2021年03月25日更新

メタリックガーディアンRPG「FINAL UNION」

  • 難易度:★★|
  • 人数:3人~5人|
  • プレイ時間:5~6時間(ボイスセッション)

メタリックガーディアンRPGのシナリオです。
一応初心者向けに作りましたが、合体のルールを理解しているGMが回すと吉かも知れません。
良かれ悪かれプレイした感想を #FINALUNION でツイートして下さるとモチベが上がって新作が生えます。

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メタリックガーディアンRPGオリジナルシナリオ

「FINAL UNION」

シナリオデータ

PL人数:3~5
PCレベル:3
プレイ時間:ボイスセッションで5~6時間

セッショントレーラ―

世界を長年守ってきたスーパーロボット「フラッシュ・マキシマ」。
その勇退の日を狙って悪のテロ組織「ディスティニー」が鳳市に迫る!
破壊の限りを尽くされ、逃げ惑う市民を前に繰り広げられる、歴戦の勇者最後の戦い!
「フラッシュ・マキシマ」を作りし科学者の孫娘が合体レバーを引くその時、究極の正義が蘇る!
リンケージ達は、町を守り、「フラッシュ・マキシマ」の有終の美を飾れるか!?
メタリックガーディアンRPG
「FINAL UNION」
鉄の勇者よ、今こそ合体せよ!

プリプレイ

■シナリオ背景
正義の天才科学者「ヴェルフェン博士」の作りしタキオンエネルギーで駆動するスーパー級ガーディアン「フラッシュ・マキシマ」は「フラッシュ」と「マキシマ」の2機が合体して絶大な力を発揮し、ガーディアンマフィアを成敗し続けていた。
しかし、ヴェルフェン博士の部下であった悪の天才科学者「Dr. クローディーン」が意図的に隠ぺいしたタキオンエネルギーの危険性に蝕まれ、「フラッシュ・マキシマ」のリンケージであったヴェルフェン博士の娘夫婦は亡くなってしまう。
残された孫娘の「レッフェル・ヴェルフェン」の姿を見たヴェルフェン博士は自責の念に苛まれ、「フラッシュ・マキシマ」を分離状態で封印。僅かばかりの知識を孫娘に残した後は病で亡くなってしまう。
メカニックが居なくなったことで整備が不可能になった「フラッシュ・マキシマ」は徐々に不調をきたし、最終的に引退する運びとなった。
PC達は「フラッシュ・マキシマ」の退役セレモニーに何らかの形で参加し、「フラッシュ・マキシマ」のタキオンエネルギーを狙ったDr. クローディーンのテロに巻き込まれる事となる。
■キャラクター作成
推奨クラスは以下を参考のこと。人数が少ない場合は、番号が若いものから優先とする。
■シナリオハンドアウト
各PCには以下の設定がつくので、PC作成の際にはよくPLと相談する事。
PC1:フラッシュ・マキシマに救われた高校生(機体名が「フラッシュ・マキシマ」固定)
PC2:フォーチュン鳳支部に所属するリンケージ
PC3:イズモに派遣されたレムリア騎士
PC4:タキオンエネルギーの研究者
PC5:戦う戦場ジャーナリスト
PC1用ハンドアウト
コネクション:フラッシュ・マキシマ 関係:あこがれ コンストラクション:スーパー カバー:高校生
キミはテロの被害に遭いながらも「フラッシュ・マキシマ」に命を救われた経験を持つ高校生だ。
あこがれのヒーローである「フラッシュ・マキシマ」の退役に伴い行われるセレモニーに参加したキミは何者かが起こしたテロ行為に再び巻き込まれてしまう。
爆発に吹き飛ばされ、眩む視界の先にはキミの事を待っていたかのように横たわる「フラッシュ・マキシマ」と、開かれたコックピットがあった。
リンケージ不在の今、「フラッシュ・マキシマ」を操り市民を守れるのはキミだけだ。
PC2用ハンドアウト
コネクション:レッフェル・ヴェルフェン 関係:幼子 コンストラクション:カバリエ カバー:高校生
キミは高校生ながら民間軍事会社「フォーチュン」に所属し、日々市民を守るリンケージだ。
今回「フラッシュ・マキシマ」の退役セレモニー警備の任務に就いていたキミは、「フラッシュ・マキシマ」に近寄る謎の少女を発見する。少女を捕らえ、事情を聞こうとするキミの耳に爆発音と悲鳴が聞こえる。強力なガーディアン「フラッシュ・マキシマ」を狙ったテロ組織「ディスティニー」のテロだ!
キミは少女の姿を脳内から振り払いつつ、市民を守るべく愛機のコックピットへと飛び乗った。
PC3用ハンドアウト
コネクション:サナート・レムリア 関係:忠誠 コンストラクション:ファンタズム カバー:騎士
キミは魔法大国レムリアに仕える騎士だ。今回キミは友好関係にある国家「イズモ」で執り行われる「フラッシュ・マキシマ」の退役セレモニーに女王の代理として参加していた。しかし、セレモニーはテロ組織「ディスティニー」の襲撃を受け、混乱状態に陥ってしまう。騎士として市民を守るべくガーディアンに乗り込み戦うキミの目に、動くはずのない「フラッシュ・マキシマ」が映る。
キミは女王からのもう一つの命令「フラッシュ・マキシマの性能調査」の為、リンケージ不明の「フラッシュ・マキシマ」を援護し始めた。
PC4用ハンドアウト
コネクション:フラッシュ・マキシマ 関係:興味 コンストラクション:ディザスター カバー:科学者
キミは超高速エネルギー「タキオンエネルギー」を研究する科学者だ。
今回、タキオンエネルギーを世界で唯一実用化したスーパーロボット「フラッシュ・マキシマ」の退役に伴い、本格的な「フラッシュ・マキシマ」研究が開始する為、キミはイズモへやってきた。
研究に先立ち、研究チームの代表として「フラッシュ・マキシマ」退役セレモニーに出席したキミは不運にもテロ組織の襲撃を受けてしまう。貴重な研究資料である「フラッシュ・マキシマ」を守るべく、キミは自身の試作機へと乗り込んだ。
PC5用ハンドアウト
コネクション:PC1 関係:興味 コンストラクション:ベテラン カバー:記者
キミは戦場で実際に傭兵として戦いつつ、世界に戦場の実態を伝えるスーパージャーナリストだ。
そんなキミは今回、ガーディアン・マフィアとの紛争に度々現れ、世界の平和を守り続けたスーパー級ガーディアン「フラッシュ・マキシマ」の退任セレモニー取材にイズモへ足を運んでいた。
しかし、セレモニーはテロ行為によって中断され、民間人が危機にさらされる最悪の事態に突入してしまう、そんな中、正式なパイロットはもう居ないはずの「フラッシュ・マキシマ」が動き出したのだ!
キミは新たなる英雄の誕生を予期しつつ、ガーディアンに乗り込み自ら戦場に飛び込むのであった。

