2022年11月08日更新

【モノトーンミュージアム】黒騎士の誓い

  • 難易度:★|
  • 人数:2人~3人|
  • プレイ時間:3~4時間(ボイスセッション)

一つの舞台の一つの事件を、違った視点で描いた演目。対となる演目「白姫の願い」と様々な設定を共有しているが、あくまでも設定を共有しているだけであり、所謂キャンペーンものの演目ではない。
 また本演目は少人数向けの演目となる。もしもGMが『フィオリトゥーラ(以降FT)』を所持しているならば、p76を一読しておくことを推奨する。勿論持っていなくても何の問題も無い。
■演目データ  プレイヤー:2~3人  演者レベル:3  プレイ時間:約4~6時間(※オンセにおける想定時間) ※本演目は、ゲームマスター(以降GM)が『モノトーン・ミュージアムRPG(以降MM)』を所持している必要がある。

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●最初に
 本シナリオを遊ぶGM(ゲームマスター)は、本文及びデータの内容を、複製したものに限り、改竄、削除及び加筆を行ってもよいものとします。
また本シナリオを遊んだことにより生じたあらゆる問題について、当方では一切の責任を負いかねます。予めご了承いただける方のみ、ご利用ください。
【要約:遊ぶ時に、話の流れやPCの設定で、シナリオの内容やデータ(エネミーデータ含む)が変わっても問題ありません。他のシナリオをプレイする時、このシナリオの設定を持ち込むのであれば必ずGMに相談しましょう。】


■演目データ
 プレイヤー:2~3人
 演者レベル:3
 プレイ時間:約4~6時間(※オンセにおける想定時間)

※本演目は、ゲームマスター(以降GM)が『モノトーン・ミュージアムRPG(以降MM)』を所持している必要がある。

■本演目について
 本演目は、一つの舞台の一つの事件を、違った視点で描いた演目となる。対となる演目「白姫の願い」と様々な設定を共有しているが、あくまでも設定を共有しているだけであり、所謂キャンペーンものの演目ではない。
 また本演目は少人数向けの演目となる。もしもGMが『フィオリトゥーラ(以降FT)』を所持しているならば、p76を一読しておくことを推奨する。勿論持っていなくても何の問題も無い。


◆ 今回予告 ◆

 雪深い森の中に、ポツンと佇む小さな国。

 皆から愛され、皆を愛する国の統治者"白姫"。

 誰もが憧れ、そして尊敬する守護者"黒騎士"。

 "白き姫"と"黒き騎士"が守るこの国を、"灰の鼠"が駆けずり回る。

 混沌に陥る国を救うは、"白き姫"か"黒き騎士"か。

モノトーンミュージアム
「黒騎士の誓い」
          ーーーかくして、物語は交差する。


◆ ハンドアウト ◆
 各PCには以下の設定がつく。GMはセッション開始時にPLとよく相談すること。PLが3人以下になる場合は、PC番号の若い順に使用すると良い。

PC①:【騎士の国】の近衛騎士
PC②:旅の紡ぎ手
PC③:【騎士の国】に居る紡ぎ手


演目「黒騎士の誓い」【PC①用ハンドアウト】
■パートナー:"黒騎士"ノワール 推奨感情:脅威
■PC間パートナー:PC②
■クイックスタート:守護の騎士(MMp40)

 君は【左の地】の北西部にある小国【騎士の国】の近衛騎士団の一人だ。
 今日は騎士団長である【"黒騎士"ノワール】と一緒に街を巡回していた。

 特に問題も起きず、巡回が終わろうとした頃、城の方で侵入者を知らせる笛が鳴った。そして数瞬の内に一人の騎士が君たちの元へ走ってくる。

 どうやら城に盗みが入ったらしい。事情を聞いたノワールは君を連れて、盗賊が向かったであろう国門へと急いだ。


演目「黒騎士の誓い」【PC②用ハンドアウト】
■パートナー:"白姫"ブラン 推奨感情:誠意
■PC間パートナー:PC③
■クイックスタート:名もなき旅人(MMp34)

 君は旅する紡ぎ手だ。どういった理由で旅をしているかは自由に決めてよい。
 北西部の方を旅していた君は、森の中に国を見つける。その国は、地図にも載っていないような小さな国だった。興味を惹かれた君は、さっそく国に立ち寄ってみると、入国早々人とぶつかってしまった。いや、正確には人ぐらいの大きさの、鼠の様な其達だ。

 ぶつかった其達は君に目もくれず、一目散に国の外へと走り出す。しかしすんでのところで国門が閉じてしまい、路地の方へと走っていった。

 呆気に取られている君が前に向き直ると、そこには剣の切っ先を君へ向けた、騎士の様な格好をした男が立っていた。


演目「黒騎士の誓い」【PC③用ハンドアウト】
■パートナー:"灰鼠"グリーズ 推奨感情:尊敬
■PC間パートナー:PC①
■クイックスタート:針の魔女(MMp36)

 君は【左の地】北西部にある小国【騎士の国】に住む裁縫師だ。どういった経緯や理由で住んでいるかは自由に決めてよい。

 この【騎士の国】はとても平和な国だ。隣国と揉めることも少なく、食料にも特に困ってはいない。事件などほとんど起きない、ある意味では退屈な国だった。

 しかし、そんな平和な国に異変が起きる。普段は夜以外閉じない国門が、真昼間のこの時間に急に閉じているのだ。何事かあったに違いない。「紡ぎ手としての力が何かの役に立つかもしれない。」と考えた君は、閉じた国門の方へと向かうのだった。


