2018年05月22日更新

不死の愛

  • 難易度:★★★|
  • 人数:1人~3人|
  • プレイ時間:1~2時間(ボイスセッション)

男には娘がいた。しかし娘はけして治ることのない、不治の病を患っていた。そんな男に近づく一人の影。男は手を伸ばす。
『自分の欲のために、他の何をも犠牲にするその精神、大変気に入った。』
不敵に微笑むと、とある邪神はその手を掴んだ。
これは邪神にすがってしまった一人の男のお話。記憶が無い探索者が目覚めたのは、薄暗い牢屋の中だった。
推奨技能:目星 図書館 聞き耳
準推奨技能:コンピューター 英語
クリア条件:娘と父親を会わせる

4735

14

ストック

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導入

あなたは目を覚まします。そこは湿った薄暗い牢屋のような場所です
持ち物は無く、病衣のようなものを着ています
手首には番号が書かれたタグを巻き付けています
回りを見渡せばあなた以外にも人が居ることに気がつくでしょう
そしてあなたは自分が今まで何をしていたのか、数日前の記憶が無いことに気がつきます。
不安感からsanチェック1/1d3
※自分の名前などは覚えています
※ここまでが導入です。RPを開始してください
  

牢屋1

かび臭く、古びた牢屋です。ひび割れたコンクリートから水が滴っています。
明かりは廊下から差し込む数個の裸電球の明かりしかないため、とても視界が悪いです。
そして牢屋の扉は数センチほど開いています
牢屋のなかには、椅子、毛布、トイレがあります。
  
手首のタグ
※何番でも構いません、但し番号が被ることはないように
0286はすでに使われています
取ることは出来ない
  
牢屋 目星-20
天井板の一つに違和感を感じる
天井板
※椅子を使うことによって調べることが可能。しかし椅子を使うと調べ終わった後壊れます
天井板に触れると、その板のみ外せることがわかります
板を外すと、中からは鉄でできた鍵が出てきます
※この鍵はほかの牢屋を開けることが可能
  
椅子
ところどころが腐っています。ぐらぐらと揺れ今にも壊れてしまいそうな椅子です。
※椅子を使う場合は幸運を強制で振ってもらい失敗だった場合は鍵を入手後、椅子が崩壊し床と激突。耐久値-1
  
毛布
人数分の汚れた薄い毛布。ほつれている。
  
自分の体を見る。などといった発言があった場合
腕に無数の内出血の痕があることに気が付く
それは古めのものもあるし、比較的新しいものもある
アイデア
それは注射の痕だとあなたは気づくだろう
  
トイレ
清潔とはいえないトイレ
辺りには異臭が漂っている。
トイレの回りにはべたべたとした液体が飛び散っている
  
医学 それは胃液であることがわかります
  
牢屋 扉
3センチほど開いています
押せばすんなりと開ききります
※扉からでた探索者は強制聞き耳
成功→呻き声が聞こえます。
クリティカル→子供の声のようでした。
  

地下牢屋 廊下

薄暗くじっとりと湿っている
自分がいた牢屋以外にも牢屋が2つあることがわかります
そして廊下の先には鉄扉があります
'画像'
  
廊下 目星 -10
廊下の天井の角になにかきらりと光るものがあります
よくみたあなたはそれが何かわかります
監視カメラです。作動しています。
  

牢屋2

殆ど光がさしておらず、中の様子が見えない
聞き耳 (強制聞き耳が成功していれば同じ呻き声だとわかる)
呻き声が聞こえる
  
目星 -20
牢屋の奥のほうに人が倒れています。
  
牢屋の扉
鍵がかけられており開けることができない
天井から見つけた鍵を使う
かちりと音がし、扉が開きます
※南京錠の耐久値は10くらい。壊せないことはない
   
牢屋へはいる
部屋にあるものは自分がいた牢屋と同じです
牢屋の奥の方に人影が見えます。
短い白髪をもった少年のようです。床に倒れこみ、小さく唸っています。
  
白髪の少年
少年の体は冷えきり震えています。12歳くらいの子供で外国人です。その少年は暗闇でもはっきりと分かるくらい容姿が整っています。(app18)
服はあなたたちと同じ白い病衣を身につけ、手首にはタグがついています。
  