オープニングフェイズ

オープニングフェイズはシーンプレイヤー以外の登場は不可とする。

シーン1:過去の英雄

シーンプレイヤー:PC1
 ◆解説
PC1の過去と現在のシーン。
 ▼描写1
これはまだキミが幼い頃。キミの周りは炎と瓦礫に包まれていた。頼りになる両親は気絶しピクリとも動かず、周囲からはうめき声や悲鳴、爆発音といった音しか耳に入らない。眼前に迫る巨大な化け物を前に、キミの命はそこで尽きようとしていた。
…そう、彼が居なければ!「タキオンブレードッ!!光!波!斬!り!」
圧倒的な光の波が化け物を両断し、周囲の炎をかき消す。超常的な力と共にキミを救ったその機体は、その日から変わらず、キミの憧れである…
 ▼描写2
時は流れ現在。キミは「フラッシュ・マキシマ」の引退セレモニーへと足を運んでいた。
歴戦の勇者の最後を見るべく集まった多くの市民たち、その最前列で「フラッシュ・マキシマ」を見たキミは違和感を覚えていた。記憶にある「フラッシュ・マキシマ」より一回り程小さく見えるのだ。違和感の原因を探っていると、背後から轟音が響き渡る。続いて、会場になだれ込む複数のガーディアン。彼らは銃口をこちらに向け、引き金を引く。気が付いた時にキミは、瓦礫の上で倒れ伏していた。かつての惨劇と重なる光景、唯一異なるのは、自身の目の前に、コックピットが開かれた「フラッシュ・マキシマ」が倒れている事だ。
このまま瓦礫の上でうずくまっていれば、自身と同じ目に遭う市民は増えることだろう…
…そう、キミが居なければ!
 ◆結末
決意と共にキミは「フラッシュ・マキシマ」へと駆けだす。この惨劇を止めるために!

シーン2:匙は投げられた

シーンプレイヤー:PC2
 ◆解説
PC2とレッフェル・ヴェルフェンの邂逅シーン。
 ▼描写
キミは民間軍事会社「フォーチュン」鳳支部に所属し、今日行われる「フラッシュ・マキシマ」の引退セレモニー護衛の任務に就いていた。キミは「フラッシュ・マキシマ」の背後部分、鉄骨によって組まれた足場が露出しているエリアに民間人が立ち入らないように見張る事が仕事だ。
セレモニーが始まり暫く経った時、何やらコソコソと「フラッシュ・マキシマ」の背後に近づこうとする少女をキミは目にする。熱心な「フラッシュ・マキシマ」のファンだろうか?どちらにせよキミの仕事は彼女を止めることだ。
 ▼セリフ:レッフェル・ヴェルフェン
「放してッ!私は『タキオンエネルギー加速炉』を破壊しなきゃいけないのッ!」
「『フラッシュ・マキシマ』が世界を守るガーディアンなんて嘘よ!あれはリンケージの命を吸う悪魔よ!」
 ▼描写2
少女とやり取りをしている最中、表の方が騒がしくなる。それとほぼ同時刻、キミの耳に着けられたインカムから通信が入る。「PC2!現在会場に複数の未登録ガーディアンの侵入を確認!ディスティニーの攻撃です!」退任セレモニーには数多くの市民が参加している。急いでガーディアンに乗り込み応戦しなければ、市民の命は危機に晒されるだろう。
(少女を非難させ、ガーディアンに乗り込ませる)
ガーディアンに乗り込み会場に戻ったキミの目に、ディスティニーによって破壊された会場が映る。
多くの怪我人が出ており、一刻も早くディスティニーのガーディアンを排除しなければ…
キミはここで違和感に気づく、ディスティニーのガーディアンが動きを止めているのだ、何かに怯えるように。
奴らの視線の先には、炎の中で徐々に立ち上がる「フラッシュ・マキシマ」と、それを見上げ何かを叫ぶ、先程の少女の姿があった。
彼女は再び立ち上がった英雄をこう罵った。「おじい様と父様、母様だけでは飽き足らず、まだ命を欲するの!?フラッシュ・マキシマ!!」
 ◆結末
少女の意図はともかく、今はディスティニーのガーディアンを止めなければならないだろう。
キミは眼前の敵へと一先ず集中する事にした。