■舞台設定:【騎士の国】
 統治形態:王政
 所在地:北西部(傷谷と職工の国の間辺り)
 【左の地】の北西部の森の中に位置する国。雪と森に囲まれており、あまり他国との交流が無い。
 この国の起源は、かつて別の国で武勲をあげた騎士だった。騎士は褒賞としてこの地を与えられ、移民を集って村を作り、徐々に国としてその形を成していった。

 しかし暗黒期の最中、一匹の異形の其達に国が襲われてしまった。その竜の姿をした其達は国唯一の姫を攫うと、「国から毎日一人、生贄を寄越せ。そうすれば姫は死なずに済む。」という歪んだ御標を国に下した。
 御標に抗う術を持たなかった当時の国王は、その御標に従い国民を一人、また一人と生贄に差し出していった。

 そんな日々が一カ月ほど続いたある日、一人の騎士が名乗りを上げた。「たとえこの身が歪みに侵されようとも、私が姫を救い出します!」と。
 そうしてその騎士は、自らが異形化するのも厭わずに竜に戦いを挑み、そして勝利した。見事悪しき竜を倒し姫を連れ帰ったその騎士は、異形化の影響で全身が黒ずんでいた。この史実から、この【騎士の国】では近衛騎士団の団長は代々"黒騎士"の称号で呼ばれるようになる。

 これらの話はこの国で人気のおとぎ話になっている。しかし実際の史実とは少し異なる。実際には、騎士は旅の紡ぎ手とともにその異形に挑んでおり、紡ぎ手の力もあったおかげで、完全に異形化せずに済んだのだ。さらに異形の竜も正確には倒したわけではない。旅の紡ぎ手が、その力を用いて一つの小さな【銀の指輪】に封印したのだ。この指輪は現在も【騎士の国】の国庫に厳重に保管されている。


■NPC

■"白姫"ブラン
 貴人/僧侶
「わたくしは、この国の民を守らねばなりません。」
 【騎士の国】のお姫様。18歳。女性。
 【騎士の国】王家のお姫様。正式名称は【ブラン・E・コルテージュ】。
 18歳という若さで、既に王族の責務を理解しており、国の政(まつりごと)にも積極的に参加している。両親や民の事を愛しており、国の為ならば命も惜しまなという思いを持つ。

 【騎士の国】の王族は、その起源が騎士であるという事から、代々戦闘技術も学んでいる。残念ながらブランには剣の才能は無かったが、それを補うほどの治癒術や戦略の才能と美しい美貌があった。そして彼女自身も勇猛であり、「戦の際には前線に立つ」と普段から豪語している。政治の面ではその美貌で優位に立ち、戦ではその戦略で敵を完封する。何物にも汚されないその様から、国の民たちは彼女を"白姫"と呼んでいた。

 最も信頼している人物は、幼いころから一緒に居る【"黒騎士"ノワール】だ。しかし彼に対する彼女の感情は、彼女自身にも分からない。

 演目中では、PC達が【"灰鼠"グリーズ】を見つけられるようにサポートをしてくれる。

 オリジナル特技【白姫の願い】
 タイミング:オート
 判定値:自動 難易度:なし
 対象:単体 射程:視界
 解説:この国の民を守りたいという、"白姫"ブランの願いが力となった特技。対象の使用する「タイミング:オートアクション」「判定値:自動成功」の特技を打ち消す。1ラウンド4回まで使用できる。

■"黒騎士"ノワール
 戦人
「俺は俺の騎士道に従い、姫とこの国をお守りする!」
 【騎士の国】の近衛騎士団の団長。35歳。男性。
 【騎士の国】の近衛騎士団で団長を務めている男。正式名称は【ノワール・リッター】。
 代々【騎士の国】の王家に仕えてきた騎士一族の一人。幼少の頃から騎士になるべく鍛錬を積んできたため、強靭な精神と肉体を持つ。

 自身の中に【騎士道】というものを見出しており、その騎士道に背く行いは絶対にしない。例としては、「嘘を吐かない」や「困っている者を放っておかない」などだ。

 若いころは騎士見習いとして王族に仕えており、その時に【"白姫"ブラン】のお付きとして色々と世話をしていた。その頃の関係もあって、彼女からの信頼は篤い。しかし彼女に対する彼の感情は、彼自身にも分からない。

 演目中では、異形を追い詰める為にPC達に協力してくれる。

 オリジナル特技【黒騎士の誓い】
 タイミング:常時
 判定値:自動 難易度:なし
 対象:単体 射程:視界
 解説:この国の民と姫を守るという、"黒騎士"ノワールの誓いが力となった特技。戦闘開始時に対象の「タイミング:常時」の特技を一つ選び、それを無効化する。この特技はノワールが[戦闘不能]または[死亡]している場合は効果を発揮しない。

■"灰鼠"グリーズ
 異形/日陰者/其達
「へへっ、悪いね。お宝があるとつい手が勝手に動いちまう。」
 各地で盗みを働く子悪党。?歳。オス。
 【左の地】の各国で盗みを働く子悪党。鼠の様な見た目をした其達で、大きさは10歳の人間の子供位あり、基本は二足歩行をしている。急ぐときは四足歩行に切り替え、ものすごい速さで動く。