呼び掛ける
少年は「さむい」と小さく呟いています
  
少年の手首のタグ
0286
  
少年 目星
腕に無数の内出血のような痕がある
  
※少年は毛布で暖めてあげることで目を覚まします
  
少年を毛布で暖める
少年の体は徐々に熱を持ちはじめると、少年は目を覚まします
※1d(探索者人数)で振りあたった人は少年と目が合い、以下のことに気が付く
あなたは少年と目があいます。少年の瞳は左が黄色、右が青色の美しいオッドアイでした。
  
少年は口を開きます。「僕の名前はノア。すごく寒かったんだ。助けてくれてありがとう。」といって微笑みます。
「僕、数日前の記憶が全く無いんだ、お兄さんやお姉さんは何が覚えてる?」と聞いてきます。
  

牢屋3

鍵がかけられている
※南京錠の耐久値は10
  
開ける
置いてあるものは同じようです。
  
牢屋 目星-20
隅の方に紙が一枚
「次だ、次だ次だ次だ次だ次だ次だ次だ次だ」と赤黒い文字で一面に書かれていました。
壁には引っ掻き傷のようなものがあり、点々と血痕が残されていました。
Sanc1/1d3
  
毛布 目星
毛布の下に手首のタグが落ちています。ハサミのような鋭利なもので切り取られたようです。
番号は0100
  
廊下 鉄扉
鍵がかけられています(天井の鍵では開けられません)
鍵穴がなく、差し込み口があるためカードキーのようです。
  
聞き耳 足音が聞こえる。どうやらこちらに向かってきているようだ
独り言を言っています。どうやら牢屋の鍵をどこかに落としてしまったという内容のようです。
※リアル時間30秒でどういった行動を取るか決めさせて下さい
  
戦闘という選択の場合
攻撃をしようとすると男性は両手をあげ、自分に戦う意志が無いことを示します。
男性は「なぜ牢屋から出ている?……まぁいまはそんな事はどうでもいい。俺は君たちを助けたい。詳しく話すには時間が無さすぎる。どうかここから逃げてくれ。」そう懇願すると鉄扉を開けるためのカードキーをあなたに渡します。
「俺はカードキーが無くても、鍵を解除することが出来る。問題ない。早く行くんだ。」そう急かす男性の顔はすこし悲しそうでした。
  
カードキーを調べる
裏にローマ字で 「コトハ セナ」 と書かれていました
  
牢屋に隠れるなどといった行動の場合
荒々しく扉を開けると、白衣をきた男が入ってきます
回りを見渡して鍵が無いことがわかると大きくため息をつきます
視線をあなたたちの方へ向けるとなにか呟きます
  
聞き耳 「そろそろ記憶が混濁してくるぐらいだな……これくらいの事しかしてやれなくてすまない。どうかここから逃げてくれ。」そう懇願すると鉄扉を開けるためのカードキーを牢屋にそっといれてくれます。
男性は悲しそうな顔をしながら、その場を立ち去ります。
  

鉄扉

開ける
上に続く階段になっています
道は狭く横並びでは進めそうにありません
頼りなく裸電球があなたを照らします
階段を上りきるとそこにはスライド式の扉が一つ。鍵は掛かっていません。
聞き耳 聞こえる音は特にない
目星 F1と書かれている
扉を開けると、そこは蛍光灯の光がまぶしい、白を基調とした清潔感のある廊下に続いていました
静まりかえっている廊下には薬品の香りが充満しています
  

F1

'画像'
廊下 目星
天井の角に監視カメラがあります。作動しているようです。
  
廊下の左右に扉がいくつかあります。上に続く階段もあります
  

扉1 「研究員 休憩室」と書かれています

中にはいると、ベッドが沢山置いてあります。仮眠や休憩をする部屋だと思われます。
6台あるベッドのうち5台はほとんど使用感がなく、一台だけ使われているようです。
  
目星 使われているベッド
ベッドにネームがかけられています
そこにある名は「瀬名 言葉(せな ことは)」です
枕の下から鍵が見つかります
  
使われていないベッド
清潔なシーツと毛布、おそらくもうずっと使われていないでしょう
  

扉2 「図書室」と書かれています

中にはいると、至って普通な図書室があります
本棚には隙間なく、本が敷き詰められています
中央にはテーブルと椅子があり、牢屋で見た男性がテーブルの上の分厚い本を読んでいます
  