シーン3:英雄の息吹

シーンプレイヤー:PC3
 ◆解説
PC3の現在と過去のシーン
 ▼描写
キミはイズモの高官たちに囲まれながら、一つの時代の終わりに立ち会っていた。
ガーディアン・マフィアと戦い続け、世界の平和を守り続けてきたスーパー級ガーディアン「フラッシュ・マキシマ」。その引退セレモニーに魔法大国でありイズモとの親交も深い「レムリア王国」女王の名代として参加していたキミは、会場に満ちる寂寥感を肌で感じ取っただろう。猛き者もいつかは滅びるのが世の理ではあるが、強力な光が一つ途絶え、この国の高官たちは暗闇に投げ出された気分なのだろう。
…そうして式典に参加していると、突如轟音と共に巨大な鉄の塊がなだれ込んでくる。テロ組織「ディスティニー」ガーディアンだ!キミは咄嗟に魔法で身を守るが、衝撃の余波で瓦礫に埋もれてしまう。
なんとか瓦礫からはい出したキミの目に、予想外の光景が目に映る。パイロット不在の筈であるフラッシュ・マキシマが立ち上がり、ディスティニーのガーディアンに立ちはだかっているのだ!
この光景を前にキミは、王国を発つ前に女王陛下が放った意味深な言葉を思い出す。
 ▼セリフ:サナート・レムリア
「____では、私の名代として、『フラッシュ・マキシマ』の退役をしかと見届けてください」
「……少しいいですか?イズモに発つ前に、一つ予言を授けましょう」(近くの水晶玉を手に取る)
「我が騎士PC3。日沈む国イズモにて一つの巨星が墜ちます」(瞳を閉じながら)
「巨星の骸を狙い、混沌の鉄機兵が無辜の市民へと手を伸ばす。その時、骸の中に新たな命が宿り、巨星は再び蘇らん…」
「そなたには古き英雄の死と、新たな英雄の誕生を見届けて貰います。新たな英雄の芽が摘まれぬよう、尽力して下さい。」
 ◆結末
女王陛下の言った「新たな英雄」は正に今「フラッシュ・マキシマ」に乗り込み市民を守ろうとするリンケージに他ならない。キミは彼/彼女を援護すべく、自身のガーディアンに乗り込んだ。

シーン4:戦う生物調査

シーンプレイヤー:PC4
 ◆解説
PC4がフラッシュ・マキシマの退役セレモニーに参加する。
 ▼描写
イズモにて開催されている「フラッシュ・マキシマ」の退役セレモニー。キミは今後「フラッシュ・マキシマ」研究に携わる研究員の代表としてこのセレモニーに出席していた。粒子を光速で運動させ、莫大なエネルギーを生み出す「タキオンエネルギー」理論で動くこのガーディアンは、開発者であるヴェルフェン博士の死以降、誰も理解することのできないブラックボックスと化し、徐々に整備が追い付かなくなったことから今回退役に至った。
キミ達科学者の使命は、このタキオンエネルギーの謎を解き明かし、人類に新たな叡智の光を灯す事である。
その引き継ぎの一環としての退役セレモニーが、今まさに佳境に入ろうとしていた。
 ▼セリフ:司会
「それでは『フラッシュ・マキシマ』退役に伴い、世界に向けてのメッセージをイズモ首相である…!?」
「ガーディアン!?ここは立ち入り禁止区域の筈!?非合法ガーディアンの侵入!?」
「…皆さん!敵集です!直ちに最寄りの非難シェルターへ退避を!急いで!!」
 ▼描写2
キミには分かる。これはタキオンエネルギーを狙ったテロだ。ブラックボックスとはいえ強力なエネルギーを秘めた「フラッシュ・マキシマ」。研究材料としてこの上ないガーディアンを欲しがる組織など幾らでも存在するだろう。周囲を見ると既に敵の攻撃は始まっており、警備のガーディアンは暫く到着しそうもない。このままではテロ組織によって貴重な研究材料が盗み出されてしまうであろう。
 ◆結末
科学を愛するものとして、今取るべき行動は一つだ。
キミは研究中である自身の試作ガーディアンに向かって駆けだした。全ては科学の進歩を守るために!

