2018年01月14日更新

夢誘

  • 難易度:★★|
  • 人数:1人~3人|
  • プレイ時間:1~2時間(ボイスセッション)

ヒプノスによって"夢"の中へ"誘"われた探索者のお話
『あなたは自身の首を鋭利な何かで切り裂く夢をみた』
推奨技能:目星、図書館、他言語
準推奨技能:機械修理
ソロでもまわせるシナリオとなっています
※一部Wikipediaの引用、オリジナル神話生物の登場、なぞなぞ・クイズ専門サイトさんから問題をお借りしました

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ストック

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あらすじ

ヒプノスは人間の見る夢に興味をもった
ヒプノスは自ら夢を作り出しそこに探索者たちを呼び込み様子を見ることにした
※リアル時間30分ごとにpow×5の眠さ対抗ロール
成功すれば眠くならない
失敗すれば眠たくなり使える技能に-5の補正がかかっていく
補正をかける技能はダイスで振るなどをして決めてください

[導入]

時刻は夜の23時
あなたたちはいつも通り眠りにつく
ですが、あなた達はとある夢を見ます
それは、あなたがあなたの首を鋭利な何かで切り裂く夢でした
あなたは驚き、飛び起きるでしょう
何て気持ちの悪い夢なんだと思いながら、時刻を確認をすると6:30と出ていました
仕事や学校へ行くためにあなた達は支度をします
※持ち物の確認
  
家から出ようと扉を開きます、するとそこは見慣れた町並みではなく、重厚そうな扉がある、真っ白な空間でした
↓複数人の場合
回りを見渡すと、あなた以外にも人がいるようです
※RPを始めてください
  
重厚そうな扉
この世のものでは無さそうな強度をもった扉です
鍵はかかっていません
※耐久値 測定不能
  
扉へ目星
「鍵は同じ色の中に」
と小さく彫られているのを見つけます
  
扉へ聞き耳
なにも聞こえません
  
扉を開ける
扉を開けると、無機質な部屋のなかで一際異色を放っているピンク色の生物が目にはいります
かなり大きいその生き物は牢屋のようなものの中に閉じ込められています
  
ピンク色の生物(獏のステータス)
STR16、Con16、pow13、DEX10、SIZ19、
INT20、耐久18
  
そして西、北、東の壁にはそれぞれ扉があり、部屋の隅には真っ赤な林檎が一つだけ実っている木があります
  
※入ってきた扉についての言及があった場合
入ってきた所の扉は消えてしまっています
sanc 0/1
  

ピンク色の生き物

生物学or知識の半分
このような色の生き物は初めて見たが、見た目は獏によく似ていると感じる
  
牢屋に目星
牢屋の扉が四つの南京錠で鍵が閉められいます
赤、青、白、黄の南京錠です
※間違った鍵を持ってきて開けると、リアル時間10分間その場に倒れこみ眠ってしまいます
  
生き物に話しかける
生き物は話しかけられ、うっすらと目を開ける。
するとあなた達の脳に直接語りかけてきます。
「なんだお主ら?人のようだが、ここはお主らのがくるような場所ではないぞ。早く家に帰してやりたいがこの状態ではまともに動くことも出来なくてな。すまない。」
そういうと再び目を瞑ってしまいます。
※この後は全ての南京錠を外すまでこの生物は喋りません
  
林檎の木に目星
つやつやとしていてとても美味しそうです
木の根もとには土があり、その土が不自然に盛り上がっています
  
土を掘ってみる
土を避けると、そこからバラバラになった人間の指、腕、足などが出てきます
Sanc 1/1d3
  
林檎を持つ
普通の林檎ではないような重みがあります
  
林檎を割る
※割り方はどのようでも構いません
※林檎の耐久値5
林檎を真っ二つにすると、中から血液のような真っ赤な液体と共に赤い鍵が出てきます
Sanc 0/1
  
南京錠 赤を開ける
カチリと音がして、錠が一つ外れました
  

西の扉

木製の扉、鍵はかかっていない
目星→なにもない
聞き耳→聞こえません
  
扉を開けると、書庫だということが分かります
書棚は右と左にあります
そして壁には白い額縁に縁取られた、美しい人魚の絵が飾られています
  
図書館
あなたは右側の書棚からとある一冊の本を見つけます。
※この本は異国の言葉で書かれており、読むためには他言語か知識の二分の1でのロール成功が必要
右の書棚「夢食い獏」について
獏とは中国から日本へ伝わった伝説の生物
人の夢を食らっていきると言われるが、この場合の夢は将来の希望の意味ではなく、レム睡眠中に見る夢である。
獏は恩を忘れることはない。
悪夢を見た後に………
この先は破りとられていてわかりません
  