分厚い本
表紙には何も書かれていません
中を開くと、それはアルバムでした
牢屋でみた男性を含めた六人の男女や、仲の良さそうな家族写真などが沢山貼ってあります
  
六人の男女の写真
目星 剥がしたようなあとが残っています
写真の裏
「言葉を残して、皆居なくなってしまった。なぜ理解してくれないのだろう。何が駄目だった?何がいけなかった?もう私にはわからない。」
  
家族写真
父親と母親、そして少女と少年が写っています
そこに写る女性はとても美人です。少女は幼いながらも母親の面影がみえます
目星 剥がしたようなあとが残っています
アイデア(一番高い人のみ) あなたはその少年に、どこか見覚えがあります。
その少年は瀬名言葉にそっくりでした。
※少女の年齢は5歳くらい。少年は8歳くらい両親は30代くらい
  
写真をよくみる
裏に文字が書いてあります
「かけがえの無いものを得てしまった私は、それを失うのがひどく恐ろしい」
字は所々が滲んで掠れています
  
本棚 図書館
沢山ある本のなかから、英語の辞典をみつけることが出来ました
さらに図書館でコンピューターの本も手に入れることができる
  

扉3 「研究室」と書かれています

中にはいると、廊下に充満している薬品と同じ香りがすることがわかります
大きなモニターがあり、その1つは監視カメラの役割を。もう1つは英語がかかれた画面を写し出しています
デスクが六台あります。そのうちの1つのみ物が置かれており誰か使用しているようです。
  
使われているデスク
整理整頓されている。瀬名と書かれた物が数多くあります。
引き出しがひとつだけあります。鍵がかかっており開けられません。
  
デスクに目星
積んである書類や本の下敷きになっている紙切れを見つけます
  
紙切れ
『材料リスト
・男女の爪、もしくは血の繋がりのある者の爪
・オッドアイの瞳
・悲鳴
・歓喜の涙
・生き血
・頭蓋骨の粉末』
  
引き出しを開ける
鍵を使い開けると、中からはノートが出てきます
1 『所長の様子がなんだか可笑しい。目が窪み、頬は痩せこけ、顔色がわるい。だが目だけは異様なまでぎらぎらと輝いている。独り言も多い。前まではこんな風ではなかったのに。』
2『同僚が一人、また一人とやめていく。仕方がない。俺もあんなのは耐えられない。だが所長を一人にはできない。』
3『断末魔が耳から離れない。暴れる腕を押さえつけた感触がまだ消えてくれない。』
4『新しい被検体が(探索者の人数)人やってきた。白髪の少年もまだ無事のようだ。もうこのようなことは終わらせなければいけない。しかし解毒剤はどこにある?』
ここで文は終わっている。日付などは記されていない。
  
監視カメラのモニター
今いる階の廊下と各部屋、そして地下牢が映されています。
※コンピューターを成功させると、カメラを止めることができます
  
カメラを止める
強制目星
あなたがカメラを切ろうとした瞬間、地下牢に見知らぬ男が現れます。その男は口角をゆっくりとあげ、赤い目をぎらりと光らせると不敵に微笑み、闇に飲まれるようにして消えていきました
Sanチェック1/1d3
  
英語のモニター
全文英語で書かれています
※英語技能か図書室から英語辞典をもってくることで英語+50で判定する
『投薬 日別結果
一日目 目眩
二日目 目眩 頭痛
三日目 目眩 頭痛 腹痛 嘔吐
四日目 記憶の混濁
五日目 睡魔
六日目 気だるさ
七日目 死亡
解毒を行うためには、解毒剤を体内に取り込まなければいけない』
  

扉4 「保管庫」と書かれています

中にはいると、ほかの部屋よりすこし涼しいです。
金属製の棚の中には、大小さまざまな瓶が大量に並んでいます
瓶には0001など数字が書かれたラベルが貼られています
大きな瓶の中には血液らしきものや何かの粉末、根本から剥がされた爪が入っています
小さな瓶には透明な液体が入っています
  