 あくまでも盗みだけで、殺しなどの重い犯罪は犯した事が無い。そもそも本人も悪事を働きたいわけではなく、其達の本能として盗みを働いているだけである。但し彼はそれを楽しんでいるので、悪意が無いわけではない。

 本演目より少し前の時間軸では、【商いの国(MMp201)】で盗みを働いていた。しかしそこを仕切っている【赤銅の鈴(MMp209)】に目を付けられてしまい、逃れる為に【騎士の国】へとやって来た。

 演目中では、盗みを働いたことがばれてしまったので、ほとぼりが冷めるまで国内に潜伏しようとする。勿論PC達が探し出すので、隠れ続けることなどできない。彼を追い詰めていけば、指輪の歪みに侵され異形化した彼が襲ってくることだろう。

■邪竜
 異形/其達
「オノレ・・・キシ・・・オノレ・・・ツムギて・・・!」
 かつて"騎士の国"で暴れまわった異形の其達。竜の様な見た目をしており、異形化し黒くなったその見た目から邪竜と呼ばれていた。

 当時の国で姫を攫い、国民に姫の命を人質に生贄を要求していたが、勇敢に立ち向かう一人の騎士と、それを手助けした旅の紡ぎ手によって深手を負わされる。その隙に紡ぎ手によって小さな銀の指輪へと封印されてしまう。

 封印されてからも自我を保っており、指輪の中で自分が解放される時を待ち続けていた。その間にも、自分を封印した騎士と紡ぎ手への憎悪を募らせていた。


■演目背景
 本演目は、【左の地】の北西部の森の中に位置する【騎士の国】が、一体の異形によって混沌に沈んでいく物語である。

 舞台となる【騎士の国】は王政の国となっており、そこを治めるのは若き姫である【"白姫"ブラン】だ。そしてその姫を支えるのが、この国自慢の近衛騎士団だ。特に近衛騎士団の団長である【"黒騎士"ノワール】は、隣国にも武勇が轟く程の実力者だ。この国についての詳細は次項の【舞台設定】を参照すること。

 そんな【騎士の国】に、各国で盗みを働く【"灰鼠"グリーズ】が忍び込む。彼はお宝がありそうな所に侵入し、そのお宝を盗んで生計を立てている。この【騎士の国】も例外ではなく、城の宝物庫へと侵入されてしまう。城の宝物庫とはつまりは国庫である。勿論溢れんばかりのお宝でいっぱいだった。【"灰鼠"グリーズ】はそれらのお宝を、自前の麻袋にいっぱいになるまで詰め込み持ち出した。その際、妙に目を引いた【銀の指輪】もついでに盗んでいった。

 そうして【"灰鼠"グリーズ】が盗み出したこの一つの小さな指輪は、ただの銀の指輪ではなかった。かつてこの国を恐怖に陥れた異形を当時の紡ぎ手が封印した指輪だったのだ。強力な異形を封印した指輪は僅かに歪み続け、長い時を経て指輪そのものを魔道具へと変えていた。そうとも知らない【"灰鼠"グリーズ】は、その指輪を嵌めたまま国外へと逃亡しようとした。

 一方この国の近衛騎士団は、【"灰鼠"グリーズ】が国庫に侵入したことを敏感に察知していた。すぐさま国の門を閉ざし、彼が国外へ逃亡するのを防いだ。しかし、この判断は後に間違いだったと気づくことになる。

 演目は近衛騎士団が国門を閉ざす直前から始まる。PC達は国の人たちと協力して【"灰鼠"グリーズ】を探し出さなければならない。
 歪みをもたらす魔道具を着けている【"灰鼠"グリーズ】は、徐々に異形化が進行していき、その精神も伽藍へと近づいていく。時間が経過すると彼は歪みを国に降らす。最終的には彼と対決することになるだろう。

PC達がこの異形を探し出して倒すことによって、本演目は終わりを迎える。


オープニングフェイズ


■シーン1 "黒騎士"ノワール シーンプレイヤー:PC①
◆解説
 PC①のオープニング。
 ノワールとの巡回のシーン。

▼描写1
 雪に深く覆われた国。"騎士の国"。他国との揉め事もなく、付近に危険な
生き物もいないこの国は平穏な日々を過ごしていた。
 現在君は、この国の近衛騎士団の団長である【"黒騎士"ノワール】と国内の巡回をしていた。

□セリフ:"黒騎士"ノワール
 「今日も特に異常はなさそうだな。」
 「騎士としての力を振るう機会が無いのは良いことだが、活躍の場が無いというのも少し寂しいものだな。・・・おっと!団長の俺がこういう事を言うのは良くないか。PC①、今のは聞かなかったことにしてくれ。」

▼描写2
 いつも通りの巡回をしていると、突然城の方から警笛が鳴り響いた。あれは侵入者を知らせる笛の音だ。笛の音が響いてから数瞬のうちに、近衛騎士団の一人が馬に乗って君たちの方に駆けてきた。城内の宝物庫に賊が侵入し、国宝である【銀の指輪】を盗んでいったそうだ。
 逃亡を防ぐために、国門を閉める準備は既に出来ているそうだ。