シーン5:毒牙の行方

◆解説
PC5が会場の取材を行っている場面。
 ▼描写
無数のフラッシュとシャッター音、キミは世界を守り続けた英雄「フラッシュ・マキシマ」退役セレモニーに設けられた報道席の最前列に陣取っていた。本来戦場で直接戦争の空気を感じ、世間に真実を伝えるのがキミの報道スタイルだが、今回は世界を救い、自身も何度か戦場で助けられた経験のある「フラッシュ・マキシマ」の退役である。キミはどうしてもその瞬間に立ち会いたいがために、正規の手続きを踏み、何時ものスタイルを抑え、他のマスコミと同じく遠目からシャッターを切っているのだ。
そんな中キミは違和感に気づく。平和なはずの鳳市であるが、何処かキミの良く知る紛争地帯や戦場の空気を感じているのだ。異変はすぐに起こった。複数のガーディアンが会場になだれ込んできたのだ!それらはキミにとって見慣れた機体、ディスティニー「ヴィクラマ」だ!急いで逃げなければ、あの巨体に踏みつぶされ、蹂躙されるだろう。急いで非難するキミがふと後ろを確認すると、動かないはずの「フラッシュ・マキシマ」が瓦礫を押しのけ立ち上がり、ディスティニーに立ち向かっているではないか!
 ◆結末
新たなスクープの匂いを感じ取ったキミは、ガーディアンに乗り込み、何時もの取材を始める事にした。

ミドルフェイズ

シーン6:現在の英雄

シーンプレイヤー:PC1
 ◆解説
全員登場。PC1がマキシマに乗り込み、戦うシーン。ディスティニーとの戦闘となる。戦闘配置図を参照のこと。敵は全滅するまで戦闘を継続する。
 ▼描写
「フラッシュ・マキシマ」に乗り込んだキミは操縦桿へと手を伸ばす。操縦は基本的なガーディアンやミーレスと同じようだ、これであれば操縦できる!そうして瓦礫を押しのけ、炎を振り払い機体を起こしたキミの目の前に複数のガーディアンが立ちはだかる。会場を滅茶苦茶にした元凶たちだ。
 ▼セリフ:敵兵
「オイ…リンケージは居ないから楽に盗めるって話じゃなかったのか!?」
「落ち着け…立ち上がった動きからして素人だ、幾ら無敵の『フラッシュ・マキシマ』でも中身が凡人なら俺達でもなんとかなる…!」
「フォーチュンの本格的な増援が来る前にケリをつける!行くぞ、お前達!」
 ▼描写2
そして敵ガーディアンが襲い掛かろうとした時、敵のさらに背後から複数のガーディアンがこちらに向かってきている。通信が入る…味方だ!(RPさせる)彼らと協力し、一先ず敵を撃退する事が、かつての自分でもある、今テロに被災している市民を守る事に繋がるだろう。
 ◆結末
全ての敵を倒した後、その場で戦ったリンケージたちは一先ず事情聴取の為フォーチュン鳳支部に集まる。

戦闘配置図1

横9×縦6マスのマップ 障害物などは無し。
PC1初期配置…横8縦3
PC2~5初期配置…横1~2×縦2~5
■ヴィクラマ(基本P230)… 横5縦3 横5縦4
■ヴィクラマ高機動型(基本P230)…横5縦1 横5縦6
■ヴィクラマ(PCが4名の時のみ)…横5縦1 横5縦6
■ヴィクラマ(PCが5名の時のみ)…横6縦4

■ヴィクラマ指揮官機…横6縦3

体:12/+4 反:12/+4 知:9/+3 理:9/+3 意:9/+3 幸:9/+3
命中:9 回避:8 砲撃:9 防壁:8 移動力:3 行動値:10 FP:100 EN:50
防御修正:斬15 刺7 殴4 炎4 雷15
武装1:ビームライフル
攻:光15/白兵9 C値12 対:単体 射程:1~3
武装2:ヒートホーク
攻:炎or斬20/白兵9 C値12 対:単体 射程0
特技:「中BOSS属性」「攻撃力上昇2」「シールドガード10」

シーン7:結集

シーンプレイヤー:PC2
 ◆解説
各PCとNPCの顔合わせシーン。
 ▼描写
ディスティニーによる襲撃から小一時間。キミ達はバイタルチェックを済ませて民間軍事会社「フォーチュン」鳳支部の応接室へと集められていた。通常、ガーディアンの所持やそれを操縦することには特殊な免許や許可が必要であり、非常事態であったとはいえ、フォーチュンや防衛軍以外のガーディアンが戦闘行為に及んだからには、リンケージの素性調査が必要不可欠だからだ。
応接室の上座に座る女性、フォーチュン鳳支部の支部長であり、キミの上司である「チトセ・ウィル・ナスカ」が集められた面々に向かい話し始める。
 ▼セリフ:チトセ・ウィル・ナスカ
「さて…ここに集まってくれたって事は、少なくとも敵じゃないと楽観的な希望を立てたいものね。」
「まずはあなた達の素性を教えてもらおうかしら、特にあなた(PC1)。なぜ、フラッシュ・マキシマに?」
「そう…素性は分かったわ。こちらはPC2。私の部下です。暫くあなた達の部隊の隊長をしてもらいます。」
「『フラッシュ・マキシマ』はあなた達が思っている以上に複雑で、厄介なガーディアンなのよ。」
「そのことを『彼女』に説明してもらうわ。さ、入って。」
 ▼セリフ:レッフェル・ヴェルフェン
「…レッフェルよ。」
 ▼セリフ:チトセ・ウィル・ナスカ
「(ため息)彼女はレッフェル・ヴェルフェン。タキオンエネルギーの開発者であるヴェルフェン博士の孫娘であり、初代『フラッシュ・マキシマ』のパイロット、ヴェルフェン『夫妻』の一人娘よ。」
 ◆結末
全ての描写を終えた所でシーン終了。