医学 あなたは粉末と透明な液体が何なのかわかります
粉末は骨を砕いたもの、液体は涙だということに
  
瓶目星 自分の手首のタグと同じ番号のラベルがついた瓶があります
中には半分ほど血液らしきものがはいっています
  
棚 目星
黒い瓶が一ヶ所に固められています
瓶が黒いので中を見ることができません
開ける あけると、耳をつんざくような絶叫が瓶から溢れだし、止むことなくこの部屋を悲鳴で埋め尽くしています
Sanc0/1
  

扉5 「W.C」と書かれています

扉を開けると分かれ道になっており、右が女性用、左側の男性用となっています
※トイレは探索する必要はありません
  

扉6 「給湯室」と書かれています

中にはいると、コーヒーのようなよい香りがあなたの鼻をかすめます
小さなキッチンがあり、飲み終わったのであろう空になったコップが水のなかにさらされています
食器棚やコーヒーや紅茶などの飲み物の種類も豊富です。お菓子もあるようです。
キッチンに置いてある時計の日時は(セッション日)の21:00を示しています
  
目星 食器棚
食器棚をみると6人分の食器が揃えられていることがわかります
  

2F

階段を上っていくと、1階とは違い、家のような雰囲気のある場所へ出てきます。
電気がついているため明るいです
いくつか扉があるようです
'画像'
  

扉1 娘の部屋

部屋は暗く、あまりよく見えませんが、家具やぬいぐるみなどが見えます
電気をつければもっとよく見えるでしょう
電気をつけると、そこがピンクを基調とした可愛らしい部屋だということがわかります。
いたるところに愛らしいぬいぐるみがおいてあります。
  
アイデア 何年もこの部屋は使われていないような気がする。そして部屋に置いてあるものをみると、部屋の主は大分幼い子供のように感じられる
  
窓 カーテンが閉められています
開ける→外は暗い
  
机 写真立ての中に写真が一枚
瀬名と女の子が写っている。二人とも大分幼い。
  
※大体調べる終わったところで、ベッドの下から音がなりはじめる
ベッドの下を調べる
※避けるためには二人以上の力が必要
ベッドを避けると、下に続く小さな扉をみつける
  
小さな扉を開ける
梯子が降りています。部屋全体は薄暗い。
降りる
薄暗いその部屋には異様なものが1つ。巨大な水槽の中に、少女が浮いていた。
その少女の皮膚の半分は腐りただれている。ゆっくりと瞼をあけた少女と、あなたは目が合います。Sanc1/1d3
水槽の横にはタッチパネル式の大きな機械とモニターがあります
  
少女
あなたたちと同じような病衣を着ていますが、手首にタグはつけていません
酸素マスクをつけており、呼吸はできているようです。
少女は何かを訴えかけるように喋っています
※聞き耳と目星両方成功した者のみ少女の言葉がわかります
少女「お父様のもとへ連れてって」そう言っているように聞こえた
そしてこの少女に見覚えがあるはずです。アルバムでみた少女と瓜二つです。
  
水槽に目星
ノアの様子が可笑しいことに気がつきます
美しいオッドアイの瞳は赤く揺らめいており、口許には微かな笑みがある
その様子に言い知れぬ恐ろしさを感じたsanc 0/1
※シークレットダイスで探索者の目星を振り、成功したものは水槽の中の少女が物凄い形相でノアを睨み付けていることが分かる
  
ノアに話しかける
あなたが話しかけると、ノアの瞳はもとに戻っています。ノアはきょとんとした表情であなたを見ています
  
タッチパネル式の機械
タッチパネルの1つに付箋が貼っており、そこには『妻が好きだった花』と書いてあり、モニターにはパスワード解除画面が表示されています
※何文字入るかはわからない
  
パスワード解除
※解除コードはLily
パスワードを打ち込むと、水槽の水が抜け、水槽の扉も開きます。
少女は一人で立ち上がり、歩くことができないようです。その場に倒れています。
※運ぶためには車イスなどを探して使うか(幸運)、担ぐのならstr対抗
少女を水槽からだすと少女は掠れた声で「私をお父様のところへ連れていって下さい」と言う。「お父様はきっと執務室にいるはずです」
  

