでも遅くない、降伏してラーフ帝国の為、私と共に戦わないか?」
「…そうか、残念だ。お前達…此処に残っているのは命を賭して戦う戦士のみだ。_____謹んで皆殺しにしろ!それが礼儀というものだ!」
(二ラウンド目のクリンナッププロセス)
「隙を見せたなぁ!!デヒトシュペネの毒は、確かにラマラマに届いたぞ!!」
(ガイア使用後)
「馬鹿な…!奇跡を起こしたとでも言うのか…!?認めん、そんなことはこのメリッサ・アウラー大佐が認めない!認めてたまるかぁ!!」
 ◆結末
メリッサ・アウラー大佐の機体が大破すると、敵部隊は撤退していく。シーン終了となる。

戦闘配置図2

太古の脈動マップ2
PC初期配置スクウェア…横1~9縦5~6の範囲
ヴィクラマ(基本ルールブックp230)…横4縦8×1 横6縦8×1
ヴィクラマ高機動型(基本ルールブックp230)…横2縦8×2 横8縦8×2
Sur-15 レイダー無人強襲機(基本ルールブックp234)…横1縦9×3 横9縦9×3
デヒトシュペネ(後述エネミーデータ参照)…横5縦9
(マップ上部が祭壇のイメージである)

エンディングフェイス

各PCの個別エンディングは、それぞれのPCの希望に沿う形で行うこと。
ここでは全PCの合同エンディングを記す。

シーン17:さようなら!またハオスへおいで!

シーンプレイヤー:全員
 ◆解説
合同エンディング。
 ▼描写
ディスティニーの侵攻を食い止め、無事にラマラマが羽化したハオス島では三日三晩祝いの祭りが続いた。
軽快な音楽、踊る人々、振る舞われる美食…だが、悪夢がいつか終わるように、夢もまた覚めるものだ。
鳳高校の一行が鳳市へと帰還する手はずが整ったのだ。鳳高校一行は、ここでハオス島の人々とはひと時の別れとなる。
島を救った勇者であるPC1とPC4が含まれた鳳高校の一行を見送る為、島の人々がヘリポートへと集まっていた。
人々は皆感謝の言葉や、再会を願う言葉をキミ達に投げかけてくるだろう。
そして、そんな島の人々を代表して、巫女のカナフが話しかけてくる。
 ▼セリフ:カナフ
「皆サン!本当にこの度はアリガトウゴザイマシタ…!巫女として…シマを代表して感謝の意を!」頭を深々と下げる。
「皆サンでしたらミンナ大歓迎デス!!今度はユックリ、平和なハオスに遊びに来て下サイ!」
「PC1…貴方にはトクベツにアリガトウ。ミンナを、ラマラマを救ってくれて、アリガトウ。」耳元で囁く。
「サヨウナラ!!また来てネ!!」去り行くヘリに手を振り続ける。
 ◆結末
全ての描写を終えた所でシーン終了。

エネミーデータ

■メリッサ専用ヴィクラマカスタム

種別:ガーディアン(カバリエ)
レベル:5 サイズ:M
体:12/+4 反:12/+4 知:9/+3 理:9/+3 意:9/+3 幸:9/+3
命:11 回:8 砲:11 壁:8 移:3 行:15 FP:150 EN:40  
武装1:56mmリニアマシンガン
攻:<殴>+20/射撃(11) C値:12 対:範囲1 射程:1~3
武装2:ビームサーベル
攻:<光>+25/白兵(11) C値:12 対:単体 射程:0
防:斬10/刺10/殴10/炎10
特技:「ライバル属性」「攻撃拡大1」「剛打2」「攻撃力上昇2」「BS付与:マヒ」
解説:メリッサ・アウラー大佐の為にカスタムされたヴィクラマ。汎用性を底上げしつつ電子戦能力を向上させており、敵機体が損傷して隙を見せた所でハッキングを仕掛け動きを鈍らせ、サーベルでとどめを刺すのが必勝の戦法である。

■デヒトシュペネ

種別:ガーディアン(カバリエ)
レベル:6 サイズ:M
体:15/+5 反:15/+5 知:12/+4 理:12/+4 意:12/+4 幸:6/+2
命:13 回:8 砲:10 壁:10 移:4 行:18 FP:300 EN:100  
武装1:アハトナーゲル
攻:<刺>+20/白兵(13) C値:10 対:単体 射程:0 
武装2:ラウッディア・アンゲスト
攻:<神>+1/砲撃(10) C値:12 対:範囲2 射程:1~5
この武装に攻撃力上昇は付与されない。また、この武装でダメージを与えた時バットステータス「失速」「浸食2」を与える
防:斬5/刺5/殴5/炎5
特技:「ライバル属性」「攻撃力上昇3」「BS付与:マヒ」「BS攻撃:放心」「瞬発行動1」
加護:「トール」「オーディン」「ヘル」「ヘルモード」「ヘイムダル」「ネルガル」
   (PCが4人の場合更に)「ニョルド」「エーギル」「フツノミタマ」
   (PCが5人の場合更に)「タケミカヅチ」「ブラキ」「オーディン」
解説:メリッサ・アウラー大佐がデルス・ラーフ総帥から与えられた専用機。電子戦に特化しており八本のアームにはそれぞれ独立したAIが自動生成のウイルスを作り続けており、敵機体をハッキングし続ける。更に、爪をばら撒く特殊武装「ラウッディア・アンゲスト」はかなりの遠距離まで狙い撃つことが可能で、遠近問わず活躍できる機体に仕上がっている。
ただし、コンピューターウイルスを扱う都合上、扱いには繊細な操縦が要求され、被弾に弱い。 

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