シーン8:情報収集

シーンプレイヤー:全員
◆解説
PC全員登場。情報収集を行う。情報項目は以下の7つ。情報項目ごとに判定値と難易度が指定されている。
登場PCはひとり2回ずつ情報収集判定を行う事が可能。PC全員が判定を終えても全ての情報が開示されていなかった場合、登場している全てのPCは疲れによりHPを1D6点失い、もう一回ずつ判定を行う。この処理は全ての情報が開示されるまで繰り返される。
なお「タキオンエネルギーの危険性」は「タキオンエネルギーとは」の判定に成功すれば調査可能になる。
描写としては、PC達が情報項目についてレッフェル・ヴェルフェンに質問する形となる。
 ▼描写
自身の身の上話をされたレッフェル・ヴェルフェンは複雑な表情をしつつ口を開く。
 ▼セリフ:レッフェル・ヴェルフェン
「…おじい様や父様、母様の事は関係ない。私は、わたしよ。」
「今回の襲撃について、ある程度の知識と推測から1つの仮説があるわ。聞きたい事があれば答えられる範囲で回答するわ。」
 ▼描写2
一通りの話が終わると、チトセがまとめるように口を開く。
 ▼セリフ:チトセ・ウィル・ナスカ
「という事で、再び『フラッシュ・マキシマ』を狙ってディスティニーが襲来する事が予想されるわ。」
「先の戦闘でフォーチュン鳳支部に戦力的な余裕はなく、フラッシュ・マキシマのスペックをある程度把握してしまったあなた達を開放するわけにはいきません。そこで、特例としてあなた達を一時的にフォーチュン鳳支部の仮隊員扱いとし、任務についてもらいます。」
「敵はいつ来るか分からないわ。一先ず部屋を用意したから、そこで休んで頂戴。」
 ◆結末
PC達が一時解散した所でシーン終了。

■情報項目

▼フラッシュ・マキシマとは(【知識】難易度8)
そんなことも知らないなんて…(頭を抱える)。フラッシュ・マキシマはおじい様、ヴェルフェン博士の作り出したスーパー級ガーディアンよ。タキオンエネルギーを動力源とし、世界の各所でガーディアン・マフィアとの戦闘を繰り広げ、勝利してきた機甲歴史上でも有数の強力なガーディアンだわ。
必殺技の「タキオンブレード光波斬り」は正に一撃必殺の威力といっても差し支えないわね。
…でも、先の戦いでは苦戦したでしょう?それにはまた別の事情があるの。

▼タキオンエネルギーとは(【理知】難易度10)
タキオンエネルギーはヴェルフェン博士が開発したこの世で最も効率のいいエネルギーよ。
基礎的な理論から説明するとタキオンエネルギーは俗称で、正確には超高速で動く粒子の運動エネルギーを動力に変換しているの。特殊相対性理論を理解していれば分かる通り、光速で動く物体は本来質量を持たず虚数の分野だから現在の世界には存在しない筈の粒子が必要で、それをヴェルフェン博士は完成させ…(専門的な話が五分ほど続く。ついてこれるのはPC4だけだろう。)…理解できるのはそこのあなた(PC4)だけみたいね。アー、要約するとヴェルフェン博士が開発した特殊な粒子を加速することで得られるエネルギーが、タキオンエネルギーよ。でもこのエネルギーには重大な危険が秘められているの。

▼タキオンエネルギーの危険性(【意思】難易度12)
さっき軽く触れたけど、タキオンエネルギーを帯びる粒子には質量がないわ。負の質量は与えられたエネルギーとは反対方向に運動する特性があるの。…この地球には常に一定の力、つまり重力が掛かっていることはわかるわよね?この重力との反作用で光速から微妙に速度が落ちた粒子『ターティオン』が発生するの。
この「ターティオン」はヴェルフェン博士の開発した新粒子に質量を与える結果になるから、人体に影響が出るのよ…。勿論、短期的には影響は無いわ。でも長期間の搭乗はリンケージの命を蝕むわ…父様と母様のように。だからヴェルフェン博士はこの技術を封印し、安全に管理できる程度の技術を孫娘…つまり私に託したの。
だけど世界はフラッシュ・マキシマの技術を解き明かし、危険を拡散しようとしている…だから私は、フラッシュ・マキシマ破壊の為、会場に潜り込んだの…まさか、あんなことになるとは思ってもみなかったけど。

