30分~1時間ぐらいで終わるだろう、そんな簡易かつ簡単なシナリオです。
初心者でも語り易く、KP・PL仲良く会話が出来るだろうと作ってみました。
ネタに走るのも良し、シリアスに走るのも良し
全ては「アナタ」達の行動によって終わりが決まります。
・推薦人数:1~4人
・目安:チャチャっとやれば30分ぐらい
・発狂:なし
・キャラロスト:無し
・戦闘:ありだが、回避可能
・SAN値チェック:1回あるかどうか(慣れればアレンジを加えても良し)
注意事項
・本シナリオは、AF・呪術は禁止でお願いします。
・自作発言、二次配布、無断転載等は禁止しています。
・改変はKP様のお好みで宜しくお願いします。
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する
『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright c1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all
rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」
【PC作成】
・推奨技能:目星・信用・言いくるめ
・準推奨技能:回避・隠れる
1、導入
探索者達は、なんかよく分からない光の世界に居ます。
六角形の水晶の様なものがフワフワと不規則な動きをして、探索者達はそれをポケーっと見つめています。
(ここからでもロールプレイを挟んでも構いませんが迷惑を掛けないように( ੭˙꒳ ˙)੭)
遠くから声がする。
「ほっほ、これは若いモンが召喚されおったの」(軽快な感じで、にくったらしい声で)
アナタ達は、光の中に包まれている。
優しく抱きかかえられるような母のように。
そんな記憶はないだろうけど。
「どれ、お前たちに不思議で可笑しな物語を体験してやろうかの
自分を(ごにょごにょぴーwww)するような阿呆(あほう)どもにのぉ」
※もし、ここでアクションを起こすなら起こしても構いません。
エンディングにプレゼントがあります。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!っと荒ましい轟音と共にプツンっと暗闇に包まれます。
探索者達は、ここでハッ(゚∀゚)っと目を開きここでダイス1D4を振ってください。
【結果】
1の場合:オオワシ 追加技能(跳躍+20、頭突き(くちばしでの攻撃)+10)
2の場合:カピパラ 追加技能(頭突き+20 聞き耳+10 目星+30)
3の場合:リス 追加技能(隠れる+20 登攀+10)
4の場合:クマ 追加技能(こぶし(爪)+20 聞き耳+10 目星+30)
※もし、オオワシで他の探索者を担ぐ場合(オオワシStr10・他Siz11だったら45~50%判定っていう感じで良い)
担ぐを成功して飛ぶ場合は跳躍を振って1~初期値+P分+20の数値の範囲なら成功、失敗ならダイナミック引きずりをしてください(ダメージ無し)
探索者達は、自分たちが動物だと気が付きます。(ここでアクションを起してください。叫ぼうがギャグをかまそうがご自由に)
※ここで、DEXのダイスを振ってください。(1D6)
オオワシ:DEXダイスの結果×2+初期値
リス:ダイスの結果+初期値
カピパラ・クマ:ダイスの結果-初期値
※変化した探索者達の身長は人間サイズって言うのをお忘れなく。(後付けでも構いません)
・ここで、探索者達には身体のどこかが疼きますが、それほど気にする事はないようなものでしょう。
・そして、みなさんは学園にいた事を思い出させてください。 放課後で急に目眩がしたとかで適当で良いでしょう。
【その場に居る風景】
・近くに大きな何かが転がっており、人のようなのが倒れてるようにも見える。
・寂れた遺跡にポツンっと立っている。
・周りは花畑が広がっていて、遠くには森林になってる。
【動物たちの行動】
オオワシの場合:上空に飛ぶ(跳躍)成功=遠くにキラキラ光るのが見える
大成功=すんごい高く飛んでしまって、周りが完全に見渡せるようになったら、少しした位置に村の様なのが見えた。
失敗=ピョンピョンホコリを飛ばして、羽ばたいてるだけ。
大失敗=かっこよく飛ぼうとしたら顔面から転ぶ(ここはPLのお任せで大丈夫です)
カピパラ・クマの場合:音を聞く(聞き耳) 成功=どこかで声がする 大成功=声が聞こえてどこから聞こえたのか分かるようになった。
失敗=なにも聞こえない 大失敗=後ろから唸り声が聞こえた。