□セリフ:"黒騎士"ノワール
 「なに!国宝が!?」
 「賊は宝を盗んだのならすぐに国外へ逃げようとするはずだ。であれば、この国唯一の国門を抑えれば逃亡は抑えられるはずだ。」
 (近衛騎士に向かって)「すぐに国門を閉めろ!絶対に賊を逃がしてはならん!」
 「PC①、念の為我々も国門へ向かおう。」

◆結末
 PC①が国門へ向かったらシーン終了。


■シーン2 冤罪の旅人 シーンプレイヤー:PC②
◆解説
 PC②のオープニング。
 国へ入国した直後からシーンを始めるかは、PC②と相談すると良いだろ。

▼描写1
 左の地北西部。雪と深い森に覆われた、地図にも載っていない小国。
 旅人である君はこの国"騎士の国"へとやって来た。
 入国審査を終え、国へと入る君。町並みを眺めながら街道を進んでいくと、前から走ってくる鼠の様な其達とぶつかってしまう。

□セリフ:鼠の其達
 「いてっ!・・・あいたたた。すいやせんね旦那!ちょいと急いでたもんで。」
 (宝石を投げて寄越して)「こいつはぶつかっちまったお詫びでさぁ。気にせんで下さい。まだまだいっぱいあるんでね。」
 「お怪我は無いですか?無いですね?無事ですね?・・・ではアッシはこれにて。オタッシャデー!」

▼描写2
 急いでいる様子のその鼠の其達は、君が来た方向、つまり国外へと走って行った。しかし何かあったのか、その其達が門へたどり着く前に国門が閉じてしまった。慌てた様子の其達は、近くの路地へと逃げていった。
 呆気にとられる君が正面へ向き直ると、そこには剣の切っ先を君の鼻先へと向ける騎士の姿があった。

□セリフ:"黒騎士"ノワール
 「見慣れぬ御仁よ。この国の者ではないな?であれば問おう!貴殿は賊か?」
 「その手に持っている物はなんだ!」
 「貴殿は怪しすぎる。疑いが晴れるまでは、一緒に居てもらおう。」

◆結末
 "黒騎士"ノワールとの会話が済んだらシーン終了。


■シーン3 退屈の終焉 シーンプレイヤー:PC③
◆解説
 PC③のオープニング。
 PC③が事件に興味を持たないと進まないので、もしもの時は近衛騎士などを用いてPC③を国門へ誘導すると良いだろう。

▼描写1
 ここ"騎士の国"はとても良い国だ。隣国とのいざこざもなく、危険な生き物が近場に生息しているわけでもない。食料も豊富で、自然豊かな穏やかな国になっている。
 そう、つまりは退屈な国だ。特に最近は国内での催しものも特に無いため、より一層退屈と言って良いだろう。そんな退屈ないつもの日常が、今日は少し違っていた。

 □いつもは夜にのみ閉まる国門が、音を立てて閉まっていく。現在は真昼間だ。何かあったのかもしれない。

◆結末
 PC③が国門へ向かったらシーンを終了する。


ミドルフェイズ


■シーン4 騎士の御標 シーンプレイヤー:PC②
◆解説
 最初のミドルフェイズ。PC達の合流シーン。

▼描写1
 "黒騎士"ノワールは国門の入国審査官と話をしていた。内容はもちろん、今日の入国者の数と出国者の数についてだ。
 話を終えたノワールが君たちの元へと戻ってくる。

□セリフ:"黒騎士"ノワール
 「入国審査官から話を聞いてきた。PC②殿、貴殿は先ほど入国したばかりだそうだ。・・・誠に申し訳ない!貴殿に対する数々の非礼、ここで詫びさせていただく。本当に申し訳なかった。」
 「拘束してしまいすまなかった。貴殿への疑惑は晴れた。国外へ出すことは出来ないが、貴殿を解放しよう。」

□お詫びとしてPC②は【命石(MMp136)】【雫石(MMp136)】を一つずつ貰える。

▼描写2
 ノワールがPC②に謝罪すると、PC達とノワールのそばの雪が積もった道に、急に文字が浮かび上がってきた。

 『黒き騎士は、三人の仲間と共にこの国に潜む邪悪を討ちました。---めでたしめでたし。』

 見た者は一様にこれが御標だと理解できる。

□セリフ:"黒騎士"ノワール
 「これは!・・・恐らくこの"黒き騎士"とは俺の事だろう。そして三人の仲間、これは状況から見れば、この場にいる者の事を指しているだろう。」
 「PC②殿、PC③殿。どうかこの私に協力してはくれないだろうか?」
 「無論、貴様は俺と共に来るよな?PC①。」

◆結末
 PC達がノワールに協力することを決めたらシーン終了。


■シーン5 賊を追う者達 シーンプレイヤー:PC①
◆解説
 情報収集シーン。本演目では情報収集シーンはここだけである。GMはこの事をPL達に伝えてもよい。

▼描写1
 こうして御標が下った君たちは、ノワールと共に国内に潜む賊を探すのだった。ノワールは国宝を盗まれただけあって、とても焦った様子だが、どうやら焦っているのはそれだけが理由ではないらしい。

□セリフ:"黒騎士"ノワール
 「別に隠し立てする事でもなし、仲間となった貴殿らには話していても良いだろう。実は、盗まれたという国宝【銀の指輪】には秘密がある。」
 「あの指輪はには、かつてこの国で暴れまわった異形の邪竜が封じられているのだ。強力な封印が施されているから、そう簡単には解放されることは無いはずだが・・・。」
 「万が一という事もある。一刻も早くあの指輪を取り戻し、今度こそ厳重に保管しなくては。」


