2017年12月16日更新

あなたの腕に魅了されて

  • 難易度:★★|
  • 人数:1人~3人|
  • プレイ時間:1時間(ボイスセッション)

『腕がない奇妙な死体、大量に見つかる。そんなニュースをあなたは目にした』
美しい腕に魅了された魔術師によって誘拐された探索者たちのお話
推奨技能:目星、聞き耳
ソロでもまわせるシナリオとなっています
難易度は高くないので割りとさくさく進める事が出来ると思います
※エンディングによっては後遺症が残ります

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ストック

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コメント

導入

朝起きると、「腕が無い奇妙な死体、大量に見つかる」とニュースで大きく取り上げられていた
 不気味に思いながらも、あなた達はいつも通りの日常を過ごすだろう
 そして薄暗くなった帰り道、あなた達は唐突に、今朝見たニュースを思い出す
 怖くなり早く帰ろうと走り出すが、突如、とても立ってはいられないような激しい頭痛に襲われ、ばたりとその場へ倒れ込む
 助けを呼ぼうとするが、口からはぜえぜえと空気が吐き出されるばかりで声にならない
 そしてあなた達の意識は闇に飲まれていく
  
目が覚めると全く見覚えの無い場所に居たあなたは、部屋をぐるりと見渡し、あなた以外にも人が倒れていることに気がつきます
床にはメモが落ちています
※RPを始めてください
  
目星
 壁…自分たちがいる部屋は円形になっていることが分かります
そして扉が北南西東に4つついています
それぞれ、北が赤い扉、東が青い扉、南が黄色い扉、西が緑色の扉と色がついています
  
床…メモが一枚落ちています
表には「子から右回りに」とだけ書かれています
メモの裏には「ここから出たいのなら正直者を見つけ出せ
嘘つきの戯言には耳を傾けるな」と書かれており、その下には問題が綴られています
  
馬「嘘つきは鳥だ」
鳥「馬は嘘を言っている」
鼠「僕は嘘つきじゃないよ」
兎「鳥が嘘つきだ」
猫「鼠が言っていることは本当さ」
  
(解)正直者は鳥
馬が本当の事を言ってると仮定
すると兎の嘘で矛盾
  
鳥が本当の事を言ってると仮定
矛盾は起らない
  
鼠が本当の事を言ってると仮定
すると猫の嘘で矛盾
  
兎が本当の事を言ってると仮定
すると馬の嘘で矛盾
猫が本当の事を言ってると仮定
実際には猫以外が全員嘘なので矛盾
よって本当の事を言っているのは鳥
  

赤い扉を見る

 鼠の模様が描かれた赤い扉です
 鍵は掛かっておらず、容易に開けられるでしょう
  
赤い扉に聞き耳
 特に聞こえてくる音はありません
  
赤い扉を開ける
 扉を開けると、そこからひんやりとした空気が流れてきます
 部屋の真ん中には大きな黒いテーブル、隅の方には棚があるのが分かります
 薬品特有の香りを纏った此処は、実験室の様に見えました
  
部屋の壁に目星or壁を触る
 4方向全て壁を見て、(もしくは触って)あなたは扉の正面にある壁だけ温かい事に気づくでしょう
※蹴ったり叩いたりしても壊すことは不可能
  
その壁にさらに目星
 『本当にこの先に進むの?』と紙が貼られています
  
黒いテーブルを見る
 黒いテーブルを見ると、学校で見たことのあるような実験器具から始めて見るような物まで、様々な実験器具がテーブルの上に乱雑に投げ出されています
  
テーブルに目星
 そしてテーブルには「腕は本人の元へ」と小さく彫られているのを見つけます
※中央の部屋にあったメモを解けていれば、鼠の部屋の言っていることは嘘だとわかる
 よって、腕を持ち出したり、持って帰ろうとするのはいけない、と言うことが分かるはず
  
棚を見る
 可愛らしい小瓶に入った赤色の液体を見つけます
※血液ではないかという発想に至った探索者はSANチェック0/1
  
棚に目星
 ビーカーやフラスコの下に、小さい鍵が下敷きになっているのを見つけます
※兎部屋の保管用ショーケースの鍵
この鍵を使って取り出せば、傷つけずに取り出せる
  