▼ディスティニーの侵攻(【体力】難易度8)
ディスティニーはフラッシュ・マキシマ、ひいてはそれに搭載されているタキオンエネルギーを奪いに来たに違いないわ。ディスティニーの中にはかつてヴェルフェン博士のタキオンエネルギー研究に協力し、今は悪の道に墜ちた悪の天才科学者「Dr. クローディーン」がいるわ。
彼は最後までタキオンエネルギーの解明が自力では出来なかったから、その成就を今回狙っているのかもしれないわね。
それに、彼なら今回のディスティニーのガーディアンに施されていた的確な対「フラッシュ・マキシマ」装甲も容易に製作できるでしょうし、今回の戦闘で「フラッシュ・マキシマ」が苦戦した説明もつくわ。
私の仮説としては、近いうちにDr本人が乗り込んでくると考えられるわ。しかも一度じゃない…複数回戦闘を仕掛けて、フラッシュ・マキシマのリンケージをすり潰す作戦行動を展開してくると考えられるわ。(チラリとPC1を見ながら)

シーン9:Dr.クローディーンと不敵な笑み

シーンプレイヤー:マスター
 ◆解説
マスターシーン
 ▼描写
暗雲が常に立ち込める荒野、そこに建てられた不可思議な星型のオブジェ…ではなく研究所。
そこはタキオンエネルギーを研究し、ディスティニーと協力することで世界征服を企む悪の天才科学者Dr.クローディーンが部下からの報告を聞いていた。その目には狂気に満ちた暗い光が灯っていた…
 ▼セリフ:Dr. クローディーン
「クワァーッハッハッハッ!!ヴェルフェンの忘れ形見の邪魔が入ったか、だがそれも私の計算通りよ!」
「更に『フラッシュ・マキシマ』のリンケージを消耗させる為、相性の悪い奈落獣を送り込み続けるのだ!」
「もうすぐ…もうすぐ夢のタキオンエネルギーが我が手に入る…!そして私は!その才能を愚かな愚民どもに認めさせ!英雄になるのだァ!!フフフフ…クワァーッハッハッハッ!!」
 ◆結末
Dr. クローディーンがコントロールパネルを操作すると、複数の格納庫が開き、異形の巨大な生物が次々と飛び出してくる。それらの生物は皆一つの方向を向き、フラッシュ・マキシマのいる鳳市へと進撃していくのであった…。

シーン10:奈落獣大進撃!

シーンプレイヤー:PC1
 ◆解説。
全員登場。ディスティニーの放った奈落獣との戦闘となる。戦闘配置図2を参照のこと。敵は全滅するまで戦闘を継続する。
 ▼描写
キミ達が一時解散してから半日程経った時、フォーチュン鳳支部にスクランブルのブザーが響き渡る。
通路には慌てて持ち場に戻る隊員たちでごった返しており、事態はかなり深刻なようだ。
程なくして司令であるチトセの館内放送が入る。
 ▼チトセ・ウィル・ナスカ
「___これは訓練ではない。現在、鳳市内に複数の奈落獣の接近を確認。現在防衛軍が住民の避難及び一時対応に当たっています。我々フォーチュンも出撃し、市民を保護しつつこれを撃破する。繰り返す…。」
 ▼描写2
破壊される街中で奈落獣を次々に始末するキミ達であったが、唐突にフラッシュ・マキシマの動きが鈍くなる。スクリーンには画面いっぱいにエネルギー不足を告げる文章がポップアップされている!キミの眼前に奈落獣が迫り、攻撃が成される…その直前である!突如奈落獣は何者かの攻撃で撃破され、沈黙した。空を見上げると、航空機型のガーディアンが旋回していた。
 ◆結末
戦闘が終わり、謎のガーディアンから現れたリンケージは、レッフェル・ヴェルフェンであった。

戦闘配置図2

FINAL UNIONマップ1
PC初期配置スクウェア…横9縦2~5 横8縦3~4
■奈落獣ゴレープ×2(基本p232)横4縦2 横4縦5
■奈落獣ガニメテ(基本p232)横2縦3 横2縦4
■奈落獣ハ―ヴェイ(基本p232)横1縦1 横1縦6

■奈落獣バッハルベル

体:9/+3 反:6/+2 知:18/+6 理:18/+6 意:9/+3 幸:12/+4
命中:8 回避:7 砲撃:13 防壁:7 移動力:2 行動値:10 FP:150 EN:50
防御修正:斬20 刺10 殴4 炎4 雷20
武装:エネルギーリング
攻:光15/白兵8 C値12 対:範囲1 射程:0
武装:荷電粒子砲
攻:雷25/砲撃13 C値12 対:単体 射程:3~12
特技:「中BOSS属性」「攻撃力上昇2」「状態獲得:飛行」「必中強化2」

