ネクロニカ
永い後日談のネクロニカ
キャンペーンシナリオ
竜
孤独な竜と瓦落多(ガラクタ)の唄
◇ 第一話 : 竜と瓦落多
竜は孤独に瓦落多の山に座りこむ。
◇インターバル◆: 森を抜けて (ショートセッション)
◆ 第二話 : 瓦落多の城
瓦落多は今日も城へと降り止まない。
NPCとの交流やバトル中心の短編キャンペーンシナリオです。
・PL向け導入
姉妹たちは荒廃した世界の中に、一本の煙突を見つけた。
好奇心のためか、何らかの情報を求めてか……
そちらへと向かえば、そこには小規模な工場があった。
とうに動いていないようで静まり返っている。
ネクロニカ
料理
●概要
ある時。海岸線にたどり着いたドールたちが立ち寄ったのは、レストラン跡地。おいしい料理を幻視して、温かい料理を求めた彼女たちは探索を開始する。戦争が終わって幾年月が過ぎてしまい、その店内には電気も食材もない。
それでも探索を諦めず、踏み込んだ食糧庫の地下。明かりがついているその場所では、今なお現役で調理機材が動いていた。冷蔵・冷凍庫もあり、その中には奇跡的に無事な食材たちもある。しかし、その価値もわからず貪り喰う、大きなアンデッドが……。
そのアンデッドを打ち倒した時。
崩れたレストランのその地下で。アンデッドの少女たちは料理と一緒に、優しく、暖かな時間を完成させることになる。
ネクロニカ
2人~
星
黒くどんよりとした雲が空を覆う、荒廃した世界。記憶のかけらを求め、都市を探索していたドール達は、その郊外に奇妙な形の建物を見つける。その入り口に飾られていた星のオブジェ。それを目にしたとき、ドールの中に星空を見上げたいという願望が生まれる。しかし、いつも分厚い雲に覆われたこの世界で、その思いは叶わないだろう。それでも衝動に任せてドールが探索しているその場所は戦前、「プラネタリウム」と呼ばれ、空が見えないところにすら星空を映す施設だった。
ネクロニカ
2人~
4人
●概要
荒野をさまようドールたちは、小さな町で小さな音楽場を見つける。失ってしまった記憶のかけらを求めて捜索するドールたち。その音楽場には戦前、戦後、それぞれに音を響かせようとした人々がいた。彼らと同様に、自らもオーケストラをしようと決意するドールたち。探索の果て。彼女たちが演奏する題名のないオーケストラ。それは意図せず鎮魂歌となって、安息の地を作り出すことになるのだった。
ネクロニカ
キャンペーン
荒野を歩く男性が一人。戦前の地図で見つけた施設を目指していた。数日、数週かけてたどり着き捜索を始める。しかし、どの資料も機器も、どの設備も使い物にならない。仕方なく、階段を降りて行き、地下へ。と、ある部屋の前で立ち止まる男性。漏れ出る光と煙。薄暗い部屋では円筒状の装置が一つ、今なお現役で稼働していた。慎重にふたを開け中をのぞく。そこには戦前にコールドスリープされていた”人間”の少女が眠っていた。
人とドールと人口生命体、時々ESP。それらが全て交わるとき、繰り返される惨劇に一つの終止符が打たれる。果たしてそこに幸せと呼べるものはあるのだろうか。
ネクロニカ
これは終わってしまった学校生活の、その後――放課後の話。
ある日PC達が目を覚ました場所。それは学校だった。微かに残る、ここでドールとして過ごした日々の記憶。それはドールになる前の記憶に負けないくらい充実した日々だった。しかし今、ここにその活気はない。探索を進める中で蘇る、かつての記憶。見えてくるのは、ドールである自分たちに尊厳と何気ない日々を与えようとしてくれた“先生”の苦悩と信頼する人の裏切り。束の間の幸せをくれたこの学校で予定されていた最後のイベントは、きれいな花びらが舞う、戦前のような卒業式だった。
※PDFでアップします。
ネクロニカ
クリスマス
クローズド
目覚めたのち荒野をさまよっていたPC達姉妹は丘の上にボロボロの家を見つける。夜も近づき、降り出した強酸性の雨。それから逃げるように入ったその家で彼女たちが最初に見たものは円錐に近い形をした奇妙な木のオブジェだった。ドールとなるときに失われてしまった大切な記憶。その記憶に促されるように、あるいは本能に近い衝動に動かされるように、その木を飾り付けようと家を捜索する彼女たち。その中で見えてくるのは、戦前のように聖夜を迎えようと奮闘した家主たちの奮闘と、忘れてしまっていた家族の愛だった。
※RDFでアップします
ネクロニカ
2~4人
肉体はある意味で永遠であるドールたち。けれども心はその限りではない。心を持った姉妹たちと笑い合いながら絆を結び、それをよすがに生きていかなければならない。だから、その絆にこそ永遠を求めるのかもしれません。
風化した廃墟群を舞台に、姉妹はどのような形で永遠の絆を誓うのでしょうか…?
※PDFでアップします。
※半クローズドシナリオです。
ネクロニカ
ネクロニカ
2~4人
荒廃した世界に咲き誇る白い花。とある墓場には特定の条件下でそれが咲き誇るらしい。戦前「カスミソウ」と呼ばれた花を、密かに胸に抱えたドールたちが、花を供えるために奮闘する物語です。
半クローズドシナリオです。NPCのドールが1体登場します。
※PDFでアップします。
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有料版▷https://meat-meets-me.booth.pm/items/1290032
ようこそ、お目覚めになりました。
この洋館は、《お嬢様》がお招きした方でなければ入ることの許されない神聖な場所です。
お召しになっている衣装は《お嬢様》からの贈り物です。そのままでお願いします。その衣装を侮辱することがあれば、排除、抹殺されることでしょう。お気をつけください。
ルームサービスはこの洋館を探索したくなるスパイスと狂気を満たす血液です。お好きな量だけお取りください。
ただいま、《お嬢様》はお出かけになっております。
《お嬢様》がお帰りになられるまで、最大限の愛と、最低限の好奇心をお持ちになって、おくつろぎ下さい。