青い扉を見る

 扉を開けると、あなた達は目を見張ります
 なぜなら、ショーケースのなかに保存され飾られている大量の腕を見てしまったからです
 この異常な光景を目の当たりにした探索者はSANチェック3/1d6
  
腕を見る
 どの腕もガラスのショーケースに入れられ保管されています
 ショーケースには鍵が掛かっており、開けることは出来ません
※鼠部屋で見つけた鍵を使えば開けることが可能
どのショーケースもこの鍵で開けられる
  
ショーケースに目星
 あなたがふとショーケースに目をやると、傷が付いたショーケースが目につきます
 どうやらそれは引っかき傷のようでした
 そしてあなたは気づいてしまいます
 そのショーケースの傷は、外側からではなく、腕が飾られている内側から付けられたということに
SANチェック0/1
  
 相当な力で引っ掻いたのでしょう、爪は所々剥がれ、滲んだ血がどす黒く変色していました
※この腕に応急手当を行い成功だと進む部屋を間違えてもhappy end 2
  
鍵を使って腕を取り出す
鍵を鍵穴に差し込み回すと、カチリと耳障りの良い音とともにショーケースは開くでしょう
 あなたはショーケースから腕を取り出すことが出来ました
※この腕を持って帰るとEND3確定
  
ショーケースを割って腕を取り出す
 色白な手で、手の甲にあるほくろが魅力的な腕でした
 ショーケースを勢い良く割ると、ガラスの鋭い破片が飛び散り、腕を傷つけます 
 引き裂かれた皮膚からは、真っ赤な鮮血がこぼれ落ちます
SANチェック0/1
  
部屋の壁に目星or触る
あなたは扉の正面にある壁だけ腕が飾られていないこと、そしてこの壁だけ温かいことに気がつくでしょう
※蹴る、叩くなどしても壊すことは不可能
  
その壁にさらに目星
 『この選択肢で間違いない?』と紙が貼られています
  
部屋全体に目星
 (探索者の人数)分のまだ何も入れられていないショーケースを見つけます
アイデアor以下の発想に至った人
もしかすると自分たちの腕もここに入れられてしまうのでは?と思ってしまった人はSANチェック0/1
  

棚を見る
 可愛らしい小瓶に入った青色の液体を見つけます
  

黄色い扉を見る

 馬の模様が描かれた黄色い扉です
 鍵はかかっておらず、容易に開けられるでしょう  
  
黄色い扉に聞き耳
 特に聞こえてくる音はありません
  
扉を開ける
 扉を開けると、機械油のような香りが充満しています
 部屋の彼方此方には何に使うのか良く分からない大きな機械やノコギリ、ハンマー、バール、チェーンソーといった工具が積み上げられています
 そしてそのようなものに埋もれて、きらきらと蛍光灯の光を反射している物が探索者の視界に映ります
※上記のモノ以外が欲しければ幸運
  
光っている物を見る
 可愛らしい小瓶に入った黄色の液体を見つけます
  
部屋の壁に目星or触る
 部屋の壁を見る(触れる)と、扉の正面にある壁だけ温かい事に気づくでしょう
※蹴ったり叩いたりしても壊すことは不可能
  
その壁にさらに目星
『この先に進んで悔いはない?』と紙が貼られています
  
工具の山に目星
 『ショーケースから腕を助け出しておやり』と書かれたメモを見つけます
 ※馬は嘘つきなのでこの発言は嘘ということになるので、助け出すのは駄目なことだと分かるはず
  
 すると工具の山から金槌が転がり落ちてきます
  

緑色の扉を見る 

 鳥の模様が描かれた緑色の扉です
 鍵は掛かっておらず、容易に開けられるでしょう
  
緑色の扉に聞き耳
 特に聞こえてくる音はありません
  
緑色の扉を開ける
 扉を開けると、正面を除く全ての壁に、天井につきそうな程巨大な本棚が設置されています
 中央にはホコリの積もった木製のテーブルが一つ
 そしてその上には可愛らしい小瓶に入った緑色の液体が置いてあります
  