扉2 夫婦の部屋

部屋は暗いが、家具があることは分かる
電気をつけると、綺麗で落ち着いた部屋であることがわかる
窓の外は暗い。入ってきた扉とは別に、もう1つ扉があることがわかります。
  
クローゼット
男性ものと女性ものの洋服が入っている
サイズからみるに、子供用では無いことがわかる
どれもハンガーに掛けられているのに、一着だけ、下の方に折り畳まれて仕舞われている女性もののコートがあります。
  
コート
そのコートは血に濡れて、どす黒くなっていました。
乾ききった血液が、ぱらぱらと床に落ちていきます
Sanc0/1
目星 コートのポケットから手紙が見つかる
『今日は君の誕生日だね。君が大好きなユリの花を贈ろうと思う。無垢で純粋な君にぴったりな花だ。××で待ち合わせで良いかな?素敵な一日にしよう。』
手紙はぐしゃぐしゃになり、血で汚れていた。
  

紙が一枚
『視界が赤い。体が自分の物では無くなってしまったかのような錯覚を覚えることが多くなった。』
  
奥の扉
聞き耳で線香の香りがするのがわかる
  
扉を開ける
扉を開けると、電気はついていました。
部屋の奥には仏壇がぽつりと置いてあります。
線香と花瓶の中のユリの花の香りがまざり合い、不思議な香りがする
  
仏壇
写真があります
そこに写っていたのは、アルバムでみた家族写真の女性です。
指輪もいっしょに置いてあります
  
指輪 目星
普通の生活の中では絶対につかないであろう大きな傷が指輪には残っていた。所々がひしゃげ、歪んでいる。
  
ユリの花 目星
花はとても新鮮で、花についた水滴は冷たい。
この花はつい最近取り変えられたばかりだとあなたは思う
※どれくらい最近か、といった具体的な時間はわからない。
  

扉3 執務室

※この部屋に入るとエンディングに突入するので、その旨を伝えてください
扉をあけると、立派な机と椅子があり。壁一面に本棚がある。
机の中央には銀のアタッシュケースがのっている
椅子は背中側を向いており、誰かが座っているようです
  
あなたが入ってきたことに気がついたのか、椅子に座る人物はゆっくりとこちらを向きます
「実験体が逃げ出しているではないか……言葉は一体何をやっている……」そういって此方を向いた男性の顔は酷く醜悪だった
目は窪み、隈がひどく、痩せこけた頬は骨が浮かび上がっていた。艶のない肌は土気色。生気が感じられず、まるでゾンビを思わせるような見た目だった
Sanc1/1d5
ゆらりと立ち上がると、あなたたちの方へと歩み寄ってきます。その目は殺意を抱いていた。
ED分岐
※少女を連れていた場合、少女が男性に声をかけるまで男性は気がつかない
  