情報項目

■賊の居場所 【社会】【知覚】難易度:8

□賊の目撃情報が集まる。城の裏手の城下町付近での目撃証言が多い。恐らく城下町の路地に潜んでいるだろう。


■封印された邪竜について 【社会】【縫製】難易度:8、12

8□かつて封印された邪竜とは、異形化した其達である。暗黒期の頃の話であるため、厳密な情報は残っていないが、おとぎ話の形でこの国に今も逸話が残っている。

12□当時の旅の紡ぎ手と騎士、二人の活躍によって、封印された邪竜はかなり弱まっている筈だ。仮に何かしらの要因で封印が解かれたとしても、当時ほどの力は無いだろう。


■当時の邪竜について 【意志】【感応】難易度:10

□当時を知る其達から、当時の邪竜について話を聞かせてもらえた。その巨躯はあらゆる生命よりも力強く、その皮膚は非常に頑強で、その爪は岩を雪の塊のように砕き、その瞳は見たものを凍らせる。
 このようなおぞましく恐ろしい邪竜に、たった二人で立ち向かった当時の騎士と紡ぎ手は、まさしく英雄だったという。

※邪竜のオリジナル特技【アシキモノ】の効果を知ることが出来る。GMはこの事を戦闘になるまでPLに伏せておくこと。


◆結末
 「■賊の居場所」の情報収集判定に成功したらシーンは終了となる。

※PC人数が2人の場合は、一人2回まで情報収集判定が出来ることにする。


■シーン6 ほつる路地裏 シーンプレイヤー:PC③
◆解説
 本演目初の「歪み表」を振るシーンでありミドル戦闘のシーン。

▼描写1
 情報を元に賊を路地まで追いつめた君たち。後数m進めば手が届くほどの距離まで追いつめたが、どうにも賊の様子がおかしいようだ。

□セリフ:鼠の賊
 「うう、クソッ!なんだ、なんだよこれ!体が、アッシの体が、黒く・・・」
 「ダレだ・・・オめぇハ、ダレなんだ!」
 「うう、うわぁぁぁ!」

□歪み表をROCする。

▼描写2
 鼠の其達の体が、徐々に黒く染まっていく。その浸食は、彼がつけた銀の指輪から広がっていた。その黒はどんどん彼の体を飲み込んでいき、しまいには彼の体から路地にまで浸食していた。
 路地の黒く染まった個所は、どうやらそのままほつれになったようで、その黒から歪みの化物が飛び出してきた。化物たちは君たち目掛けてとびかかってきた!

□大鼠(MMp240)×6と戦闘。この時ノワールは、他の大鼠と戦闘しているため、PC達に手を貸せない。もしもPC人数が2人の場合は、大鼠の数を4体に変更すること。

◆結末
 戦闘を終了したらシーンを終える。


■シーン7 一時の休息 シーンプレイヤー:PC②
◆解説
 一休みのシーン。購入判定などはここで行える。

▼描写1
 歪みの化物を倒し、周囲のほつれを繕った君たちは、完全に賊を見失っていた。次の行動を移す前に、ノワールの元に伝令の騎士が駆け寄ってくる。
その騎士の話では、賊の名前は【"灰鼠"グリーズ】だという事、グリーズの新たな居場所は他の騎士が全力で探しているため、団長たちには休んでもらいたいとのことだった。

□セリフ:"黒騎士"ノワール
 「我々は戦闘を終えたばかりだ。ここは他の者たちを信じ、我々は少し休息するとしよう。」
 「休むことも立派な仕事だ。万全の体調で挑まなかったばかりに、一大事となってはいかんからな。」

□ここで一人に付き一回購入判定を行える。もしも購入判定を行わなかった場合は、HP及びMPを1D6点回復してもよい。

▼描写2
 暫く休むと、またしても伝令の騎士が駆け寄ってきた。どうやらグリーズを捕まえる作戦をこの国の姫が直々に考えたそうだ。作戦を実行に移すために、君達も城へ来るようにとのことだった。

◆結末
 PC達が城へ向かったらシーン終了。


■シーン8 決戦の時 シーンプレイヤー:PC③
◆解説
 ミドルフェイズ最後のシーン。"白姫"ブランの初登場のシーンでもある。

▼描写1
 姫が立てたという作戦を聞くために、君たちは城へと戻っていた。謁見の間では、この国の姫である【"白姫"ブラン】が待っていた。姫でありながら他の大臣や騎士たちと机を囲み、作戦について話し合っている様だ。君たちが来たことに気付くと話しかけてくる。

□セリフ:"白姫"ブラン
 「ノワール!それに協力者の方々!来ていただきありがとうございます。」
 「事情は既に聞いています。我が国の為に尽力していただきありがとうございます。早速ですが、グリーズを捕らえるための作戦をお伝えいたします。」
 「彼の姿を見たのなら分かるかと思いますが、彼は異形化し始めています。既にその精神も侵されているようで、今では理性を失っています。」
 「ですが逆に、理性を失っているのなら誘い込むのは容易です。各所に騎士たちを配置して、この城へと誘い込みます。」
 「そうして誘い込んだところを、あなた達が討伐してください。」