右側の本棚に図書館
 びっしりと隙間なく並べられた本と本の間から、紙が飛び出しています
  
見る
 干支が円形に書かれた紙のようです
※画像を表示
  
左側の本棚に図書館
※成功で時間短縮
本棚の一番上に、緑色の背表紙の本を見つけます
※普通じゃ届かないので、幸運で脚立を探したり、肩車(STR対抗)で取る
  
左の本棚から手に入れた本を読む
 緑色の背表紙の本を捲ると、中から一枚の紙が落ちてきます
 「薬が揃ったのなら、正しい順序で混ぜれば良い
後はそれを正直者の壁へ
チャンスは一回だけ
失敗は許されない」
と書かれています
  
壁に目星or触る
 扉の正面にある壁だけ、温かいことに気がつくでしょう
  
壁にさらに目星
 「君は本当にこれでいいんだね?」と書かれています
  

小瓶の液体を混ぜる

 赤(ネズミ⇒子)→青(うさぎ⇒卯)→黄(馬⇒午)→緑(鳥⇒酉)の順番で混ぜるのが正解 
 実験室にいけばビーカーなども沢山あるのでそれをつかえば良い
  
薬を混ぜる(正しくても正しくなくても無色透明)
 その液体はみるみる無色透明な水のようなものに変わります
  
Happy end 1
出現条件
・正直者の壁へかける、正しい調合をする
 あなたがその液体を壁にかけると、液体がかかった場所から徐々に溶け出し、ぽっかりと壁に穴が空きました
 壁の向こう側は真っ白な世界が広がっており、遠くには微かに自分たちがいた世界が見えています
    
進む
 一歩、また一歩と踏み出していくと、淡く温かい光にのまれます
 あなたはその温かい光に身を任せながら、目をつぶる
 次に目を開けると、あなたは見慣れた自身の自室に居ることでしょう
様々な疑問が湧き上がり、あなたを混乱させます
ですが、生きて帰れたことにあなたは心から安堵し、目には微かに涙を浮かべました
 あなたはまた、いつも通りの日常を送ることが出来るでしょう
シナリオクリアです。おめでとうございます。 
クリアボーナス
SAN回復 1d10
心理学+20
  

Happy end 2
出現条件
・間違った部屋に進んだが爪が剥がれていた腕に応急手当を施していた
・※調合はあっていても間違っていてもかまわない
 あなたが真っ暗な部屋を進んでいると、頭に直接声がひびきます
「あなた、あの腕を治してくれたのね
本当は間違った部屋に入ると、腕だけ私が取ってしまうのだけれど、あなたはあの腕を治してくれたから特別よ
元の世界へ帰してあげるわ」
 女性の透き通った声を聞き届けると、眩しい光に包まれ、あなたはぎゅっと目を瞑る
次に目を開けると、見慣れた天井、嗅ぎ慣れた部屋の香り、お日様の暖かさにあなたはベッドから起き上がります
 生きて帰って来れた。という事実からあなたは安堵し、目には涙がたまります
 あなたは元通りの日常を送ることが出来るでしょう
 シナリオクリアです。おめでとうございます。
クリアボーナス SAN回復 2d3
心理学 +20
  

Bad end 1
出現条件
・間違った薬品の調合で壁にかける
 あなたは壁に無色透明な液体をかけますが、壁に変化を感じられません
 すると、何処からか声が聞こえてきます
「ナゾは解けなかったようですね
残念です
失敗者のあなた達は私のコレクションの一部になってもらいます」
 その声を聞き届けたと同時に、視界は歪み、眠気があなた達を襲います
 その眠気に飲まれるように、あなた達はその場に崩れ落ちました
 後日、ニュースで「またもや腕なし死体見つかる」と大きく取り上げられます
 (名前)さん ○歳 (職業)
 あなたたちは、頭痛が起こった場所で、腕がない状態で発見されるが、その死体に腕は無かった
 あなたたちの腕だけはあの空間に取り残され、コレクションとして生き続けるだろう
空っぽだったショーケースには、あなたたちの腕が飾られていた
Bad end 1 ロスト
  
Bad end 2
出現条件
・薬の調合は合っていた
・進む部屋を間違えた
 真っ暗な闇の中を歩いてゆくと、ぼんやりとした光に包まれ、心地の良さに目を瞑る
聞き耳
「お前は失敗だ」と聞こえる
 どきりとして、目を覚ますと見慣れた自室であった、やけにリアルで嫌な夢だったなぁと、汗でへばりつく髪をどかそうと腕を動かしますが、あなたは違和感を感じます
 視線を腕にやると、そこにはあるはずの腕がなかったのだ
 あなたはただただ絶望することしか出来ないだろう