風呂

※特に調べられそうなところはない
  

トイレ

※特に調べられそうなところはない
  

扉6 玄関

扉をみると、それは玄関の扉のようでした
回すタイプの鍵が2つついており、閉まっています
  
鍵をあける
何故か鍵が回ってくれません。どんなに力をいれても、びくともしないでしょう。
  
覗き窓
とても暗い
目星 すこし離れた所から、誰かがこちらをみています
真っ赤な双眸をもったそれは、あなたと目が合うとにやりと笑い踵を返していきます
  
執務室 エンディング分岐
ハッピーエンド 娘を父親の元へつれていく
男性が近づくと同時に、少女が「お父様」と呟く
男性はそう呼ばれて初めて少女の存在に気がつきます。少女の存在を認識すると「どうして……なぜここにいる……‼出てきてはいけない…‼今すぐ戻れ‼」と狼狽え始めます。
少女は毅然として「戻りません。お父様だって気がついているでしょう。私の病がどう手を尽くしても治らないことを。表面だけではなく、内側も侵食されつつあります。もう永くはないでしょう。”私のため”だなんて言わないでください。このようなことはやめるべき…です…。」
そこまで言うと少女は血を吐きますが、それでも話し続けます。
「ずっと苦しかった!優しかったお父様が可笑しくなっていくのをみるのも!なにもかも!水槽の中で数年を過ごしましたが、良くなるどころか辛いばかりです…。痛くて痛くて仕方ないのです。」
少女は地を這いながら、血に濡れた手を必死に父親へと伸ばします
父親は娘の手をとり、力一杯抱き締めると、震える声で「すまなかった……」と繰り返し呟いていた。ぽろぽろと涙を溢す彼の右手には、幸せそうに笑う家族写真が握られていた。
男は「娘が助からないのなら、このようなことを続けていたって意味がない」そう呟くと、机の上のアタッシュケースを渡してくれます。
「これを摂取すれば記憶も全て元にもどり、解毒も行われる。
……言葉、居るだろう。彼らに治療を。」
そう言うと、扉を開けて瀬名言葉が入ってきます。言葉は頷くとアタッシュケースから注射器を取りだし、あなたたちに薬を打ちます
 
薬が体内に入ると、抗うことの出来ない眠気があなた達を襲います。
眠りに落ちる瞬間「俺はどこまででも所長に着いていきますから。一人になんてさせませんよ。」そういって笑う瀬名言葉をあなたは見たことでしょう。
騒がしいテレビの音で目をさますと、そこは自室の寝具の上です。そして目をさますとともに、失われていた数日の記憶をすべて思い出します
一人で道を歩いていたら、何者かに襲われ気が付くと牢屋の中だったこと。
自分以外にも人がおり、全員何かの薬を撃たれたこと。体調不良に数日悩まされたある時、牢屋の鍵を見つけ天井裏に隠したこと、そして目をさますと一連の記憶を無くしていたこと。
ちりちりと痛む腕をみれば、注射をうったあとがはっきりと残っており、夢ではなかったことを嫌でも自覚させる
先ほどから騒がしいテレビをみれば、瀬名 樹 (48歳)、瀬名言葉(20歳)が人間を使い残虐な人体実験を行い逮捕されたというニュースをみる
化け物のようだった彼の表情は、心なしか穏やかだった。
ハッピーエンド1 『私はすがる相手を間違った』
san回復 1d10+5
薬学 +15
化学 +15
  
※ノアと一番仲良くしていた探索者はすこしエンドの描写が変わります
ふと横をみると、そこには真っ白な毛をもった猫がいます
あなたが起きたことに気が付くと、猫も目を開きます。瞼に隠された瞳は黄色と青のオッドアイ。美しい瞳を輝かせながら、一声鳴く。「あなたの人生に幸多からんことを!」少年のような、あどけない声があなたの耳に聞こえたことでしょう。
ハッピーエンド2 『幸せを呼ぶオッドアイの猫』
San回復1d5
幸運+15
  
バッドエンド 娘を父親の元へつれていかなかった
じりじりと確実に距離を詰めてくる男性に後ずさりをするあなた
背後はすでに壁、逃げなくては。そう思い足を踏み出したその瞬間。ぐるりと視界が反転する。意識を保つことで精一杯なほどの強烈な眠気があなたを襲う。
床に倒れこむあなたを見ながら腕時計を確認する男性
「そうか…そろそろ次の症状がでる時間か……」ぶつぶつと何かを呟きながら、男性は引き出しを漁っています
何かを手に取り再び歩み寄り手をノアへと伸ばす。
「この目玉が必要だったんだ……これで全部だ……」男の手には鉗子が握られています
ノアは強烈な眠気により抵抗することも出来ず、ぶちりぶちりと目をくり貫かれました。
目がくり貫かれていくおぞましいその様子を見ているだけで、あなたは何もできません。
ノアを床へ放りなげると、次はあなたに手を伸ばす。
「お前にも余すとこなく材料となってもらう。」
つり上がった口角と真っ赤に染め上がった瞳からあなたは目をそらせなかった。
バッドエンド1 「薬の糧」
ロスト
  