シーン11:傷跡

シーンプレイヤー:PC3
 ◆解説
NPCが更に秘められた事実を語るシーン
 ▼描写
再び応接室に集められたキミ達、そしてその視線は先ほど謎のガーディアンに搭乗していたレッフェルへと向けられているだろう。説明を求めるチトセに対して、レッフェルは下を向きながらポツポツと話し出す。
 ▼セリフ:レッフェル・ヴェルフェン
「…さっきの機体は『フラッシュ』。タキオン増幅炉を持つヴェルフェン博士の開発したガーディアンよ。」
「『フラッシュ・マキシマ』は合体機なのよ。メイン機でありあなた(PC1)が乗っていた『マキシマ』と動力炉兼強化武装を持つ『フラッシュ』…二機が合体する事によって初めて『フラッシュ・マキシマ』は完全な姿になるの。」
「…二機が合体すれば、人体に与える害も加速する。父様と母様は合体した『フラッシュ・マキシマ』で戦って…死んだ。ガーディアン・マフィアから世界を守るんじゃなくて、私の待つ家に帰って来てほしかったのに!」
「父様と母様が死んだ後、おじい様は『フラッシュ・マキシマ』を常に分離状態にして、人々には『マキシマ』単体が『フラッシュ・マキシマ』だと誤認するように誘導した。そして今、私が乗り込みここにやってくるまで封印されていたという訳よ。」
「……本当は封印を解く気は無かった。でも、何故かそうするべき、と思ったからここに持ってきただけよ。」
「一応言っておくけど、合体は不可能よ。合体機構のメンテナンスはもう10年以上してない。危険すぎるわ。」
 ◆結末
更に詳しい事情聴取のためにレッフェル・ヴェルフェンがその場を離れた所でシーン終了。

シーン12:疼く古傷 問う覚悟

シーンプレイヤー:PC2・PC4
 ◆解説
レッフェル・ヴェルフェンとの対話のシーン。自身の在り方に彼女は悩んでいる。
 ▼描写
奈落獣との市街戦後、暫しの休息を与えられたキミ達は自動販売機が並ぶ休憩室のベンチにレッフェルが缶ジュースを握り座っている所を目撃する。俯いているせいか、それとも自動販売機の光の加減のせいか、彼女の顔には普段より影が差している。また、彼女は何やら深刻そうな顔で考え込んでおり、キミ達の存在に気づいていないようである。。
 ▼セリフ:レッフェル・ヴェルフェン
「……あなた達。その…さっきはお疲れさま」
「ねぇ、何であなたは危険な任務についているの?」(PC2に)
「あなたも。タキオンエネルギーは危険な技術なのに、どうしてそれを解き明かそうとするの?」(PC4に)
「私は…怖い…。私の大切な人が遠くに行ってしまうのが…技術の力が人を滅ぼすのを見るのが…」
「でも、何故かPC1を助けたいと、身体が勝手に動いていた…理解不能だわ」(自嘲気味に笑いながら)
 ▼描写2
そうして話していると、突如照明が点滅し始める。光の明暗と共に、徐々に地面が大きく揺らぎ始める。これは地震というよりも…何か大きな物が歩くことで発生する震動のように思えた。即座にサイレンが鳴り響き、スクランブル(緊急発進)が発令される。敵襲だ!

シーン13:猛る英雄 問う覚悟

シーンプレイヤー:PC1・PC3・PC5
 ◆解説
PC3・PC5とチトセが話す所を、PC1が不意に聞いてしまうシーン。
 ▼描写
奈落獣との市街戦後、キミ達には暫しの休息時間が与えられていた。PC3は女王陛下の言った「新たな英雄」の真意を確認する為に、PC5は特大スクープの中心人物に対する取材を行う為に、PC1に接触しようとするだろう。しかしそれを見越してか、PC3・5の両名はチトセに呼び出され、応接室にて向き合っていた。
チトセが口を開いた辺りで、偶々その場を通りかかったPC1は話の内容が聞こえてしまう。
 ▼セリフ:チトセ・ウィル・ナスカ
「貴方達の仕事や使命は理解しているつもりです。でも、彼をあまり英雄として持ちあげないで欲しいの」
「彼はあくまで戦闘に巻き込まれた一般人よ…トラブルに巻き込まれて、戦わざるを得ない状況になって戦っているだけで、本当に戦う覚悟が出来ているとは限らないわ。」
「私としては、きれいごとだけでは済まない戦場に、なし崩し的に巻き込まれるのは、避けたい所だわ。」
 ◆結末
話がひと段落着いた所で、震動と共にスクランブルが発令される。そしてフォーチュン鳳支部にオープンチャンネルと思われる通信の大音響が響き渡った!
「クワァーッハッハッハッ!!迎えに来たぞ!『フラッシュ・マキシマ』ァ!!」