異常な状態と混乱により探索者はSANチェックです
10/1d20
Bad end 2
※これからこのキャラを使う場合は、手を使う技能が使えなくなります
義手などをつけるのであれば技能に-20で判定
  
Badend 3
出現条件 腕をどれか一つでも持ち帰った
※薬品の調合はあっていても間違っていても持ち帰った時点でこのエンドとなる
 ぽっかりとあいた穴の向こう側には真っ暗な世界が広がっています
 足を踏み入れ、数歩歩いたところで、女性の怒り狂った声が聞こえてきます
『私のコレクションを持ち出すだなんて何て奴だ!!!!そんなに欲しいならくれてやろう!!!!
持ち出そうだなんて愚かな真似をした自信を悔やみたまえ!!!!』その声を聞き届けた瞬間、視界は真っ白になり、次に目を開けると、自室の中でした
体は気だるく、体の片側がいつもより重かった
 視線をふと右腕の方にやると、あなたは驚愕します。なぜなら、あなたの右腕がもう一本増えていたからです。
増えたもう一本の腕は、ひどく冷たかった
Sanc 5/1d10
※腕を取り除くのならば1d6か月間入院をするということでしばらくこのキャラを使うことはできません
  
Badend 4
出現条件
・保管されていた腕を傷つけて取り出した
・薬の調合はあっていた
黒い空間
 遠くには元の世界が見えています
 駆け出そうとすると、何処からか声が聞こえました
「わたしのコレクションによくも傷を付けたな…
本当は殺してやりたいが、お前のその腕と交換で許してやる」その言葉を聞き取ると同時に、この空間が崩壊を始めます
 あなたは驚き、全速力で走り抜けた
光の眩しさに目を瞑る、再び目を開けると、そこは見慣れた自室であった
 起き上がろうと手をつくと、腕に電流が走ったかのような鋭い痛み、そしてシーツや服には赤いシミが点々と出来ていた
 あなたは一体なにがあったのかと、自分の腕を見る
 するとその両腕は、ガラスのような鋭利なもので切り裂かれたと思われる傷跡
 色白で手の甲のほくろが魅力的なその腕は見る影もなくなり、そこから大量の血がとめどなく溢れていた
SANチェック 3/1d5
Bad end4
※これからこのキャラを使う場合は怪我の後遺症として、手を使うものには幸運をふってから技能を振ることになる
※この怪我は病院などで治るものではない特殊なものなので治療することは不可能
  

あらすじ

事件の黒幕は魔術師
魔術士は美しい腕が好きだったため、コレクション置場兼、あたらしい腕探しのためにこの空間を作り出した
探索者たちは新しいコレクション候補である
  

解説

中央の部屋にあったメモの謎が解ければ、このシナリオはクリアしたも同然
鳥以外の部屋は嘘つきの部屋なので、そこで発言していることは全て戯言、偽り、嘘なので
「手を救い出せ」は鵜呑みにしてはいけない
  
この部屋の位置関係は干支を時計で並べたときの並び方
「子から右回りに」はネズミから右回りに
という意味で、この順番で小瓶の液体を混ぜていけば良い
あとはこれを正直者の部屋の温かい壁にかければ生還
  
間違った部屋or間違った順序での薬の調合をすると、真っ白な空間ではなく真っ黒な空間が広がる
  
Happy end 2
は、応急手当に成功した者、そして間違えた部屋に入った者のみ生還できる
この場合は薬の順序が間違っていても、壁が溶け出す
応急手当をやっても失敗すればこのendには進めない
  
小瓶に入った液体ですが、私も成分はよく分かりません
おそらく魔術士が作ったのでしょう
  
どの部屋の壁も一面だけ温かいのは、向こう側になにかあると思わせたかったから
正解の部屋の壁に液体をかけると、嘘つきのネズミ、兎、馬の模様を中心に血が飛び散っている
赤黒い文字で『嘘付き者には断罪を』と扉に書かれる
  
クリア特別報酬
物の真偽をを見極める力 心理学+20
  
※エンディングによってはひどい後遺症が残る場合があります

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みむりと言います 時々シナリオ投稿してます まだまだ拙い文章ですがプレイして頂けると嬉しいです 感想お待ちしています☺

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