登場人物紹介
所長 「瀬名 樹」48歳
娘の病を治すために邪神にすがってしまった男性
妻を早い内に事故で亡くした彼は、娘まで失うことをひどく恐れた。
だが娘のためを思うばかりに気が狂ってゆき、人の言葉に耳を貸さなくなった。
共に研究をしていたメンバーからは見限られ、次第に孤立していった。
妻と娘、そして養子の言葉を心のそこから愛していた
※本来のappは13だが、ゾンビのような見た目になっているため、現在のappは5とする
str15 con10 pow13 dex15 app13→5 siz15
int8 edu12
  
研究員 「瀬名 言葉」20歳
孤児だった彼は頭のよさを買われ、研究施設へやってくる。
居場所を与え、本当の家族のように愛情を注いでくれた所長には感謝しており、幼少の頃から支え続けた。
娘に病が見つかってから所長の様子はみるみるおかしくなり、非道を尽くす所長の姿と残虐な実験の数々を見ていられなくなった彼は材料となるはずだった探索者の救出を企てる。
すべて終わったとき、所長とともに警察へと出頭するようだ
str13 con11 pow15 dex12 app11 siz14
int14 edu17
  
妻 「瀬名 小百合」 享年35
瀬名 樹の妻。
美しい女性。
誕生日の日、事故に巻き込まれ死亡。
幼い娘を置いて、先だってしまった。
自分の名前と同じユリの花が大好きだった。
app17
 
娘 「瀬名 菖蒲」 18歳
10歳のころ、治ることのない不治の病を患う
じわじわと皮膚が壊死していき、腐り落ちる
何年もの間に痛みと苦しみを味わい続けていた
壊死を送らせるという液体を入れた水槽の中で10歳のころから今まで生きてきた
遅らせるだけで痛みはあるので毎日苦しくて仕方がなかった
父親を唆したやつのことが許せない
日に日に狂っていく父親を見ているのが耐えられなかった
皮膚は腐っていて醜かったが、母に似て本来はとても美しい少女
父と言葉に看取られながら最後は亡くなる
str10 con10 pow8 dex15 app17 siz13
int17 edu16
  
ニャルラトホテプ
父親を唆し、暇潰しの1つにしようとした張本人
水槽の中の液体はわざと進度を遅らせて苦しめることによって、より長く楽しむためにニャルが用意したもの
シナリオ本編では監視カメラに少し写ってみたり、ノアの体や父親の体に憑依することで様子を見ていた
  
オッドアイの猫 「ノア」12歳
白髪のふわふわとした髪に黄色と青のオッドアイ
彼の正体は猫。薬を作る際の材料、オッドアイ(猫)として連れてこられた。
但し猫だとつまらないと考えたニャルは人間の体と知識を与え、時々憑依していた
クリア後は一番仲の良かった探索者のもとへ『幸せをよぶオッドアイの猫』として居座ることになる
str12 con10 pow17 dex13 app18 siz11
int16 edu14
回避66 こぶし70 応急手当65 隠れる70
聞き耳75 忍び歩き75 追跡60 登攀60
図書館40 目星75 跳躍60 母国語(英語)70
  
あとがき
お疲れさまでした。シナリオ第4作目、「不死の愛」楽しんでいただけたでしょうか?
死んでもなお、消えることはない父娘の愛。と治ることのない病をかけて「不死の愛」というタイトルにしてみました。
人の心のすき間に入り込んでくるニャル様は安定で性格が悪いですね。
ノアが美形なのはノアがニャルなのでは?と思わせるためです。
菖蒲がなぜノアを睨み付けていたかというと、彼女はニャルのせいで父親が狂っていったのを知っているからです。ノアにニャルの姿が見えたため、睨み付けていました。
天井裏にあった鍵は、薬を打たれて1日目の時点で発見し、見つけた探索者の誰かが隠しました
写真の裏の文字が掠れていたのは父親の涙の痕です
トイレや風呂は生活に必要なので不自然にならないように用意しましたが、特に何かがあるわけではないので調べる必要はありません
バッドエンドの描写で眠気が襲うのは、丁度日付が変わり、記憶の混濁の次の症状である睡魔が現れるからです
父娘の愛の物語。不死の愛(ふしのあい)をプレイ、閲覧して頂きありがとうございました。

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時々シナリオ投稿してます 何か質問などあればお気軽にコメント欄へ Twitterアカウントはこちら→@amasuba200

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