▼描写2
 作戦は順調に進み、グリーズは見事城内へと誘い込まれた。城の中庭で待機していた君たちの元へ、全身が曇白と漆黒に染まった染まったグリーズが飛び込んでくる。グリーズが飛び込んだのを確認した騎士が扉を施錠し、中庭には君たちとグリーズだけが残っている。

□セリフ:"灰鼠"グリーズ?
 「うう、ダレダ。・・・ココは、シロか?」
 「ツムギて・・・キシ・・・オマエたちのセイデ。ううう!」
 「ユルサ・・・ナイ・・・。キシ、ツムギて!」

▼描写3
 グリーズがもがき苦しみだす。徐々にその体には亀裂が走り、周囲の空間が歪んでいく。
 グリーズの着けている指輪から、黒い泥のようなものが漏れ出し、それは徐々にグリーズを取り囲んでいく。泥は形を変えていき、次の瞬間には指輪がはじけ周囲一帯が泥に覆われる。

 黒い泥が晴れるとそこには、倒れ伏すグリーズととても大きな黒い竜が佇んでいた。
 黒い竜は君たちを一瞥すると、翼をはばたかせ城下町の方へと飛んで行った。竜が飛んで行った後に、グリーズが立ち上がろうとしている。
 ノワールはすぐさま竜の方へと駆け出して行く。グリーズよりも竜の方が危険と判断したためだろう。
 それを見たブランが、君達に向かって口を開く。

□セリフ:"白姫"ブラン
 「あなた達も彼と共に行ってください!この程度の賊、私とここにいる近衛騎士たちだけで十分捕らえられます!」
 「それよりもどうか、どうか彼の手助けをしてあげてください!」
 「彼を・・・頼みます。」

◆結末
 PC達がノワールを追ったらシーン終了。


クライマックスフェイズ


■シーン9 黒騎士の誓い シーンプレイヤー:PC①
◆解説1
 最終戦闘のシーン。戦闘最初の1ラウンドはイベント戦闘となる。GMは予め戦闘が冗長にならないように、この事実をPLに伝えてもよい。

▼描写1
 城から飛び去った邪竜は、どうやら城下町へと降り立ったらしい。町の開けた場所では、既に邪竜とノワールが対峙しており、ノワールはどうやら一人で邪竜を抑えているようだ。君達が加われば邪竜を打倒すのも苦じゃないだろう。
 ノワールに近づこうとしたその時、視界の端に逃げ遅れた子供を捉える。どうやらノワールと邪竜も子供に気付いたようだった。

□セリフ:"黒騎士"ノワール
 (PC達の方を見て)「お前たち!よく来てくれた!」

 (子供の方を見て)「子供!?しまった!逃げ遅れたのか!」
 

 □邪竜が子供に攻撃をし、それをノワールが庇う。邪竜の一撃をもろに食らってしまったノワールは気を失う。

□セリフ:邪竜
 「キシ・・・タオシた・・・ツギハ・・・ツムぎて!」

 『ツムぎて・・・キシ・・・このㇰに・・・スベテ・・・スベテもやシつくス!』

 □歪み表をROCする。

▼描写2
 邪竜の放った言葉は、御標だった。周囲にはほつれが走り、歪みの影響が国全体を覆っていく。このまま邪竜を放っておけば、この国は確実に滅びるだろう。君たちに狙いを定めた邪竜が襲い掛かってくる!

◆解説2
 イベント戦闘。この戦闘は1ラウンド経過したら終了する。この戦闘中、邪竜はオリジナル特技【アシキモノ】の効果が発動しているため、圧倒的な力を発揮する。1ラウンド経過したら戦闘を一時中断して描写3へ。

▼描写3
 その力はまさしく圧倒的だった。かつての逸話に描かれた伝説の邪竜は、その逸話にふさわしい力を備えており、今の君達では到底かなう相手ではなかった。勝機など微塵もなく、後はただ命の灯が消えるのを待つだけだった。
 そう諦めかけていた君たちのそばに、倒されていたはずのノワールが姿を現した。どうやら目を覚ました様だ。

□セリフ:"黒騎士"ノワール
 「これは、かなり厳しい戦いの様だな。正直俺も、骨の2、3本は折れているだろう。立っているだけでも苦しいほどだ。」

 (PCが子供について尋ねる)「あの子ならお前たちが戦っている隙に逃がした。お前たちのおかげだ。」

 「当時の騎士の無念が宿っているのだろうな。鎧から力が溢れてくるのを感じる。今のこの力なら、あの邪竜にも対抗できるかもしれない!」
 「あの邪竜は、かつての黒騎士が討ち損ねた悪しき異形だ。当時の騎士もさぞ無念であったろう。封じるのではなく、打ち倒したかったはずだ。」
 「邪竜の攻撃や硬い鱗は、この俺がどうにかしよう!」

 「どれほどの脅威だろうと、どれほどの苦境だろうと!我々騎士は、俺は!この国の民と姫を守る!それが、俺の誓いだ!」

◆解説3
 クライマックス戦闘。前のイベント戦闘で邪竜が使用していたオリジナル特技は、同じくノワールのオリジナル特技【黒騎士の誓い】によって打ち消される。戦闘は邪竜を倒す事で終了となる。

