2023年03月04日更新

ゴブリンたいじ!

  • 難易度:★|
  • 人数:3人~5人|
  • プレイ時間:3~4時間(テキストセッション)

貴方達は先日冒険者ギルドに冒険者登録をしたばかりの新米だ。
そんな貴方達だが、村のはずれにある道場主の依頼で蛮族を退治しに行く事になった。

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ストック

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・登場NPC

⚪︎フィア(本名:フィーア・プラヌス)
(人間/21歳/女性)
冒険者ギルド《宇海亭》の職員。受付嬢としてギルドの冒険者達に依頼を渡している。
青目とベージュがかったロングヘアーが特徴的。アホ毛。
ぽわぽわしてる風に見えてぽわぽわしてる。
オネ・プラヌスの姉。
⚪︎オネ・プラヌスよわい
(人間/18歳/女性/よわい)
街のはずれの道場で《おね式最弱化術》の師範をしている人間の女性。
青目とショートカットの金髪が特徴的。癖毛がすごい。
しっかりしてるけどよわい。
本名は「オネ・プラヌス」だが、「おね式最弱化術」の師範であるがために名前によわいが着いてしまっている。
《おね式最弱化術》…習得した者はあらゆるものにギリギリ負けるようになる。例え相手がコボルドであろうと椅子であろうと空気であろうと、相対者と認識した瞬間負けてしまう。

・導入

貴方達は、“導きの港”ハーヴェス王国のはずれにあるギルド《宇海亭》に、先日冒険者登録をしたばかりの新米冒険者です。
はずれにあるとはいえ、ブルライト地方の中でも活気のある国のギルドなだけあり、朝からそれなりに賑わっている。
そんな中、《宇海亭》の職員であるフィア(人間/21歳/女性)が、貴方達に話しかけてくる。

「あらぁ、昨日登録したばかりの冒険者さんでしたっけ?ここには慣れましたか?」
「ここはいっぱい人がいるから、騒がしいですね。みんな元気です。」
「あ、そうそう。貴方達にぴったりの依頼を見つけてきたので、良ければ受けてみませんか?」

⚪︎依頼
・依頼人はオネ・プラヌス(人間/18歳/女性/よわい)。
この街にある道場の師範をやっている。
・この街の近くの森にゴブリンが棲みついていて、降りてきたらおっかないから倒してほしい。
・報酬は一人当たり500G
・森まではギルドから歩いて2時間ほどで、道場は森のすぐ近くにある。

貴方達が依頼を確認し終えると、フィアは
「受けるのであれば、森に向かう前に道場に寄って行ってくれませんか?」と聞いてくる。
事情を聞いても「行けばわかると思いまーす」と答えるのみです。

・道場

貴方達が2時間ほど歩いていると、森とその近くにある道場が見えてくる。
道場は木製で少し古びているが、外観からも手入れはされていることが読み取れる。

貴方達が道場を訪れると、中から人の声がして扉を開けようとする。が、扉が開けられないらしく、代わりに開けてくれと扉の向こうから言ってくる。
扉を開けると、青目とショートカットの金髪をした女性が、貴方達の目の前に現れる。彼女は貴方達を見ると、丁寧にお辞儀をして
「初めまして、オネ・プラヌスと言います!あ、立っているのも何ですし中入りますか?」
と入るように勧めてくる。
中に入ると、(オネが何もないところで転けたりしながら)お茶を出してくれて説明します。
「えっとですね、此処の隣に森があるんですけど、そこに薬草を取りに行こうとしたらゴブリンがいて、おっかなくて帰っちゃったんです」
「もし此処に来たら負けちゃうので、どうか倒してください!」
という趣旨のことを話す。
貴方達が道場を出ると、オネは「あ、これ良かったらどうぞ」と救命草を人数分渡してきます。

・森

森に入ると、まるで人族の侵入を拒むかの様に、木々が騒めきだす。
周囲に道標の様な者は無く、ただ闇雲に歩いても同じ様な光景が広がるばかりだ。

此処で、冒険者達に目標値8の足跡追跡判定を行います。
成功すると、冒険者達は何かの、少なくとも人族のものではない足跡を見つける。それは森の奥に続いている様だ。
足跡に着いていくと、緑色の蛮族が数体歩いている所を見つける。彼等はまだ、貴方達の存在に気がついていない様だ。
倒そうとすると蛮族達も冒険者に気付き、戦闘が始まる。
⚪︎戦闘1
前衛:ゴブリン×(PCの人数-2)
後衛:アローフッド×(PCの人数-3)

戦闘が終わったタイミングで、目標値8で聞き耳判定か異常感知判定を行います。(1人当たりどちらか一回のみ)
聞き耳に成功すると、近くでガサガサ、と何かが動く音が聞こえます。音の方向に向かっても何も居ません。
異常感知判定に成功すると、何処かから視線を感じます。

蛮族を倒し終え、再び足跡を追っていくと…
目標値9の危険感知判定を行います。
1人でも成功すると、近くの木の上で、先ほども見た蛮族が弓を引いているのが見える。撃とうとしていることがバレたからか、蛮族は直ぐさま木を降りて逃げ出す。
失敗すると、ランダムな1人に矢が放たれ、「2d+1」点の物理ダメージを受ける。

さらに足跡を追っていくと、行き止まりになります。その辺りに道らしきものは見えず、足跡もそこで途切れている。
…ふいに、近くからガサガサと、先程も聞こえた音が聞こえる。いや、先ほどよりもその音は近く、更にどんどん近づいている。すると、森の奥から数体の蛮族が現れる。
蛮族は貴方達に敵意を持って襲いかってきます。
⚪︎戦闘2
前衛:ゴブリン(Ⅰ P439)×(PCの人数-2)、ボルグ×1
後衛:グレムリン(Ⅰ P438)×1

蛮族を倒し終えると、貴方達は木々の間の狭い道とも言えない道が見える。きっとゴブリン達は此処から来たのだろう。

その道を通ると、開けた場所に出る。
そこには木や石で出来た粗雑な住処の様なものがあり、その他のものは無い様に見える。
また、木々は陽の光を遮っており、昼のはずなのに辺りは薄暗い。
住処の周囲に蛮族は居らず、建物に入る場所も一つしかない様だ。
建物に入ると、侵入者に気づいたボルグ達が戦闘を仕掛けてきます。
⚪︎戦闘3
前衛:ボルグハイランダー×1
後衛:フーグルマンサー×1
ボルグハイランダーには剣のかけら2、フーグルマンサーにはかけら1
人数が4人以上の場合、かけら無しボルグを1体前衛に配置。

・報告

ボルグ達を倒し終え、依頼人であるオネ・プラヌスに報告すると、彼女はゴブリン以上に強い蛮族が居たことに驚き、またそれを倒してくれた冒険者達に感謝の言葉を述べ、「危険な目に遭わせちゃってごめんなさい、よく頑張ってくれました」と1人1人に600Gを渡します。
このまま冒険者ギルドに戻るとエンディングに入ります。

・エンディング

冒険者ギルドに戻ると、貴方達に依頼を斡旋したフィアが出迎えてくれる。
フィアは冒険者達に労いの言葉と、オネが自身の妹であり、最近様子を見てなくて不安だったから代わりに様子を見に行かせた、という事を話します。
斯くして、貴方達は初めての冒険をこなす事ができた。
しかし貴方達の冒険はまだ終わらない。

・報酬

経験点:1000点+1ゾロ分
ガメル:600G+戦利品
剣のかけら:3つ
成長:1回

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