2024年10月21日更新

時の角部屋

  • 難易度:★|
  • 人数:1人~1人|
  • プレイ時間:1時間(ボイスセッション)

人数:1人
リミット:3サイクル
シナリオタイプ:なし

インセイン初めての人向け脱出シナリオです。
インセインの流れを説明するためのシナリオなので
とくに捻ったことはしていません。
順当に情報を開いていけばクリア出来ると思います。
PCはルールブック1のみの使用で問題ありませんが、
GMはエネミーデータの関係でルールブック2も使用します。

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■ 時の角部屋

人数:1人
リミット:3サイクル
シナリオタイプ:なし

インセイン初めての人向け脱出シナリオです。
インセインの流れを説明するためのシナリオなので
とくに捻ったことはしていません。
順当に情報を開いていけばクリア出来ると思います。
PCはルールブック1のみの使用で問題ありませんが、
GMはエネミーデータの関係でルールブック2も使用します。

GM向け概要

PCはなぜかよくわからないが異次元に作成された小部屋へ飛ばされました。
そこにはティンダロスの猟犬が潜んでいて
時間が立つにつれその姿をPCの前に現します。
猟犬を完全に対処するには、机の中にある「モン◯ターボール」を使用することです。

使用狂気:「パニック」「広がる恐怖」「盲目」「かんしゃく(デッドループ)」


◆ PC1

PC1
あなたは気がついたら知らない部屋にいる。
どこだここは……。
まったく覚えがない。
あなたの使命は
「この部屋を脱出する」
ことである。

秘密
ショック:なし
あなたは今日、とても大事な用事がある。
(どのようなことかはあなたのPLが決めてくれるだろう)
絶対にこの部屋をでなくては……。


■ オープニング

「あなたが目を覚ますと、どこか見知らぬ部屋にいる。
白い壁と、一つの扉。あと目につくものといったら、
小さな本棚と引き出しの付いた机くらいだろう。
あなたの心に不安がよぎる。
---はやく、ここを出なくては」

見知らぬ場所に居る、という事実を知ったPCは
「驚き」で恐怖判定


■ メインフェイズ

マスターシーン
・1サイクル目終了時
「どこからか、吐き気を催すような悪臭が漂ってくる」

・2サイクル目終了時
「ふと部屋の隅に目をやると、青いもやのようなものが立ち昇っている。
先ほどから漂ってくる悪臭の元はこれのようだ」


◆ 棚


本が何冊か詰まっている。

秘密
ショック:全員
並んだ本を見てみるが、ほぼすべてが他国の言語で書かれているものだった。
1冊だけ妙な厚みがある本を開くと、そこには鍵が挟まっていた。
その本だけはなんとか読める言語で書かれていたので読んでみると、
「時間の角に住み、時空を超越する猟犬」とかいうものについて書かれているようだ。

この秘密を見たPCは「時間」で恐怖判定を行う。

「プライズ:鍵」を手に入れる。

ゾーギング情報
猟犬について
時間の角に住み、時空をも超越した力を持った不浄なる存在。
ただし時空を超越するには90°以下の鋭角が必要となる。
顕現するときには吐き気を催すような悪臭と、青いもやのようなものが観測される。
猟犬は匂いを覚えたものを執拗に追跡する修正がある。
追跡を逃れるためには、角度のない場所に篭もるか、猟犬を角度のないものに閉じ込めなければならない。


◆ プライズ:鍵

プライズ:鍵
古いタイプの鍵だ。
少し錆びついてはいるが使用に問題はないだろう。

秘密
ショック:なし
このプライズを扉に使用するとクライマックスフェイズに移行する。
また、クライマックスの戦闘で逃亡判定を試みることができるようになる。


◆ 机


引き出しが1つついた机。

秘密
ショック:なし
机の上にはめぼしいものはない。
引き出しを開けると雑多にものが詰まっていた。
なにか使えそうなものがあるかと探していると、
赤と白のツートンカラーで中が空洞になっているカプセルのようなものを見つけた。
……モンスターボールじゃね?これ。

「プライズ:モンスターボール」を入手する。


◆ プライズ:モンスターボール

プライズ:モンスターボール
ゲームで見たアレ。

秘密
ショック:なし
このプライズをクライマックスの戦闘で使用し、
通常攻撃の命中判定に成功すると、エネミーを戦闘から脱落させることができる。


◆ 扉


木製の頑丈な扉。
鍵穴がついている。

秘密
ショック:なし
押しても引いてもびくともしない。
鍵穴があるということは、どこかに鍵があるのだろうか。


■ クライマックス

「部屋の隅、青いもやの立ち上る場所から
とてつもない悪臭と共に化物が現れる。
それは痩せた身体にひび割れた皮膚、その割れ目から青い膿を滴らせる
細長い顔の犬のような姿だった。
矢じりのように尖った先端の長い舌をこちらに向けると
一歩、また一歩とこちらに近付いてくる。」

今までに見たこともないような化物を目にしたPCは「生物学」で恐怖判定

クライマックス戦闘に入る。

◯クライマックス戦闘
エネミー:猟犬(デッドループ、194P)
リミット:3ラウンド
・「プライズ:モンスターボール」を使用してエネミーを脱落させればトゥルーエンド。
(命中成功後のエネミーの回避判定は行わない)
・「プライズ:鍵」を所持していれば、ラウンドの最後に自発的な脱落の判定を行うことが出来る。
・「プライズ:鍵」を所持していない場合、3ラウンド目の頭に以下の演出を行う。
「猟犬の激しい攻撃が、勢い余って扉へと命中する。
べきり、と激しい音がして扉がぶち破られた。
これなら脱出できるかもしれない。」
・3ラウンド目の自発的な脱落では、エネミーは妨害判定は行わない。
・エネミーが勝者となった場合、勝利報酬としてPCの【居所】を獲得する。バッドエンドへ。
・PCの生命力が0になった場合、もしくは決着が付かず3ラウンドが経過した場合、以下の演出を行う。
「猟犬の鋭い舌先が、あなたの身体に突き刺さる。
傷口から、ぽたり、ぽたりと血が落ちる。
全身の力が抜け、膝をついたあなたの意識は、次第に闇へと落ちていった。」
バッドエンドへ。


■ エンディング

・トゥルーエンド
「モンスターボールが猟犬に命中する。
貝が開くように割れたボールの中に、まるで吸い込まれるようにその姿は消えていく。
猟犬を吸い込んだボールは再びピタリと合わさり、しばらく中の猟犬が抵抗しているかのように
左右に揺れていたが、それもやがてなくなっていった。
これなら、何の気兼ねもなく部屋から出て大丈夫だろう……。

気がつけば、あなたは自室のベッドの上で目を覚ます。
あれは夢だったのだろうか……。
そんなことを一瞬思うが、痛む傷が夢ではないと言うことを自覚させる。
だが、あなたは日常を取り戻すことができた。
しばらくは、犬が少々怖くなるかもしれないが」

・バッドエンド
「気がつけば、あなたは自室のベッドの上で目を覚ます。
あれは夢だったのだろうか……。
そんなことを一瞬思うが、痛む傷が夢ではないと言うことを自覚させる。
なんとか、日常に戻ることができたのだろうか。
そう思っていつもの見慣れた部屋を見渡す。
……部屋の角から、かすかに青いもやが立ち上る。
ああ……あいつは追いかけてきやがったのか。
あなたは、終わりのない逃亡を続けることになるのかもしれない」

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インセイン、CoC、SW2.0、キルデスビジネスなどいろいろやってます。

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