リスも含め他の探索者共有:目星 成功=遺跡から降りる階段を見つける大きな何かの近くに光る何かがある。(拾っても拾わなくても良い
が、持っておいた方が良い。)
大成功=成功の遺跡・光る何かがある(拾ってもOK)の少し離れたところに白く細い棒が立てかけてある
(何が大事なモノだろうと言って拾わせてください。)
失敗・大失敗=光る何かを手に取るが、風化していた為崩れ落ちてしまう。
※このターンである程度の行動は終わるので、次へ進みます。
・遺跡を階段を降り、探索者達は森の中へと入って行った。
【戦闘】
・探索者達は奥へと進むと巨人の様なものに遭遇した。
すると巨人は、何かを感じ取ったのかの様に探索者達を見つめ立ち上がった。
・ここでは、会話シーンになります。
巨人「オメェタチ ナニモンダァ?」(お尻をポリポリ掻きながら)
・もし、目星で成功し【光る物】or【白く細い棒】があれば巨人はアナタ達を仲間だと信用してしまいます。
・もし、目星で失敗している状態で遭遇してしまったら信用か言いくるめで巨人に話してみましょう。
PRしてもOKです。(加点数はKPに任せますが、状況をしっかり話したうえで点数を付けてください。上限30まで)
・巨人を説得した場合
目星成功の場合
巨人「オメェタチ、オラノダチ
オラノ トモノイヒンヲ モッテキダ アリガドォ」
巨人は哀しそうな声をあげ
「オラ、オメェタチ アンナイスル ツイテコイ」
っと言って、探索者を道案内させてください。
目星失敗が、信用か言いくるめで説得したの場合
巨人「うん、別に良いんじゃね?」(すんごい軽い感じで言ってください。)
「さーて、寝よ寝よおやすみー」っとニートみたいに寝転がって寝てしまった。
上二つのどちらかが終わりましたら
後ろからガササ!っと音がして、探索者達は音がした方へと向いた。(巨人が居た場合は一緒に向いた)
そこには、人間サイズの動物のような存在が二足で立っている。
ソイツの見た目は、身体は毛の様なものに覆われ、腹部にはテカテカしたようなのがぶら下がって、背中には何かがウネウネしている。
それよりも、顔を見るとそれは・・・
目玉がカタツムリのように飛び出て、口は人の様な感じに牙が無数にある。
パッと見れば、それは元々は人の顔であっただろう。見るも無残な姿をした化物が出てきた。
※SAN値チェックを忘れずに。
【戦闘シーン】
・黒い何か
・STR14 CON17 POW03 DEX09 APP03 SIZ16 INT08 EDU06 HP25 MP03 SAN値15 アイデア40
探索・行動能力は初期値
・戦闘技能
組み付き30(組み付きが成功するとテカテカしているものを拭いつけられ、それは臓器だと知るSANチェック)
こぶし60
噛みつき20+牙30(永続ダメージ:ダメージは1固定でしかし5ターン以内に暴れるを成功しないと死亡 特殊技能:暴れる60)
・武器
牙30 1D4+(ダメージボーナスSTR+SIZ)
・それ以外は初期値です。
※探索者とは3マス離れたとこに居ます。
戦い方としては、組み付いてから噛みつき+牙で永続ダメージを入れてジワジワと甚振りましょう。
それが、その化物に与えられた使命です。
・巨人
・STR18 CON15 POW18 DEX06 APP08 SIZ18 INT13 EDU06 HP24 MP18 SAN値90 アイデア65
探索・行動能力は初期値
・戦闘技能
キック50
こぶし70
投擲60
・武器
槍(近くにあれば1ターン消費して持ち、投げる構えをするか、構える 棒立ちでもOK)
※巨人は敵と同じ端っこに居ます。
巨人は、極力近寄る事を嫌い近くにある木や岩、槍などを使って投擲して相手を倒します。(ちゃんとダメポを付けてね)
巨人は、とにかくデカイです。とにかくケツが見えてます。とにかく筋肉が立派です。
汚い汚物をぶっ潰したら、マッスルポーズを取らせてあげましょう。
巨人「オラ コイツ ツブス オメェタチ コノサキ マッスグ イケ」(敵を真っすぐ見つめ、自分の背に親指を指して)
・ここで探索者達に巨人と戦うのか逃げるのか選択させてください。
・戦闘させておいた方が今後良い方向へ行くのかもしれません。
・ここでは、巨人と共に戦っても巨人に任せても大丈夫です。
巨人が居ない場合、黒い何かが迫ってくる1ターン目から後ろからターン数関係無しで槍を敵にぶち込んでください。
そう、後ろから思いっきり太くたk(ry
・戦闘では基本的に巨人と共に行動するので、もし巨人がやってきた場合は「おっ変なやつがいるどぉぉ?」って軽いノリで探索者達の味方 として参加させてください。
【立ち位置】