◆結末
 ノワールとの共闘により、何とか邪竜を打倒すことに成功した。PC達の元に声が響く。御標だ。

 『こうして、邪悪な竜と悪しき鼠は打倒され、騎士の国には平和が訪れました。ーーーめでたしめでたし。』

 どうやら国に広がるほつれも徐々に解消されていっている様だ。これでこの国に平和が訪れた。
 シーンを終了する。


エンディングフェイズ


 以下はエンディングプロットとなる。これまでの展開に応じて、自由にシーンを演出すると良いだろう。


 グリーズと竜を倒したことによって、この国に平和が訪れた。結果的に国宝は失われてしまったが、そもそもの原因となる悪しき竜を倒すことが出来たので問題はないだろう。城下町には竜による被害が多少なりとも出ているかもしれないし、全くの無傷でこの国を救ったかもしれない。
 国を救ったPC達は盛大に称えられるだろう。

■PC③:こうして君は、いつも通りの退屈な日々へと戻ってきた。この国に巣食う大きな問題も解決し、最早この国で大きな事件はそうそう起きないだろう。このままこの国での日常を謳歌しても良いし、別の国へ旅立つのも選択肢の一つだろう。

■PC②:国へ来て早々剣を突き付けられたり、大きな事件に巻き込まれたりと、この国での思い出はあまりいいものとは言えないかもしれない。そんな国に滞在していい思い出を作り直すのも良いし、早々にこの国を立ち去っても良いだろう。

■PC①:君と"黒騎士"ノワールの活躍は著しいものだ。姫からはもちろん褒賞を与えられるだろうし、国民からも大人気間違いなしだ。もしかしたらこの武勲は他国にまで轟いているかもしれない。国に残るのであれば、次期"黒騎士"の称号は君のものだろう。勿論、国を出るというのもあり得るかもしれない。


それぞれのエンディングを演出して演目は終了となる。


◆ アフタープレイ ◆

 演目の目的を達成した項目については、以下のように判断すること。

・"騎士の国"を救った:5点
・イベント戦闘で全滅しなかった:3点
・情報項目を全て調べた:2点


エネミーデータ


■邪竜

◆逸脱能力
 □□□□《虚構現出》(MMp125) 使用された逸脱能力を打ち消す。
 □《偽りの不死》(MMp126) HP・MP・BSを完全回復。
 □《虚無の現出》(MMp127) イニシアチブで使用。単体・視界の対象に5D6の実ダメージを与える。
 □□《完全否定》(MMp125) 受ける実ダメージを0にし、付随する不利な効果を全て打ち消す。自身のみ。
 □□《瞬速行動》(MMp126) イニシアチブに使用。即座にメインプロセスを行う。1ラウンド1回。自身のみ。
 □□《堕落の声》(MMp126) 判定直前に使用。単体・視界の対象の判定ダイスを-1D6する。判定直前に使用。
 □□《憤怒の一撃》(MMp125) ダメージロールで使用。ダメージロールのダイスを+8D6する。ダメージ対象が複数の場合は、単体にのみ適用。

 逸脱能力はGMが状況に合わせて使用すると良い。

◆パーソナルデータ(アシキモノ適用)
命:21 回:13 術:18 抵:12
行:18 HP:460 剥:30

肉: 48/+16 知:38/+12 感:35/+11
意:32/+10 社:32/+10 縫:29/+9

攻:〈斬〉+112+16D6
対:単体 射:至近
防:斬60 / 刺60 / 殴60

◆パーソナルデータ
命:11 回:3 術:8 抵:2
行:8 HP:150 剥:30

肉: 28/+9 知:18/+6 感:15/+5
意:12/+4 社:12/+4 縫:9/+3

攻:〈斬〉+11
対:単体 射:至近
防:斬0(3) / 刺0(3) / 殴0(3)

◆特技
【常時】
《無限の魔》(MMp238) 1
特技の代償が無くなる。
《無慈悲なる一撃》(MMp237) 2
自身のダメージロールに+2D6。
《呪い:マヒ》(MMp238)1
実ダメージを与えたらバッドステータスの「マヒ」を与える。

【オート】
《御標の託宣》(MMp238)
好きな御標を下せる。
《虚ろなる魂》(MMp236) 1
バッドステータスを受けた時にそれを回復する。重圧には使用不可。HP-3。

【セットアップ】
《死をもたらす者》(MMp119)1
ダメージ+2D6。防御修正を()内のものに変更。

【マイナー】
《範囲攻撃》(MMp238)3
攻撃対象を範囲(選択)に変更する。1シーン3回。
《殺戮衝動》(MMp118)3
攻撃対象を範囲(選択)に変更する。1シーン3回。
《歪な爪》(MMp117)1
素手のデータを「命中:0」「攻撃力:〈斬〉+13」に変更。
《影無し》(MMp117)1
マイナーアクションを即座に2回行う。1シーン1回。

【メジャー】
《曇白の毒蛇》(MMp119)1
命中判定+2の物理攻撃。実ダメージで邪毒1を付与。

【オリジナル特技】
《アシキモノ》1
タイミング:常時
判定値:自動成功  難易度:なし
対象:自身  射程:なし
代償:なし
効果:邪竜が伝説の悪しき竜であることを表す特技。全ての基本能力値に+20し、全ての戦闘値に+10し、さらに全ての防御修正に+50し、さらに耐久力に+300し、さらに攻撃力に+99し、ダメージロールに+16D6する。修正後のデータは見やすいように別途用意する。GMは間違えないよう注意すること。