左の本棚 メモ1
目星
本と本の間にこのようなメモが挟まっていました
『時折暴れだすため、錠はしっかりかけておくこと』
  
左の本棚 メモ2
目星
本と本の間にこのようなメモが挟まっていました
『黄色い小鳥は少し頭がわるい、何でも飲み込んでしまうだろう
虎はいつも腹を空かせている』

  
人魚の絵画
目星
人魚の手には白い鍵が握られていました
※絵画に触っても特に変化はない
  
絵画を取り外す
裏側に鉛筆が一本とこのような文章が書かれていました
「”それ”がどんなものか、人に説明しようとすると”それ”が現れます。ところが、現れるのに姿は見えません。”それ”はなに?」
その下には書き込めるくらいの空白があります
A.声
あなたが余白に答えを書き込むと、その文字はすっと吸い込まれ消えていきます。
そしてその絵画の中から鍵が落ちてきます
人魚の手には、もう鍵は握られていませんでした。
  
※答えを間違った場合の描写↓
あなたが答えを書き込むと、バチリと火花が散り、あなたは軽く火傷を負うでしょう
耐久値-1
  
白い鍵つかって南京錠を開ける
かちりと音がして南京錠は外れました
  

北側の扉

木製の扉です。鍵はかかっていません
目星 なにもない
聞き耳 聞こえない
  
扉を開ける
扉を開けると、開けた扉の隙間から、肌寒い空気が流れ込んできます
部屋は薄暗く、視界が良くありません
  
中に入ると、あなたは気づいてしまいます
薄暗い空間の中に、異常な量の棺が、壁を覆い尽くしているということに
Sanc 1/1d3
  
棺に目星
どの棺も南京錠で鍵がかけられて開けられないようになっているのですが、3つだけ南京錠が破壊されている棺があることがわかります
※他の棺はあきません
  
西の棺
南京錠が壊されています
※機械修理で直せる
棺を開ける
中には男性が様々な機械に繋がれ、目を瞑っています。そして首から青色の鍵をぶら下げています
※鍵を取ることは可能
  
医学 脈はあるようです
  
目を開いてみる
緑色の綺麗な目です
  
西の棺に目星
この棺だけが、他の棺と位置が若干違うことに気がつきます
  
アイデアorリアルアイデア
もしかしたら動くのかも知れないと気づきます
※重いので動かす場合strが合計20以上で可能
  
棺を動かす
あなた達は棺に力を込め、動かします
すると、棺の向こう側にはまっすぐな通路があり、通路の向こう側からは光が少し漏れていることが分かるでしょう
  
北の棺
南京錠が壊されています
※機械修理で直せる
中には様々な機械に繋がれた少女が眠っています
少女は首から青色の鍵をぶら下げています
※鍵を取ることは可能
  
医学 脈はあります
  
目を開く
青色の綺麗な目です
※正解の鍵はこの少女
  
東の棺
南京錠が壊されています
※機械修理で直せます
様々な機械に繋がれた女性が目を瞑っています
女性は首から青色の鍵をぶら下げています
※鍵を取ることは可能
  
医学 脈はあります
  
目を開く
綺麗な赤い目です
  

隠し通路

進んでいくと、スライドタイプの扉があり、その扉は3センチほど開いています
  
扉に目星
研究室と書かれているプレートがあります
  
聞き耳
機械が動く音が聞こえる
  
覗く
中にはモニターがいくつもあり、何かが映っています
ですがなにが映っているかまではわかりません
長机の上には物が散乱しています
そして人がいるような様子もありません
  