【エンディング】
1、巨人と共に戦って勝利をした。
・黒い何かを倒した巨人と探索者達。
巨人「ふぅ・・・マジあせったぁ てか、なにアレ
まぁじやべぇんですけどぉぉぉ!?」っとおちゃらけてください。
探索者達を見て、巨人「あっ・・・」っとした反応をして、皆さんと自由行動してください。(ってか、この辺は自由で良いです。)
・そして、探索者達は巨人の案内で最初にみた村のようなとこへ着いた。
そこには、この世界に来る前にみた六角形の水晶の様なのが置いてあり、後ろからふと聞き覚えのある声がした。
ジジイ「ふぉっふぉっふぉっw
どうやら、無事にここにやって来たみたいじゃのぉ」(老人は嬉しそうにしゃべりかけ・・・)
ここからは、みなさんの自由にしてください。
シリアスなエンドを望むのもよし、ギャグに走るのも良し全てはアナタ達のプレイで決めてください。
ジジイ「それ、お主らを元の世界へ戻そうかのぉ
ほれ、行くがよい。普通の学園生活とやらをのぉ」(手を振って別れを言う)
尚、エンドについては下記のプレゼントをしてください。
・シリアスな展開をして達成=赤いゼラニウム(最後の老人の言葉に「君ありて幸福を・・・」っと言ってください。)
・ネタな展開をして達成=ベルフラワー(最後の老人の言葉に「お前さん達の楽しい物語に感謝を・・・」っと言ってください。)
2、巨人に任せて出口へと向かった。
・背後からズドォォォン!!っと音が響き、木々の上から煙が上がっている。 その瞬間、獣のような大きな声が響いた。
・探索者達は、急いで村の方へと向かった。
・あとはジジイに会い、探索者達が去る前に巨人がやって来て手を振っています。
3、探索者の誰かが死亡してしまったら・・・
ここは、適当に何でも良いです。
おぉ・・・なんていうことだ、ゆうしゃがこんなとこでたおれるなぞ あってはならないのに・・・とでも言ってください。
そう、死んでしまった探索者は枯れてしまった花と一緒なのです。
【終わり】
無事、生還を果たした!
ハッと気が付く探索者達、みなさんは本来あるべき【現実】へ帰れたのです。
死んでしまった探索者は、この時は原因不明の体調不良によって病院の寝室で目が覚めます。
手元には、一輪の花を掴んで。(キンセンカを持っていています。花言葉:寂しさ)
明るい学園生活、暗い学園生活色々とあるでしょう。
どうか、学生でも大人になって頑張ってる人達へ
もしも、動物になったら・・・アナタはどうしますか? 終わり。
【あとがき】
どうも、おはこんにちこんばんわ 初めまして。
もしも、???になったらのシナリオを書いたモノです。
どうでしたか? 面白かった? 面白く無かった? うぅ・・・・(´;ω;`)
とりま、そんな事はさておき、今回は私オリジナルのシナリオを書いてみました。
少し複雑な部分がありましたけどもーまぁ・・・・多少の理解力があるKPでしたら初心者でも大丈夫でしょう!(ほぼ投げやり)
このシナリオについて、捕捉を書こうと思います。 てか面倒だから簡単で
1、ジジイ(魔法使い)
ジジイは適当でかつ、自分の世界に見合った能力を持った探索者を探しています。
対象となった人物は皆、共通する部分があります。冒頭にも伏せていた(ごにょごにょぴーwww)、そこ自殺を望む人たちを示していました。
そう、ジジイは自殺を望む人たちを掻き集め本当に命をお粗末にしたがるのか試したかったのです。
2、巨人
こいつは、ジジイに召喚されたモンスターです。
とにかく強く、デカく、頭は少しパーだけど、仲間思いっていうNPCが欲しく
さらに言えば、初心者PLにとっては心強い仲間を作りたくてシナリオに入れてみました。
3、黒い何か
黒い何かは、自殺者の怨念・執念・憎悪の集合体
少しでも生きたいって望む物に現れてその肉・血を食らいに行く化物です。
しかし、探索者を本気で殺そうとはしません。ジジイの世界で行動不可能になるだけで合ってその世界では二度と覚ます事のない眠りに落ちてしまっただけです。
まぁ、こんな感じで良いでしょう。
他は、知らん!! 妄想するが良い!!
さて、このシナリオは人気があれば続けようと思います。
続ける場合は、キャラロストありで書こうかなぁ・・・って感じですね。
それじゃ、ここまで読んでくださり有難うございました。
機会がありましたら、いつかまた、気が向いたら、プレイしてください。
またな。
自由気ままに何かをしてる人。 TRPG動画にて使用する場合、お声かけしなくて大丈夫です。 常識の範囲内でやってくだされば構いません。
https://x.com/SNOW_codename_M
Post Comment