◆行動指標
 以下に【邪竜】の戦闘での行動指標を記載する。ここでの行動指標とは、各タイミングに対してどういった行動を取るかを特技・逸脱能力をまとめて書いているものを指す。各行動指標には独自に名前を設定しており、後述する戦闘プランで使用する。名前にはあまり深い意味はない。

 また、クライマックスフェイズでは戦闘が2回に分けられている。最初の戦闘は所謂イベント戦闘となり、2回目の戦闘が本番となる。下記の行動指標はイベント戦闘でのものを先に、2回目の戦闘での指標を後に記載している。GMは間違わないように注意すること。


戦闘1回目。

【セットアップ】死をもたらす竜
《死をもたらす者》(MMp119)1
タイミング:セットアップ
対象:自身 射程:なし
解説:かつて振るった邪竜の力を解き放つ行動。シーン中の自身のダメージロールに+2D6し、各防御修正に+3する。

【攻撃】邪竜の吐息
《曇白の毒蛇》(MMp119)1 + 《範囲攻撃》(MMp238)1 + 《死をもたらす者》(MMp119)1  + 《無慈悲なる一撃》(MMp237) 2 + 《歪な爪》(MMp117)1 + 《影無し》(MMp117)2 + 《呪い:マヒ》(MMp238)1 + 《アシキモノ》1
タイミング:マイナー+メジャー+常時+セットアップ
判定値:23 難易度:対決
対象:範囲(選択) 射程:至近
攻撃力:〈斬〉21D6+112。
解説:かつての邪竜の力を遺憾なく発揮したブレス攻撃。攻撃で1点でもダメージを与えたならBSの邪毒1とマヒを与える。


戦闘2回目。

【攻撃(1~2回目)】邪竜の吐息
《曇白の毒蛇》(MMp119)1 + 《範囲攻撃》(MMp238)1 + 《死をもたらす者》(MMp119)1  + 《無慈悲なる一撃》(MMp237) 2 + 《呪い:マヒ》(MMp238)1
タイミング:マイナー+メジャー+常時+セットアップ
判定値:13 難易度:対決
対象:範囲(選択) 射程:至近
攻撃力:〈斬〉5D6+11。
解説:力を封じられ弱まったブレス攻撃。攻撃で1点でもダメージを与えたならBSの邪毒1とマヒを与える。

【攻撃(3~5回目)】邪竜の暴虐
《曇白の毒蛇》(MMp119)1 + 《殺戮衝動》(MMp118)3 + 《死をもたらす者》(MMp119)1  + 《無慈悲なる一撃》(MMp237) 2 + 《呪い:マヒ》(MMp238)1
タイミング:マイナー+メジャー+常時+セットアップ
判定値:13 難易度:対決
対象:範囲(選択) 射程:至近
攻撃力:〈斬〉5D6+11。
解説:衝動の赴くままに暴虐の限りを尽くす攻撃。攻撃で1点でもダメージを与えたならBSの邪毒1とマヒを与える。

【攻撃(6回目以降)】邪竜の爪
《曇白の毒蛇》(MMp119)1 + 《死をもたらす者》(MMp119)1  + 《無慈悲なる一撃》(MMp237) 2 + 《呪い:マヒ》(MMp238)1
タイミング:メジャー+常時+セットアップ
判定値:13 難易度:対決
対象:単体 射程:至近
攻撃力:〈斬〉5D6+11。
解説:鋭い邪竜の爪での攻撃。攻撃で1点でもダメージを与えたならBSの邪毒1とマヒを与える。

【BS獲得時】竜の生命力
《虚ろなる魂》(MMp236) 1
タイミング:オート
対象:自身 射程:なし
解説:BSを付与されたときに使用。HP-3してBSを回復する。但し重圧には使用できない。


■初期配置
 PC全員と【邪竜】とでひとつのエンゲージを構成する。
 2回目の戦闘ではPC全員と【邪竜】と【"黒騎士"ノワール】で一つのエンゲージを構成する。

■戦闘プラン

1回目の戦闘

●セットアップ
邪竜の【死をもたらす竜】を使用して、攻撃力や防御修正値をあげておく。この行動はシーン中継続する効果なので、2回目の戦闘開始時には使用しなくてよい。

●メインプロセス
【邪竜の吐息】で攻撃をする。オリジナル特技《アシキモノ》の効果で邪竜は非常に強くなっている。PC達が何をしてきても、大した効果は無いだろう。基本的には普通に戦っているだけでいい。

●その他
BSを受けたなら【竜の生命力】を使用する。


2回目の戦闘

●セットアップ
先ほどの戦闘で既に行動している筈なので、特にやることは無い。何かしらの要因で【死をもたらす竜】を使用出来ていなかった場合は、ここで使用する

●メインプロセス
基本は【邪竜の吐息】および【邪竜の暴虐】で攻撃をする。この二つは範囲攻撃用の特技が違うものというだけで、効果に違いは無い。
6回目以降の攻撃では、範囲攻撃用の特技の使用回数切れにより、単体への攻撃となる。これ以降マイナーアクションは使用しないので、好きなことに使うと良いだろう。

●その他
BSを受けたなら【竜の生命力】を使用する。

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