※部屋に入らずモニターを見るなら目星
※入るなら技能は振らなくて良い
あなたはモニターを見るために目を凝らしました
そしてあなたは驚きます。なぜならそこに映っていたのは、自室で眠っているあなた達自身だったからです
  
研究室
机の右目星
メモを見つける
「数時間語、新しい被験体(探索者の人数+NPC)名の脳を取り出す作業に移行する。」
  
机の左
目星
破りとられた本の一部が見つかります
他言語or知識の半分
内容は「この夢を獏にあげます」と書かれていました
  
棺の部屋から出る
※棺に鍵をかけていなかった場合
あなた達がこの部屋から出ようと扉に手をかけた瞬間、不気味なうなり声が棺から聞こえてきます
南京錠が壊された棺の扉が乱暴に開け放たれ、中にいた三人が一斉に襲いかかります
※戦闘ロールです
※倒さない限り何処までも追いかけてきます
※戦闘回避の方法は機械修理で南京錠を直すか、獏の牢屋から取り外した鍵を使用する
  
緑色の目の男性
STR11 CON9 DEX12 APP11 SIZ14
耐久値 12
こぶし70
db+1d4
回避はしない
  
青い目の少女
STR8 CON10 DEX14 APP14 SIZ13
耐久値 12
こぶし60
db 0
回避はしない
  
赤い目の女性
STR12 CON12 DEX9 APP8 SIZ16
耐久値 14
こぶし60
db+1d4
回避はしない
  
青い鍵をつかって南京錠を開ける
かちりと音がして南京錠が外れる
  

東の扉

木製の扉です。鍵はかかっていません
目星 なにもない
聞き耳 聞こえません
  
扉を開ける
扉を開けると、壁に今にも動き出しそうなほど精緻に作られた虎の絵画があります
そして黄色い鳥かごのようなものも置いてあります
床には男性が倒れています
  
男性
どうやら眠っているようです
  
起こす
あなたが男性を起こすと「…俺は一体……?」といって目を覚まします
「お前たちもここへ迷いこんだのか?実は俺もなんだ。気がついたらここにいて……そして急に眠くなって寝ちまってた。起こしてくれてありがとな。」
  
「そういえば、うろ覚えなんだが…
ここにくる前に俺は夢を見たんだ
自分の首を切り裂く夢だった……
お前たちは何か夢を見たりしたか?」
  
NPC 桐生 憂(きりゅう うい)♂ 23歳
格闘家
STR14 CON10 POW14 SIZ16 DEX12 APP12
INT11 EDU10
SAN70 幸運70 アイデア55 知識50 MP14
耐久値13 db+1d4
キック80 MA70 こぶし68 投擲50 回避80
目星50 応急手当50 聞き耳65
  
鳥かご
とても大きく立派な黄色い鳥かごです
中を覗くと黄色い羽毛をもった可愛い小鳥がいます
小鳥はあなた達のことを、時折首を傾げながら見ています
  
目星
鳥かごの中で飛び回っているのですが、からだが重そうで飛びにくそうにしています
  
虎の絵画
見れば見るほど本物にしか見えません
  
この部屋から出る場合(強制)目星
一瞬虎の瞳が自分たちのことを見たような気がしました
  
鳥と虎を近づける
明らかに鳥は怯えています
  
鳥を虎に食べさせる
絵画に鳥を近づけると、鳥は絵画へ吸い込まれて行きました
数秒後、骨が砕かれるような音が絵画から聞こえ、絵画からは血に濡れた黄色い鍵が放り投げられます
Sanc 1/1d5
  
黄色い鍵で南京錠を外す
かちりと音がして南京錠ははずれます
  
すべての南京錠が取り外されると、重々しく牢屋の扉は開き、中からはピンク色の皮膚を持った生物がゆっくりと出てきます
その生物はふわりと宙に浮くと「まさか人の子らに助けられるとは……
我らは恩を忘れぬ種族ゆえ、お主らには礼を返さなくてはいけん
受けとれ、これでお主らは帰れる。」
  