クライマックスフェイズ

シーン14:FINAL UNION

シーンプレイヤー:PC1
 ◆解説
全員登場、決戦となる。勝利条件はシャドウ・ミンの撃破。その他の敵はシャドウ・ミンが撃破されると撤退する。
1ラウンド目のクリンナッププロセス時、PC1の機体「フラッシュ・マキシマ」はエネルギー切れを起こし動けなくなる。
その際、ガイアを使用する事でエネルギー切れを解消し、以下のキャラと合体する事。
レッフェル・ヴェルフェン
▼描写
キミ達がガーディアンで出撃した時には既に、巨大なスーパー級ガーディアンがフォーチュン鳳支部に向けて市街地を破壊しながら爆走していた。敵ガーディアンの進路にあった家屋は無残な瓦礫と化しており、如何にこのガーディアンのリンケージが市民の命を軽視しているかを表しているようであった。
敵ガーディアンはキミ達の機体を確認すると、歩みを止め、キミ達の前に仁王立ちの形で立ちふさがる。
 ▼セリフ:Dr. クローディーン
「クワァーッハッハッハッ!出たな『フラッシュ・マキシマ』!待ち焦がれたぞ!…ム、マキシマだけではないか…まァ良い。『タキオンエネルギー加速炉』のサンプルは一つでも事足りる…」
「今日貴様の持つ『タキオンエネルギー加速炉』を確保し、私の最高傑作たるスーパー級ガーディアン『シャドウ・ミン』を完璧なものとする…そしてェ!私の偉大さを世界に知らしめ、愚民どもに頭を垂れさせるのだぁ!」
 ▼描写2(1ラウンド目のクリンナッププロセス)
苛烈な戦闘が続く中、マキシマの動きが突如鈍くなる。度重なる戦闘によってエネルギーが不足しているのだ!
エネルギー不足を告げる警告表示がディスプレイ一杯に表示され、コックピット内が警告灯によって赤く染まる中、嘲るような口調でDr. クローディーンが叫ぶ。
 ▼セリフ:Dr. クローディーン
「やはりマキシマ一機ではここまでのようだな。エネルギー不足で戦闘不能とは、あっけない最期だ」
「クワァーッハッハッハッ!そこまでして何故戦う!貴様の勝つ確率は0%だというのに…」
「…つまらん奴め。『タキオンエネルギー加速炉』を奪う。それで終わりよ!」
 ▼描写3
「シャドウ・ミン」の魔の手がマキシマのタキオンエネルギー加速炉に触れる、正にその時!背後からの射撃により「」は体制を崩し倒れ伏す。「フラッシュ」からの援護射撃だ!通信を繋ぐと意を決したレッフェルの顔が映る。彼女は何かを覚悟したように、キミに叫ぶ。
 ▼セリフ:レッフェル・ヴェルフェン
「PC1!合体よ!Dr. クローディーンに勝つにはそれしか、無い!」
「さっきのやり取り、聞いてたわ…私も!…貴方が父様と母様の想いを継いだように、もう一度だけ勇気を出して戦いたい!!」
 ▼セリフ:Dr. クローディーン
「クワァーッハッハッハッ!愚かな小娘よ!今更合体などしてもタキオンエネルギーの暴走を引き起こすだけ!成功確率は限りなくゼロに近い!奇跡でも起きん限りなァ!」
 ▼セリフ:レッフェル・ヴェルフェン
「ゼロじゃ…ない!私は信じてる!おじい様の機体を!父様と母様の想いを!PC1のチカラを!」(ガイアの使用を問う)
 ◆結末
Dr. クローディーンは怨嗟の声を上げながら爆炎に沈み、鳳市の平和は再び立ち上がった英雄たちによって守られたのであった。

戦闘配置図3

横9×縦6マスのマップ 障害物などは無し。
PC初期配置…横2~3×縦2~5
■ヴィクラマ高機動型(基本P230)…横6縦1 横6縦6
■ヴィクラマ(基本P230)…横6縦3 横6縦4
■ヴィクラマ(PCが4人の時のみ)…横6縦3 横6縦4
■ヴィクラマ高機動型(PCが5人のときのみ)…横6縦1 横6縦6

■シャドウ・ミン

種別:ガーディアン(スーパー)
レベル:5  サイズ:L
体:15/+5 反:9/+3 知:12/+4 理:12/+4 意:3/+1 幸:6/+2
命:11 回:8 砲:5 壁:8 移:3 行:0 FP:300 EN:100  
主武装:ターティオンブレード邪紋斬
攻:<闇>+25/白兵(11) C値10 対:単体 射程:0~3 
武装:ターティオンビーム
攻:光/砲撃5 C値12 対:直線5 射程:0
防:斬0/刺20/殴20/炎20/光20/闇30
特技:「BOSS属性」「弱点属性:雷斬神10」「ダメージ上昇4」「瞬発行動1」「状態獲得:飛行」
   「シールドガード:20」
加護:「トール」「ヘイムダル」「オーディン」「アカラナータ」「フツノミタマ」「タケミカヅチ」
   (PCが4人の場合更に)「アカラナータ」「ニョルド」
   (PCが5人の場合更に)「エーギル」「ニョルド」
設定:Dr. クローディーンの作った最高傑作。基本的には「フラッシュ・マキシマ」をより攻撃に特化させた性能をしており、破壊力に関してのみであれば「フラッシュ・マキシマ」を凌駕する。一方、エネルギーがターティオンエネルギーである事と、攻撃性能に反して脆弱な防御性能の歪な機体設計からかバランス面では「フラッシュ・マキシマ」に劣り、それを補うためにタキオンエネルギー加速炉を取り付ける事が急務である。

エンディングフェイス

各PCの個別エンディングは、それぞれのPCの希望に沿う形で行うこと。
ただし、フラッシュ・マキシマは最後の戦闘で完全に寿命を迎え、戦闘不可になる点は留意。

なお、シナリオでは以下のようなエンディングを想定している。
PC1:鳳市を守った実績から、チトセ直々にフォーチュンへスカウトされる。
PC2:酒に酔ったチトセから労いを受け、宴会に巻き込まれる。
PC3:サナート・レムリアから褒美と労いの言葉を渡される。
PC4:レッフェルと共にフラッシュ・マキシマの研究に勤しむ。
PC5:今回の顛末を記事に書き、高い評価を受ける

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