そういうとずっしりとした重みのあるナイフをあなた達に渡してくれます
  
強制アイデア
夢でみた鋭利なものと瓜二つだと気づきます
  
「帰りかたは分かるか?お主達はもう知っているはずだが?」
  

エンディング分岐

ハッピーエンド1 条件 自身をナイフで貫く
自身をナイフで貫きましたが、痛みはなく、血も出ません
あなたの体は光に包まれ、そして段々と眠気が襲い、そのまま自然と目を瞑ります
ぬるま湯に浸るような不思議な感覚のなか、あなたは目覚めます
そこは自室の寝具の上です。カーテンの隙間から光が漏れ、朝だということを告げています
時刻を確認をすると、6:30でした
先程の体験は一体なんだったのか。現実?それとも只の夢?あなたは不思議に思いながらも、今日一日を過ごすでしょう
Happy end1

SAN回復 1d10
獏の加護 幸運+3、耐久値の上限+1、装甲+1
  
ハッピーエンド2 条件 獏の呪文
獏「この呪文をよく見つけたな。唱えれば我はどんな悪夢でも食らう。ただし我の空腹の具合が丁度一人分の夢なのだ。つまりこの呪文を使って帰ることが出来るのは一人だけなのだ」
  
あなたがその呪文を唱えると、ふっと意識が遠くなり、そのまま勢いよく床へと叩きつけられそうになった瞬間、ぱちりと目が覚めます
そこは自室の寝具の上でした。カーテンの隙間から光が漏れ、朝だということを告げています
時刻を確認すると6:30でした
先程の体験は一体なんだったのか。現在?それとも只の夢?あなたは不思議に思いながらも、今日一日を過ごすでしょう
Happy end2
san回復1d10
獏の加護 幸運+5、耐久値の上限+1、装甲+1
  
バッドエンド1 条件 呪文も唱えず、ナイフで貫くこともしなかった
強制聞き耳
北の部屋の方から複数人の足跡が聞こえる
北側の扉が開くと、白衣を身につけた人間と思われる者が5人ほど現れ、あなたたちを囲みます
抵抗する間もなく担ぎ上げられると、急激に体の力が抜け動くことが出来なくなる
かろうじて目だけは動かすことができ、あなたを担ぎ上げている人物が棺の部屋へと向かっているということがわかります
棺の部屋には(人数分)の棺が床に並べられていました
あなたを棺のなかに寝かせると、手際よく機械を付けていき、そしてそっと囁きます。
「目覚めることのない夢を見に行こう」
かちりと棺の鍵が閉められた
ロスト
  

解説

お疲れさまでした。楽しんで頂けましたか?シナリオを作るのはこれで二作目でしたが投稿するのはこれが初めてでした
それでは解説をしていこうと思います
  
このシナリオはヒプノスが探索者に見せていた夢です。つまり探索者の皆さんは目覚めたように見えて、実は夢の中を探索していました。
    
首を切り裂く夢を見せた者の正体は獏で、これ以上迷い混んで出られなくなってしまう人が増えないようにこの空間からの脱出の仕方を夢にして見せました。  
獏は探索者がここに迷い混むずっと前から牢屋の中に幽閉されていました。獏は夢を食べてしまうため、ヒプノスにとっては邪魔にしかならなかったのでしょう。
  
ちなみに獏の皮膚の色がピンク色なのは幻想的で素敵かなと思ったのと無機質な部屋の中で目立たせたかったからです
  
棺の中の三人は当初は家族という設定では無かったのですが、テストプレイを友人に頼んだ際に、家族だと思ったそうなのであの三人は家族という設定にしました
  
黄色い鍵の取りだし方法はやはり虎に食べさせるか、探索者自ら取り出すか、獣医の探索者などがいれば殺さずに取り出せるかもしれません。その場合はその探索者にボーナスをつけたりすると良いと思います。
  
このシナリオが出来た経緯は、私が夢の中で『自分を刺し殺さないと出ることができない』といった夢を見たことがきっかけでした。恐らくどこかの暇をもて余した神が暇潰しに見せた夢だったのでしょう。
  
夢誘(むゆう)をプレイして頂き、有難う御座いました。

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時々シナリオ投稿してます 何か質問などあればお気軽にコメント欄へ

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